それぞれの旅立ちから1年を経て

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 今年の年末年始は、「個人的には1年前に比べて穏やかな日々でしたが」と数日前には書きましたが、あらためて今振り返ると、1年前の年末・年明けは孫・母・姉の旅立ちが続きました。月日は確実に過ぎていき、それぞれの旅立ちを一周忌として法要を終えて区切りをつけ、姉を偲ぶ集まりも同時に身内で催しました。今、この世を生きている私たちは前を向いて歩みを進めることが最大の供養なのでしょうね。

 一昨年末は孫の智帆、4歳4日で逝きました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 4年4日の輝く人生! (akiyama-foundation.org)

 母は昨年1月20日、眠るように旅立ちました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 母、満99歳の大往生! (akiyama-foundation.org)

 そして、その母を自宅で介護し続けていた私の姉も、母の葬儀を入院先の病室でZOOMで観ながら安心するかのように、昨年2月6日に亡くなりました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 姉・せつが永眠 (akiyama-foundation.org)

 昨日は母の真言宗による法要の後に、別室で偲ぶ会を開いて、親族で在りし日のスライド・動画も上映しながら思い出を語り合うひと時となりました。

 姉の一周忌の集まりは来月の命日当日、清田の自宅で昼食を囲みながら語り合う予定です。

 右端奥ににギリギリ最年少の孫も写って?!!

ハーバード大学 新年会 2024 

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 東京の国際文化会館で開かれたハーバード大学ウェザーヘッド国際問題研究所日米関係プログラム(https://us-japan.wcfia.harvard.edu/の新年会に参加しました。

* これまでの関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

セミナーと交流会の間で

セミナーと交流会の間で

 現在のプログラムディレクターであるクリスティーナ・デイビス教授によると、コロナ禍で長らくリモートによる講義や発表となり、研究生たちの受け入れや交流が難しかったようですが、何とか昨年からは従来の形に戻ってきてるようです。3年ぶりの昨年は私は不参加でしたが、今年は久しぶりに出ることができました。

 この「Program on U.S.-Japan Relations(旧日米関係研究所)」の初代ディレクターは、東アジア研究で著名な故エズラ・ボーゲル名誉教授です。戦後の日本経済の高度経済成長を高く評価して1979年に書いた書籍「ジャパン・アズ・ナンバーワン」が、日本でも特に著名です。今回もエズラ・ボーゲル先生からバトンタッチを受けた2代目のディレクター、スーザン・ファー教授もご参加で、交流会でお話をすることができました。昨年ご主人を亡くされて気落ちされていましたが、お住まいは以前の場所で変わらずとか。

 以前にも書いていますが、1996年から『AKIYAMA AWARD』を設立して、博士課程の日本研究への助成を続けていて、昨年まで28回を重ねています。現在のクリスティーナ・デイビス所長は、その第一回目の受賞者で、私としても思い入れもひとしおです。

* AKIYAMA AWARDーー> https://us-japan.wcfia.harvard.edu/akiyama-award

 今回は、セミナー開始前に1時間ほどデービス所長と藤平事務局長と個別に面談する時間も取って頂き、近況報告と今後のこの賞の展開について意見交換ができてよかったです。1980年代に北海道・マサチューセッツ州の姉妹都市締結を機会に、スーザン・ファー先生とお会いして以来、継続した関係を維持してきた歴史に、私は何ともこみ上げる感動を抱きながら会場を後にしました。

六本木の国際文化会館の玄関を出ると六本木ヒルズがそびえ立ち、鳥居坂は何回来ても急な坂ですね。

鳥居坂

鳥居坂

羽田空港 1月6日 2024

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 今年の正月は、個人的には1年前に比べて穏やかな日々でしたが、日本国内では元旦の能登半島地震、2日夕方の羽田空港滑走路での飛行機衝突事故等、とても「おめでとうございます」とご挨拶できない重大ニュースで幕を開けました。

 つい先日は当初から予定の東京一泊出張で羽田空港に行きました。帰りは第二ターミナルで出発前の時間、C滑走路をよく見てみると、燃え落ちたJAL機の片付けもほぼ終わったのか滑走路は再開に向けての舗装修理に移っていたようです。

 一方、いつも使っているANAラウンジ、昨年7月からは予約制での個室が新たに設置されて、リモート打ち合わせ等も遠慮なくできるブースが複数できています。数年前から実験的にラウンジ受付横にユニットが置かれていましたが、やはりリモート会議のニーズも増えてきているのかと。私はコロナ禍でこのラウンジでZOOMミーティングを席でやり取りしていたらスタッフから注意されたことがありました。

 ANAdiamond会員のSUITE LOUNGEはどんどん拡張されてきて、昔のような特別なステイタスではなくなってきてるのでしょうね、それだけ皆さんの移動頻度が高くなってきている日本社会と言えるのかもしれません。今年もまた1年がスタートです、頑張りたいですね!

愛生舘の「こころ」 (29)

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 さて、今回の取材・撮影プロジェクト、いよいよ最終日は東京に移動しました。先ずは「愛生館事業」の発祥の地、神田岩本町の現在地に立っての納谷真大さんとのやり取り撮影です。東京の古地図を調べてみると、ここに「愛生館」の存在が確認できています。デジタルコンテンツではこの場面が一番最終になる予定です、まさにルーツを辿る物語の到達点として。

 引き続いては松本順先生の四代後で、現在、順天堂大学医学部耳鼻咽喉科の主任教授・松本文彦先生との対談、一日の外来を終えての時間帯、医局応接室でお話を伺いました。内容はデジタルコンテンツ完成品をご覧頂きたいのですが、本当に心から感動するお話の数々、48歳の若さも相まって素晴らしいお人柄、今後に大いにご活躍を期待したいですね。

大学病院正面玄関で

大学病院正面玄関で

医学部付属病院一階ロビー

医学部付属病院一階ロビー

 11月に医局の面談室でご挨拶した時の写真、秘書の方々の対応も丁寧で素晴らしく、12月の撮影も快くお引き受け頂きました。実は松本教授は2015年1月に訪問した松本和彦先生の三男、和彦先生は現役を退き、クリニックも閉院したとのご連絡あり、今後は文彦先生と会うようにとのご意向でした。

* 秋山孝二の部屋 »愛生舘の「こころ」 (14) (akiyama-foundation.org)

 今回の取材の最後に、松本文彦先生の素晴らしいお話を伺い、ここでも愛生館事業のキーマンの松本順先生の今と出会った気がして心が躍りました。

 デジタルコンテンツ制作の最終局面での撮影ツアー、素人の私が想像する以上に下見ほか撮影準備等で手間の掛かる作業だと分かりました。ただ、単に昔の歴史を調査するだけでなく、それが今の時代にもしっかり繋がって息づいていることを発信するのも、この『愛生館文庫』の狙いとする所でもあったので、現在ご活躍のそれぞれの方々にお会いしてお話を伺うことができたのは大きな収穫だったと思っています。歴史を繋ぎ、今の課題に正面から立ち向かって解決しようとする姿勢をいつまでも失いたくないものです。ご協力して頂いたすべての方々に感謝致します。

愛生舘の「こころ」 (28)

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 撮影二日目、まず最初は千葉市花見川区柏井の川口新之丞邸です。広大な敷地の正門前で、「愛生舘事業」の最初の一歩を踏み出した事業家であり投資家でした。

延々と続く敷地

延々と続く敷地

 続いては同じく花見川区武石町、初代秋山康之進の実家・芝田家の菩提寺・真蔵院で中村住職との対談撮影でした。外での対談撮影・録画中に、恐らく成田空港から東京都心に向かうVIPを載せる大型ヘリコプターが次々と上空を通過して、そのエンジン音がこの場所の臨場感を高めたかも?です。また、ここでも私が千葉大学教育学部卒業とお伝えすると、住職の弟さんが千葉大学教育学部卒業で、千葉で教員、最後は近くの小学校校長で退職したとおっしゃっていました、またまたこれもご縁ですね。

* 真蔵院|千葉市花見川区武石町 真言宗豊山派寺院 (tesshow.jp)

 芝田家のご親族、川村さんと畔上さん母子もご一緒に。

 親戚の川村光さんご夫妻にはご自宅に招かれ、チーム全員、懇談のほか昼食をご馳走になりました。そして午後からは、佐倉市本町の順天堂記念館へ。佐倉市教育委員会学芸員の須賀隆章主任主事も来館されて詳細のご説明を頂きました。なぜ、順天堂創始者の佐藤泰然が佐倉の地にやってきたのか等、これまでの歴史とは少し違った観点からのお話が大変興味深かったですね。隣には今も順天堂医院があり、七代目の佐藤仁院長にも診療の合間でしたが、ご挨拶することができました。

学芸員の須賀隆章主任主事と記念館前庭・松本順のレリーフ前で

学芸員の須賀隆章主任主事と記念館前庭・松本順のレリーフ前で

 この地も私は二回目でしたが、記念館内部での須賀さんの詳細なご説明をお聞きして、一層、佐倉藩の近代医学の先駆性を再確認した次第です。漢方医主体の江戸末期に、いち早くオランダから医学を学ぶ佐倉藩のセンスに見識を感じました。そこに『愛生館事業』の原点があり、それぞれの分野で人を得た事業と言えるのでしょうね。

 この事業の『愛生済民(あいせいさいみん)』の理念に基づく近代公衆衛生の礎は、これらの先人によって明治期中期に始まり、今日の日本の健康増進に貢献しました。二日目も収穫の多い一日でした。

愛生舘の「こころ」 (27)

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 2023年12月に、『愛生館文庫デジタルコンテンツⅣ』作成のために、撮影チームと一緒に千葉県各地、東京に二泊三日の行程で行きました。

* デジタルコンテンツ一覧 - 秋山記念生命科学振興財団 (akiyama-foundation.org)

 仕上がりの順番とは別に、撮影初日は秋山家の菩提寺・円応寺と今もその末裔が暮らす千葉県佐倉市臼井田を訪問。以前にも一度訪問していますが、今回はさらにその縁を深掘りすることができました。

 本堂の正面には由緒ある開祖当時からの古看板。林祐行住職が探してくださった過去帳から、秋山新八の名前を確認しました。

 私が千葉大学出身で学生時代に市川市のアパートに住んでいたこと、本籍地は今も市川市とお話をすると、ご住職の前職は何と市川市役所職員、お母様のご実家は私が通っていた西千葉キャンパスの隣とのこと、浅からぬご縁を感じた対談でした。対談の内容はデジタルコンテンツ完成したあかつきに。

 そこから秋山家のお墓がある同じ佐倉市の吉見に移動し、現在もお元気な秋山二郎さんをお尋ねしました。以前一度お会いしていますが、変わらずお元気でした。

 秋山家の複数のお墓は、以前はお寺の境内だった場所とか、バイパス工事とお寺の併合でもともとのお寺は移転し、現在はお墓だけが残っているとのことでした。このシリーズ「19」、「20」にも訪問時の記事を掲載しています。

愛生舘の「こころ」 (19) (akiyama-foundation.org)

愛生舘の「こころ」 (20) (akiyama-foundation.org)

元日 2024

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 新年あけましておめでとうございます。

 昨年の今頃は、一昨年末の孫の旅立ちとか年始の母・姉の体調不安等で、どう過ごしたかは定かには思い出せないくらい慌ただしく過ぎていきましたが、今年は大晦日、本日とも平穏な我が家でした。

 いつも通り、テレビで富士山と初日の出を拝みました。

 今年2024年が皆様にとっても平穏に過ぎることを祈念致します、今年もよろしくお願い致します。

2023年、年の瀬を迎えて

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 2023年もあと二日で終わり、山あり谷ありの一年でしたが、私自身は何とか身体も健康で過ごすことができました。

 今年もたくさん演劇に足を運びました。コロナ禍が開けて再開した感じの劇場でしたが、なかなかお客さんの入りはもとには戻っていない感もありました。それでもこの間しぶとく公演を続けてきた幾つかの劇団には頭が下がります。

 『新渡戸の夢』と題しての自主映画がいよいよ年明けに上映開始、先日はその試写会が催されました。率直に言って『新渡戸の夢』と題するには少々断片的かも、むしろ『新渡戸の教育に掛ける思いを今に」みたいな方が適切なのでしょうか。

 他にはテレビ番組から。

 今年も年末はFM三角山放送に出演、丸山哲秀先生とのトークで一年の振り返り。

 そして最後はやっぱりこの写真でしょうね、素晴らしいチームでした!

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 祝 WBC 侍ジャパン!! (akiyama-foundation.org)

 どうか皆さま、よいお年をお迎えください!!

『愛生館文庫』、 ルーツ撮影!

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 (公財)秋山記念生命科学振興財団(https://www.akiyama-foundation.org/)では、10年ほど前からこの財団の原点とも言える明治期に勃興した公衆衛生促進・健康増進を目的とした全国展開の『愛生舘事業』を深掘りすべく、時間を掛けて多くの資料収集・面談等を重ねて、2019年に『愛生館文庫』を財団建物内の一室に開設しました。

*  愛生舘の「こころ」 (21) (akiyama-foundation.org)

 その後、資料室だけでなく「デジタルコンテンツ」を作成して、広く皆さんに発信しようと制作に取り組んできました。今回はその最終局面第4回として千葉・佐倉に撮影チームと一緒に取材に行きました。撮影というのはこれまでの訪問しての取材に比べて、下見、当日のカメラ・音響準備等、素人の私が想像する以上に大変な作業、今回も二泊三日、チームの皆さんには大変お世話になりました。ここではその一部を予告編程度にご紹介して、あとは秋山財団HPにある「デジタルコンテンツ(https://www.akiyama-foundation.org/bunko_contents」、ブログ「愛生館のこころシリーズ(https://www.akiyama-foundation.org/kokoro」を検索して頂けると嬉しいです。

 今回の詳細は後日こちらに数回に分けてアップしますのでご覧ください。

* ブログ「愛生館のこころシリーズ(https://www.akiyama-foundation.org/kokoro

楽しみな『北八劇場』!

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 先日は、札幌駅北口の新たなマンション・テナントビルに併設された『北八劇場(https://tmtf.jp/』の内覧会があり、私は評議員をお引き受けしているので、その前の懇談会に引き続き参加しました。

 こけら落としの演目も決まり、年明け5月オープン、札幌にまた一つ200席規模の劇場が誕生です、楽しみですね。

アナザーストーリー『ジョン・レノン』

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 12月8日といえば、日本がアメリカ・ハワイのパールハーバー奇襲作戦で太平洋戦争開始を思い出しますが、昨今では、ジョンレノンが殺された日として、多くの人々の心に刻まれているのかもしれません。

 ジョン・レノンの「イマジン」、国家や宗教間の対立や憎悪の無意味さを訴えて1971年に発表されました。1980年12月8日、ジョンが銃弾に倒れた後、この曲の運命が大きく変わり始めたようです。戦争やテロなどで世界が揺らぐたびにイマジンは歌い継がれ、輝きを増していきましたね。

* イマジン Imagine 歌詞 和訳 意味 ジョン・レノン (worldfolksong.com)

1) あの日、ジョンを襲った悲劇

2) チェコの裏通りにあるレノンウォール

3) 9.11同時多発テロ

の3つの視点からイマジンが名曲になった経緯を探った興味深い番組でした。

 そして、追悼の会では、『イマジン』の三番の「I wonder if you can」の「you」を「I」に代えて歌った人たちもいたようです。

Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people
Sharing all the world…

 この歌がどうして放送禁止になるのか、全く理解ができませんが、とにかく多くの人たちに歌い続けられています。

演劇『オトン、死す』!

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 演劇『オトン、死す(ELEVEN NINES「オトン、死ス!」 | ELEVEN NINES (eleven9.jp)』は、劇団イレブンナイン(ELEVEN NINES (eleven9.jp))主宰の納谷真大さんのリアルストーリーを戯曲化した作品『ワタクシ演劇』、当初は個人的なお話かと思いきや、親の旅立ちを経験している方、これから経験するであろう方、いろいろな事情でその瞬間に立ち会えなかった方、様々な思いでこの舞台を観劇して、多様な感想を終演後に会場で語り、SNSでもアップされています。リアルストーリーの普遍性なのでしょうね、素晴らしい作品でした。

 コロナ禍の中でも舞台製作を続けてきた数少ない劇団、それぞれの役者の方々が伸び伸びと演じていた姿が印象的でした。

JTB企画番組『ハンガリー紹介』

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 先日は、株式会社JTB宇都宮支店さん企画の『ハンガリー文化交流イベント~オンラインでつながる栃木県とハンガリー~』が、リモートで開催されました。早速申し込んで観ましたが大変コンパクトにまとまってリアルにブダペストとも繋がって、クリスマスを前にした街の様子も楽しかったです。これまでブダペストには何回も行っていますが、このシーズンは初めてだったので。

ブダペスト市内のクリスマス市

ブダペスト市内のクリスマス市

 この企画の冒頭で、栃木県益子町にある『ワグナーナンドール・アートギャラリー』も丁寧にご紹介して頂き嬉しかったですね。

 そして一番驚いたのが、事前にハンガリーに因んでのプレゼントが贈られてきていました、「当日はチョコレートを食べながらお楽しみ下さい!!」とのこと。このチョコレートは『ネコの舌』というハンガリー名物のようです。二種類あっておいしかったですね。他には刺しゅう入りのティッシュペーパーケースとハンガリー・ブダペスト近郊の観光パンフレットも。

 お土産付きのZOOM 観光案内は初めて、私の知らなかったことも多く、素晴らしい企画でした。


師走あれこれ 2023

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 今年2023年も師走に入り、すでに半ばを越えてきています。日本も広いもので、札幌、東京では温度差と景色も大きく異なっています。

 上旬の早朝、ごみステーションに家庭ごみを出しに行くと、どこか幻想的な朝焼けが目の前に広がり、ほんの少しの間に刻々と変化するシーンが感動的、しばしすぐに家に入るのをやめて見とれていました。

 そんなこんなで師走を迎えていると、札幌でもいよいよ雪が降り積もり始めて、先日は今年の「雪かき初め!」でした。気が付くと2023年もあと少し、数か月は雪かきの季節かと、財団理事長の仕事が今年も始まりそうです。

 昨日から久しぶりの東京出張、帰りの早朝の飛行機便で羽田に向かう途中、こちらでは気温が16℃、最高気温も21℃の予報で、まだ落葉が歩道にたくさん残っています、日本も広いですね。

 今年も残すところあと2週間、本当に時の経つのは早い昨今です。

コラボ演劇、沢則行さん&歩!

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 チェコのプラハ在住の人形劇師・沢則行さんと札幌座の斎藤歩とのコラボ演劇、昨年から構想を練っていた作品が、札幌で公演されて連日満員御礼の大盛況で終了、東京はじめ道外からもたくさんのファンが訪れていました、有難いですね。

* http://www.h-paf.ne.jp/program/231201kafkasisca/

 演出家・斎藤歩からのメッセージ冒頭には:

 この作品のタイトルにある「カフカ」とは、あの有名なフランツ・カフカのことではなく、礼文島にある「香深(かふか)」という港町のこと。「シスカ」とは、現在のサハリン、旧樺太にあった「敷香(しすか)」のことで、現在はポロナイスクという名の港町のことです。

とあります。斎藤歩は「ユジノサハリンスク(旧豊原)で公演した時、私がたまたま買った小さな木の人形が、そのウィルタの人たちが彫った『セワポロロ』であったということに驚きました。」と語っています。そんな経緯から今回のような芝居に仕上げる彼の想像力も素晴らしいものでした。演じるお二人の楽しそうな姿にこちらもホッコリです。

 沢則行さんといえば2017年夏の札幌でも、昼は北三条前をパレード、夜はこぐま座前での『中島公園夏物語』!

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31093

 先日、公演千秋楽後の打ち上げでもこんな感じで!!歩さんの「札幌芸術賞受賞お祝い」記念ケーキ入刀!!!

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=47979

 金沢碧さんも打ち上げにご参加、至近距離でお話もできました。

『日大アメフト』、記者会見に思う

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 日本大学アメリカンフットボール部寮での大麻事件に関して、私は時間もあったので、先日行われた記者会見を中継で観ていました。記者会見自体に興味があったのと、この会見を受けてメディアがどう報じるのかにも注目していたからです。というのも、この所のいわゆる事件・事故を巡る会見、「ジャニー喜多川氏性加害」、「宝塚歌劇団員の自死」、そして「日大アメフト部員大麻使用」と、連続しての記者会見の違いにも注目していたもので。企業経営者として、多くの会見を経験した自分として、この一連の中継・報道にはとても他人事とは思えない印象を抱いていました。また、日大に関しては前回の違法タックル事件の時に私なりのコメントも書いていました。

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33275

 このメッセージの中で引用している「部員一同」の文面の最後部分が今も心に残っているのですが・・・。

~~~~~~~~~~

 私たち選手一同の今の思いは以上のとおりです。私たちは、今回の件の深い反省のもと、真剣に、謙虚に、一丸となってチーム改革を実行していく所存ですので、どうかご指導のほど、よろしくお願い致します。

平成30年5月29日

日本大学アメリカンフットボール部選手一同

~~~~~~~~~~

 これ程の決意を表明していながら、まだそれ程時を経ていない時期に今回の大麻事件、私は学生諸君はもとより、部の監督・コーチ陣の体たらくに腹が立っています。

 一方、この2時間の予定をはるかに越えて、2時間44分に及ぶ会見を受けての各メディアの報道も相変わらずの似たり寄ったりの陳腐な記事ばかり、林理事長批判と同席した久保利英明弁護士のスーツ・ネクタイの奇抜さを指摘するなど、見るも哀れな皮相的な内容に日本のメディア関係者の見識のなさに呆れるばかりでした。

 そんな中、会見でも質問をされていてキラリと光ったスポーツライターの小林信也さんの記事は、私と似た視座からの指摘で大いに賛同しました。詳細は以下のサイトからお読み頂ければ。

~~~~~~~~~~~~~~~

スポーツライター 小林信也さん

デイリー新潮編集部12月8日(金)

タイトルは:

日大「林真理子理事長」の会見は「中身なし」ではなかった…新聞テレビが報じない「競技スポーツ部に宣戦布告」の覚悟

https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c04fb9b83744d92d11e64482174be9a5bdf43c

『駒形どぜう』、あれこれ

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 今年は、昔の映画作品を観る少し不思議な少人数の会がシリーズで開催されていて、年末はやはり『忠臣蔵』だろうと、先日は東京から今年7月にもお越し頂いた『駒形どぜう(https://www.dozeu.com/六代目越後屋助七(渡辺孝之)さんに、出版記念を兼ねて再度お越し頂き、そば打ちパフォーマンスと出版記念会に私も参加しました。たくさんの以前からの知人とも再会できて楽しいひと時でした。

* 今年7月の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=47108

 先ずは昼の部、様々な『忠臣蔵』が過去には上映されましたが、それぞれの映画会社が所属の大物俳優を総動員して会社の威信をかけての制作だったうようです。昔は、お客さんの多くはその物語はすでに承知しているので、それぞれのキャスティングの面白さと誰に焦点を当ててのストーリーとなっているのか、かなり深い鑑賞眼を持っていたようです。昨今はその辺の観る側の浅さも顕著とこの日の解説者の河治和香さんはおっしゃっていました。

* サラリーマン忠臣蔵(1960年)ーー> https://filmarks.com/movies/35483

* ギャング忠臣蔵(1963年)ーー> https://filmarks.com/movies/12504

サラリーマン忠臣蔵

ギャング忠臣蔵?!

ギャング忠臣蔵?!

 そして、お江戸では「忠臣蔵といえば蕎麦!」というくらいに、上映後はリアルにお蕎麦の振る舞いもあったとかで、今回はそば打ちのライブパフォーマンスも。これまで観た中で最も丁寧な蕎麦打ちで、出来立てのお蕎麦の美味しさは格別でした。わざわざ東京から蕎麦打ち道具一式をスーツケースに詰めての実践、素晴らしい時間でした。六代目越後屋助七(渡辺孝之)さんは、パリ等の海外でもパフォーマンスを披露しているそうです。

 夜の部は出版記念の小さな会を、再び札幌ビール園で開催。大変和やかな楽しい雰囲気で、こちらではお土産に打ち立てのお蕎麦を持ち帰りました。

江戸情緒あるれる昼・夜のひと時、楽しい時間でした、ありがとうございます。

祝、歩さん、札幌芸術賞受賞!!

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 (公財)北海道演劇財団の斎藤歩理事長が今年度の『札幌芸術賞』を受賞し、先日、その贈呈式があり副理事長の私も出席しました、嬉しかったですね。

* https://www.city.sapporo.jp/shimin/bunka/geijutsu/geijutsu.html

~~~~~~札幌市HPより

~受賞の理由~

 札幌を代表する劇団、札幌座を中心として俳優、脚本家、演出家など様々な形で札幌の演劇界を牽引し、精力的に活動している。また、札幌を基盤としながら、北海道演劇財団理事長として全道の演劇活動の活性化に貢献している。さらに、地元に根差した身近な演劇活動を展開しながら、小中学校等に出向いて演劇を用いたワークショップを行うなど、教育活動にも尽力している。その活動は北海道、全国にも広がり、札幌の演劇界の中心的な存在として本市の文化芸術の振興に大きく貢献している

~~~~~~~

 演劇財団関係者も歩さんと一緒に記念撮影。

 さらに当日参加した関係者でも記念撮影、撮影者は専務理事の木村典子さんです。

 歩さんは、27年前に『札幌文化奨励賞』を受賞していて、今回の受賞ももっと頑張れとの励ましの賞として受け止めているとの言葉もありました。病と闘いながらのこの間の公演にも役者としての熱い魂を感じる昨今です。東京で活躍していた彼を札幌に呼び戻した私としても、大いに責任を感じているので、今回の受賞の喜びはひとしおでした。

 あらためて、歩さん、おめでとう!!

北海道経済同友会 @ 苫小牧

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 北海道経済同友会の苫小牧支部との意見交換会が先日開催されました。私にとっては今年、函館、釧路に次いでの会合、幹事として参加しましたが地域の課題をお伺いして貴重な時間でした。

* 函館支部とーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=47173

 ラピダス(https://www.rapidus.inc/)の千歳進出等で話題の地区、襟裳沿線でも外国人労働者の大量流入ほか、エキサイティングな話題が満載でした。意見交換の後は懇親会、引き続き議論が続きました。

* https://www.rapidus.inc/news_topics/news-info/rapidus-selects-chitose-city-in-hokkaido-for-its-new-state-of-the-art-semiconductor-plant-2/

 苫小牧といえば以前の会社での長い間お世話になっている王子病院さま、懐かしかったですね。会場のホテルからすぐ近くだったので思わずその周辺を散策しました。ついででしたが、(株)スズケン(旧秋山愛生舘)苫小牧支店も訪問して、支店長他としばし懇談して懐かしかったですね。

 意見交換会、交流会も終わってJR苫小牧駅に向かうと人の姿が見えず閑散としていました。

祭日早朝の「ち・か・ほ」2023

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 先日は、祭日の早朝にホテルでスモール朝食ミーティングがあり、札幌の「ち・か・ほ」を会場に向かって歩いていました。コロナ禍の風景を思い出させる人の少なさ、でもどこか新鮮で思わず写真を撮ってしまいました。

 11月札幌で開催中の『サッポロ・アートステージ(https://s-artstage.com/2023/』の一環、各高校のイベント企画です、コンテストの結果も発表になっていました。

* https://s-artstage.com/2023/sal/

この中の『札幌劇場祭:TGR(https://s-artstage.com/2023/tgr/』もいよいよ大詰め、今年も多彩な公演が札幌市内の劇場で繰り広げられています、私も幾つかには足を運んでいます。

* これまでのTGR関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=TGR