白老 『高橋房次物語』@NHK TV

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 今年、北海道の白老町に、国立『民族共生象徴空間ウポポイ(https://ainu-upopoy.jp/facility/)』が完成・オープンしています。その背景・目的は以下の通りです。

~~~~~~~~~~~~HPより

 アイヌ文化の振興や普及啓発は、伝承者の減少、アイヌ語や伝統工芸など存立の危機にある分野の存在、また、未だなおアイヌの歴史や文化等について十分な理解が得られていないといった課題に直面しています。このような背景を踏まえ、平成21年7月、「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」(座長:内閣官房長官)において、民族共生象徴空間はアイヌの人々が先住民族であるとの認識に基づきアイヌ政策の「扇の要」として提言されました。 ウポポイ(民族共生象徴空間)は、アイヌ文化を復興するための空間や施設であるだけではなく、我が国の貴重な文化でありながら存立の危機にあるアイヌ文化を復興・発展させる拠点として、また、将来に向けて先住民族の尊厳を尊重し、差別のない多様で豊かな文化を持つ活力ある社会を築いていくための象徴として位置づけられています。

~~~~~~~~~~~~引用 おわり

 2008年の「G8洞爺湖サミット」で、私は市民フォーラムの共同代表の一人で、当時、先住民族としてのアイヌに関して、議長の福田総理大臣に提言書を提出していました。12年を経て、展示内容にはいろいろ課題は残っていますが、この施設の完成を見て、隔世の感あり、ですね。

< 洞爺湖サミット関連記事 >

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=54

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%B4%9E%E7%88%BA%E6%B9%96%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88

 この記念すべき年に、先日は、NHKテレビの北海道ローカル番組『高橋房次物語(https://www.tvguide.or.jp/news/news-336750/』が放映され、リアルなインタビューと再現舞台で大変興味深い内容でした、高橋房次先生のご功績紹介で、音尾琢真くんはもちろん、番組中の再現舞台にも北海道を代表する俳優たちが出演していましたから。

 途中に、再現舞台が挿入されていて北海道の演劇界の俳優たちも出演し、番組を大いに盛り上げていました。

 左から納谷さん、斎藤さん、小島さん、亀井さん!

 献身的に医療で地域住民に貢献した高橋房次先生のご功績を、関係者のご親族の方々とのインタビューと再現舞台で充実した内容に仕上げていました。

元祖『母子像』、宇都宮に!(下)

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 除幕式を終えて、オープンしたばかりの武道館・陸上競技場見学、地元の材をふんだんに使っての建築、オリンピックでもハンガリーのホスト県として大いに活用される予定だったのでしょう、でも、地元県民にとっても素晴らしい施設が誕生して良かったですよね。

* 栃木県武道館ーー> https://www.park-tochigi.com/sougou/facility/budoukan

* 栃木県陸上競技場ーー> https://www.park-tochigi.com/sougou/facility/kanseki-stadium-tochigi

武道館エントランス

武道館エントランス

木を主体とした建物

木を主体とした武道館内部

 続いては第一種公認・陸上競技場。

最上階がVIPルーム

最上階下がVIPルーム

 二つの施設の見学を終えて、競技場のVIPルームでレセプションが開催されました。最初はハンガリー国歌で始まり、歌とバイオリン・ピアノでのウエルカム演奏でした。

室内楽でのウエルカム演奏

室内楽でのウエルカム演奏

 昼食は栃木県産の具材を使ってのご当地弁当、オリジナルメニューに県職員の方の解説も加わり、ホスピタリティ満載のひと時でした。

地元の具材を使ってのお弁当!

地元の具材を使ってのお弁当!

 更には、栃木県の学校法人須賀学園の高校生企画・製作のお菓子詰め合わせ、ハンガリー国旗をモデルにケーキ・クッキーほか、真心こもるプレゼントでした。

* 学校法人 須賀学園ーー> http://www.ujc.ac.jp/guide/sukaedu.html

ハンガリー国旗をイメージした手作りお菓子の数々

ハンガリー国旗をイメージした手作りお菓子の数々

 そして最後にはサプライズのちよ理事のお誕生日お祝いの花束贈呈、パラノビチ・ノルバート大使と福田富一栃木県知事、お菓子製作の高校生、ビッグな方々からのお祝いでした。この日、和久奈ちよ理事は、90歳の誕生日、「卒寿」でした!

 高校生からはお菓子に込めた歓迎の思いについて、素晴らしいお話もありました。

お菓子制作の思いも!

お菓子製作の思いも!

 本来は、2020オリンピック・パラリンピック開催のオープニングに準備されたこの『母子像』建立、除幕式でしたが、それに劣らず栃木県の皆さまの心温まる歓迎の企画とハンガリー大使館の暖かいご支援に、(公財)ワグナー・ナンドール記念財団としても大変光栄であり、多くの感動を貰いました、本当にありがとうございます!!

* (公財)ワグナー・ナンドール記念財団ーー> http://wagnernandor.jp/

元祖『母子像』、宇都宮に!(上)

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 ワグナー・ナンドールが日本に来て最初に作成した『母子像』、後に『母子像・ふるさと』に繋がる原点の作品は、1972年に、栃木県立美術館の寄贈第一号として設置されました。その後、諸事情があり倉庫に保管されていましたが、この度30年ぶりに、栃木県総合運動公園の第二陸上競技場正面の素晴らしい中央広場一角に建立され、先日、その除幕式・レセプションが開催されました。駐日ハンガリー特命全権大使のパラノビチ・ノルバート氏、栃木県知事の福田富一氏もご出席になり、(公財)ワグナー・ナンドール財団からも理事長の私、ワグナー・ナンドールの妻・ちよ理事ほか、理事・評議員が参加しました。

* 『母子像・ふるさと』関係の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%AF%8D%E5%AD%90%E5%83%8F%E3%83%BB%E3%81%B5%E3%82%8B%E3%81%95%E3%81%A8

* 栃木県立美術館ーー> http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/

* 栃木県総合運動公園ーー> https://www.park-tochigi.com/sougou/

日本で最初の作品『母子像』
日本で最初の作品『母子像』

 除幕の前に、県知事、駐日ハンガリー大使のご挨拶に続いて、ワグナー・ナンドール記念財団を代表して私もご挨拶をしました。

除幕式

除幕式

記念撮影

記念撮影

左から福田富一栃木県知事、パラノビチ・ノルバート駐日ハンガリー特命全権大使、和久奈ちよ理事、私。

 式終了後は、ちよ理事は当日来ていた新聞社、テレビ局の取材に応じていました。

式後に取材を受けるちよさん

式後に取材を受けるちよさん

夕陽の中で夕陽の中で

中央広場での式が終了後、新築したばかりの「武道館」、「陸上競技場」を見学させて頂き、競技場のVIPルームで祝賀のレセプションもアットホームな雰囲気で開催されました、素晴らしいひと時でした。

つづく

シンポ『日本の戦後75年』

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 シンポ『日本の戦後75年』は、いずれも素晴らしいプレゼン、感動しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

発題1 松浦悟郎(名古屋教区司教、ピース9の会呼びかけ人)   日本のカトリック教会の戦後と憲法問題

発題2 中野晃一(上智大学、政治学者)   日本の戦後75年、これからの日本のゆくえ

発題3 安田菜津紀(フォトジャーナリスト)   戦後75年目の国際社会をジャーナリストの眼から見る

~~~~~~~~~~~~~~~~~

当日プログラム

当日プログラム

全国からの視聴者!

全国からの視聴者!

松浦悟郎さん

松浦悟郎さん

中野晃一さん

中野晃一さん

~~~~~~~~~レジュメより

 戦後 75 年、誓いを新たに グローバルな寡頭支配の拡散(トランプ、安倍、プーチン、習近平など) コロナ禍の中、むきだしになった貧困・経済格差、排外主義、差別や暴力 対抗運動としての「名乗りの連帯」(I am Kenji、#MeToo、Black Lives Matter) 「分断と支配のグローバリゼーション」vs.「連帯と共生のグローバリズム」 ヘイトと分断を乗り越える他者性・隣人性に基づく「連帯の政治」は可能か

~~~~~~~~~

安田菜津紀さん

安田菜津紀さん

* https://www.youtube.com/watch?v=4c1fubgfQn8

イランにHeroshima通り!

イラク北部のハラブジャにHeroshima通り!

新渡戸連続講座 9月

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 新渡戸連続講座の第3回講義が、松井博和先生を講師にお迎えして開催されました。

* これまでの連続講座の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

 今回は、『VUCAの時代を生き抜く新渡戸稲造精神』でした。

VUCA

VUCA

講師は松井博和先生

講師は松井博和先生

リーダー論

リーダー論

 『武士道』と新渡戸稲造とリーダー論、生き方の羅針盤として肝に銘じたいお話でした!

(一財)日本総研50周年 !

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 コロナ禍の中、『日本総研50周年 記念フォーラム(https://www.jri.or.jp/archives/4986/』が東京で開催されました。

 フォーラムの運営においては、新型コロナウイルスの感染防止(マスク、消毒等の徹底含む)、またフィジカルディスタンスを十分に保つため、来場者数を限定して行うなど、最大限の予防策をとっての開催でした。

ソーシャルディスタンシングを考慮して

ソーシャルディスタンシングを考慮して

 資料の袋の中にはフェイスシールドも用意されて、開催中は全ての参加者が着用していました。私は途中、頭のゴムが少々きつくて、何回かは外して聴いていましたが。

袋の中にはフェースシールド!

袋の中にはフェースシールド!

 HPからの引用 ~~~~~~~~~~~~~~~

 今後、シンクタンクに期待される役割は、現在あるいは将来にわたって社会が抱えるより複雑化する課題に対する解決策を、多様なパートナーとともに創出し、それを実装化していくことだと確信します。弊所では、すでに多彩なパートナーの皆様の英知と共創により、「ジェロントロジー研究」、「県民幸福度研究」をはじめとする研究プロジェクトから、社会実装へとチャレンジしておりますが、本フォーラムでは、こうした共創による取組の一端をご報告させていただく予定です。

~~~~~~~~~~~~~ 引用おわり

 当日の研究プロジェクト報告から、プログラムのタイトルにもあったコロナを超えた日本再生に向けて、「英知・共創・変革」のプラットホーム宣言~サステイナブルな社会システムの創造に向けて~」を再確認した次第です!

火事! 札幌の狸小路界隈

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 先日、地下鉄で仕事場の札幌市中央区南1条西5丁目の「愛生舘ビル(http://aiseikan.net/)」に行こうと大通り駅で降りて地上に上がると、何やら白い煙で辺りが騒然としていました。

狸小路方面からの煙!

狸小路方面からの煙!

 駅前通りの辺りかと見られたのですが、後からメディア情報によると狸小路4丁目のラーメン店からの出火のようです。

南二条通り東を見ると

南二条通り東を見ると

 現場周辺を後にして愛生舘ビル前にくると、消防車が一台駐車して、消火栓からホースの水を供給していました。

愛生舘ビル前の消火栓から

愛生舘ビル前の消火栓から

 私は18歳までここ南1条西5丁目で育ちましたが、幼い時から年に数回、近所で火事がありました。ススキノでもほぼ毎年火事があったことを思い出しました。報道によると、午前11時過ぎに出火して、沈下したのは6時間後のようです、いつの時代も火事は怖いですね!

アウシュビッツの中谷剛さん!

Posted by 秋山孝二
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 今から11年前の2009年、私はアウシュビッツを訪問する機会がありました。

< アウシュビッツの関連記事 >

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1457

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1474

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1485

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1501

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1522

 その時ガイドだった中谷剛さんが、先日、朝日新聞に大きく掲載されていました、また、私たちが説明を聞いたスモーレンさんのことも語っていました。スモーレンさんは私たちがお会いした数年後にお亡くなりになったと知りました。

 当時説明をして頂いた時のスモーレンさんです。(アウシュビッツ収容所会議室で)

ポーランド・レジスタンス:スモーレンさん

~~~~~~~~~~~~~~~~11年前の私の記述から

 アウシュヴィッツ展示の説得力は、「そのまま」であることなのかもしれません。「復元」は本当に少なく、施設等の建物は当時のままであり、偶然に残った、或いはポーランド・レジスタンスがクラクフ経由でロンドンの臨時亡命政府に秘密裏に伝えた写真・メモ等の展示となっています。目の前の施設は全く無言の施設・展示物、人々の存在は白黒のやや色あせた写真の中だけです。それ故に、見学者個々の思考と想像力に依拠した問題提起となるのでしょう。「伝える」活動の重要性、「無かった」事にしようとする危険性、ふと世界共通の課題だと納得しました。

 そして更に、量的な意味では、目の前には常識的には「大量の」施設、靴・髪の毛等の遺留品展示なのですが、それが極々一部であるという気の遠くなる犠牲者の数の多さを想像すると、一層今を生きる私たちにも恐怖が伝わってきます。
 地元・近隣と思われる沢山の高校生の見学者の表情も真剣でした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 中谷さんの1時間半を越える説明から、幾つか印象に残ったフレーズを書き留めておきます。

*「よそ者」の自分には、このアウシュヴィッツの意義が一層理解できるhttp://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7736-2907-1.html

*人道的に許せない、という視点ばかりではなく、20世紀のある時期に「国策として」実行された歴史的事実と認識して頂きたい

*一時の、或いは積年の「感情」だけではなく、ホロコーストには「仕組み・システム」が存在していた。自分たちと無縁の事ではない

*経済的インセンティブがシステムとして組み込まれていた事実、これは再び起こる可能性を暗示してもいる

*元所長ルドルフ・ヘスは家族とともにガス室近くの官舎に住んでいた。冷酷な人間という訳でもなかったらしく、官舎横には家庭菜園もつくっており、ナチス司令官ヒムラーと一緒に農業談義もよくしていたとの話もある。二人とも植物を愛でるタイプの人間でもあったのだ。一連の虐殺を個人的属性に帰するのは誤解のもとになるだけ。当事者は「職務」として実行しており、家に帰れば「良きパパ」だったに違いない

*日本の平均的教育レベルの高さに期待している。ただ極限状態に追い込まれた時に、どの程度理性的に行動し得るのか、人間の本生の赴くままになってしまうのか、それが今もこれからも問われるのだろう

 中谷剛さんの変わらぬ姿勢、あらためて11年前に訪問した時のことをしみじみ思い出し、メッセージを再確認致しました。

懐かしいDVDより!

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 医薬品卸売業の(株)秋山愛生舘の創業95周年パーティ、その様子を記録したDVDが見つかり、久しぶりに観てみると、懐かしいお顔が次から次へと。この秋山財団の最初の理事の方々もご出席、ご挨拶をされていました。1986年、今から34年も前になります、私は35歳、若かったな!

 主賓のご挨拶として、(株)北海道拓殖銀行元頭取の東条猛猪さん。

理事の東条猛猪さん

理事の東条猛猪さん

 同じく主賓のご挨拶、秋山財団の生みの親、名付け親の北海道大学元総長の伴義雄先生。

理事の伴義雄先生

理事の伴義雄先生

 同じく主賓のご挨拶、武田薬品工業(株)札幌支店長の高谷幹夫さん。

高谷幹夫支店長

高谷幹夫支店長

 乾杯のご発声は大成建設株式会社土肥支店長

大成建設株式会社札幌支店長の土肥さん

大成建設株式会社の土肥支店長

 会社関係者だけでなく、秋山財団の設立時に大変なご尽力を頂いた志摩理事、江口理事もご出席して頂いていました。

ご出席された志摩理事(左)と江口理事(右)

ご出席された志摩理事(左)と江口理事(右)

 会社からは、当時の秋山喜代社長、秋山宏副社長。

秋山喜代代表取締役社長

秋山喜代代表取締役社長(私の伯母)

秋山宏副社長(私の父)

秋山宏副社長(私の父)

 そして、35歳の私も末席に座っていました、まだまだ若僧でしたね!

 これらのDVDほか資料は、昨年10月に秋山財団内に創設した『愛生舘文庫』に保存されています、記録は大切ですね。

* 『愛生舘文庫』--> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%84%9B%E7%94%9F%E8%88%98%E6%96%87%E5%BA%AB

コロナ禍、イレブンナイン公演!

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 このコロナ禍の中、「ELEVEN NINES 2020新作本公演『名もなく貧しく美しくもなく』(http://eleven9.jp/namonakimazusiku/」が予定通りの日程で終了しました。客席は感染防止から定員の半分以下となりましたが、いずれの公演も満席で大盛況でした。

 山木将平くんも音楽だけでなく役者としても進化した姿で熱演でした(http://shoheiyamaki.com/events/event/namonaku2020/)!

* これまでのイレブンナイン関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%B3

 「世界は醜い」で始まるこの舞台、ピラミッドの底辺で暮らす人々と向こう側の世界との行ったり来たり、父と娘との危うい関係他、様々な人生が織りなす喜怒哀楽が、山木くんのギターの音色をバックに心に染み入りました。今回、3回も観劇したことで、各回とも違った印象を受けたのも面白かったですね。最近は、2月の「カッコウ」は5回観劇とか、複数回足を運ぶことで、一層作品の奥深さを噛みしめて楽しんでいます。

 今年の2月以降のコロナ禍の中、演劇に関わる皆さんの稽古から公演、その後も感染防止に対する涙ぐましいご尽力に頭が下がりますし、そんな環境でもなお劇場に足を運ぶファンの方々にも感謝したいですね。

(写真はいずれもカジタシノブさん)

 この公演、期間限定でアーカイブ配信(http://eleven9.jp/news/namonakustream/)もあるようです、早速チケットを買いました。

第62回 環境異業種勉強会

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 枝廣淳子さんの異業種勉強会、今回もリモートで、「第62回 コロナ禍に考える、経済と環境の両立の実現~EUタクソノミーから学び、日本企業のチャンスにつなげるには」でした。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%95%B0%E6%A5%AD%E7%A8%AE%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A

 温暖化の影響が増大しつつあり、企業にとっても気候変動リスクの重要度がますます高まっています。そのような 中、欧州では、数年前から経済と環境の両立を進め、産業政策・雇用政策につなげようとする動きが活発になっています。

 その大きな動きのひとつが、2018年3月に欧州委員会で策定した、「EU サステナブルファイナンス行動計画」です。これはサステナビリティの中でも特に気候変動対策に対し、ESG投資をはじめとする資金を呼び込むための行動計画で、この中核を担っているものの一つに「タクソノミー」と呼ばれるルールがあります。

 「タクソノミー」とは、経済活動が環境的にサステナブルであるかどうかを判断するための分類体系(基準)のことで、具体的には、欧州委員会がパリ協定の達成のため、2050年に二酸化炭素ネット排出量ゼロを掲げ、必要な投資分野を定義したものです。

 欧州の精力的な動きに対し、日本政府・企業の乗り遅れ感は大変気になるところでしたので、今回、ESG投資やサステナブルファイナンス関連等、政府の委員会で座長や委員を務められている、CSRデザイン環境投資顧問株式会社の代表取締役社長・堀江隆一さんのご説明は大変分かりやすくタイムリーでした。

 以下、私の手元メモより~~~~~~~~~~~

* リーマンショックの教訓として、短期投資ではなく、長期投資としての「ESG投資」の重要性

* キーワードは、「生物多様性」と「サーキュラーエコノミー」

* EUの考え方の根底には、あるべき姿としての『2050年の脱炭素社会』がある。そこに向けたロードマップができているか否かの点で、グリーンなのか、またはトランジションなのかの判断の要素としている

* EUは「脱炭素を目指せ!」、日本は「省エネ技術の開発」になりがち、

* 今後の方策は、各ステークホルダーができることをやる、市民レベルの力の重要性

* 投資の三次元概念ーー> リスク、リターン、社会的インパクト

* ブラウンのタクソノミー策定の議論が始まっている

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 リモート形式になって益々この勉強会は加速しています、毎回、本当に今最も旬な話題を提供して頂ける講師ばかり、時代を追いかけていくのも大変ですが私たちの地域の活動にすぐに役立ちそうです。

今なお、大林宣彦監督

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 大林宣彦監督は今年お亡くなりになりましたが、先日は、NHK総合テレビでアーカイブス『あの人に会いたい』の放映がありました。

* https://www.nhk.or.jp/archives/people/detail.html?id=D0009250605_00000

~~~~~~~~~~~~~~~NHK HPより

 大林さんは昭和13年、広島県尾道市の代々続く開業医の家に生まれた。大学時代は自主映画製作に明け暮れ、れい明期のテレビCMを数多く手がける。昭和52年に「HOUSE」で商業映画デビュー。いわゆる「尾道三部作」では懐かしい地方都市の風景と若者たちの情感をみずみずしく描き、その名を高めた。晩年はがんと闘いながら戦争をテーマにした作品を作り続けた。誰よりも映画を愛し、その可能性を信じた82年の人生だった。

~~~~~~~~~~~~~~~

 これまでにも何回か監督に関しては、私なりにもコメントしてきました。

* 関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%A4%A7%E6%9E%97%E5%AE%A3%E5%BD%A6

 札幌でお会いしたのは、北海道・芦別を舞台にした「野のなななのか(https://filmarks.com/movies/56266/spoiler」の北海道での先行上映に際し、大林宣彦監督、俳優の常盤貴子さん、品川徹さんらを囲んでの初日前夜でのパーティででした。「なななのか」は「七・七日:四十九日」です。ご案内を頂いたのはテレビでも報道されましたが、地元芦別の制作委員会(http://blog.goo.ne.jp/nanananoka)の皆さまでした。

野のなななのか

 そのパーティの時の写真、一生の宝ですね!

大林宣彦監督と女優の常盤貴子さんと札幌で

令和2年版 『環境白書』

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 令和2年版『環境白書』のリモート説明会が開催されました、『地域循環共生圏』についてもかなり明確なイメージが示されています。先月の一次産業白書とともに基本方針が示されています。

* http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/

* 『地域循環共生圏』関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E5%BE%AA%E7%92%B0%E5%85%B1%E7%94%9F%E5%9C%8F

* 一次産業関連白書の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=39440

 説明の後、SDGsに至る国際社会での議論の経緯も説明して頂き、大変勉強になりました。ここまでによって来たる積み上げてきた議論の経過を知ることは重要ですね。

『差別』part 2

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 先月のpart1『知る・気づく』に続き、今回はpart2『行動する』です、出演者は前回と同じ。

*part1の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=39445

 今回のキーワードは「行動する」です。
 差別や偏見を自分が受けた時、受けたと感じた時、目撃した時、あるいは思いがけず差別や偏見を他人に感じさせるような言動をしてしまった時にどう対処すればいいのかそして、差別や偏見を完全になくすことは難しいですが少しでも減らしていくために出来ることは何か、に焦点をおいて話し合いが進みました。活動主体としての立ち位置の確認とその戦略について、それぞれのお立場と実践から意見交換が興味深かったです。

 これまで私自身、ある意味では避けてきたこれらのテーマ、コロナ禍のリモート環境が私にもこのような場への参加のハードルを低くしてくれた気がします、まさに新しい時代の到来であり、学び、活動できるチャンスですね。

 「加害者・男性 vs 被害者・女性」の構図から、「性暴力を否定する人々 vs 性暴力を容認する人々」の構図が、新しい活動の始まりになると私は思うのですが・・・・。

 彼女たちはそんな私のスタンスを受け入れてくれるでしょうか?

ソーシャル・ディスタンシング!

Posted by 秋山孝二
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 ポストコロナ時代、それぞれの集まりがそれぞれの工夫ですね。

 今年6月にもご紹介しましたが、北海道経済同友会の幹事会、さらに広い会場での会合となりました。

* 前回の様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38987

さらに広く!

さらに広く!

 メディアアンビシャス例会後、数人と向かいの路上で飲み会!

* メディアアンビシャス例会関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%B7%E3%8

昼間の様子!

昼間の様子!

風情のある夜の外呑み!

風情のある夜の外呑み!

 因みにここで紹介された本、買って読まねば。

 そして、私が監事を務める(公財)北海道対がん協会の理事会の様子。

* (公財)北海道対がん協会の関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E5%AF%BE%E3%81%8C%E3%82%93%E5%8D%94%E4%BC%9A

アクリル板の仕切りが設置

アクリル板の仕切りが設置

 これらの対策は一時的なものではなく、ポストコロナ時代としての新しいスタイルとして定着していくのでしょうね、2020年は、世界的に本当に節目の年になりますね!

野茂英雄、永遠のヒーロー!

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 野茂英雄(https://www.nomo-radiant.jp/)は、私にっての永遠のヒーローです。これまでに何回かここにも書いていますが、嬉しいことに最近、月刊誌に特集が組まれていました、今なお野球を愛して後輩の育成に熱心な野茂英雄、本当に「野球少年」そのままですね、大谷翔平にも繋がる雰囲気を醸し出します!

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=17591

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=20671

 今回、月刊誌Number(https://number.bunshun.jp/articles/-/844573」の特集、懐かしい場面の数々、当時のことをつぶさに思い出しました、私に大いなる勇気をくれました!特に、当時アメリカで闘っていた多くのビジネスマンに大変な人気で、自分の部屋の壁にポスターを貼っていた方もたくさんいましたね。

 ドジャース球団オマリー・オーナー、チームのラソーダ監督ほか、たくさんの人との出会い、彼の野球と向き合う真摯な姿勢を高く評価した多くの方々も彼の財産です。それに比べると、日本を出ていく時に9割以上の「野球解説者」「評論家」達の罵声にも似たネガティブ評論は、醜悪でしたね、今、何とコメントするのでしょうか。

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< コンテンツ >

  • 独占インタビュー文◎鈴木忠平野茂英雄「僕が貫き続けたこと」
  • パイオニア対談野茂英雄×山中伸弥「iPS細胞とトルネード投法」
  • メジャーが見たNOMOの衝撃文◎ブラッド・レフトン/笹田幸嗣/杉浦大介ピーター・オマリー「長嶋も王も『彼は別格だ』」デリック・ホール「“父親”ラソーダの愛情」フィル・ガーナー「ソーセージの着ぐるみ姿に爆笑」ジェイソン・バリテック「ノーヒッターの夜の記憶」
  • 稀代の開拓者に導かれて文◎生島淳/長谷川晶一吉井理人「アイツ、ホンマにやりよった」長谷川滋利「同級生だけど、今でも雲の上の人」黒田博樹「ただならぬ覚悟」斎藤隆「ドジャースの歴史を紡ぐという“必然”」大川達也「第二次全盛期と投球フォームの変化」
  • 日韓パイオニアの友情秘話文◎慎武宏朴贊浩「124勝“野茂超え”にひとり号泣した夜」
  • AK砲が明かす真剣勝負の舞台裏文◎鈴木忠平清原和博&秋山幸二「2分の1のスリルと100%の純情」
  • ノンフィクション文◎中村計渡米前夜のトルネード
  • 伝説の助っ人の回想文◎ブラッド・レフトンブライアント「憧れの投手にノモは似ていた」
  • 先達エースが惚れた“原石”野茂英雄文◎石田雄太/村瀬秀信山田久志「伝わった、パ・リーグのエースの矜持」
  • 村田兆治「一目で認めた反骨の変則投法」権藤博「彼ほどの“プロ”を僕は知らない」
  • 名捕手の絶賛文◎赤坂英一古田敦也「凄いなと思える一番の存在」
  • 最強アマチュア戦士の証言文◎長谷川晶一ソウルの選手村に響いた怪物の怒声
  • 入団同期 剛腕の絆文◎渋谷真与田剛「メジャーへの“すてきな片想い”」
  • 同級生が明かす素顔文◎芦部聡英雄が無名の高校球児だった頃
  • 飛躍の原点文◎熊崎敬18歳の涙を止めた新日鉄エースの教え
  • 城崎探訪ルポ文◎熊崎敬NOMOベースボールクラブ「それでも、夢をあきらめるな」
  • 極私的野茂英雄論文◎石田雄太佐野元春「今も想いは“いつかきっと”」安藤忠雄「圧倒的オリジナリティとその覚悟」
  • 少年野球大会を共同開催文◎市川忍栗山巧「子供たちへの視線に感じる大きな心」
  • パイオニアを読み解く心に突き刺さる野茂ストレート語録
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安倍退陣、壊し続けた7年8か月!

Posted by 秋山孝二
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 私は企業経営から身を転じて約20年、それまですっ飛ばしてきた人生の忘れ物を拾い集めるように、「近代史」における保阪正康さん、「歴史認識と世界経済状況」における寺島実郎さん、「地球環境問題」の枝廣淳子さんを師として今日に至っています。リーマンショック、東日本大震災、各地の大災害等の大変衝撃的な事象に対しても、この3人の師のお陰で、羅針盤を得たように冷静に激流を生きて来られた気がしています。

* 保阪正康さん関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E4%BF%9D%E9%98%AA%E6%AD%A3%E5%BA%B7

* 寺島実郎さん関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E5%AE%9F%E9%83%8E

* 枝廣淳子さん関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9E%9D%E5%BB%A3%E6%B7%B3%E5%AD%90

 そんな私の眼からは、この間の安倍晋三首相の政治に関しては、殆どのマスメディアとは見解を異にしていて、今回の退陣表明、この7年8か月の総括についてもかなり違和感を抱き、特に「アベノミクスの効果」とおっしゃる方々の弁を聴いていて、とんでもないと憤りを感じる程です。

 安倍晋三首相が退陣を表明した直後、インターネットのリモートで3時間を超える大変興味深い意見交換がありました。この7年8カ月は、日本にとって何だったんでしょうか?戦後75年苦闘の中積み重ねて創ってきた新たな日本の歴史を、数々ただひたすら「壊してきた」に過ぎないのではありませんか!

* https://twitter.com/ChooselifePj/status/1299272074498904071

 この緊急企画は、アカデミックな立場、闘うメディア記者、youtuberから市井の活動者と、幅広いフィールドで実際真摯に課題に向き合っている方々のお話で、それぞれ我が意を得たりといった感じで素晴らしかったです。

 マスメディアが、首相官邸等の一方的発表の垂れ流しの中、こんなにも各ジャンルで自分の頭で考えて現実と向き合っている方々がいらっしゃるのを知り、大きな勇気をもらいました。

 以下、それ以外でインターネットにアップされた幾つかのコメント、つまみ食いですがご紹介します。

~~~~~~~~~~~~~~~~ 発言から

* 日銀元副総裁がアベノミクスを総括「辛口の評価をせざるを得ない」
成長率の平均は1%を切る 景気拡大を実感できず、この8年近くの間の実質GDPの成長率は平均1%を切っている。その意味で回復過程は非常に緩やかだったといえる。企業経営者、消費者の感覚からすれば、景気回復、景気拡大を実感できるような状態ではなかった。雇用情勢が良好だった割には、賃金がそれほど増加せず、その結果として個人消費はほとんどゼロ成長だった。つまり、消費者の厚生は高まっていないということだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/db490fb3f7ed51167ce0b982cd684eb84b9633e8?page=1

* 閣僚が不祥事で辞任する度に、「任命責任は私にある」といって国民に詫びては、責任をとることはなかった。それでも、選挙に負けることがなかった。森友、加計学園問題、公文書改竄問題が浮上し、総理主催の「桜を見る会」の私物化が指摘されても、あれやこれやの言い訳を駆使して、都合の悪いことはどこかうやむやにして乗り切ってしまう。“立法府の長”と自称しても許されたように。それでいて「安倍嫌い」と「安倍支持者」がはっきり分かれる。その政策や政権運営を振り返っても、どこかうやむやの中途半端な印象が拭えない。これも日本の政治が軽薄になった証なのかも知れない。

* 報道特集  日下部氏
「日本は報道の自由度ランキングで11位だったのが、安倍政権下で72位、今年は66位。韓国や台湾も40位ぐらい。安倍政権のメディア対応が影響しているが、日本は独裁国家ではない。長期にわたる低迷の原因の1つは私たちメディアにある。メディアは権力の監視とい基本的な役割を果たしてきたか。忖度や自主規制はなかったか。
現場の記者だけでなくメディア全体の問題」

* 「『敬意』などという言葉を軽々しく用いてはならない。この際、盗っ人猛々しい・・・とでも言うのが適当ではないのか。彼にどれだけの悪事を許してきたか。いくたび不正を見逃してきたか。憲法はいかに蹂躙されてきたか。貧者と弱者はこれまでいかにのけものにされてきたか。『痛恨』とはこちらの話だ」(辺見庸さん、8月29日)

* 「長期政権なんで功罪あると言いたいんですけど、罪の方ががあまりにも大きいのが事実。ありとあらゆる疑惑をウソ、詭弁でごまかし、公文書改ざんまで引き起こした。アメリカに媚びへつらい、アメリカとの対等な関係を失い、アメリカ製のオンボロ兵器を売りつけられただけでしょ」(青木理さん)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 引用おわり

 こちらもその後コメントが掲載されました
* https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%AE%89%E5%80%8D%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%AE%E6%88%90%E8%B9%8A%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE-%E6%81%A9%E5%B8%AB-%E3%81%8C%E8%8B%A6%E8%A8%80-%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%82%E3%81%86%E5%B0%91%E3%81%97%E7%9F%A5%E7%9A%84%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BB%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F/ar-BB18PFxt?ocid=msedgdhp&fbclid=IwAR2LzZr8FHsfdIurHEm9ycfAoeW1Bbr8YNQxrSVR1hwK8avnES62IWLU69k

 辞任発表からすぐに、後継総裁選びについてマスメディアがこれまで同様の調子であれこれ大きな記事・番組を流していますが、相も変わらずといった感じですね、これからの日本の将来像を語るようなレベルの候補者は一人も出てくる様子がありません、暫くは政治は冬の時代、民主主義において一般市民の政治参加はただ「投票権だけ?」なのかと暗澹たる気持ちにもなります。でも、諦めはしません、自分の4人の子供・11人の孫を含めた若い家族の将来、札幌・北海道地域の明るい未来のためにも、私の残りの人生を精一杯生きなければ、これまでお世話になった多くの方々に申し訳ない、昨今の政治動向を見ながら、今、私はそんな思いに駆られています。

 いずれにせよ、私、私に関わりのある組織の責任者・一員として、命果てるまで頑張ろうと思っています!

公法協ウェッブ版に寄稿!

Posted by 秋山孝二
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 今年も「公法協ウェッブ版コラム」に寄稿しました、3年連続です。

< これまでの寄稿 >

* 2018年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33924

* 2019年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=36280

 今年の寄稿は、(公財)北海道演劇財団から、コロナ禍の演劇公演を考察しました。

<参考> (公財)北海道演劇財団 (http://www.h-paf.ne.jp/
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公益法人協会メール通信 No.248(2020.08.14)
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今月のコラム「公益としての『演劇』振興 ― 今、ここ札幌で」
◆◆―――――――――――――――――――◆
◎公益としての『演劇』振興 ― 今、ここ札幌で
公益財団法人 秋山記念生命科学振興財団
理事長 秋山孝二
◆◆ ――――――――――――――――――◆◆
 北海道で、私は幾つかの財団活動に関わっており、今回、設立から携わり副理事長、つい今年6月まで6年間理事長を務めた(公財)北海道演劇財団のコロナ禍におけるこの間の取組みをご紹介致します。
 北海道において、「民間・公益活動」として「演劇」が認められ、芝居自体の質・量はもとより、各劇場に足を運ぶ観客の層・拡がりが、以前よりもはるかにレベルアップしています。そして、「産業としての演劇」、言い換えるならば演劇で飯を食える基盤づくり、演目等に裏付けられた「雇用」が地域に根付く、そんな街づくりの理想を私たちは求めてきました。
 その装置として、例えば毎年11月の「札幌劇場祭」は、新作ほか外国からの招待公演の場、若い演劇人の登竜門的な場として賑わいが定着し、「札幌演劇シーズン夏・冬」は、再演を軸とした人気の演目で初めて劇場に来る方を含めて来場者を増やしています。私は、ここまで演劇一筋に情熱を燃やしてきた多くの役者、照明等の舞台関係者、脚本家、演出家等、劇場関係者を思い浮かべ、少しでもその労に報いたい一心で20数年全力を尽くして参りました。
 2月下旬、演劇「虹と雪、慟哭のカッコウ ~SAPPORO’72」公演が市施設で予定されており、予防策を入念に準備して初日を迎えました。6公演を積み重ねた時、さらなる対応強化策を示して公演を継続、入場前に全てのお客さまの手指アルコール消毒を徹底し、公演冒頭にセットのナースステーションから「予防の手洗いの詳細手順説明」も行い、お客さまから拍手も頂いたりしました。しかし、数日後夕方、鈴木知事による「週末外出自粛要請」発表があり、公演終了後に、以後千秋楽前の3回の公演中止を決断しました。決定直後、出演者・関係者全員が舞台に集合して、私も同席し芸術監督の斎藤歩から中止の決定とその経緯を説明しました。
 ここまで10公演を終えて、日に日に作品の評価も高まり、このような状況の中、予約のキャンセルは若干有ったものの公演毎に当日券もかなりの枚数に上っていましたので、胸の張り裂けるような気持、まさに苦渋の選択で、昨年末から稽古を重ねてきたユニット関係者の忸怩たる思いは察するに余りあるものでした。私は、公演の継続等は、個々の事情による関係者の判断が一番重要で、政府・自治体が上から言う話ではなく、続ける社会的使命があると確信していました。
 公演をめぐっての一連の判断を今振り返ってみて、私は、民間財団理事長として目指す「公益としての『演劇』振興」と真摯に向き合った数週間、「自粛」「自粛」の同調圧力の中、“今”“ここ札幌”で公演を続ける責任をギリギリまで追求してきたことに誇りを持っています。そして、7月中旬から、ポスト・コロナ時代の新しい公演スタイルで劇場は再開しています。
 感染症の歴史は、差別の歴史、もう克服したと思っていた感染症との闘い、芸術・文化の価値とどう折り合いをつけていくのか、ポスト・コロナ時代の当事者のあり様は、簡単に中止ではなく可能な限りの予防策を練っての継続を目指すことこそ、これからの新しい姿です。演劇は、異なる価値観を理解するのに強い力を発揮し、人々に希望・活力を与えます。その意味でも今こそ演劇の力、地域・民間・自立財団の力が必要とされているのだと私は信じています。

■■(公法協NEWS)

札幌千秋庵の跡で

Posted by 秋山孝二
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 札幌の老舗『千秋庵』ビルの跡地に、ホテル『ザ ノット札幌(https://hotel-the-knot.jp/sapporo/』が開業しました。そのオープニングを飾る展示スペースでは、森のイメージがユニークに展開されています。札南高学校林でもお世話になっている「Out Woods」代表の足立成亮さん企画。

* https://kurashigoto.hokkaido.jp/information/20200807130000.php?fbclid=IwAR10hZ-5d6SIgqESITmtKaVX_6SDTcCGj1iUWWVtVBv8XqVvErGc3cuH9_g

 どこかで観た樹木、まき、人、です!

* 札南高学校林関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%9E%97

新渡戸連続講座 第2回 2020

Posted by 秋山孝二
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 今年度の「新渡戸連続講座」は第2回目、久田徳二さんのご講演、ジャーナリストとしての新渡戸稲造にも焦点を当てた大変興味深いお話でした。
* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

大勢の参加者で盛況!

大勢の参加者で盛況!

久田徳二さん

久田徳二さん

 さらに、新渡戸稲造の晩年の苦境の時代と減退との近似性についても、歴史的事実から鋭い考察をされていました、まったく私も同感でしたね。

 そして最後には、今私たちが活動している「新渡戸稲造記念公園」の「札幌遠友夜学校記念館」建設のご紹介もして頂きました!