札幌座サロンの会2月 2019

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 以前から演劇には何かしら関わってきていましたが、昨年からは私にとってはまた新しいバージョンでの演劇応援が始まっている気がします、何か他人事のようですが。

 昨年の「12人の怒れる男たち」を3回観て以来、一度の公演期間中に複数回観るのが普通になってきているのです。さらに、公演前・公演中のトークにも足を運んだり、作品のサイドストーリーの魅力とでもいうのか、楽しみ方が一段深まってきたという感じでしょうか。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33970

 今年の「札幌演劇シーズン2019-冬(http://s-e-season.com/」、私は5演目に何と11回も足を運びましたよ。

 その後、先日の札幌座サロンの会では、今月最初の岸田國士作品「命を弄ぶ男、ふたり(https://stage.corich.jp/stage_main/26568)」公演を前に、今回のお二人、斎藤歩さんと納谷真大さんのトークでしたが、これがまた実に面白かった。

チラシ

チラシ

メガネと包帯

メガネと包帯

 岸田作品を巡ってのお話他、とにかく興味深い話題に大盛り上がり。以前、何回かこの演劇は観ているけれど、周辺ストーリーをいろいろ聴くと、また一段と面白味が増します。岸田今日子さんは岸田國士さんの娘さんだったということも初めて知りました。

納谷真大さんと斎藤歩さん

納谷真大さんと斎藤歩さん

 そして、初日に観劇して、この作品がこんなにも悲劇プラス喜劇だったと初めて分かった次第です、ますます演劇の楽しみ方が多彩になってきました。

北大総合博物館 2019

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 生物多様性の関しての知見を求めて、北海道大学総合博物館(https://www.museum.hokudai.ac.jp/の大原昌宏先生を訪問してお話を伺いました。(一財)北海道札幌南高等学校林(http://www.rikka-forest.jp/の松本美奈子理事とNPO法人北海道市民環境ネットワーク(きたネット)(http://www.kitanet.org/の宮本尚さんとご一緒に。

* 大原昌宏先生(https://www.museum.hokudai.ac.jp/ohara/

ミュージアムカフェ ぽらす - メイン写真:

博物館で

博物館で

 生物多様性の概念は、時代とともにずいぶん変化・進化していることを具に感じました。例えば豊平川での「カムバックサーモン」運動の変遷、北海道各地でのゲンジホタルの繁殖等、当初は画期的保全再生活動と言われていた時代から、外来種等の概念が導入されて、自然の淘汰のままに置く価値が、現在では主流となっています。希少種を再生すればよいというのではなく、自然界のパンダを求める活動から、それぞれの土地が求める動物・植物の多様性に任せる考えに大きく舵を切っているようです。

アインシュタイン広場!

アインシュタインドーム!

北海道大学で一番古い建物!

北海道大学で一番古い建物!

 お約束の時間よりも少し早く着いたので、名物のソフトクリームでしばし休息。メニューの人気ナンバーワン、「西興部(にしおこっぺ)村「萩原牧場」牛乳のソフトクリー夢」(400円)はあっさり味で美味しかったです。

ミュージアムカフェ ぽらす - メイン写真:

* https://www.smartmagazine.jp/hokkaido/article/cafe/21668/

 道東のオホーツク地方、酪農の盛んな西興部村にある萩原牧場の牛乳を使ったソフトクリームで、さっぱりしながらコクのある味わいは、酪農学園大学オリジナルソフトクリーム247円(税込)と双璧だと私は思います。

* https://loco.yahoo.co.jp/place/g-qrrNvdoo_HE/

酪農学園大学のオリジナルソフトクリーム!

桃の節句 2019

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 今年の桃の節句は、私には特別なものになっています。昨年12月に4番目の子供夫婦に初めての子供が生まれました、女の子です。私たち夫婦にとっては10人目の記念すべき孫。富山出身の嫁が昔に買ってもらった価値ある七段ひな人形に加えて、私たちから「雛のつるし飾り」をプレゼント。

 ひな人形といえば、2011年の大震災直前に、千葉県勝浦市の「ひな祭り」を見学に行ったことを思い出しました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=7602

3男夫婦の家で

3男夫婦の家で

 主人公の孫娘は、誕生から病院のNICUで過ごしていますが、日一日と成長しています。新しい時代が確実に到来し、一日一日、彼女の人生を歩み始めています。新しい「命(いのち)」を目の当たりにすると、歴史の一ページがまた始まる気がして元気をもらえるから不思議です。

 昨今、同期の知人の訃報、闘病の話が頻繁に届くようになっています。私は「人生100年」の折り返しをはるかに過ぎて、「夕方から夜」を生きる人生ですが、新しい時代の到来を感じながら、邪魔をしないで自分なりのポジショニングで真摯に活動する人を応援したい、社会に少しでも貢献できればと思っています。上手に歳を取ることの難しさ、ただ最後まで人生の主人公ではあり続けたい、新しい命の誕生を見て、あらためてそんな気がしています。

 智帆ちゃん、ガンバって生きてね、私のこころからの願いです!

SDGs は、今が旬?

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 昨年から今年にかけて、「SDGs(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html」についてのフォーラム、シンポジウム、ワークショップが花盛り。NGO等の市民活動ばかりでなく、経済団体等の企業の中でも今、議論が盛んです。

 私なりにこのテーマには、注目をしてきていて、これまで、様々な集まりに参加しています。

* これまでのSDGs関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=SDG%EF%BD%93

 そして、今年3月、秋山財団も協賛してのイベント、その第一回が札幌で開催されます。中高生が主体的に作成した映像も多く応募があり、当日が楽しみです。

秋山財団も協賛!

秋山財団も協賛

https://www.sdgs.world/award_ceremony?fbclid=IwAR1Xgh0y-0kgMpjtxQu7wKSg1lgFsJX7QZTRpCY9pqOLcrt-qFP_mNN221o

< 当日プログラム >

メッセージ『SDGsで変える持続可能な未来(仮)』
国谷 裕子 キャスター/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授

15:10―15:25
SDGsクリエイティブアワードについて
水野 雅弘  SDGsクリエイティブアワード実行委員長

15:30―17:00
「第1回SDGsクリエイティブアワード表彰式」
入賞作を上映、制作者を表彰

17:20―17:30
SDG16:平和と公正「高校生平和スピーチ」
庭田 杏珠  国際平和映像祭(UFPPP)2018 学生部門賞

17:30―18:15
「特別対談セッション」
蟹江 憲史  慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授
国谷 裕子  キャスター/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授
堅達 京子  NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー
菱川 勢一  映像作家・写真家/武蔵野美術大学教授

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今年も小樽「藪半」で

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 今年も小樽の蕎麦屋「藪半(http://www.yabuhan.co.jp/index.html」での打ち合わせ。

* 昨年の様子――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32466

小樽「藪半」2019

小樽「藪半」2019

 秋山財団の関係者との相談は、年始のここからいつも始まります。保阪正康さんの連続講座の今年の段取り等、4月の選挙、5月からの新元号スタートといった大きな曲がり角であるからこそ、羅針盤の必要性を感じる昨今です。

< 保阪正康さんの連続講座 >

* 昨年2018の様子――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33668

愛生舘の「こころ」 (20)

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 一昨年11月に掲載して以来、またしてもすっかりご無沙汰していたこのシリーズですが、「愛生舘文庫」プロジェクトも、いよいよ最終の仕上げに入ってきています。まずは、昨年6月に再度訪問した千葉県の佐倉と幕張の報告をさせて下さい。

* 愛生舘の「こころ」シリーズ http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%84%9B%E7%94%9F%E8%88%98%E3%81%AE%E3%80%8C%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%8D%E3%80%8D

 今回は訪問時(2018年6月)の写真だけをご紹介します。詳細説明は次回に。

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①林住職との面談。秋山新八の過去帳を確認・写真収納により、入手・圓應寺と臼井城跡視察・写真撮影

②万福寺で芝田元達と交流の深かった久田豊安医師家系の墓碑を確認

・秋山家代々墓地での秋山新八家系の墓石を確認、写真撮影。新八氏の戒名は判読困難により、確認出来ず

③幕張町3丁目「秋山別荘跡地」を確認、写真撮影。

④実母の墓石(戒名等)確認出来ず

・当時、川村家宅地に隣接していた芝田宅跡地を確認、写真撮影。

芝田養民(宝蔵院)の過去帳確認

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圓応寺

佐倉の圓応寺

秋山新八の菩提寺

秋山新八の菩提寺

ご住職と

ご住職と

再び佐倉

再び佐倉吉見

秋山家墓の墓誌を確認

秋山家墓の墓誌を確認

秋山家別荘跡地

幕張の秋山家別荘跡地

菩提寺

幕張武石の菩提寺

家紋の〇に平井筒

家紋の〇に平井筒

川村家のお墓

川村家のお墓

初代秋山康之進(芝田玄達)の実家

初代秋山康之進(芝田元達)の実家付近、川村家隣地

札幌人図鑑 第1554回

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 福津京子さんが続けている「札幌人図鑑(https://jinzukan.myjcom.jp/sapporo/)」、 第1554回で「史上最高齢更新!社交ダンス愛好家 秋山寿美さん(95歳)」と題して、私の母が登場しました。

http://sapporojinzukan.sapolog.com/e475360.html

 収録当日、私はスタジオ隅に控えて見ていて、福津京子さんの聞き上手としっかりやり取りをしている母に感心しましたが、仕上がった番組は見事に編集されてさらに素晴らしいインタビューになっていました。

松本楼 2月 @ 日比谷

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 寺島文庫主催の第八期戦略経営塾、今年最初は日比谷公園内の「松本楼(http://www.matsumotoro.co.jp/)で開催でした。日比谷公園は、私にとっては1969年に始まるたくさんの思い出の場所です。

 今回のプログラムは、桜田一洋さんのご講演でした。一昨年・昨年の秋山財団贈呈式でもご講演をお願いしました。

* 2017年 http://www.akiyama-foundation.org/news/2392.html

* 2018年 http://www.akiyama-foundation.org/news/3317.html

* 寺島実郎戦略経営塾――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E5%AE%9F%E9%83%8E%E6%88%A6%E7%95%A5%E7%B5%8C%E5%96%B6%E5%A1%BE

日比谷公園 2019 如月

日比谷公園 2019 如月

松本楼 日比谷

松本楼 日比谷

 この松本楼は、中国革命の父・孫文と梅屋庄吉との深い関係でも有名です。1階ロビーの右手に展示してある燭台付きのアップライトピアノは、梅屋庄吉邸において孫文夫人である宋慶齢が弾いていたピアノで、国産のもっとも古いもののひとつです。

 日比谷松本楼になじみ深いお客さまだった革命の志士・孫文、辛亥革命時に日本に亡命中で、松本楼の代表取締役会長夫人の祖父であり、現社長 小坂文乃の曾祖父にあたる梅屋庄吉に連れられて、革命運動のためにしばしばここを訪れていました。梅屋庄吉は、中国革命の父と称えられる孫文を一生をとおして、物心両面で支えました。松本楼の再建後に、「孫文夫人・宋慶齢ゆかりのピアノ」が店内に展示されることとなりました。

松本楼一階展示

松本楼一階展示

伝説のピアノ

伝説のピアノ

宋美齢ゆかりのピアノ!

宋美齢ゆかりのピアノ!

* 孫文と梅谷庄吉――> http://tabinaga.jp/sonbunumeya/index.html

 桜田一洋さんのお話をこの歴史的な日比谷松本楼で聴いていると、歴史の一ページを刻んでいるような気になります。会場を離れる時、懐かしの日比谷公会堂の横を通ると、1969年当時の騒然とした思い出が体をよぎり、笛の音が聞こえてくるようでした。日比谷野外音楽堂とともに、一生忘れることのない私にとっての歴史的場所です。

夕暮れの日比谷公会堂

夕暮れの日比谷公会堂

六華同窓会 新年交流会

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 今年も年明けに六華同窓会新年交流会を開催しました。

< これまでの記事 >

* 第一回目 2016 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=25581

* 第二回目 2017 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28754

* 第三回目 2018 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32409

 恒例の「大人の六華ゼミ」、今年は札幌大谷学園でサッカー部の総監督をして活躍している田部学さん(南43)でした。「勝ち続ける組織作り」と題して、素晴らしいお話でした。

同窓生講演 田部学さん

同窓生講演 田部学さん

 彼とは、7年くらい前に、円山の元札南高体育教諭が開くおそば屋さん「じん(https://izakaya-jin.com/?fbclid=IwAR3Bd527t1f32utSkxLRnuBv_bqpRKcfUxkQ9qMZg4dWKmiS3v6vuNYpBjQ)」でお会いして以来で、今回はゆっくりお話も。

勝ち続ける組織

勝ち続ける組織

 今年6月の東京六華、10月の札幌の六華同窓会のテーマも披露。

今年の幹事当番期

今年の幹事当番期

今年のテーマ

今年のテーマ

東京六華の今年のテーマ

東京六華の今年のテーマ

 最後は、同窓会の大西雅之副会長のご挨拶で締めました。大西さんは、今年10月の総会で小砂会長の後の会長に就任されることが内定しています。また、新しい世代が台頭してくれて、同窓会が一層楽しみになってきます。

大西雅之副会長

大西雅之副会長

 立派な後輩たちにまさに「恵まれた」ですね!!

ボルト4本 除去

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 昨年2月26日に、私は札幌市内で転倒して、左足首上の骨を二本折りました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32609

 その後、松葉杖二本、一本、通常歩行へと移行しながらも、週一回は病院に通ってリハビリを続けていました。先日、ほぼ1年を経て、当初の予定通り、骨を止めていた4本のボルトを抜く手術のために二泊三日入院し、無事、手術を終えて、通常の生活に復帰しています。手術前に、「せっかく1年間体内で付き合ったきたボルト4本なので、除去後は是非記念に私に頂けないでしょうか」とお願いしたところ、病院スタッフが退院前に袋に入れて病室まで届けてくれました。

ボルト4本

ボルト4本

 最近はチタン製で金属反応はないですね。国際線でもスルーでした!この写真を見て、「1本だけ長めで違うかたちをしてる」と、鋭く指摘された方もいらっしゃいます。昨今のボルトは骨との相性も良く、場合によっては抜くことなく一生そのままで過ごす場合も多いと聞きます。Facebookにこの写真を投稿したところ、海外の知人から、自分の首周辺のボルトは、埋め込んだままだとのメッセージも届きました。そこには、「私たちはそれほど若くはないからね」との言葉も添えられて。

 二度の入院、この間、ほぼ毎週のリハビリ、札幌円山整形外科病院(http://www.maruyama-seikeigeka.com/index.htmlの主治医・名誉院長の山崎生久男先生、リハビリの永井先生、病院スタッフには大変お世話になりました、心から御礼申し上げます。

経済同友会 新年例会

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 北海道経済同友会(http://hokkaido-doyukai.jp/)の今年最初の例会が開かれました。2019年は、北海道経済同友会70周年記念の年、6月10日には札幌で記念式典が予定されています。私は幹事を20年近く務めています。

* http://hokkaido-doyukai.jp/officer/

石井純二代表幹事

石井純二代表幹事

 講演会では、元厚生労働事務次官の二川一男氏、テーマは『社会保障の現状と課題』。冒頭は、不適切な統計集計業務のお詫びで始まりました。

前厚生労働省事務次官

二川一男元厚生労働省事務次官

二川 氏

二川一男 氏

異業種交流会 2019

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 2019年初めてのイーズ主催の「異業種交流会(https://www.es-inc.jp/network/)」、第53回を迎え、テーマは「2019年・年初に考える~これからの時代をどう生き抜くのか」の内容で、毎回のように情報満載、年初として大変貴重な場となりました。

 2018年は、環境メールニュースでのアンケート結果等を紹介しながら、自社(組織)の振り返りを行いました。2019年の展望については、枝廣淳子さんが注目する動きなどをお伝えしつつ、未来が予測できないなかで、自社が何に注視し、進めていくべきなのかをじっくり考える機会となり、私としては、所属団体の性格、規模の大小、地域の違い等を踏まえて、共通するテーマを模索するひと時でした。

ワークショップ参加者

ワークショップ参加者

 ワークショップ終了後は、懇親会で一層突っ込んだ意見交換も。さすがに東京に集まる方々の人の幅、層の深さは、毎回のこの会の魅力ですね。

懇親会で

 今回は、昨年の枝廣淳子さんの新著書、『人生のピークを90代にもっていく!―折り返し地点から、「死ぬまでハッピーな人生」をつくる』を巡ってもそれぞれの持論も展開したり。

* https://www.es-inc.jp/insight/2018/ist_id009763.html

 今、68歳の私にとって、この10数年ずっと考えていたこととほぼ同じ価値観に驚くとともに、50代でその域に到達された枝廣さんに敬意を表します。五木寛之は「下山の哲学」と表現していて、私も、これからは「下山途中」と数年過ごしてきましたが、何人の方から、ちっとも下山ではなく、また上を目指して登り始めているではないかと言われたり。今回の著書の中で、午前・午後の概念は、より私には腑に落ちる表現でした。「幸せの自給自足」、「心のみずやりタイム」、「ホームポジションを見つける」、「心のアイドリングタイム」等、実にいい得て妙の言葉の数々、この10年間の私の心持ちと全面的に共感致します。

 「卒婚」という言葉、枝廣さんの文面からインターネットで検索してみると、随分前から語られている言葉なのですね。マチでよく見かける老夫婦、妻が夫を罵っている姿ほど、悲しい場面はありません、何か定年後に敵を取っているかのような女性の言動と男性の肩を落とした自信無げな姿。お節介にも、そんなに嫌なら別々に暮らしたらと、思わず声を掛けたくなります。

 歌手の加藤登紀子さん、私は随分前から「登紀子倶楽部(https://m.tokiko.com/」でファンですが、彼女が数年前に言っていました、「私の場合、応援お願いしますではなく、応援してほしい人寄ってらっしゃいです」と。若い人たちを見ていると応援したくなってしまう気持をおっしゃったのだと思います。今の私、地元では全く同じ気持で日々暮らしていて、実際、いろんな団体でそうしているつもりです。

何はともあれ、年初の集まりとして今年一年が良い年となるように祈る気持です。

北を語る会 30年記念例会

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 異業種交流の「北を語る会」、30周年記念例会が200名を越える参加者で大盛会でした。

* これまでの「北を語る会」記事――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8C%97%E3%82%92%E8%AA%9E%E3%82%8B%E4%BC%9A

当日パンフ

当日パンフ

石田武史さん撮影

石田武史さん撮影

会長の渡会俊介さん

冒頭ご挨拶 会長の渡会純介さん

 オープニング演奏は、明楽みゆきさんのチェンバロ演奏。アリア、この道、糸、リベラタンゴほか、メドレーで飾りました。

オープニングは明楽さんのチェンバロ演奏

オープニングは明楽みゆきさんのチェンバロ演奏

 記念講演は、元北海道知事、前衆議院議長の横路孝弘さん、「未来への希望に向けて~北を語る」でした。久しぶりのお話、北海道知事時代の私なりのたくさんの思い出が頭に浮かびました、懐かしさとともに、今のリーダーの情けなさも浮き彫りに。北海道の先駆性、将来性を、信念をもって語る姿は健在でした。

横路孝弘さんのご講演

会員の横路孝弘さんのご講演

 設立時の小川東州会長もお元気でご挨拶をされました。もうずいぶん昔になりましたが数年間、毎月、小川先生を囲んで大先輩たちとご一緒に習字を習って語らった日々を思い出しました。

設立当初の会長・小川東州さん

設立当初の会長・小川東州さん

 サプライズでは最年少会員、平成元年生まれで、私の4番目の子供と高校同期の山木将平くんも一曲だけライブ演奏でした。終了後に最新のCDを買いました、個性豊かに頑張っているし将来も楽しみです。

* 山木将平ーー> https://shoheiyamaki.com/

会員の山木将平くんのギター演奏

会員の山木将平くんのギター演奏

 恒例のダンディーフォーの素晴らしいハーモニー、平均年齢78歳。テノールの石丸先生がご逝去の後、以前、北海道経済同友会事務局でお世話になった小路口さんが加入して、一層レベルが上がった感じのライブでした。

ダンディーフォー

ダンディーフォー

 そして最後は、皆さんで「知床旅情(https://www.youtube.com/watch?v=tfjKZD03Ox8)」の大合唱でした。

フィナーレは知床旅情

フィナーレは知床旅情

新春2019 取材記事 2

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 平成30年間、医薬品・医薬品流通業界での出来事として取材依頼があり、昨年末に札幌でお会いしました。もう合併から20年経ったと、あらためて時の経過を感じ取りました。

* 記事のPDF 20190118e58cbbe896ace7b58ce6b888e8a898e4ba8b1

 コンパクトに、率直に語ったつもりですが、関係者の方々がどう受け止めるのか、少し時間をおいて感想をうかがってみたいものです。いずれにしても、平成も残り3か月少々、自分なりのこの間の総括もしなければ・・・。

新春2019 取材記事 1

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 月刊誌『ISM(http://monthlyism.web.fc2.com/)』の「新春異色対談」の記事です。

* 記事のPDF 20181219e382a4e382bae383a0e8a898e4ba8b1

 (公財)太陽財団(http://www.taiyo-hcsf.or.jp/)の東原俊郎理事長との対談、年末に1時間ほどの取材でしたが、大変面白かったですね。東原理事長には何回もお会いしていますが、面と向かってじっくりとお話をしたのは初めてでした。北海道を慈しむ心を共有できた気がします。

 東原理事長のご発言、HPより~~~~~~~~

 私達は、全道各地でボランティア活動やお客様との取引を通じて地域社会に密着しながら成長してまいりました。このため、時代と地域のニーズに応え、地域社会への貢献を通じて、新たな魅力ある北海道づくりへの民間活力導入をリードするべき、責任を有していると強く感じておりました。このような観点から、この度、「北海道の自然、歴史、文化、産業、生活など、次世代に引き継ぐべき有形無形の財産の保全・活用を通じた地域づくり」及び「文化又はスポーツの振興を通じた地域づくり」などへの財政支援を通じて、豊かで潤いのある道民生活の実現と活力ある地域社会の形成に貢献したいという思いで、本財団を設立いたしました。

 今後、北海道遺産など、地域の資源を活用した地域づくりの取組みに対する助成などを通じて、必ずや道民の豊かで潤いのある生活の実現と、活力ある地域社会の形成に貢献してまいる決意でございますので、皆様のご賛同とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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2019年 最初の木朝会

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 今年最初、第354回木朝会が開催されました。今回は、(株)スマートサポート(https://smartsupport.co.jp/)代表取締役の鈴木善人さん、「『軽労化』に挑むスマートスーツ」でした。鈴木さんとは、2010年にアフリカに一緒に行きました。

* アフリカ旅行――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=3570

* 木朝会――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A

鈴木善人さん

鈴木善人さん

 作業を助ける「軽労化」の技術は、しかしながらなかなか科学的にも裏付けのある新しい領域です。「助け」ながら「鍛え・保つ」技術です。

科学的アプローチ

科学的アプローチ

「軽労化」の定義

「軽労化」の定義

 冬の木朝会は、毎年ですが真っ暗な中、先生方も朝7時開始時刻に参加されています。今回は、北海道大学との連携技術なので、他大学の似たようでかなり違うコンセプトの技術開発との比較もあり、医師で経営者の院長・理事長の皆さんの関心も高かったようで、たくさんの質問が出ていました。医療・介護現場での人手不足の中、今後の日本社会へ期待の大きい技術となるでしょう。

 国の補助金でロボット開発として推進されているいくつかの大型プロジェクトは、残念ながら現場不在の独りよがりな製品になっている気もしました、予算ありきのミスマッチとも言えるようです。

 鈴木社長の製品は、今後、制服とのコラボによるオーダーメイド商品としてブレイクするような予感がしています、今後のご活躍を期待したいです。

新渡戸 連続講座 最終回

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 「遠友夜学校記念館建設 連続講座」の最終回は、北海道大学名誉教授の藤田正一先生のお話でした。

 この連続講座のプログラムは以下の通りです。

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* 7月10日(火)「志ある若者を育てるには」

講師 松井 博和 北大名誉教授 札幌農学同窓会理事長

札幌農学校精神や新渡戸稲造のこころで未来を担う若者の育成を!

* 8月 7日(火)「札幌・遠友夜学校・有島武郎」

講師 木原 直彦 文芸評論家 (公財)北海道文学館名誉館長

北海道功労賞 『さっぽろ文庫』百巻編纂 札幌創成期の姿、札幌精神の真髄、北海道文学の恩人有島武郎等を語る。

* 9月11日(火)「新渡戸稲造の「日本人精神論」と現代」

講師 三島 徳三 北大名誉教授

遠友夜学校創立百年記念事業 新渡戸・南原賞 武士道だけでなく、新渡戸の「日本の精神・宗教」論を紹介し、 現代日本人のココロの根底に迫る。

* 11月13日(火)「遠友夜学校と私たちのこれまでの活動」

講師 秋山 孝二 (公財)秋山記念生命科学振興財団理事長 (一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会代表理事

今の時代、遠友夜学校の理念に基づいて、私たちが生きてゆく糧を どう見出してゆくか。

* 12月11日(火)「DVD:創立 100 周年記念放送『魂の燈台・遠友夜学校』・海外 取材放送『フィンランドで見つけた武士道』から見えるもの」

講師 三上 節子 新渡戸稲造研究家 (一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会理事

遠友夜学校で育てられた教師・生徒たちの歩みと新渡戸の海外での影響力

* 1月15日(火)「アメリカ独立宣言と遠友魂」

講師 藤田 正一 北大名誉教授 元北大副学長平成遠友夜学校校長

一見、全く関係のないこの二つを結ぶ糸とは?

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* 昨年11月の私のお話ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34744

アメリカ独立宣言と遠友魂

アメリカ独立宣言と遠友魂

藤田正一先生

藤田正一先生

2019年とは

2019年とは

クラーク博士と教え子たち

クラーク博士と教え子たち

札幌

札幌は「精神的誕生の地」

遠友夜学校の精神

遠友夜学校の精神

精神のリレー

精神のリレー

 札幌遠友夜学校開設の理念、「学問より実行」というフレーズが、当時の福沢諭吉の「学問のススメ」を意識したアンチテーゼという主張は大変説得力がありました。そして、クラーク人脈が札幌農学校に与えた影響と遠友夜学校の理念に通ずる精神のリレー、私たちはもっともっとこの50年間の実践を大切に語り継がなければなりません。

 含蓄のある素晴らしいお話でした。

新春 Zooサロン 2019

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 2019年最初のZooサロンは、今年のスタート公演「二人で狂う」の演出・小佐部明広さん、俳優の斎藤歩さん、小島達子さんのトークと新年会でした。

* これまでのZooサロン――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=Zoo%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%B3

 最初に「NPO法人 札幌座くらぶ(http://www.sapporoza.com/club/」理事長の有田英宗さんのご挨拶と乾杯の発声で幕開け。

札幌座倶楽部理事長のさん

札幌座くらぶ理事長の有田英宗さん

 続いては、3人のトーク、ここまでの裏話ほか、20代の小佐部さんのチャレンジも楽しみです。

芝居つくりの裏話も

芝居つくりの裏話も

演出の小佐部さん

演出の小佐部明広さん

斎藤歩さん

斎藤歩さん

小島達子さん

小島達子さん

 公演本番前のこのようなトークは楽しみを倍加します、今回、私は二回観劇予定。舞台崩しも終盤かなりあるようで、1時間の芝居、興味深いです!

2019 新春の集い@寺島文庫

Posted by 秋山孝二
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 寺島実郎さんからお誘いを受けて、今年も「新春の集い」に出て参りました、メディア関係の方々中心のアットホームな集いは、テレビ・書籍で目にする方々が至近距離で懇談、九段下の寺島文庫で楽しく盛り上がりました。

* 寺島実郎さん関係の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E5%AE%9F%E9%83%8E

 私も8年間学んでいる「戦略経営塾」のお仲間も数名。マスメディア、出版業界の重鎮の皆さまほか、寺島実郎さんと同じ年生まれのせんだみつおさんも大きな濃いピンクの蝶ネクタイ姿でご来場、連続寄稿している岩波書店の岡本厚社長、番組関係での生島ヒロシさん、リレー塾ほかでの佐高信さんもいらっしゃってショートスピーチも面白かったです。

生島ヒロシさん

 懐かしいですね、せんだみつおさん、こんな間近に拝見したのは初めてでした、寺島実郎さんとも仲良しだったことも。生島さん評によると、寺島さんは「知の巨人」、せんみつさんは「痴の巨人」だそうです!

あのせんだみつおさんも駆けつけて

せんだみつおさんも

 岩波書店(https://www.iwanami.co.jp/company/cc1207.html)の岡本厚社長、雑誌「世界」の寺島さんの「脳力のレッスン」シリーズは、今年1月で201回を迎えました、超長期連載です。

岩波書店の岡本社長

岩波書店の岡本厚社長

 佐高信さんは、寺島リレー塾、BSのテレビ番組でもお話は聞いていますが、同じ空間で出会うとずっと柔和な雰囲気ですね、テレビではどこか強面(こわもて)な感じですが。

佐高信さん

佐高信さん

 その他にも、今年の国政選挙等、ホットな話題提供が報道各社の方々からお話がありました、さすが東京、短時間に集まる人の厚みが貴重ですね。

The Earth Cafe 冬フォーラム’18

Posted by 秋山孝二
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 昨年末、恒例の「The Earth Cafe(https://earth-cafe.jp/) ウインターセミナー&交流会」が帯広で開催され、熱い講演、話題提供の数々で盛り上がりを見せました。

* The Earth Cafeーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=The+Earth+Cafe

 まずは、基調講演として「有限会社 竹下牧場(http://takeshita-farm.jp/」代表の竹下耕介さん、テーマは「農泊 空家 ゲストハウス まち宿 牧場体験 チーズ 全部盛り! ありがとうしか生まれない仕掛けづくり 小さな町のプラットフォーマー戦略

竹下耕介さん

竹下耕介さん

 二拠点居住(デュアラー)時代を先取りして、ゲストハウスほかの新たな取り組みをご披露して頂きました、たくさん刺激をもらいました。

 休憩をはさんで話題提供三題でした。

 まずは、「北一ミート株式会社(http://www.kitaichimeat.com/」専務取締役の田村健一さん、熟成肉普及へのチャレンジほか、牛肉の新しい時代に向けた話題を満載でした。

タムケン、田村健一専務

タムケン、田村健一専務

 続いては、「有限会社 環境テクシス(https://eco-techsys.com/」の代表取締役 高橋慶さん、「A.C.C.Comrade(https://azcareer.net/article/A.C.C.comrade/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%2」代表の木下智志さん、「エンザイム株式会社(https://fulvic-enzyme.com/」の専務取締役 鈴木一哉さん。

 さらに、当日提供された方も。

 3時間を越える意見交換の後は、恒例の交流会、今年は少し人数が少なかったので音量を抑えてスタートのはずでしたが、冒頭の谷先生の開会あいさつがいつもと同じ調子で始まり、結局は、毎年と同じ終わってみれば声を枯らしていました。

 年末恒例のセミナー、新しい年への期待を膨らませる充実した時間でした!