記者サロン 『リケジョ』

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 朝日新聞デジタルで連載した『リケジョ』がなくなる日のフォローアップなのでしょうか、先日のWeb『記者サロン』、「『リケジョ』はなくなるのかhttps://miraimedia.asahi.com/event/20210530/」では、取材した元「リケジョ」の女性記者3人に加え、子育て中の女性研究者2人をゲストに迎えてこの問題について語りました。

* https://digital.asahi.com/articles/DA3S14907371.html?iref=mor_articlelink01

 東京五輪組織委員会の森前会長のジェンダー差別発言に端を発して、この間、ダイバーシティでの議論も大いに盛り上がりを見せているような気がしています。秋山財団でも、毎年、研究助成事業の選考過程で、女性研究者の比率の少なさが話題になっていて、秋山財団としてどうこの比率を増やしていくのかが課題になっています。

 現在、来年からの中期五か年計画策定の議論の中で、幅広い見識を集めて提起していきたいと思っています。研究分野における女性研究者の比率の大幅アップが無ければ、独り秋山財団がこの問題に向き合ってもなかなか解決策は見えてきません、社会の動きが追いついてくるまでは、採択された女性研究者の発信・発言の場を意図的に増やしていく、そんな移行期の努力がまず必要な気がしています。女性研究者だけの問題ではなく、伝統的な「男性社会」の変革、男性の意識改革がより重要なことは間違いありませんね。遅々としてはいますが、時代は確実に変わっていっているという実感もありますから。

Susan Pharr 先生 ご退任シンポ!

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 ハーバード大学のSusan Pharr先生については、ここまでたくさん書いていきましたが、先日は、退任記念のシンポジウム、その後にパーティがリモートで開催され、私もご案内を頂き参加しました。懐かしい顔も幾つかあって、ひと時、パソコン画面ではありましたが楽しいリアルな時間でした。

* Susan Pharr先生ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=Susan+Pharr

当日プログラムーー> https://programs.wcfia.harvard.edu/us-japan/event/symposium-5-25-21

 懐かしいお二人もシンポジストとしてプレゼン、Kim RaimannさんとHenry Laurenceさん、お二人とも30年ほど前に私たち札幌の経営者が創設した『インターンシッププログラム』で、当時の(株)秋山愛生舘で数週間学んだ経験があります。先日、シンポ終了後にそれぞれにメールで久しぶりにメッセージを送信したら、お二人からともに大変懐かしく、今でもよく覚えていて札幌での体験がその後の日本理解に大いに役に立ったとおっしゃっていました、嬉しかったですね!

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Global Activism, Indigenous Peoples and Climate Change in East Asia

Kim Reimann
Associate Professor, Department of Political Science, Georgia State University

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Henry Laurenceさん

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Media, Democracy and Public Broadcasting: NHK and the BBC Compared

Henry Laurence
Associate Professor of Government and Asian Studies, Bowdoin College

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 終了後は、限定メンバーによる退任祝賀パーティ!

海部元総理と

海部元総理と

キャロライン・ケネディ元駐日大使と

キャロライン・ケネディ元駐日大使と

エズラ・ヴォ―ゲル先生と

お亡くなりになったエズラ・ヴォ―ゲル先生と

 私もビデオメッセージとE-cardをお送りして祝意を表しました!!今も続く『AKIYAMA AWARD(https://programs.wcfia.harvard.edu/us-japan/search/site/AKIYAMA%2520AWARD』、私が関わった仕事でも最も誇り高いものの一つで、嬉しいですね!!

 私の送信した E-card !!~~~~~~~

Dear SUSAN,
I look forward to your continued success and your advice.
The other day, MLB’s ANGELS, shohei OHTANI hit a home run over Green Monster at Fenway Park. He was a player of “Hokkaido Nippon-Ham Fighters” in Japan. Remember Hokkaido and Sapporo with his name!

Koji Akiyama
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金岡祐一先生 ご逝去

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 秋山財団の設立当初から選考委員長、評議員、理事として、財団の基盤を創って頂いた金岡祐一先生がご逝去されました。北海道大学薬学部からご連絡を頂き、先日は北海道新聞に死亡告知が掲載されました。

 心からご冥福をお祈りいたします。

 これまでにも何回か金岡先生のお話は記事にしています

* 2012年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12594

* 2015年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24562

 原発事故後の状況に関しても、科学者・研究者のお立場から大変示唆に富むコメとを私に頂きました。

~~~~~~~~~~ 私の当時のブログより

 今さらの気もしますが、線量の違いは見た目には全く分かりませんね、気温・湿度等とは違って、人間の五感では判別できない「放射線量の怖さ」が分かります。もちろん、線量「0.00」状態を望むわけではありません。おおよその「安全の目安的数値」はあるとは思いますが、瞬間的数値の意味だけでなく、「内部被曝」を含めた体内への長期的影響も懸念される「放射能汚染」、医療・研究機関のように狭い管理された空間ではない「環境」においては、「安全基準」はあり得ない、やはり人間の手には負えないものと理解すべきですね、そんな現場感をあらためて強くしました。何を言いたいのかというと、今回の爆発事故で環境に放出された放射線量と、病院等でのX線被曝を比較して、「大丈夫、安心です!」と喧伝する解説者・メディアがナンセンスだと、声を大にして叫びたいのです。

 それともう一つ、定時定点観測を継続的に公開していくことが重要です。「大丈夫」とか、「安全です」とか言うのではなく、淡々と現実の「数値」を掲載すること、そして、それを個々の人間が判断するレベルの見識を持つことが、3・11以降の日本で暮らす人々に必要なのだと思います。富山でお会いした金岡祐一先生が、おっしゃっていました、「正確なデータを継続的に公開すれば、世界の良質な研究者が信頼するその数値を基に、多くの貴重な考察・コメントを寄せてくれる時代でしょう」、「『風評被害』を言うのであれば、『風評加害』も同時に存在するはず」、と。

 データに基づくしっかりした議論を、これからも身につけたいですね。

~~~~~~~~~~~ 引用おわり

 金岡祐一先生、本当に秋山財団創設時から大変お世話になりました、先生のご意思をしっかり受け継いで、秋山財団の運営に尽力致します、心より感謝申し上げます、どうか安らかにお眠りください。

青木理 & 青木美希 トーク!

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 オンライントーク、今回はテレビ出演も多いジャーナリスト青木理さんと朝日新聞の青木美希さんの対談、大変楽しそうなお二人のお話、尽きることなく時間が過ぎていきました。

 笑顔いっぱいのお二人のやり取り、著書のテーマは重たいにも関わらず、トークは軽快に進み楽しいひと時でした。

会員制キャンプ場 スタート!

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 札幌に『会員制キャンプ場』が出現!!!

~~~~~記事より

 札幌市内の会社員らが6月1日、同市中央区宮の森に会員制キャンプ場「札幌野営場」を開設する。市内中心部から車で約20分と近く、会員制にすることで、キャンプ好き同志の交流を広げる狙いもある。
 会社員梨木勇介さん(42)を代表に、キャンプ仲間3人で運営会社「焚火人(タキビト)」を設立した。近年のアウトドアブームで需要があるとみて、数年前に購入した1万5千平方メートルの山を一般向けのキャンプ場に整備することにした。

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 小別沢を舞台に新しいアウトドアのスタイルですね!

 これまでにも何回か記事にしてきました。

* 2020年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38630

+ 2021年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=41501

 コロナ禍でもアウトドアで束の間の時間を過ごす若い世代、札幌ならではの近自然の楽しみ、夜の夜景も素晴らしい!!

ESG投資の深掘り!!

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 『寺島文庫リレー塾2021前期(https://www.terashima-bunko.com/bunko-project/relay.html』の第2回、総合政策学部 総合政策学部白井さゆり教授(http://www.sayurishirai.jp/)のご講演、これまでのESG投資に関する内容で最も分かり易く、ホットなお話でした。

 国際金融の大きな変化とESG投資の基本的概念、コーポレートガバナンスの原則とその変遷等、カーボンニュートラルに向けた企業経営の新しい方向性を示されていました。

 環境系からのESG投資のアプローチは何回か聞いていますが、企業・経営者サイドからの言及は新鮮で、腑に落ちるお話でした。

* これまでのESG投資の記載ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=ESG%E6%8A%95%E8%B3%87

’ビジョンハッカー’

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 NHKスペシャル「ビジョンハッカー~世界をアップデートする若者たち~(https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/WJYXP8W6P9/」、私はこの「ビジョンハッカー」という言葉を初めてこの番組で知りました、新しい時代の新しい担い手、確実に台頭しているのですね。

世界をアップデートする若者たち!!」、素晴らしいスローガン!

~~~~~~~~~~~番組案内より引用

 “ビジョンハッカー”とは、「目の前の課題解決に取り組む」だけにとどまらず、その課題を生み出すシステムや背景にも注目して、これまでにないやり方で挑む人々。東日本大震災以来、そうした若者が増えたことに注目した日本のNPОが命名。趣旨に賛同するゲイツ財団と連携してビジョンハッカーの発掘に取り組んでいる。「利益追求より社会貢献」というデジタルネイティブから生まれた、世界各地のビジョンハッカーたちに密着する。

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世界各国で若い世代が!

世界各国で若い世代が!

 日本で続々と立ち上げる方々が!

 そしてフィールドは世界に拡がっています!

 「Miup(https://miup.jp/」代表の酒匂真理さんの活動も紹介されていました。

 世界の若者、皆さん素晴らしいですね!!!

東京 コロナ禍 2021

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 東京も北海道も新型コロナウイルス『緊急事態宣言』の中、東京出張でした。昨年と比べて今年はそれなりに人の移動が戻ってきた感がありましたが、先日はさすがに昨年同様の景色でした。

* 昨年の3月の様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38187

羽田空港到着ロビーで

羽田空港到着ロビーで

昼ドキ 浜松町駅ビル1階

昼ドキ 浜松町駅ビル1階

 アルコール類の提供は終日自粛との今回の宣言下、ノンアルコールの売り上げが伸びているようです。

東京駅地下街レストラン

東京駅地下街レストラン

千葉県館山市から羽田空港行き高速バス内

千葉県館山市から羽田空港行き高速バス内

 同じ頃、札幌では、保育園の園児たちがライラックの咲く大通公園を楽しそうに手をつないで散歩していました。

Think Gender『東京オリ・パラ』

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 Webでの配信、「Think Gender『東京五輪にできること』は、オリンピック開催の是非は別議論として、ジェンダーにおいてはかなり画期的な発信をしていることを知りました。

【出演者】
・大滝麻未さん (おおたき・あみ)
ジェフ千葉レディース所属。元女子日本代表、大学院「FIFAマスター」修了
・橋本聖子さん (はしもと・せいこ)
東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会会長。参議院議員。夏冬合わせて計7回五輪出場
・小谷実可子さん (こたに・みかこ)
組織委員会スポーツディレクター、ジェンダー平等推進チームヘッド。ソウル五輪銅メダリスト
・高峰修さん (たかみね・おさむ)
明治大学教授(スポーツ社会学、ジェンダー論)日本スポーツとジェンダー学会所属
・司会 第1部 野村周平 (のむら・しゅうへい)
朝日新聞スポーツ部記者。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会担当
・司会 第2部 潮智史 (うしお・さとし)
朝日新聞スポーツ部記者。サッカーワールドカップやオリンピックなど多くのイベントやスポーツを取り巻く環境など
を取材

 女性蔑視発言に伴う森喜朗大会組織委員会前会長の辞任により緊急登板した橋本聖子会長に、様々な角度から記者が質問。また、多様な人々が自分らしく生きていける社会につなげるために、東京大会やスポーツをどう活用し、将来につなげていくのか、組織委でジェンダー平等推進チームのリーダーを務める小谷実可子さんや現役アスリートの大滝麻未らのフリートーク、大変前向きな意見の数々、実に腑に落ちるお話でした。今年の開催の行方がどうであれ、この間オリ・パラ開催に向けてこのような議論が深まり、新たな方々がつながってきたことは、沈みゆく日本にとっては櫃筋の光のような気がします、日本を浮上させるには新たな担い手が必要です。

* 東京2020大会におけるジェンダー平等/多様性と調和の推進について:

https://olympics.com/tokyo-2020/ja/unity-in-diversity

マルチタレント 陣内雄 !

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 北海道放送(HBC)テレビ番組に、(一財)札幌南高校学校林財団(http://www.rikka-forest.jp/の理事でキーマンの陣内(じんのうち)雄くんが出演、今月は毎週金曜日、一曲ずつ歌を披露するとのことでした。

* 『5月のウタビト 木こシンガー』 https://www.hbc.co.jp/tv/brunch/onair/index.html

旭川の森の中の自宅前で

旭川の森の中の自宅前で

スタジオではトークも

スタジオではトークも

 初回のこの日はスタジオでChansaw Man(https://www.youtube.com/watch?v=c4eHlDLlFKQ」の生演奏!

 東京芸大時代には一つ下のバイオリン奏者・葉加瀬太郎さんともバンドを組んでの活躍!

右が葉加瀬太郎さん!

右が葉加瀬太郎さん!

 4年前には、TBSの『ぴったんこカンカン(http://www.rikka-forest.jp/info/2017/08/tbs.html』にも取り上げられたり、実にユニークな存在、マルチタレントとして名を馳せています!!

「密」を避けながら・・?

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 ゴールデンウイーク、世の中では連休ということで毎年行楽地が混み、行き帰りの渋滞が報道されますが、今年は全国どうだったのか。私は毎年、この時期はじっとして敢えて動く気にはならないので、このコロナ禍でも例年と変わらぬ暮らしで過ごしました。

 逆に連休明けに、上り坂を歩いて30分ほどの小別沢で、「密」を避けながらのアウトドア焼き肉、札幌特有の5月の淡い緑の山の中で、久しぶりの語らいは楽しいひと時でした。

 昼間から日本酒を飲み、しばし語り合って、私は歩いて下り坂を降りて行きましたが、多少の酔いもあったのか膝がガクガク、時々止まって水分補給をして、家にたどり着きました。

 遅い午後の日差しの中、休憩中に自分の影を観ると脚が長く映って面白かったですね。

 今回のコロナ禍、もう一年以上も続いていますが、これまでのパンデミックでもなぜ何派も押し寄せるのか、「変異株」の猛威について新たに認識してる昨今です。それにしても日本国政府の無策、公的セクターの混乱、メディアの言葉の誤謬等、弱点が次々と炙り出される毎日、新しい仕組み、担い手の登場が必須なのでしょうね。

日本国憲法のこと

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 【スズケン・オンライン】5/2 いま知っておきたい 憲法の考え方『NHKカルチャー講座 木村草太』は、憲法記念日前日に大変示唆に富むお話でした。

* https://www.facebook.com/permalink.php?id=102433347837451&story_fbid=482528396494609

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木村草太 憲法学者:中日新聞Web

 今年の3月、札幌地裁で同性婚が認められないのは憲法が保障する平等権の侵害、つまり「違憲」という初の司法判断がでました。同様の訴訟はいま東京、名古屋、大阪、福岡でも争われています。
 この判決を巡る動きは、実は、アメリカにおける人種差別解消の動きをなぞっているように見えます。私たちは、差別とどのように向き合えばよいのか。札幌地裁判決の意味はどこにあるのか。法学的な解析とともに、アメリカの歴史を参照しながら、これから考えなければならないことを検討してみたいと思います。

 若い彼のような学者が、日本国憲法をしっかり伝えてくれるのは大変心強いです!!

桜 北海道神宮 2021

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 今年の札幌の桜開花は例年より10日程早かったでしょうか、ただ満開は寒い毎日でとてもお花見気分ではなかったです。

* 東京の開花ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=41167

 例年より一週間程度早く、宮の森界隈で!

小別沢で

小別沢で

宮の森中学校付近

宮の森中学校付近

 北海道神宮境内の梅林と桜!今年も円山公園での座っての花見宴会は出来ず、ただ通路を歩きながらのスタイルでした。

北海道神宮境内で

 新型コロナ禍にかかわらず、今年も桜ほか草花は変わらず開花して素晴らしい景観を生み出しています。

朝日新聞 SDGs ACTION ほか

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 最近、朝日新聞は新聞だけでなくWeb上でも様々なプログラムを提供しています。例えば、シリーズで開催されている『SDGs ACTION(https://www.asahi.com/sdgs/』、多様な視点から取り組みを紹介しています。

 もう一つは『朝日新聞記者サロン::ファクトチェックhttps://digital.asahi.com/articles/DA3S14866278.html』、私たちにはできない取材を通しての指摘、発言は、大変面白いお話でした。

 コロナ禍でも姑息に進む審議とも言えない国会の様子、まさにメスメディアの真骨頂だと思いますね、これからも頑張ってもらいたいです!!

フィランソロピー支援、本格稼働!

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 かなりの準備期間を経て開催された「フィランソロピック・プラットフォーム 発足記念イベント - 富裕層を社会貢献へつなぐ仕組みが始動 」、私も賛同発起人の一人に名前を連ねています。

* 一般社団法人 ジャパン・フィランソロピック・アドバイザリー(https://jp-advisory.org/index.html

(公財)日本フィランソロピック財団(https://np-foundation.or.jp/index.html

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【 記念イベントプログラム 】

「日本のフィランソロピーの発展に向けて – 富裕層を社会貢献につなぐ仕組み 」

 鈴木 栄  一般社団法人 ジャパン・フィランソロピック・アドバイザリー 代表理事

「社会貢献に基金というソリューション」

 岸本 和久 公益財団法人 日本フィランソロピック財団 代表理事

【 開会の挨拶とメッセージ 】

鈴木 栄  一般社団法人 ジャパン・フィランソロピック・アドバイザリー 代表理事

氏家 純一  氏家経済研究所代表(元野村ホールディングス 取締役会長)

【 第一部: フィランソロピック・プラットフォームのご紹介】

渋澤 健  コモンズ投信株式会社 取締役会長(ビデオメッセージ)

鵜尾 雅隆 特定非営利活動法人 日本ファンドレイジング協会 代表理事

伊藤 健  Asian Venture Philanthropy Network(AVPN)東アジアディレクター

宮城 治男 特定非営利活動法人 エティック(ETIC.) 代表理事

深尾 昌峰 PLUS SOCIALグループ 代表

【 第二部: 応援メッセージ&トークセッション】

● ビデオメッセージ

Peggy Dulany Rockefeller, Founder & Chair、Synergos

Naina Subberwal Batra​ Chairperson and CEO, Asian Venture Philanthropy Network(AVPN)

安渕 聖司 アクサ生命保険株式会社、アクサ・ホールディングス・ジャパン株式会社 代表取締役社長兼 CEO

● トークセッション

藤沢 久美 シンクタンク・ソフィアバンク 代表 /ジャパン・フィランソロピック・アドバイザリー理事

尾崎 哲 野村證券株式会社 顧問(前野村アセットマネジメント 会長)

野津 和博 SMBC日興証券株式会社 取締役兼専務執行役員(企画統括兼財務担当)

石崎 浩二 三菱UFJ信託銀行株式会社 執行役員フロンティア戦略企画部長

島本 誠一郎 株式会社みずほ銀行 ウェルスマネジメント部 部長

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 日本の金融機関のインフルエンサー達が、いよいよ日本でも本格的に『社会貢献』活動に本気になってきました、新しい時代の到来を強く感じた時間となりました!

寺島文庫 連続講座 第7回

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 寺島実郎さんの戦略経営塾、リレー講座、連続講座をこの10年継続して参加していますが、今月の寺島実郎の世界を知る力 #7「世界経済の見通し/”北の黒船”知っておくべき日露関係の近代史(https://www.youtube.com/watch?v=wFvESgeQnds」も素晴らしい内容でした。

 事前に寺島さんから私に電話でご連絡を頂いて、「是非、ロシアとの関係においては北海道の多くの方々に視聴して頂きたいのでご案内を!」とのメッセージでした。

~~~~~~~~~~~~~~~~番組内容:多摩大学の久恒啓一教授の発信から

経済というのはそもそも中国古典からは、「世を経(おさめ)、民を済(すくう)」こと。

世界経済

  • IMFの世界経済予測では、世界同時好況の3年間。2020年はコロナ禍により▲3.3%成長。2021年は1月予測は5.5%だったが、4月予測は6.0%と強気
  • 主たる原因はアメリカが2020▲3.5%で、予測が15.1%から6.4%になったこと。バイデン大統領はワクチンの接種もすでに60日間で目標の1億人を突破(100日の予定だった)。4月末までに2億回の目標を設定。年収864万円以下には15万円の給付を行う。200兆円(1.9兆ドル)のインフラ投資の財政出動でアクセル全開
日本経済
  • 日本は2020▲4.8%でこれは20132014年の規模。1月予測は3.1%、4月は3.3%でなお水面下
  • 中国は20202.3%とプラスで、1月予測は8.1%、4月はさらに加速し8.4%。インドは4月予測で12.5%、アセアンは4.9%。アジアの世紀が顕著
  • 日米の違い、アメリカの政策は機動力と柔軟性がある。

1:日本は赤字国債を日銀が青天井で引き受けており、後続世代の借金にしているだけ。

2:実体経済の悪さと株高(米33800ドル49日。日2970849日)という不自然さ。不安材料がでてきた。投資会社アルケガスの破綻で日米欧の金融が大きな損失、レバレッジ投資、行き過ぎたマネーゲーム金融資本主義のいびつな姿

日本経済の「家計」

  • 家計:勤労者(現役)世帯の可処分所得は、201043.0万円、201542.7万、201947.7万。2020年49.9万(10万円給付を除けば47.1万円)、ピークは1997年の49.7万円)
  • 全国全世帯の家計消費支出では2020年は月27.8万円、ピークは1993年の33.5万円。2000年から2020年の20年間では、年間47.3万円ダウン!!

衣は▲47.1%、食は8.6%、住は▲11.3%。小遣い・交際費は▲49.0%で34673円で20年前と比べ年間で▲41.6万円(最大の減少)。光熱・通信13.4%。教育・娯楽は▲28.0%で月▲15499円で年▲18.6万円

日本人は学ばなくなった、学べなくなった。シケて、内向きに!

  • 消費支出の中身の推移

食の分野のプラスは調理食、肉類、お菓子、飲料。マイナスは外食と魚介類、食生活も変化。増えたトップ3分野は諸雑費(どうでもいいもの。雑費貧乏)4152円増加、通信3958円増加(価格は4分の1に値下がりだがスマホ需要が大きく増加)、自動車関連(地方は2台、モールへ)3312円増加。一方で医療や健康(サプリ)は増えているのをみると賢くなっているともいえ、努力して情報に接することが必要だ、内向きから賢くへ!

全体知への接近

今回からの3回は北方領土問題をめぐるロシアとの向き合い方がテーマ。今回は前提としての日露関係の歴史。

  • 日本人は1853年のペリーの浦賀来航で近代が始まったと考えているが、「北の黒船」が先にやってきている。半世紀前の1792年にラックスマン根室へ。函館への回航させ、長崎の通行許可証を発行。9ヶ月滞在した。漂流民であった大黒屋光太夫1783年に漂流)を連れてきた。光太夫エカテリーナ二世と面会。ロシア語をマスターし44歳で帰国。老中は松平定信。一時金30両を与えられ、月3両の手当をもらい、千代田区番町に住み78歳まで生きた、聞き書き『北瑳聞』
  • 1785年には林子平が「蝦夷国全図」という北海道の概念図1798には近藤重蔵が択捉を調査、「大日本恵土呂府」の標識を建てた。1800伊能忠敬が日本地図を完成
  • 1804年にはレザノフが長崎に6か月間留め置きで、通行証を取り上げられる。仙台石巻の漁師4人(1793年に漂流)を連れてきた。世界一周を初めてした日本人、アレクサンドル一世と面会。聞き書き『環海異聞
  • 情報は受け手の能力に比してしか伝わらない。レザノフは択捉で略奪行為を働き警戒された。
  • 1806年に津軽藩南部藩に守備の要請。1807年幕府の直轄地天領にする。1821松前藩に返却。1860ロシアが清国と結んだ北京条約でウスリー川東岸を割譲させ、ウラジオストック(東を攻めよ)を建設。北海道と極東ロシアは双生児、どちらも移民で成立。近代史はロシアと向き合った100年だった(司馬遼太郎
  • ロシアが東へ向かう理由ピョートル大帝ロマノフ王朝の中興の祖)は16973月から18月間欧州視察を行ない、4か月間オランダ東インド会社で造船術を学ぶ。1703年サンクトベルクの建設を開始1792-1918年のロマノフ王朝の首都)。1705日本語学校を創設。漂流民の大坂出身の伝兵衛(1701年)を教師にした。1754日本語学校イルクーツクに移転。13世紀から15世紀にかけてモンゴルに支配された「タタールのくびき」から、東方に巻き返し。
  • 日本の動向ラックスマンとレザノフの間の1800八王子千人同100人(家康が武田軍団を郷氏にした10010組の大軍団)が蝦夷地へ入植。原半左エ門。苫小牧50人、白糠50人。ロシア対策の開拓だった

 今月からは続いて翌週に細川護熙元首相との対談も、歴史を遡りリアルな細川家伝承のお話の数々、説得力が素晴らしかったです!細川護熙さんとは奈良・薬師寺でもリアルにお話を伺いました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%B4%B0%E5%B7%9D%E8%AD%B7%E7%86%99

第66回 異業種勉強会

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 枝廣淳子さん主宰の異業種勉強会、『第66回 吉高まりさんから学ぶ「ESG投資最前線」~投資家が考える、長期的に価値を生む強い企業とは(https://www.es-inc.jp/network/forum/2021/nwk_id010907.html』は、グローバルマネーの最前線のお話の数々、特に大企業ばかりでなく地域、中小企業、地方自治体等の急速な展開にも言及されて、大変有意義な時間となりました。

 講師は吉高まりさん、以前にも一度お話をこの勉強会で生で伺ったことがあります。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31503

ゲストスピー吉高 まりさま

三菱UFJリサーチ&コンサルティング 経営企画部 副部長 プリンシパル・サステナビリティ・ストラテジスト

米国ミシガン大学環境・サステナビリティ大学院(現)科学修士。慶應義塾大学大学院政策・メディア科非常勤講師。博士(学術)。IT企業、米投資銀行などでの勤務、世界銀行グループ国際金融公社(IFC)環境技術部などへの従事を経て、2000年、三菱UFJモルガン・スタンレー証券においてクリーン・エネルギー・ファイナンス部を立ち上げた。気候変動分野を中心とした環境金融コンサルティング業務に長年従事し、政府、機関投資家、事業会社などに向けて気候変動、SDGsビジネスやESG投資の領域について調査・アドバイス・講演などを実施。20年5月より現職、三菱UFJ銀行戦略調査部、三菱UFJモルガン・スタンレー証券経営企画部を兼務。

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 投資家が企業のESGに何をポイントとして判断しているのか、投資される側である企業の視点として、企業のあるべき姿「真の持続可能な経営」をどう目指し、どう実現していけばよいのかについても濃い内容のお話でした。

 「私のお金が世界を変える」、こんなフレーズの新書も出版されています、コロナ禍を経て、お金を巡る環境も急速に変わってきています。日本の金融機関も急いで意識を変えていかなくては益々時代から取り残されていき、ひいては日本国民の不利益となってしまう危惧を抱きます。

 今回の勉強会はいつもより参加者は少なめでしたが、ブレイクアウトルームでの少人数での意見交換は大変楽しく、密度の濃い時間となりました。最後は皆さんで記念撮影、次回も楽しみです。

シンポ『日本の空と日米地位協定』

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 一つ前のブログに関連して、4月上旬に開催された日本弁護士連合会主催シンポジウム、『日本の空と日米地位協定~401418』はあらためて日本の空の現状を知る機会となりました。

* https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2021/210403.html

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【 プログラム 】

第1部 基調講演

吉田 敏浩 氏(ジャーナリスト)
 「日本の空の主権を制約する米軍空域」をテーマとした基調講演、
日米地位協定とそれを支える政府間密約等により、日本の空の主権が著しく制約を受けていることを解説。羽田や成田を使用する民間機は、米軍のための巨大な空域を避けるため、常に急上昇や迂回を強いられています。主権国家の空を外国に制限されるのはなぜなのか、密室で決められる知られざる法体系を明らかに、歴史の経緯を踏まえて解説されました

第2部 パネルディスカッション

福本 道夫 氏(第9次横田基地公害訴訟原告団長)
山口 宏弥 氏(元日本航空機長)
頼 和太郎 氏(「リムピース」編集長)


 沖縄・本土周辺の米軍の訓練空域の設定・使用状況、横田ラプコンや岩国ラプコンと民間機の飛行制限、低空飛行訓練や対地攻撃訓練の危険性、オスプレイの沖縄・横田等での飛行実態と危険性、航空機騒音被害や航空機事故の実態・問題状況など、それぞれの分野に詳しいパネリストによる討議を受けて、「日本の空」をめぐる日米地位協定の緊要な課題を浮き彫りにし、あるべき対策についての問題提起でした。

 特に元日本航空機長の山口宏弥さんのご経験、民間機の安全運航に関してアメリカ大使館への抗議をした時、当時の駐日アメリカ大使から真摯な謝罪のレターが届いたお話は興味深かったですね、アメリカはきっちり向き合って意見交換すればテーブルに着く用意はあるのだろうとも。

 日本には憲法体系とは別に安保法体系があります。対日講和条約と同時に「日米安保条約」、「日米地位協定」が発効し、地位協定に基づいて協議機関としての「日米合同委員会」が発足しました。この委員会は米軍が日本で占領期と同様の行動を可能とするためのもので、議事録、合意文書は非公開。“航空管制委任”もこの密室内での合意によります。

 横田空域を避けるために、羽田空港から西に向かう定期便は急上昇を強いられ、小松便などはすぐに急降下。また、羽田への着陸時は南を迂回する必要があり、ルートが限られるため渋滞が常態化、ニアミスが懸念されます。民間機の効率的かつ安全な運航を妨げる巨大空域が首都圏にあることは異常です。同じ敗戦国で米軍基地がある独、伊にはありません。この空域は日米関係を象徴しています。

羽田空港新ルート!

Posted by 秋山孝二
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 『羽田空港新ルート(https://www.mlit.go.jp/koku/haneda/action/の運用開始から先月29日で満1年。羽田の発着回数を増やすために新しく設定されましたが、東京都心を低空で飛ぶことによる騒音や落下物への不安など住民の訴えを受けてはいるものの、国土交通省はルート変更等の将来的な見直しは見通せていないようです。

 先日はそんな中、新千歳空港から羽田空港の便で、風向き・時間帯により私自身としては初めてこのルートでの着陸となりました。

都心上空のビル群を見ながら

都心上空のビル群を見ながら

https://www.ntrack.mlit.go.jp/plane/track.html

 千葉県北部から右に若干旋回して、ビル群を下に見ながら東京都心を北西方向からの滑走路進入は、大変新鮮な景色ではありました。大阪伊丹空港も梅田近くの高層ビル群上空を通っていますが、東京都内は更に広いエリアのビル群でした。

経済同友会 全国セミナー 2021

Posted by 秋山孝二
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 第33回 『経済経済同友会 全国セミナー』が、今年は初めてリアル&リモートのハイブリッドで開催されました。この様子は登録参加者は期間限定で配信でも観ることができます。

 これまでの『全国セミナー』の記事ーー>

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=35676

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=35678

<  基調講演 >
「奈良時代における医療体制から学ぶ~感染症対策に対する取り組み~」
狹川 普文 華厳宗管長・第223世東大寺別当
(聞き手:廣瀬 茂夫 関西経済同友会 常任幹事・事務局長)

狭川別当

狭川普文別当

「奈良時代における医療体制から学ぶ ~感染症対策に対する取り組み~」

 1300年前にもパンデミックはあった。藤原4兄弟の命を奪ったばかりか、国の人口を急減させた ほどのパンデミック。時の為政者は手の付けられない病にどう立ち向かったのか。大仏を造った真 意は何だったのか。その思いは現代にどう受け継がれているのか。お水取りはなぜ1300年近くも 続いているのか。 パンデミックに際しリーダーが持つべき視座について、東大寺の狹川別当から、お水取り見物歴 10年の廣瀬氏が聞きました。

セッションⅠ 「新時代を生き抜く 真のDXを実現するために」

モデレーター : 尾堂 真一 中部経済同友会 代表幹事/日本特殊陶業㈱ 代表取締役会長

パネリスト :

奥田 直彦 総務省 行政管理局 行政情報システム企画課長 内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室参事官

関 行秀 日本電気㈱ スマートインダストリー本部事業主幹

(一社)Industrial Value Chain Initiative フェロー 小宮 昌人

㈱野村総合研究所 グローバル製造業コンサルティング部 主任コンサルタント

セッションⅡ 「分散型社会~東京一極集中の是正~」

モデレーター : 秋池 玲子 (公社)経済同友会 副代表幹事 ボストン コンサルティング グループ 日本共同代表

パネリスト

: 貫 正義 福岡経済同友会 代表幹事/九州電力㈱ 相談役

大山 健太郎 仙台経済同友会 代表幹事/アイリスオーヤマ㈱ 代表取締役会長

 「新しい日本の再設計」、もう何度も語られてきたフレーズですが、どうも明らかな形とはなっていない現況ですね、恐らく新しい時代は新しい担い手達によって創られていくのでしょう、私も含めて邪魔な存在になっていないか、あらためての検証が必要です。