ハラリ先生の特別授業

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 NHK教育TVのEテレ『ハラリ先生の特別授業(https://uwcisak.jp/jp/nhk-harari/』は大変興味深かったですね。この特別授業に、「ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン」の生徒8名が出演して、 ハラリ氏と熱い議論をかわしていました

NHKのHPより~~~~~~~

 歴史学者で世界的ベストセラー「サピエンス全史」著者のハラリ氏が、日本で学ぶ若者たちのために特別授業を開講する。コロナ禍の世界で巻き起こるさまざまな出来事・事件をどう捉えるべきか。パンデミック後の世界をどう生き抜くべきか。人類史の教訓をもとに講義し、それを受け止めた若者たちと丁々発止の熱い議論を展開する。出演:ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンの皆さん 司会:道傳愛子 声:森山未來

~~~~~~~~~ 引用おわり

2020年ダボス会議での講演

2020年ダボス会議での講演

ハラリ

ユヴァル・ノア・ハラリ先生

マンガ本にまで

マンガ本にまで

時代認識として

時代認識として

 時代認識としての深い見識、寺島実郎さんの視座にも通じるものを感じました。

* 寺島実郎さん関連のこれまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E5%AE%9F%E9%83%8E

愛生舘サロン例会 お米の世界 2020

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 愛生舘サロン例会、11月は千野米穀店(https://chino-grain.co.jp/)の徳永善也((五ッ星お米マイスター、お米アドバイザー、ごはんソムリエ、雑穀エキスパート、日本小児アレルギー学会会員、札幌市食生活改善連合協議会特別会員))社長の『お米の世界』、食べ比べ、炊き方ほか、深いお話でした。

* これまでの例会記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%84%9B%E7%94%9F%E8%88%98%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%B3%E4%BE%8B%E4%BC%9A

同じ電気釜6台で条件を整えて!
同じ電気釜6台で条件を整えて!

おかずの数々!!

おかずの数々!!

 それぞれのお米二合を炊いての食べ比べ、おかずの美味しさも相まって、瞬く間に全てのお釜が空になりました!!

新渡戸連続講座 第4回 2020

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 今年の新渡戸稲造連続講座第4回は、留学生を巡る環境について、インドネシアからの視点でお二人のゲストにお話を伺いました。北大農学部助教のマリア・ステファニ・ドウイヤンティ先生と、「異国の母」、[留学生の母」として親しまれている須見ウィディアさん(コンサルタント、観光コーディネーター、通訳、レストラン経営)をお迎えして、留学生の生活や技能実習生・特定技能実習生の抱える問題等について、厳しい現実についてもお聞きしました。私たちがもっと関心を持ち取り組んでいかなければならないと思ったひと時でした。今の時代の遠友夜学校の理念の具現化は、留学生たちへの集いの場も大切なのではないかと、貴重な学びとなりました。

* これまでの新渡戸連続講座の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

お二人のゲスト

お二人のゲスト

 北大農学部助教のマリア・ステファニ・ドウイヤンティ先生。ご自身の日本での学びの歴史をわかりやすく語られました。

 須見ウィディアさんは北大の近くでインドネシア料理店「ワルン・ジャワ(http://www.tsu-en.sakura.ne.jp/shop.htm」を経営されていますが、大変パワフルなお話。

 これまで新聞の取材も数多く、『異国の母』の文字が読み取れます。昨今ではハラルや礼拝に関してもアドバイスを求められることも多いようです。

公演『太陽系第三惑星異常なし』

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 劇団イレブンナインの公演『太陽系第三惑星異常なし(http://eleven9.jp/taiyoukei/』は、公演前の稽古風景を毎日配信した『稽古場日報(https://www.youtube.com/watch?v=4FnX-o5Yw78』、公演中の楽屋風景の配信といった新しい取り組みを含めて、劇団としての大いなるチャレンジでした。

 私はこの数年、一つの作品公演を複数回観る傾向があり、同じ内容ながらその日の役者たちの出来・不出来、観客の反応等で、微妙に、或いは時々は大きく変化する舞台を楽しむことを覚えました、新たな演劇の楽しみ方とでもいうのでしょうか。

 1か月以上前からの稽古開始から、キャスティングを変更したり、立ち位置を変えたり、いろいろ手を入れての本番まで、さらに公演中にも微調整に余念がないクリエイターの執念とでも言うのか、芝居という生き物との格闘を垣間見る面白さは、なかなか味わえるものではないですね。

 思えば今年はコロナ禍の中、2月の公演から予定通り開催し終了できることが本当に幸せな日々だと感じています。どんなに予防策を立てても、したたかな新型コロナウイルスは、世界的に拡大を続けています。『ウィズ・コロナ』時代の『新しい演劇公演モデル』を、札幌から世界に発信したいものですね。

* 2月公演の様子ーー> 『虹と雪、慟哭のカッコウ』

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%80%8E%E8%99%B9%E3%81%A8%E9%9B%AA%E3%80%81%E6%85%9F%E5%93%AD%E3%81%AE%E3%

札幌南高図書館 秋 2020

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 北海道札幌南高校(http://www.sapporominami.hokkaido-c.ed.jp/は今年創立125周年の記念の年、10月には記念式典・祝賀会も開催予定でしたが、コロナ禍で全て中止となりました。学校では今後もこれに関連した行事は予定していないとのことですが、六華同窓会(https://rikka.net/では、100年記念館の展示企画等ほか、来年に向けて準備を続けています。

 そんな中、先日行われた学校評議員会の前に、久しぶりに図書室を訪問して司書の成田康子さんとお話をすることができました、さすがに『125周年記念の特別展示コーナー』を企画して、先輩たちの時代をテーマに在校生たちへの啓発に注力されていました!

* 成田康子さん・札南高図書館関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%88%90%E7%94%B0%E5%BA%B7%E5%AD%90

図書室で創立125周年特別展示

図書室で創立125周年特別展示

 成田さんのお話では、昨今、政治・宗教の話を友人たちとするのはほとんど見られず、学校内ではどこか避ける話題とのことでしたが、読書については在校生は皆、かなり読み込んでいるとか。

 マスメディアでは活字離れと言われて久しいですが、若い世代はそれなりに知見を蓄えて成長しているようです、私たちの世代も将来の北海道、日本、世界を想像する担い手たちとともに、前向きに生きていきたいものです。

地方創生 @ 早稲田フォーラム

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 このコロナ禍の中、地方創生の興味深いフォーラムがリモートで開催されました。

* https://ipp-ex06.peatix.com/?lang=ja

 感染者数は、北海道でも第三波として増加しています。ススキノ地区での営業時間短縮要請等、北海道、札幌市の新たな防止施策は先週末から始まっていますが、現状認識が正しいのかどうか疑問に思う箇所も多く、それに基づく施策にも??と思うことばかり。Go to キャンペーンをそのまま維持しての相矛盾する姿勢は、コロナ感染を一層助長しているとしか思えません。

 そんな中での地方創生、地域イノベーションのフォーラムには、地域で暮らす私としても何かモヤモヤする気持でお話を聴いていました。

 基本的にはイノベーションの担い手をどう創り出すか、地域にいないというよりも今の日本、どこにも不足していると思うのです。無いものは外から持って来るか、自ら創り出すか、どちらかしかありません。概念は勿論大切ですが、具体的な「担い手育成プログラム」が速やかに求められていると思います。

新渡戸十次郎 生誕200年祭(下)

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 午前の部が終了後は、別室で三密をさけてのご当地弁当の時間。

ご当地弁当!

ご当地弁当!

 午後からはいよいよ青山淳平さんの新著記念のご講演です。

【第2部】

出版記念会

* 青山淳平『それぞれの新渡戸稲造』

* フォーラム第3号刊行「第3回稲造サミット」特集

 最初に『森の泉社(https://honnoizumi.co.jp/)』の社長・新舩海三郎氏が昨今の出版事情と今回の出版経緯について。

出版社代表

「本の泉社」社長 新舩海三郎氏

 続いて青山淳平さんのお話。

青山淳平さん

青山淳平さん

 講演に続いては、フォーラム第3号刊行「第3回稲造サミット」に寄せてのコーナー。

〇 (公財)秋山記念生命科学振興財団 理事長 秋山孝二氏

〇 NPO法人 十和田歴史文化研究会 理事長 小笠原カオル氏

 昨年11月開催の稲造サミット関連のご報告。 私もこのサミットの生みの親としてその経緯をお話する時間を頂きました。

 そして、【第3部】

「台湾と、根っこでつながってる青森県」 交流構想を考える、では、

 パネリストは、友田博之氏、藤井茂氏、奈良哲紀氏、コーディネーターは神重則氏で、研究書や古文書の解読、翻訳、勉強会、年表編纂部会、幕末南部藩及び台湾歴史文化探訪研修部会の活動について語り合いました。

パネルディスカッション

パネルディスカッション、左から神、友田、藤井、奈良、の各氏

 特に奈良さんは昨年のサミット翌日のツアーバスと同様、十次郎の無念の行の報告で号泣されました。

感極まる奈良さん!

感極まる奈良さん!

 コロナ禍でコンパクトな企画に変更したとはいえ、大変濃密な十和田市での一日となりました。終了後は、奈良さんの車で八甲田山系の山道を走り抜けて青森に宿泊しました。

新渡戸十次郎 生誕200年祭(上)

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 毎年10月15日の『新渡戸稲造命日祭』、今年10月に予定されていた第四回『稲造サミット』は、いずれもコロナ禍の中、相次いで中止となりましたが、『新渡戸十次郎生誕200年記念大会』は、実行委員会の判断で感染防止体制を万全にして開催されました。私も第三部で稲造サミットの設立経緯等についてご報告させてもらいました!

* 『新渡戸稲造命日祭』関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E7%A8%B2%E9%80%A0%E5%91%BD%E6%97%A5%E7%A5%AD

* 『稲造サミット』関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=INAZO%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88

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新渡戸十次郎生誕200年記念大会

<役員のご紹介(敬称略・五十音順)>

十次郎生誕200年記念大会実行委員会 実行委員長  友田 博之

大会長

中野英喜    「幻の穴堰」ほかのオーナー、実業家

実行委員長

友田博之    三戸町教育委員会教育長

名誉大会長

新渡戸偉代   十次郎5代目子孫

委員

青山淳平    ノンフィクション作家

秋山孝二    (公財)秋山記念生命科学振興財団理事長ほか

伊藤一允    青森県文化財保護協会副理事長

岩本由輝    東北大・山形大・東北学院大名誉教授

大里康正    世界旅行作家・カメラマン・語学堪能

草原克豪    拓殖大名誉教授・財団法人英語教育協議会理事長

齋藤利男    弘前大学名誉教授・弘前学院大学教授

塩谷未知    青森中央学院大教授

下谷栄治    三沢おもちゃ病院院長ほか

神 重則    みちのく銀行地域創生部部長

高木まゆみ   株式会社また旅くらぶ代表取締役社長

館山紀大    青森市社会科副読本編集元委員長・青森市立筒井小学校元校長

田村まさよし  画家

福士順一    みきの保育園園長・青森県立南高校元校長

藤井 茂    財団法人新渡戸基金理事長・東北アメリカ協会会長ほか

蛇口剛義    南部(八戸藩)藩士蛇口伴蔵5代目御子孫・八戸高校元校長ほか

松沢幸一    株式会社明治屋代表取締役社長・前キリンビール社長ほか

< プログラム >

【第1部】

〇初めての新渡戸十次郎生誕祭にあたって

〇「現在の十和田市へ引き継がれた十次郎のまちづくり構想」

講師 青森県文化財保護協会副理事長 伊藤一允氏

〇「十次郎と辿る南部藩三戸城の歴史」~国の史跡目指して、東北最大級の城跡発掘調査から

講師 三戸町教育委員会 野田尚志氏

【第2部】

出版記念会

* 出版に寄せてのご挨拶 「本の泉社」社長 新舩海三郎氏

* 講演「それぞれの新渡戸稲造」著者 青山淳平氏 『十和田との出会い』

* フォーラム第3号刊行「第3回稲造サミット」に寄せて

(公財)秋山記念生命科学振興財団 理事長 秋山孝二氏

NPO法人 十和田歴史文化研究会 理事長 小笠原カオル氏

【第3部】

「台湾と、根っこでつながってる青森県」 交流構想を考える

パネリスト 友田博之氏、藤井茂氏、奈良哲紀氏

コーディネーター 神重則氏

研究書や古文書の解読、翻訳、勉強会、年表編纂部会

幕末南部藩及び台湾歴史文化探訪研修部会

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 まずは冒頭ご挨拶から午前中の第一部の様子をご紹介。

中野実行委員長の開会ご挨拶

中野秀喜大会長の開会ご挨拶

実行委員長

友田博之 実行委員長

講演

ご講演

三戸教育委員会野田さん

三戸教育委員会野田尚志さん

 南部藩三戸城の歴史についてのご説明は大変興味深いものでした。

益子の秋 2020

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 栃木県益子町にある(公財)ワグナー・ナンドール記念財団(アートギャラリー)(http://wagnernandor.jp/mobile/wnag.html)では、毎年春と秋にそれぞれ一か月間展示会を開催して、アトリエ、常設展示、庭、特別展示を多くの方々にご覧頂いています。今年はコロナ禍で、春の展示会は屋外は通常通り、室内は場所を限定しての公開でしたが、今回の秋の場合は新型コロナ対策を万全にして、通常に戻しての開場、すでに遠方からのお客様もお越しになって頂いています、今月15日までです。

 今年9月には、『母子像』が宇都宮市内に建立され、記念すべき年となりました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=39819

 ここのギャラリーのすぐそばに、益子古城跡に「益子陶芸美術館(http://www.mashiko-museum.jp/」があります。

益子古城
益子古城

 雨のワグナー・ナンドール財団もなかなかしっとりして風情があります。雨水を巧みに利用した小さな連続する滝、雨どいからの雨水も鎖を伝わって地面へと注ぎます。

 今回の併設展示室は、島剛さんの彫刻作品群です。


 
坂下の通りには、たくさんの益子焼のお店が並んでいます、伝統的作品、挑戦的作品、観るだけでも楽しめます。

益子焼のお店の奥の登り窯。

 コロナ禍の中、多くの方々はこのような時期だからこそ文化・芸術の秋を楽しみたいというお気持ちになられているのではないでしょうか、大切にしたい時間ですね!

故 秋山一男 7回忌!

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 時の経つのは早いものですね、私の三つ歳上の兄・一男が亡くなって今年で丸6年、コロナ禍で親族が集まることはできませんが、私は札幌の位牌にお参りをしました。また、再来週には神奈川県横浜市のお墓にも足を運ぶ予定です。

* 逝去当時ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=21621

* 三回忌法要ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28126

「医光院寛恕一心居士」

 当時のサイトから引用して再度掲載させて下さい、今もこの気持に変わりはありません。

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「医光院寛恕一心居士」

 現役の「独立行政法人 国立病院機構 相模原病院院長(http://www.hosp.go.jp/~sagami/byoin/aisatsu.html)」としてアレルギー分野で日本の医療に尽力してきました。

 1年ほど前に検査ですい臓・肝臓の異常が見つかり、以来、入退院を繰り返しながらも院長業務を変わらず続け、最後まで現役「臨床医」の信念を行動で示しました。悲しみ、喪失感というより、何か「医道のサムライ、アッパレ!」と言いたい首尾一貫した人生でした。

 思い返せば今年明けから、私の東京出張の合間に病院を訪問し、約10か月間。これまでの薄いコミュニケーションを一気に取り戻すような、私なりには濃密なやり取りは貴重でした。3歳年上で、幼い頃から勉強、運動ほか、私の目標とする兄でした。小学校の時だったでしょうか、相撲をやっていて私の投げ技で目の前でひっくり返った兄を見て以来、私は兄と相撲を取るのをやめました。その瞬間が昨日のことのように思い出すから不思議です。

 限りある命の宣告を受けた直後は、「死」について向き合う少々動揺する心を率直に語ってくれました。何回目かの訪問時、「『死』というよりも『永眠』と考えると気持ちが落ち着いてくる」と、笑顔を交えて話していました。「覚悟を決めたのに少し状態がよくなってきて気持が緩むと、それをまた引き締め直すのが大変だ」とも。毎回こちらから問いかける訳でもないのに、数値を示しながら今の自分の状況を淡々と説明する様子は、まるで目の前の患者さんの病状を職員に語っているような錯覚をするほどでした。この間に届いたメールを読み返して見ても、素人の私に対して専門用語と数字の変遷を書き綴って、終始、今の体調を説明する内容です。

 病室では、アレルギー分野の医療の課題の他、病院人事とか院長職としての病院経営総体に対するやり取りが印象的でした。特に、自分が患者として感じたことを、院長を務める自病院の医師・看護師・コメディカルの方々に、あたかも研修の講師のように細かく分かりやすく説明する姿も目に焼き付いています。

 9月下旬には、「腹水が少しずつ溜まってきている、確実にダウンヒルだね」と。毎回病室を出る時は握手して別れていましたが、10月29日の午前中の訪問時は、「意識と体が別々の感じがする」と言いながら力強く握手したのが、わたしにとっては兄の最後の姿となりました。この間、病院の皆様方の一丸となった誠意溢れる対応に、見舞いにきた母が感動し、私も心から心から感謝する次第です。長男の健一くんの話によると、最後の晩は、「もうこれは要らない」と自ら酸素マスクを外し、その後に昏睡状態となり、数時間後に静かに心臓が停止したとのことでした。

 生前からいつも語っていたように、息を引き取る最期まで、「臨床医」、「病院長」として職責を全うした人生、あらためて私の誇りです。安らかに「眠って」下さい。

<参考> 秋山一男 http://dr-guide.net/www/%E7%A7%8B%E5%B1%B1%E4%B8%80%E7%94%B7/

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時計台ホールでの集い

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 札幌遠友夜学校記念館建設支援コンサートと講演会、時計台ホールの空間に久しぶりに響き渡り、ライブのチカラに魅了されました!コロナ禍の下、大勢のお客様にお越しいただき、心から感謝です。

 ミュージカル・『ナルニア・ライオンと魔女』に因んだお話と音楽、ソプラノ吉村美穂さん、ピアノ野田常喜さん、ご講演三上章先生、ボランティアの皆さま、ありがとうございました!

* 3年前の様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31496

三上章先生のご講演

三上章先生のご講演

野田常喜さんのピアノと吉村さんのソプラノ

野田常喜さんのピアノと吉村美穂さんのソプラノ

後ろではクラーク博士も?!

後ろではクラーク博士も?!

 繰り返しになりますが、ソプラノの歌声とピアノ演奏が時計台ホールの空間に久しぶりに響き渡り、ライブのチカラに感動しました、一昨年は外は雷雨でした、いつも何かドラマティックなこの企画です!!

広渡清吾先生 新議長にご就任!

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 『パグウォッシュ会議(https://www.pugwashjapan.jp/』の新しい議長に広渡清吾先生がご就任されました。広渡先生といえば、以前、秋山財団で引き受けていた『新渡戸・南原賞』授賞式に、2011年当時、日本学術会議会長としてご挨拶にお越しいただき、素晴らしいお言葉でした。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10292

乾杯:広渡清吾さん(日本学術会議会長)

(秋山孝二ブログより)

 今回はパグウォッシュ会議の議長のご就任、その記念講演がリモートで開催されましたが、相変わらない視座からのお話は、今、日本学術会議人事を巡る政治の不当な介入の日本社会に鮮烈な光を放っていました。

<参考記事>

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=40025

* https://www.youtube.com/watch?v=O8vQGWyAUb4

* https://www.web-nippyo.jp/20948/

廣渡新議長

(右)広渡清吾 新議長

石井幸孝氏、熱く語る!

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 北海道経済同友会(https://hokkaido-doyukai.jp/)では毎年定例で講演会を開催していますが、今回は幹事会での講演会、参加呼びかけは北海道庁の幹部、岩田圭剛商工会議所会頭のほか他の経済団体の幹部にも行い、当日ご参加して頂きました。

 当日は石井幸孝さんの演題『北海道の鉄道再生と拠点經濟~新幹線物流が鍵~』、気迫あふれるお話に魅入りました。後で88歳と伺い、その信念と情熱にあらためて感銘を受けました。北海道にこの年齢でこれほどのパワフルな経済人がいないことに一抹の寂しさも。私自身、こんなエネルギーに満ちて歳を取りたいものです!

* https://r.nikkei.com/persons/%E7%9F%B3%E4%BA%95%E5%B9%B8%E5%AD%9D

石井純二代表幹事

石井純二代表幹事

講師の石井幸孝さん

講師の石井幸孝さん

 当日のご講演、一言でいうとコロナ禍の社会に今後の変化のヒントがあるということ、「旅客輸送から貨物輸送へ」ということでしょうか。鉄道に限らず、航空機業界を含めた運輸業界の構造改革への提言と受け止めるべきですね。

* 旅客需要が減る一方で物流需要が増えていくことを考えると、今はトラックが主流になっている長距離輸送において、鉄道利用の価値が見直されてくるでしょう。何といっても鉄道であれば、少ない人員で大量の貨物をスピーディに運べるなど、とくに長距離輸送の面では有利ですから。

* 日本国内の需要は、旅客も貨物も共通していえることですが、小さくなっていくパイを道路と鉄道、航空機、船舶などで奪い合い、過度な競争を行っていくのではなく、それぞれが得意な分野というものを重んじながら、お互いに連携プレーをして、トータルで安いコストで、国家・国民のためのサービスを提供していく。そのように考えていかなければならないと思いますし、そういう時代がもう来始めているのではないでしょうか。

<参考>

https://www.data-max.co.jp/article/35440

異議あり、日本学術会議 人事介入!

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 第二弾『学問の自由とは何か?日本学術会議への人事介入に抗議する(https://www.youtube.com/watch?v=hTkB13gI9vM』、「ChooseLifeProject(https://www.youtube.com/channel/UCmNMnTpz7kk_D3oGcx1XvrQ)」は、この問題を石川健治さん(東京大学教授・憲法学)、望月衣塑子さん(東京新聞記者)、永井玲衣(司会・哲学研究者)とともに、戦前の歴史なども振り返りながら、的を射た議論でした。冒頭、石川先生の音声・画像が不調で心配しましたが、すぐに復旧して何よりでした。当日内容は、私のサマリーよりも、こちらにきっちりまとめられています。

* https://note.com/chooselife_p/n/n60369fdcf36e

 初回はこちらーー> https://www.youtube.com/watch?v=1HbfTCJ-Yqo

 『学問共同体』って言葉も新鮮でした。

 石川先生のご発言で、「学問の自由」というのは研究者の「研究する自由」といったテーマに矮小化してはならない、国民の基本的人権の議論で考える必要性を私は理解したつもりです。

 過去の日本の歴史にも、今回と似たような事件が数々あったことをしっかり把握するべきですね。その後、どんな時代に突入していったのか、私たちは歴史から学ばなければなりません。

 秋山財団はこれまで30有余年、研究助成を続けてきましたが、研究者の方々を取り巻く環境が変化してくれば、当然それを応援するプログラムも変えていかなくてはニーズとはズレてきてしまいます。今回の不当な政治介入には、秋山財団としても断固、日本学術会議の設立の趣旨に立ち返り、微力ながら支援をしていかなくてはならないと私は思っています。

<参考>
前川喜平・元文部科学事務次官が杉田和博房副長官が学術会議任命拒否の6人の調査を指示した可能性を指摘!〜第4回「学術会議任命拒否問題 野党合同ヒアリング」内閣府、内閣法制局
https://www.youtube.com/watch?v=oA6ROHQ74iU&feature=youtu.be

NHKテレビ『ミラクルボディ』

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 NHKスペシャルの番組シリーズ、『ミラクルボディ(https://www.nhk.or.jp/special/miraclebody/005/index.html』、先日は車いすレーサーのタチアナ・マクファーデンの人生とその努力は、まさに驚きと感動の連続で、人間の身体の複雑系を目の当たりにしました。

* https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/1M593NQZY1/

タチアナ・マクファーデン

タチアナ・マクファーデン

物凄い記録!

物凄い記録!

 脳の深化・進化ほか、医学的検証の結果が素晴らしい。

 幼児期を過ごしたロシアでの信じがたい過酷な生活に、失われた身体機能を補って進化していったその姿、脳が足の機能を手が補う人体の驚異は、今の時代に希望をもたらします。

懐かし、海外からのお客さま !

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 コロナ禍が続き、この間予定していた秋山財団のイベントも中止になり、ふと過去の記録を振り返っていると、懐かしい近い過去のお客さまの思い出にしばし魅入りました。

 2008年、当時、市民活動助成で応援したチェルノブイリの子供たちを支援する市民活動の方からのご依頼で、駐日ベラルーシ大使ご夫妻とチェルノブイリの子供たちが秋山財団事務所を訪問されました。当時元気に建物内を走り回っていた子たちも、12年経ってどんな大人になっているのでしょうね。

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=7835

大使ご夫妻

大使ご夫妻

チェルノブイリ原発事故の子供たちと

チェルノブイリ原発事故の子供たちと

 そして、お客様といえば翌年の2009年には中国からも、市民活動の窓口となっている中国の行政府の皆さん、(公財)公益法人協会から地域に根差している財団の見学希望ということでご依頼がありました。当日私は、東京での外せない用事があり、萱場利通監事が秋山財団を代表してお迎えしました。

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2816

写真が小さくて申し訳ありません。

 今、海外からのお客様はなかなか移動も難しく訪れることもありませんが、秋山財団も引き続き海外とのネットワークを大切にしていきたいですね。もう十数年前に、私がアメリカ・シアトルで開催されたイベントに参加したこちらの団体『Council on Foundations(https://www.cof.org/content/council-foundations』、今でも何かの機会にはフォーラム等に参加してみたいなと思っています。

 アメリカ・ボストンの『JFK Library(https://www.jfklibrary.org/』も数回訪問後もずっと注目しています。今のアメリカの大統領の立ち振る舞い、当時の品格からすると見る影もなく、危うさ、寂しさを感じますね。

* 関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=jfklibrary

Web上映会 @ グリーンピース

Posted by 秋山孝二
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 メーリングでご案内があったWeb上映会、『ビューティフル・アイランズ~気候変動で危機に瀕する3つの美しい島~(http://www.beautiful-i.tv/index.php』、ビジュアルで温暖化の現実を目の当たりにすると、衝撃的でした。

【スタッフ】
監督・プロデューサー・編集 海南友子
エグゼクティブプロデューサー 是枝裕和

 トークセッションの後のブレイクアウトセッションでは浦野真理さんともお話ができてよかったです。

たくさんの参加者!

たくさんの参加者!

 気候変動で水没の危機に瀕する世界の三つの島を、美しい映像で綴った長編ドキュメンタリー。『誰も知らない』の是枝裕和がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、監督は元NHKディレクターで07年にサンダンス国際映像作家賞を受賞した海南友子さん、当日は出先からリモートでも出演しました。

 南太平洋のツバル、イタリアのベネチア、アラスカのシシマレフ島を3年がかりで撮影し、気候変動で失われゆく人々の暮らしと文化を映し出しています。監督は「私たちが一体何を失うのか、を“感じる”作品を作りたい」と、ナレーションやBGMを排して、波や風の音、島の人々の美しい歌声や子供の笑顔と旅する作品に仕上げました。当日の鑑賞にあたり、暗い環境でできるだけ大きな画面で、音声を大きめにとのアドバイスも事前にありました。

ツバル

ツバル

アラスカ・シシマレフ島

アラスカ・シシマレフ島

監督もリモートで参加!

監督もリモートで参加!

 ツバル、ベネチア、シシマレフ島、地球温暖化の影響を具に受けている地域の現実を目の当たりにすると、暮らしている地域の喪失がいかに人間の心に大きな影響を与えるのかを知ります。

5Gの世界、DX時代到来で!

Posted by 秋山孝二
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 北海道経済同友会の例会、今回は『5G時代の新たな価値創造に向けて』と題して、NtTドコモの櫻井俊明札幌支社長のご講演でした。日本はこの分野でも諸外国に比べて遅れが目立ち、今、キャッチアップに懸命のようです。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%90%8C%E5%8F%8B%E4%BC%9A

 会場は引き続きのソーシャル・ディスタンシング、普段であれば400人くらいは入る会場に150名程度の座席でした。

引き続きソーシャルディスタンシング!

引き続きソーシャルディスタンシング!

 5Gとは第5世代移動通信システムのこと、現在の4Gの1000倍の「高速・大容量」、レイテンシー1mm秒以下の「超低遅延」、従来の10倍以上のデバイスとの「同時・多接続」を実現し、社会のスマート化を牽引していくインフラ技術になると期待されています。5Gの恩恵を受ける産業は、医療・自動車・製造・メディアとか。同時に、セキュリティのリスクはさらに増大しそうで、当日もフロアーからそれに関しての質問もありました。

* 『5G時代の到来』 https://www.nttdocomo.co.jp/special_contents/5g/index.html

手元資料

手元資料

渡辺代表幹事ご挨拶

渡辺代表幹事ご挨拶

 今回の講演者はNTTドコモ北海道支社長。

< 関連記事 >

* https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64209

* https://www.nec-nexs.com/sl/security/it/27.html

朝日新聞リモート対談ほか

Posted by 秋山孝二
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 朝日新聞の『オンライン 考論(https://digital.asahi.com/articles/DA3S14563041.html』は、大変興味深いやり取りでした。アンカーの朝日新聞編集委員の髙橋純子さんの鋭い突っ込みも気持ちよかったですね。

 今日のコロナ禍の中で、営業や移動の自由を保障する憲法との関係をどう考えたらいいのか。また、政治と専門家との関係はどうあるべきなのか、長谷部恭男・早稲田大教授(憲法)と杉田敦・法政大教授(政治理論)の語り合い。アンカー・構成は朝日新聞の高橋純子編集委員です。

* 長谷部恭男ーー> http://researchers.waseda.jp/profile/ja.9dc986ad863b4b8e9dc3f38b48092915.html

* 杉田敦ーー> https://researchmap.jp/read0147005

 冒頭に『安倍政権の8年間」』を一言でという問いかけに、長谷部先生は皮肉たっぷりに示しました。

長谷部恭男先生

長谷部恭男先生

 杉田先生はむべなるかな、みたいなフレーズを。

杉田敦先生

杉田敦先生

朝日新聞 高橋純子さん

朝日新聞 高橋純子さん

 印象に残ったやり取り幾つか:

* 杉田 いまの憲法は国民の権利を制限できないから、改憲して緊急事態条項を設ける必要があると言っている閣僚もいますが。

* 長谷部 国会で法律をつくればいいだけです。その国会をさっさと閉じておいて、憲法を変えないと打つべき手を打てないかのように言うのはペテンです。

* 命と経済、専門知で解は出ない 長谷部

* 責任、専門家ではなく政治家に 杉田

* 得られる利益と失われる利益が釣り合うような地点を見いだすしかない 長谷部

* 〈人の命や健康〉と〈経済や文化〉は本来次元の違うもので、同じ物差しの上には乗せられない 杉田

~~~~~~~~~~~~~

 質問にもお答え頂いていました。

 そんなこんなで数日後の新聞紙上では、高橋純子編集委員が『多事奏論』で舌鋒鋭く政治の劣化を指摘していました。

髙橋純子さんの鋭い論評!

髙橋純子さんの鋭い論評!

 さらにこちらも読みごたえあり。

 マスメディアにはいろいろ批判もありますが、その中でWebでの議論、紙面での論評、まだまだ健全なジャーナリズムも健在かなと思う昨今です。

第二回 SDGs AWARD 表彰式

Posted by 秋山孝二
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 例年は、9月、10月は何かと人が集まる行事が多い季節ですが、今年はさすがにコロナ禍の中、私たち秋山財団の贈呈式はじめ早々に中止になったものが多く、2月以降、季節感も乏しく何かとてもメリハリのない一年になりそうです。

 そんな中、今年3月札幌で予定していた「第二回 SDGs AWARD 表彰式(https://www.sdgs.world/」が、約6か月遅れはしたものの、実行委員会の皆さまの熱意とご尽力により9月末にインターネットを通じて開催されました。秋山財団も昨年の初回から今年も協賛していて、私は当日、東京の港区海岸3丁目の「amana(https://amana.jp/amana.html)芝浦オフィスPORT」に足を運びました。

* 昨年の様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=35440

 当日、東京会場には、選考委員の先生5名中4名、1名は地元からのリモート参加、協賛企業の大和証券さま、ANAさまのトップの方々も集まられていました、昨年とは様変わりの表彰式に、最初は少々戸惑いましたが、式が進むにつれて、アフター・コロナのあるべき授賞式の形として、その先駆性に感動した次第です。

<審査員>

蟹江 憲史(かにえのりちか)慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授

国谷 裕子(くにやひろこ)キャスター/FAO(国連食糧農業機関)親善大使

堅達 京子(げんだつきょうこ) NHK エンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー

菱川 勢一 (ひしかわせいいち)映像作家・写真家/武蔵野美術大学教授

福井 崇人(ふくいたかし)ソーシャルデザインディレクター/京都造形芸術大学客員教授

 * 今年の選考結果はこちらーー> https://www.sdgs.world/2nd-award-winner

スタジオです!

東京会場、スタジオです!

国谷裕子さんほか審査員の先生方

国谷裕子さんほか審査員の先生方

 今回の受賞作品の中、私が注目した二つの作品、このような作品を選考した審査員の皆様の斬新さと勇気に敬意を表します。特に『札幌市長賞』は札幌市民として誇りに感じましたね、当日、札幌から札幌市環境局の佐竹輝洋(さたけあきひろ)さんもわざわざプレゼンターとしてご参加されていました、このSDGsへの力の入れ様を垣間見た気がします。

* 審査員特別賞 畠山瑛護『彼に、選択の自由を。』

* 札幌市長賞 惹句まりか『魚心あれば水心~出来ることから始めよう~』

 私は式の最後の挨拶をと実行委員会から言われて、この時期に開催したことの素晴らしさほか、今後の授賞式のモデルとなるような方式に謝意を述べました。

撮影 SDGsクリエイティブアワード事務局

皆さんで記念撮影!

皆さんで記念撮影!

撮影 SDGsクリエイティブアワード事務局

 昨年も感じましたが、この『SDGsクリエイティブアワード』は、審査員の方々の講評が実に内容が濃く、また協賛企業の代表の方のお話も自らのお言葉で感動するものばかりでした。今回は330作品の応募があり、中学校・高校生をはじめとして若い世代が多く、このコロナ禍の中でも昨年を大幅に上回って、年を経るごとにすそ野の広がりを感じます。また、今回の様な形での開催、特に東京会場で見たスタッフの方々の人数とご尽力には、作品の素晴らしさと同じ感動を覚えました。

 恐らく来年は、開催案内に『開催時刻 日本時間 〇〇時〇〇分より』となって国際的にも広がっていくような予感がします、本当に感動の2時間半でした、皆さん、お疲れさま、そして、ありがとうございます!!!!