劇場 「BLOCH 」の軌跡

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 先日はリモートで24時間企画、24時間劇場イベント オンライン ~みんなの愛でBLOCHを救う~http://wavision.net/bloch24/」、一部分だけでしたがオンラインで観ました、それぞれのこの劇場の思い出等、面白かったですね、私も「投げ銭」、少しでしたが送りました!!

 「BLOCH(http://bloch-web.net/」が札幌市中央区北3条東5丁目岩佐ビル1Fで開業したのは2001年、99席でスタート。その前身は、1986年に建てられた「札幌本多小劇場」が、その後名称を変え、札幌の演劇界の拠点となっていた「ルネッサンス・マリアテアトロ」でした。私自身、生まれた札幌市中央区南1条西5丁目から近かったので、本多小劇場、マリアテアトロには何回か観劇に行きましたね。

札幌岩佐ビル1階

札幌岩佐ビル1階

入り口

入り口

支配人和田研一さん

支配人和田研一さん

 そしてこちらの記事も歴史を語っています。

< 札幌の劇場文化を受け継ぐ、演劇専用小劇場「BLOCH」 > https://sapporoyard.com/story/2114/

村上陽一郎先生は語る!

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 『人間と感染症』と題して、村上陽一郎先生のリモート講演に参加しました。秋山財団の7回目の特別講演でお越しになって以来の先生のお話、20年ぶりでしょうか、現在のコロナ禍において、歴史に基づいたそもそも論として、大変示唆に富む内容でした。

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秋山財団第7回特別講演

医学と医療のはざま 村上陽一郎 [著]

(秋山財団ブックレット, no. 7) https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA44631443

秋山記念生命科学振興財団, 1999.1

* 秋山財団ブックレット一覧ーー> https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN10297670

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村上陽一郎先生

村上陽一郎先生

 今回はのテーマは『人間と感染症』。

 印象的な幾つかの言葉をメモしました。~~~~~~~~~~

* 歴史的には、感染症は人口増に対する調整弁

* 戦後の日本社会ーー「生きる」ことを最大価値としてきたー>生きさえすればいいー>「死」を遠ざけ過ぎ

* 超高齢社会はいき過ぎ

* 核家族ーー>「死」を遠くし過ぎた=生きていることの意義からも遠ざかる

* 明日死ぬかもしれない、身近な「死」ーー>「生」も充実するはず

* 「常識」から「良識」へ:自分の中に育てる努力が必要、新しいものを取り入れること

* 「サイエンス・コミュニケーター」の重要性

* ワクチン接種の課題ーー>健康な人を病気にすることで、100%安全ではない

* 「個人防衛」 VS 「社会防衛」 のジレンマ

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 村上陽一郎先生編『コロナ後の世界を生きる』が、24名の著名人の提言として、7月に出版されています。

『差別』を語る!

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 こちらが主催のオンラインイベント、新しい気付きが満載でした。今回、ハーバード大学の日米関係研究所からご案内がありました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=37754

 今の時代だからこそ観ることができて、身の回りの差別について気づくこと、知ること、そして、差別に対して考えていくヒントを得られたような気がします。

Japan https://japan.girlsintech.org/blog/

 トークの詳細はこちらーー> https://japan.girlsintech.org/%e3%82%a4%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%88%e5%a0%b1%e5%91%8a%ef%bc%

~~~~~~~~~~~~~~HPからの引用

 最近,差別の話を日本でもアメリカでもよく耳にしますね。

 ニュース等で話題には上がるけれど自分では話題にしにくいなぁとか、私は当事者ではないから差別について話すべきではないのではないかと思っていませんか?

 でも、差別は様々な形で私たちの周りに日常的に蔓延しています。私たちも無意識のうちに誰かを傷つける差別的発言をしているかも知れませんし、海外では私たち日本人も差別を受けることがあるかも知れません。

 そこで、国内外様々な分野で活躍する女性をお呼びし, ジョージフロイド氏の事件を機に世界的に広がりをみせたBlack Lives Matter運動を始めとする人種差別問題だけでなく,性差別など差別全般について話し合うイベントを開催します。

 パネリストには,差別と偏見の違いや、私たちの日常生活に浸透する差別や偏見に基づいた行動や言動について話し合っていただき、身近で起こっている差別に関する意識を深めたいと思っています。

 イベントは日本語で行われます。グローバルな視点での行動を取りたい日本語話者,日常的に海外との仕事等やり取りが多い日本語話者の方々が主な対象となると考えています。

8/1 (土)第一回目は,「知る・気付く」
8/22 (土)第二回目は,「行動する」
で開催します。

~~~~~~~~~~~~~~~~ 引用おわり

 Part2ももうすぐですね。

『こころの時代』保山耕一さん

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 NHK教育TV 『こころの時代~命の輝きをうつす』、保山(ほざん)耕一さんの昨年末の再放送でしたが感動しました。

* 奈良県在住の映像作家・保山耕一さん(https://hozankoichi.wixsite.com/profile

 末期のがんを抱えながら、毎日、奈良の自然や寺社仏閣を撮影しています。その日に撮った映像はすぐさま編集してSNSで発表、「奈良の365日の季節のうつろいを写した作品」は「涙が出る」「神様の気配がする」と静かな反響を呼んでいます。自らの死と向き合いながら、奈良の風景を写し続ける保山さんにレンズの先に見つめる世界についてのインタビュー(2019年2月放送)。

がんからの生還!

がんからの生還!

映像作家・保山耕一さんの言葉

 「繊細な月はゾクッとしますよ。真剣に探さなければ見つからないんですよ。でも、誰でも見ることができる。見つけた先には極上の美がそこにはある」

* https://www.youtube.com/playlist?list=PLS5Pw7C3Z4tCwQ10as2VF9Q-6Du_hWEpF

 自らの病気からの復活により、「いのち」への洞察が深く、広くなり、それを映像を通じて表現し世の中に発信する、素晴らしい活動です!

『SDGs みらい甲子園』表彰式 2020

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 「第一回SDGsQUEST みらい甲子園(https://ict-enews.net/2020/01/29sdgs/」表彰式、関西・北海道オンライン大会がZOOMで開催されました。新型コロナ感染の影響からオンライン大会とし、関西と北海道の合同による表彰式です。

「SDGsみらい甲子園」~~~~~~ HPより

 気候変動、エネルギー、生物多様性、ジェンダー、水・・・さまざまな地球や人間社会にある問題をどうしたら解決していけるか。高校1・2年生がその解決策となる「SDGsアクション」アイデアを発表するコンテストです。空想や夢よりも、より多くの人たちへの参加や広がり、課題を解決する力や効果、新しいそして楽しい発想に基づいたこれぞというアイデアを表彰し、応援します。

~~~~~~~~~引用 おわり

 これは、2030年に向けて持続可能な開発目標の達成を加速させるために、高校生自身が考えた優れたアイディアやアクションの中から、世界と地域の課題を解決する勇気あるアクションを讃え、表彰されました。

 一次審査を通過した選抜チーム(北海道10チーム・関西12チーム)は、6月にプレゼンテーション動画による二次審査を経て、審査は各実行委員及びアドバイザーや協賛企業の協力によって採点され、オンライン大会にて以下の各賞が決まりました。オンライン大会では、選抜された北海道と関西の22チームがZOOMで参加頂き、探求テーマから立案されたSDGsアイデアとアクションを公表し、自己紹介の後、各賞の発表が行われました。

 また後半は高校生の交流を目的に、北海道と関西のチームが混合し、SDGsアイデア賞やアクション大賞のモデルを磨き上げるワークをブレークアウトルームにて討論されました。

* 選考結果ーー> https://sdgs.ac/areas/result/

ZOOMで開催!

ZOOMで開催!

北海道SDGsアクション大賞
関西SDGsアクション大賞

 北海道エリアでは、秋山財団も協賛させて頂き、賞も提供しました。

秋山財団も応援!

秋山記念科学振興財団賞

北海道函館水産高等学校  チーム: 函水CPR

 「七重浜の海の豊かさを守ろう~農業と漁業が基幹産業の北斗市を発展させるための活動~
北斗市七重浜の海の豊かさを守るために、海岸清掃、環境保全、海洋調査の三つの活動を行い、SDGsアクションを展開。海を中心にみんなが幸せになることをSNSで発信していく提案です。

私もコメント!

私もコメント!

 今回の企画、後半は高校生の交流を目的に、北海道と関西のチームが混合し、SDGsアイデア賞やアクション大賞のモデルを磨き上げるワークをブレークアウトルームにて討論されました。ZOOMで開催した故の企画で第一回として大変貴重な体験となりました、これからが楽しみです!!!

一次産業 四つの『白書』 2020

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 「一次産業 四つの『白書』 2020」の合同説明会が開催されました。
* 『食料・農業・農村白書』 https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/r1/index.html

* 『食育白書』 https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/wpaper/r1_index.html

* 『森林・林業白書』 https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/r1hakusyo/index.html

* 『水産白書』 https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/R1/index.html

4つの白書

4つの白書

 コロナ禍での説明会、3密を避けての座席も新しい開催の雰囲気。

3密を避けて

3密を避けて

 特に私は、『森林・林業白書』に注目しましたが、SDGsを含めた新しい時代の展開については、札南高学校林の方向性と同じで、大変興味深く聴いていました。

特に林業に注目!

特に林業に注目!

 そして、これまでの「経済 vs 環境」の図式ではなく、こらからは「経済」「社会」「環境」の共存の概念の重要性は、今のコロナ禍を、「経済 vs 感染症」の図式ではなく、ポスト・コロナは「経済」「社会」「新型感染症」の共存こそを目指す概念の必要性を感じました。

今の状況認識と酷似!

今の状況認識と酷似!

 さらに、白書の説明の最後で紹介された『北の森のマンガ(https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/square/kinoehon/index.html)』、作者の平田美紗子さんは、北海道森林管理局に勤務で、私の高校の後輩、素晴らしいお仕事です!

高校後輩の作品!

高校後輩の作品!

学校林作業検証 2020夏

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 今年度の札幌南高等学校林の作業道づくりが終了し、先日は学校林財団(http://www.rikka-forest.jp/)理事による検証活動が行われました。

2020年度学校林作業
ー森林作業道ほかー
4月27日 学校林入林
〜29日 巡視、オオムラサキエリア笹刈り、林道笹刈りなど
4月30日 林道補修、2019年度使用土場整理(進捗50%・6月中旬完了予定)林道笹刈り
人員
林業チーム足立 / 林業見習い佐野
佐野 靖秀 さん
株式会社 電通北海道 勤務・クリエイティブディレクター
学校林バイクチームメンバー
電通北海道(もしくは電通本社)の新事業企画のためのアイディア収集とご自身の「森林・林業」への関わりをもちたいため、outwoods(https://kurashigoto.hokkaido.jp/life/20200327093000.php)の業務に随行している。
「道作り」に可能性を感じ、今回学校林の作業に見習いとして加わりながらその要素を学んでいます。
5月 4日 作業道作設段取り開始
5月 7日 作業道掘削着手
5月12日 「請書」受理→押印書類発送準備
5月13日
〜22日 作業道約1000mを完成予定
残り約800mについては
6月以降着手予定

作業道の計測

作業道の計測

作業の最先端

作業の最先端

既存の道からも近い所

既存の道からも近い所

別の入り口の検証も

別の入り口の検証も

 着々と100年の森づくり戦略に基づいて前に進んでいます。

* これまでの学校林関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%9E%97

ポスト・コロナ時代の演劇公演 !

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 「ポスト・コロナ時代」の新しい様式、その顕著な事例が演劇分野で観て取れます。「札幌演劇シーズン2020-夏キッズプログラム」として、劇のたまご「ぐりぐりグリム~長靴をはいた猫(http://www.h-paf.ne.jp/zoo/200728nagagutsu_syuuryou/」は、全公演を予定通り実施し、無事終了しました。

 先日、暫くぶりにオープンした「シアター・ZOO(http://www.h-paf.ne.jp/zoo/)」、今回の公演では新型コロナ対策のガイドラインを明示して、実際の劇場では入り口から受付、劇場内と、以前とは違った様相を呈していました。私はこの斎藤歩芸術監督のメッセージは、歴史的名文だと誇りに思っています。

* 芸術監督のメッセージーー> http://www.h-paf.ne.jp/zoo/200723geijutukantoku_seimei/

* 対策の様子ーー> http://sapporoza.blog.fc2.com/blog-entry-145.html

 私が観劇した時も、地下に降りていく階段から始まり、ロビー・受付の景色、そして小劇場内の客席の様子、以前とは大きく異なり、これがこれからの演劇・劇場のあるべき姿かと、驚きでもあり、ここまで事前に対策を講じた関係者のご尽力に感動した次第です。

地下への入り口でも

地下への入り口でもソーシャル・ディスタンシング!

 お金のやり取りにも最新の注意、お釣りのお札は消毒液に浸けて乾燥してのお渡し!!

ロビーでの受付風景

ロビーでの受付風景

 小劇場内は、英語翻訳はいつも通りながらのスライドで、座席は最前列はいつもよりも舞台から距離を取り、座席間隔も空けての公演です。

劇場内

劇場内

 つい6か月前には、考えられもしない演劇を取り巻く環境の激変、今思えば、今年2月の公演『虹と雪、慟哭のカッコウ(http://sapporoza.blog.fc2.com/blog-entry-136.html)』も、このような様式で行われた最後の記念すべき芝居だったとも言えます、時代は変わりました!!

* ご参考ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%80%8E%E8%99%B9%E3%81%A8%E9%9B%AA%E3%80%81%E6%85%9F%E5%93%AD%E3%81%AE%E3%82%AB

NHKBS1「封鎖都市・武漢」

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 NHKの(実質はテムジンの制作)BS1スペシャル「封鎖都市・武漢~76日間 市民の記録~」は、実に見応えのある番組でした。

 新型コロナウィルスが発生し、76日間、封鎖された中国・武漢。ロックダウンされた町で何が起きていたのか。ソーシャルワーカーの郭晶さん(29)は封鎖初日から「武漢封城日記」を発信し、同じマンションの住人、清掃員の夫婦…庶民の生の声を伝えてきました。

* 『武漢封城日記』--> https://www.ato-shoten.co.jp/index.php/product-119363.html

 そもそもはこんな発表でした。

 一方この間、北京のネットラジオ番組「故事FM(https://podcasts.podinstall.com/fm/」は、武漢の医師、患者の悲痛な声を配信し、官製メディアが伝えない医療崩壊など切迫した実態が浮かび上がってきました。

 当初から警告をしていた医師。

 しかし、当局からは処罰される事態に。

 更には別の書物『武漢日記』も中国本土では発禁になりました。

* https://www.afpbb.com/articles/-/3280534

 ドキュメンタリー番組の真骨頂、制作チームの気迫を感じる時間となりました。

寺島実郎 『日本再生論』第4弾!

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 寺島実郎さんの『日本再生論』第4弾、鋭い指摘が続きます。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%86%8D%E7%94%9F%E8%AB%96

 死亡者が少ない『JAPANモデル』についての考察は、京都大学の山中伸弥先生の『ファクターX』にも通じる読み解きなのでしょうね。

* 山中伸弥先生『ファクターX』 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/73291

 今のコロナ禍の状況で、一言でいえば「正しく恐れろ!」っていうことに尽きるのでしょう、9月の第5弾にも注目です!

『木朝会』 第366回

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 『木朝会』の第366回は、「FMアップル(http://765fm.com/」の塚本薫さんのお話、『コミュニティラジオ局が目指す地域創生』、素晴らしいお話でした。1997(平成9)年4月7日に全国で65番目、北海道内で10番目に開局したコミュニティ放送局で、愛称は平岸が開拓使時代よりリンゴの生産が盛んだったことに由来しています。

* これまでの『木朝会』の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A

コミュニティラジオのお話

コミュニティラジオのお話

 塚本薫さんのお話は、一昨年9月の北海道全域ブラックアウト時にコミュニティラジオの果たした役割、まさに防災の地域における情報拠点として大活躍だったこと、そして、今の時代の「子供食堂」の活動についても熱いお話が続きました。

* Npo法人子どもの未来・にじ色プレイス(https://nijiiro-place.com/

塚本薫さん

塚本薫さん

 子どもたちとの時間は、これからの日本の未来に夢を託すひと時なのでしょうね、塚本さんの頑張りを応援します!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~HP より

 立上げに「思い」は大切 それを具現化するための準備はもっと大切、“自分の子育て時代に子ども食堂があったら、絶対利用してたな” 、自分自身が共働きで、わが子には一人でご飯を食べさせてしまっ たという自責の思いがありました。

 地域交流サロンのボランティアの「子ども食堂をやってみた い」という一言が後押しになり、すぐさま立上げを決断しましたが「思い」だけで突っ走ってはいけません。まずは先輩子ども食堂「にじ色こども食堂」の門を叩き、経験を積ませてもらいました。

 安全な居場所づくりのためには、多少時間をかけて土台を固めることが必要だと思っています。子どものために、頼るべきところは頼る、顔見知りが来てくれる際には「○○を持ってきてくれたら嬉 しいな。」、漁師の友人には「子どもにおいしい魚を食べさせてあげたいな。」とお願いしています。みなさん「子どもたちのためなら!」と快く協力してくれます。 中には、体験講座を企画してくれる方もいます。

 何でもかんでも一人ではできません。周囲の人に頼ることも 運営する上で大切なポイントです。 企業プロジェクトとしての子ども食堂 、子ども食堂の継続のためには、ある種の経営感覚をもって運営を回す必要があると思っています。 どうしても赤字になりがちな子ども食堂、母体となる地域交流サロン「ぴらけし」の事業性を上げるなど、助成金などに頼らずとも、自分たちの団体の中で上手く運用するという感覚は意外と重要です。中学生にフォーカスを当てた居場所を検討中、子どもの抱える悩みが周りに見えにくくなる世代だと思います。静かで落ち着いた環境で学習したり、将来の夢を話したりできればいいなと、大学に相談をもちかけるなど、 少しずつ準備を始めています!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

朝日フォトフォーラム 2020

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 今年の『世界報道写真展(https://www.asahi.com/event/wpph/』はコロナ禍により中止となりましたが、朝日フォトフォーラム 2020(https://www.asahi.com/event/wpph/about.html』がオンラインリモートで実施されました。一枚の写真に懸けるプロフェッショナルの姿、アフリカに根差したやり取りは見応えがありました。コーディネーターはフォトジャーナリストの安田菜津紀(http://yasudanatsuki.com/)さん、出席者は、今年の大賞受賞作の千葉康由さん(AFP通信)とスポットニュースの部で入賞した黒川大助さん(EPA通信)でした。

コーディネーターの安井さん

コーディネーターの安田菜津紀さん

大賞

大賞受賞の千葉康由さんと作品

黒川

黒川大助さん

 瞬間を撮影する苦労話と作品が訴えるメッセージ等について、リモートながら写真から発せられるメッセージの力にあらためて感動しました。広い意味での表現形態としての芸術、今のコロナ禍で人々が欲しているジャンルなのでしょうね。

新渡戸連続講座スタート 2020

Posted by 秋山孝二
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 『(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会http://nitobe-enyu.org/)』が開催している連続講座、今年度の最初の回がスタートしました。

* これまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

 今年度の予定は以下の通り。

今年度のスケジュール

今年度のスケジュール

 第一回は、北星学園大学短期大学部の山本慎平(https://www.hokusei.ac.jp/seikatsu/staff/yamamoto.html)先生のお話でした。

 連続講座開設にあたって、当会の松井博和理事長から参加の皆さまにご挨拶です。

冒頭に松井博和理事長のご挨拶

冒頭に松井博和理事長のご挨拶

 続いては山本慎平先生のご講演でした。

先生のご講演

山本慎平先生のご講演

 新渡戸稲造の思想について三つのテーマを中心に研究を行ってきたこと、第一の研究テーマは、旧制第一高等学校校長時代の新渡戸稲造の教養・作法論です。第二のテーマは大正時代における新渡戸のデモクラシー論です。第三のテーマは晩年の新渡戸の自由主義論や国体論についてです。現在は、新渡戸稲造の経済思想・植民政策論に関心をお持ちで、2017年には台湾に調査に赴き、新渡戸が技師として発展の基礎を築いた台湾糖業の工場跡を視察したり、資料の調査を行ったりしています。

北海道新聞夕刊に掲載

北海道新聞夕刊に掲載

 来年2月まで続く連続講座、今年も楽しみです。また、今年は以下のような特別講座も予定しています。会場の時計台ホールもコロナ禍で密を防ぐために客席を50席くらいに減らしての開催となりそうです、なかなか主催者側としても当日難しい対応を迫られます。

寺脇・前川 リモート教育対談!

Posted by 秋山孝二
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 寺脇研さんと前川喜平さんとのリモート教育対談「子どもたちをよろしく〜Withコロナ時代を生き抜いていくために〜」、私は初めての参加でしたが、面白かったですね、100人以上が集っていました。ZOOMでのフォーラムっていうのは、舞台に登壇していると違ってアットホームなやり取りになるものだなっと、お二人のお話を聞いていて感じました。話の内容はともかく、別の場所にいても成り立つ利便性、空間を共有していない違和感、新しい形態としてのフォーラムは、一つのジャンルを形成していく予感がします。

* 映画『子どもたちをよろしく』の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38228

寺脇研さん 函館からの参加

寺脇研さん 函館からの参加

前川喜平さん

前川喜平さん

中日新聞電子版より~~~~~~~~~~~~~~~~~

 コロナ禍で見えてきた学校教育や、これからの子どもたちにできることを考えるオンライン対話の会「子どもたちをよろしく〜Withコロナ時代を生き抜いていくために〜」が十二日、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って開かれた。
 大垣市の市民団体「みんなの未来をつくる会」が主催。貧困や虐待、家庭内暴力、いじめなど子どもたちを取り巻く問題をテーマにした映画「子どもたちをよろしく」の内容を基に、ともに文部科学省の元官僚で、京都芸術大教授の寺脇研さんと元次官の前川喜平さんが対談した。

 愛知教育大非常勤講師の上井靖さんが進行役を務め、「(コロナ禍の)突然の一斉休校で見えてきたこと」「これからの時代を一人一人が生き抜く力を身に付けるために学校、家庭、地域社会で取り組めること」を議論した。
 前川さんは、一斉休校により子どもたちの周囲にさまざまな問題が発生していると指摘。学習の遅れやゲーム依存などのほか、「学校や病院からの虐待の通告が激減し、警察や子ども本人からの訴えは増えている」と懸念を示した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~引用 おわり
 一斉休校についての見解ほか、お二人のご意見のほぼ全てに賛同しました、とにかく今の教育現場への認識が文部科学省は間違っていて、当然、そこから出てくる政策もピント外ればかりなのでしょうね。終了間際に、当日の参加者のチャットを集計・分析したマップも発表されて別々の場にいる100人以上の参加者の意識を分析するチャートも興味深いものでした!

参加者のチャットを分析

参加者のチャットを分析

『記憶のみらい~懐かしのフィルム』展

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 『記憶のみらい~懐かしのフィルム(https://www.theaterkino.net/?news=news-5573)』展が札幌で開催されていました。

市民交流プラザ

市民交流プラザ

 案内チラシより、中島洋(映像作家、美術家、シアターキノ代表)さんの開催趣旨。

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 アートプロジェクト「記憶のミライ」では、札幌市民から集めた昔の8ミリフィルムを作品の素材とする美術展を行います。
 札幌という街は、どんどん発展し変貌を続けていますが、歴史が浅いと言われる札幌でも、その根底には市民による毎日の小さな暮らしの積み重ねがあります。名もなき市民の小さな営みが実は大きな波となって札幌の歴史を作っています。そして、私たち人間は記憶を積み重ねて生きています。数ヶ月で細胞が入れ替わるように、私たちの体は日々変化しています。記憶もまた細胞が新しいエネルギーを生み出すように、積み重ね変化することによって、新しいミライを作り出していきます。そうやって、私たちは、長い歴史の中で、少しづつ記憶という知恵を活用する術を覚えてきました。

 今回の市民参加型アートプロジェクト「記憶のミライ」では、市民の皆さんから記憶の積み重ねの一つである8ミリフィルムの映像を提供していただき、その風景や生活、そして文化という営みの知恵を、現代また次世代へつないでいくための芸術表現として創作します。

 8ミリフィルムをデジタルで変容させた映像が会場全体に映されています。それはちょっと不確かなように少し揺れたりしています。また人間の体は60~65%を水がしめています。蛇口から一滴、一滴落ちる水は、積み重ねられた私たちの歴史でもあり、水の中を浮遊する多様な8ミリフィルムは、人間の細胞のようでもあり、一人一人の人間であるかもしれません。ご覧になる皆さんが、記憶の渦の中にそれぞれの記憶や想いを、そっと加えていただければ嬉しいです。私たちはこうやって積み重ねられた歴史の渦の中を揺れ動き、歴史の一コマ一コマに参加してきたのです。それはこれからのミライにつながり、そしてまた参加していくのです。

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 何とも懐かしい「昭和」の姿、私の幼い頃の香りがします。

 チラシにもありましたが下の写真、先日(公財)北海道演劇財団(http://www.h-paf.ne.jp/)の新しい理事長に就任した斎藤歩の幼い頃のものです。フィルムではこの後さらに高く上がっていくのです、父親的な子どもの可愛がり方に思わず微笑む瞬間でした。

* 斎藤歩理事長ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38992

斎藤歩さんの写真

斎藤歩の幼い頃のフィルムから

 30分少々の連続フィルム放映が続く空間、大家族での食事、小学校の運動会ほか、昭和の懐かしい雰囲気満載の空間、しばし時間をスキップして浸っていました。

 還暦を過ぎもうすぐ古希を迎える私の世代、時を経る、というのは心身の衰えを感じるばかりではなく、忘れたことも多い来し方を振り返り、想い出の中に再び喜びを見出す、そんな境地があるなどとは想像もしていなかったことでした、大還暦を目指して歩み始める現在、まだまだ捨てたものではない人生は楽しみですね!

愛生舘サロン 納涼例会 2020

Posted by 秋山孝二
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 愛生舘サロン例会の納涼会、今年は数年ぶりに愛生舘ビル屋上で開催しました。当日、私は開始予定の2時間も前から待ちきれずに一人のみでした。

 少しすると同じように待ちきれない方々(?)も集まり始めて、いつのまにかこの日はスタートしていました!

設営も始まり!

設営も始まり!

* 数年前の愛生舘ビル屋上でーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=27586

これまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%84%9B%E7%94%9F%E8%88%98%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%B3

 今回も人気は北一ミート(株)(https://www.kitaichimeat.com/)の田村健一社長の牛タンと熟成肉、そして、牡蠣マイスターの坪井さんの生カキ、このコラボは最高に贅沢です!!

 お二人のコラボは最高に贅沢!!!!!

 私は日が沈み、皆さんが集まり終えた頃に早々に引き上げました、いつもの通りに!!

 ひと時、淡々と過ぎている今年の札幌の夏、大変楽しい時間に感謝です!

児玉龍彦先生のメッセージ

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 東京大学先端科学技術研究センター名誉教授の児玉龍彦先生は、2011年3月11日の東日本大震災で起きた福島第一原発事故に対しても、鋭い指摘を行ってきていましたが、今回のこの時期にもまた、大変的確なメッセージを発信されています。原発事故関連では、私の所属する経済同友会の全国会議にもしばしばご登壇されて、大変説得力のあるご発言をされていて、私は信頼申し上げていました。

* これまでの児玉龍彦先生関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%85%90%E7%8E%89%E9%BE%8D%E5%BD%A6

 この時期の活動について、先日インターネットにアップされていました。児玉龍彦先生とともに、資金面で支援している村上財団(https://murakamizaidan.jp/concept/)村上世彰理事長も同席しての記者会見、それぞれ明快でした。

* https://www.youtube.com/watch?v=8qW7rkFsvvM

インターネット動画サイトで

児玉龍彦先生:インターネット動画サイトで

村上理事長

村上世彰理事長

 数日後、今度は国会で。

* https://jp.reuters.com/article/japan-coronavirus-idJPKCN24H0TS?fbclid=IwAR2y3l3WQGeO6bT2fpuy7llT6Nh0bd0MwpeFB19XK70iMg4kB1G-az81XpM

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 [東京 16日 ロイター] - 東京大学先端科学技術研究センター名誉教授の児玉龍彦氏は16日の参院予算委員会(閉会中審査)で参考人として発言し、新宿区に新型コロナウイルスのエピセンター(感染集積地)が形成されつつあると指摘した。感染拡大防止に「国の総力を挙げないとニューヨークの二の舞になる」と述べ、大規模なPCR検査の実施などを通じて制圧することが急務だとの認識を示した。杉尾秀哉委員(立憲・国民、新緑風会・社民)らへの答弁。

 児玉氏は「極めて深刻な事態となっている事」について報告したいと述べ、「東京にエピセンターが発生しており、今、全力で食い止めないとニューヨークのような事態になる」と指摘。外出自粛を呼びかけるステイホームでなく、「遺伝子工学・計測科学を使った(感染者の)制圧が重要。致死率は時間と共に上昇する」と懸念を示した。

 その上で「責任者を明確にしてトップダウンで前向きの対応が必要」として、「今すぐ国会を開くべきで、今する対応は来週する対応の百倍の価値がある」と提言した。

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 「専門家」と称される方はあまたいらっしゃいますが、児玉龍彦先生のように「国民・市民のために闘う専門家」の姿を見ると、日本もまだまだ捨てたものではないと気持ちが明るくなります、これからも注目します!!

演劇 有料配信の試み!

Posted by 秋山孝二
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 『すすきのを爪弾く』シリーズの第二弾が、このような時期に有料配信で7月20日頃に公開されます。先日はその収録場面に立ち会って、新しい時代の芝居の在り方を観る思いでした。

* 2019年12月『すすきのを爪弾く』シリーズ第一弾ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=37618

* https://www.youtube.com/watch?v=KKsv6l6UvB4&feature=youtu.be

 細部にまで拘る斎藤歩の真骨頂、開始ぎりぎりまで最後の修正を加えていました。山木将平くんのギターも前回同様に素晴らしく、ある時はソロで聞かせて、ある時は朗読のバックとして目立たぬように低音のリズムを刻む、緩急自在のプロフェッショナリズム、若いのに本当に素晴らしいです!

* 山木将平くん関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%B1%B1%E6%9C%A8%E5%B0%86%E5%B9%B3

 数日後、私は今回の舞台にもなった幌平橋近くに行く用事があったので、足を延ばして橋の手前広場と歩道橋を昇ってみました、なるほど、増水している豊平川の中央からの札幌の景色、まさに今回の第二弾の原風景でしたね!

幌平橋西

幌平橋西

姉妹都市米国オレゴン州ポートランド市

姉妹都市米国オレゴン州ポートランド市

歩道橋のてっぺんから

歩道橋のてっぺんから下流を臨む

今回の朗読劇の有料配信、現在は編集作業中とのことで、配信のスタートは7月20日頃になるようです、どんな映像になるのか楽しみですね!!そしてさらに、『すすきのを爪弾く』第三弾の企画も生まれようとしているとか、これもまた楽しみです!

寺島実郎の『日本再生論』!!

Posted by 秋山孝二
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 寺島実郎さんは様々なメディアを通じて豊富なコンテンツを発表しています。先日もインターネットで第3弾『寺島実郎の日本再生論』が配信されていました。

* 第1弾 寺島実郎の日本再生論「時代認識とポスト・コロナへの針路」

https://www.youtube.com/watch?v=cWIMcWBj30A

* 第2弾 寺島実郎の日本再生論 「ポスト・コロナへの視界」

https://www.youtube.com/watch?v=cvQcSmfTfQQ

* 第3弾 寺島実郎の日本再生論「世界の中の日本 コロナを超えて

https://www.youtube.com/watch?v=vwlbLKM04eE


* これまでの寺島実郎さんの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E5%AE%9F%E9%83%8E

 今回は、新型コロナウイルス感染拡大の時期における『日本再生論』、日本社会が問われていることに焦点を当ててのメッセージでした。

 これからも続くのでさらに楽しみです!

新渡戸稲造記念公園の定期清掃!

Posted by 秋山孝二
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 毎年定期的に行っている新渡戸稲造記念公園(http://sapporo-jouhoukan.jp/sapporo-siryoukan/sizen2/nitobe/nitobe.htmlの清掃活動、今年も始まっています。

<公園紹介サイト>

* https://www2.wagmap.jp/sapporo_koen/detail?fid=810108-1

* https://ameblo.jp/heightlegacy/entry-12030754736.html

* これまでのこの公園の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E7%A8%B2%E9%80%A0%E8%A8%98%E5%BF%B5%E5%85%AC%E5%9C%92

 いつも近くの保育園の子供たちは、保母さんに引率されてこの公園でしばし遊んでいます、日陰に荷物を置いて、時々水分補給を忘れずに。

保育園の園児たちも

保育園の園児たちも

 数年前に始まった植栽は、今ではすっかり定着し、短い札幌の夏を迎えています。

花壇も花でいっぱい!

花壇も花でいっぱい!

 この場所に、数年以内には『札幌遠友夜学校記念館』を建設したいと、今、私たちは頑張っています!!

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E9%81%A0%E5%8F%8B%E5%A4%9C%E5%AD%A6%E6%A0%A1