第353回 木朝会

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 昨年12月の第353回の木朝会は、「一般社団法人 身体開発研究機構(http://pd-r.org/」代表理事の瀧澤一騎さんのお話、「体力測定のこれまでとこれから」でした。そもそも「体力」とは、体力の氷山理論、体力測定のいま、体力測定のこれまで、体力測定のこれから、等について、大変興味深いお話でした。

* 木朝会――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A

瀧澤一騎さん

瀧澤一騎さん

 瀧澤さんの団体は、身体開発研究機構は、「スポーツで豊かな人生を提供する」、「報われる努力を提供する」を理念として、2016年2月1日に設立。さまざまなスポーツイベントなどを開催し、シェアし、「スポーツ」をより身近に感じられるような取り組みを発信し、応援しています。

体力測定の歴史についても詳しく

体力測定の歴史についても詳しく

 「体力」は英語では、「physical fitness」で、私たちのイメージとはかなり違ったニュアンスのようです。そもそも、「体力測定」が日本で行われた歴史は、軍国主義体制の中、徴兵制度に繋がる仕組みとして創設されたもので、その時代の国民一人一人に要請される基本的身体能力が反映されていたようです。

 「運動能力調査(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00402102&tstat=000001088875)」の結果は、時々マスメディアで報道されていますが、測定項目、測定時期等で微妙に地域格差も出やすく、あまり神経質に「全国平均」との比較は意味がないとのお話も。体力測定の歴史を理解すると、過度な競争原理は、中央集権的日本社会、あるいは、軍国主義的社会風潮に拍車をかけることに利用されるだけかもしれません。

高校の札幌の同期会 2019

Posted by 秋山孝二
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 毎年年始の3日夜は、高校の札幌での同期会が恒例になっています。今年も飛び入り含めて21名が出席し、一人ひとり近況を語りました。この数年は、「昨年、○○が亡くなった」といった話題も続く一方、病気、入院等、自分の身体に関わるお話が増えてきている気がします。

病気から快復の同期も

病気から快復の同期も

 一応、同期の代表幹事となっている私は、今年も冒頭で挨拶と乾杯の音頭、幹事の一人の松村耕一くんから、いつもより長くしゃべって構わないと予め言われたので、今年は私としては長く(とはいっても平均よりは短い!)挨拶をしました。

1) 私個人としては、昨年2月札幌市内で転倒して左足首上の骨を2本骨折したこと。同期の数人は、「両足の骨を折った」と聞いていたと言っていました。さすがに両足骨折では松葉杖でも歩けないでしょと、正確な?!情報をお伝えしました。http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32609

2) 札南学校林が、9月の台風、翌日の地震、11月の強風による被害で、数百本の樹木が倒れ、作業道をふさいだので、企画活動委員会メンバーほかが数回出動して、どうにか小型重機が通れるように復旧作業をしたこと。これから数年間はさらにその修復に時間がかかることなどを報告しました。http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%9E%97%E4%BF%AE%E5%BE%A9%E3%83%BB%E5%BE%A9%E8%88%88%E4%BD%9C%

3) 今年は、高校卒業50年の節目の年、10月19日(土)の六華同窓会総会・懇親会が終了後に19時から札幌第一ホテルで記念同期会を予定していることを連絡しました。記念同期会は、10年前に登別で40年記念以来の集まりとなります。http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2450

 今年は、病気から生還した同期が複数いたり、70歳を目前に、これからも私たちの話題は、孫と病気とゴルフのスコア自慢かと、笑いながらの懇談の時間でした。

2019 新たな展開を目指して

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 歳を経るごとに年始の新鮮な気持が薄くなってきている気がしますが、今年は、昨年末に4番目の子(三男)夫婦に初めての子が生まれる大きな出来事を控え、例年にも増しその経過に集中していて時の過ぎるのを忘れていました。お陰さまで年末に無事出産を終えて、新しい年を迎えています、女の子でした。

 これまであまり身内のことはこの「部屋」では語っていませんが、私にとっては4人の子(息子3、娘1)に10人目の孫(男4、女6)となりました。お年玉も経済的に(?!)大変なので、クリスマスプレゼントと兼ねて、随時渡している状況です、今の少子時代、嬉しい悲鳴とでも言うのでしょうか。

 この孫たちが大きくなっていくこれからの時代、私が育ったいろいろあっても身近で戦争のなかった時代のように多様に生きられるのか、私の残り、いや今後の人生を、少しでも良き時代づくり、良き地域づくりに貢献できるように生きていきたいとあらためて決意した次第です。

北海道神宮にて

北海道神宮にて

 今年1年、皆さまよろしくお願い致します!

「平成」最後の大晦日に思う

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 今年1年、そして平成の30年間、私にとっても激動の時代でした。

 今朝の北海道新聞朝刊の一面トップは、「アイヌ民族差別禁止を明記 新法案の全文判明 国や自治体に理解深める義務
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/263371)」。基本理念として、アイヌ民族に対する差別や権利侵害を禁止することを明記し、国や自治体が、アイヌ関連施策を実施する責務や、「アイヌの伝統等」に関する国民理解を深める努力義務を負うことも定めたそうです。

 このところのアイヌに関する動きと今日の記事を読んで、私は10年前の「G8北海道洞爺湖サミット」開催時に、「G8サミット市民フォーラム北海道」の共同代表の一人として、「世界は、きっと、変えられる」をメインテーマに掲げた時の頃を思い出しました。

*詳細は、http://kamuimintara.net/detail.php?rskey=143200809t01

 この「フォーラム北海道」の規約では、その目的は(1)北海道洞爺湖サミットを市民に開かれたものにすること、(2)北海道(アイヌモシリ)の問題をグローバルな視点で討論すること、(3)道内のNGO・NPOなどが一緒に活動し市民の声をサミットに反映させること、としていました。

 さらに、政策提言も高橋はるみ北海道知事宛に提出していて、提言の日本文は7ページにわたり、英訳が加えられています。気候変動、生物多様性、平和・人権、貧困・開発の4分野で構成されており、「私たちが暮らしているこの島は、先住アイヌ民族が住み続けている島です。アイヌの人たちは、この島をアイヌ・モ・シリ(人間の住む・静かな・大地)と呼んできました…」という前文で始まります。(アイヌ・モ・シリのリは小文字)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~以下、一部引用

 G8サミットはサミット(頂上)という言葉が示すように、地球規模の課題を『上から』解決しようとする場です。しかし8つの『大国』だけでこうした問題が解決できないことは、すでに明らかになっています。地球規模の課題を解決していくために必要なのは、気候変動や経済のグローバル化の影響を受ける世界の人びとと、とくに地域に生きる人たちの知恵や経験、価値観です。私たちは北海道・アイヌモシリという地域に住む住民という立場から提言を行います。

・・・「北海道・アイヌモシリは豊かな自然が今も残り、食料やエネルギーの『地産地消』が可能な島でもあります。この可能性をさらに発展させ、北海道・アイヌモシリを持続可能で平和な島に変えていくことを私たちは提案します」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用 おわり

 当時は、はなはだ残念ですが当局から何の反応もありませんでしたが、10年の時を経て、冒頭の新聞の見出しのような世の中に大きく変わってきています。時間は掛かりましたが、私たち北海道からの提言は決して無駄ではなかったのでしょう。

 もう一つの話題は、昨日のBSでも放映されていましたが、元日本ハムファイターズの大谷翔平選手のメジャーリーグでの大活躍です。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E7%BF%94%E5%B9%B3

 番組でもたくさん紹介されていましたが、アメリカでの活躍に多くの方々がその勇敢な挑戦に拍手を送り、違いを乗り越える真摯な努力と適応力を褒めたたえていました。ファン、アナリスト、メディア、ライバルチームの超一流選手たち、エンジェルス球団の幹部等、プロフェッショナルが支える一つの産業の中で、大谷翔平くんの少年のようにベースボールと向き合う姿が共感と感動を与えたと私は理解しました。「褒める文化」が実に美しい、日本のこの業界で飯を食っている連中のレベルの低いバッシングに比べて、人が育つ、育てる土壌の違いを感じました。と同時に、ここまで日本で育て上げた日本ハムファイターズ球団と栗山監督の功績も実に大きかったことを再確認しました。

 以上、様々な出来事の2018年でしたが、最後に、今年の秋山財団贈呈式での私の挨拶の手元メモからの引用です。

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<日本の凋落・劣化、そして新しい担い手たちの台頭>

ひどい大人たちの惨劇

政府 モリ・カケ疑惑

経済―アベノミクスの行き詰まり・破たん

記録改ざん・廃棄・隠ぺい~中央官庁

障碍者雇用の水増し~中央官庁

パワハラ・セクハラ問題

~元TBS山口敬之の犯罪と隠ぺい

~スポーツ:女子レスリング、日大アメフト部、日本ボクシング連盟、日本体操協会、etc

* 女子レスリングの伊調馨(かおり)と栄和人監督

* 日大アメフト部の悪質タックル問題で、内田正人監督、井上奨(つとむ)コーチ、記者会見時の広報部司会者・米倉久邦

* 日本ボクシング連盟の山根明会長(当時)

* 日本体操協会

<一筋の光>

+ スーパーボランティア尾畠春夫さん(78歳)

+ 宮川泰介(みやがわ たいすけ)日大アメフト選手

+ 体操女子 宮川紗江(みやかわさえ)選手

+ 伊藤詩織さん

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 私自身、限られた時間を自覚して、少しでも社会の役に立てればなと思っています、皆さま、今年一年お世話になりました、どうかよいお年をお迎え下さい。

桜田一洋さんとの対話型フォーラム!

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 本来は、今年9月6日に開催予定だった「桜田一洋さんとの対話型フォーラム」、地震の影響で急きょ中止となりましたが、何とか2018年中に仕切り直しで開くことができました。

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【桜田一洋先生による対話型セミナー】

https://freshu.ist.hokudai.ac.jp/sakurada-semi/

テーマ:人工知能時代の新しい生命医科学 -生物の多様性に寄り添う視座ー

日 時:2018年12月18日(火)10:00~16:30

会 場:フード&メディカルイノベーション国際拠点

参加費:1,000円(資料・お弁当代含む)

主 催:実行委員会(委員長:北海道大学大学院薬学研究院 教授 市川 聡)

共 催:北海道大学(大学院薬学研究院、遺伝子病制御研究所、女性研究者

支援室、北大若手研究者の会)、旭医若者・研究者の会、

北海道医療大学、北海道科学大学、秋山財団

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 様々な専門分野の様々な道内大学の若手研究者が集い、まさに「対話型」でのやり取りは大変心地よい雰囲気でした。桜田一洋さんのお人柄がにじみ出る質問へのお答え等、参加者の満足度は高かったと確信します。

桜田一洋先生

桜田一洋先生

世話人で司会の先生、先生

世話人で司会の亀山武志先生、大栗敬幸先生

 午後は、円形空間で一層リラックスした雰囲気での質疑応答でした。

最後はみなさんで

最後はみなさんで

大盛況、演劇『ゴドーを待ちながら』!

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 札幌市内の街なかにオープンした「市民交流プラザ(https://www.sapporo-community-plaza.jp/」、その中の施設「クリエイティブスタジオ」の演劇こけら落とし公演として上演されたベケット作『ゴドーを待ちながら』は、連日満員の大盛況で昨日千穐楽を迎えました。

* 今年9月のバックヤードツアーの様子――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34022

 今回は、それに先立ち、先週は出演者によるトークが開催され、こちらも同じプラザのビル1階「図書・情報館(https://www.sapporo-community-plaza.jp/library.html)」いっぱいのお客様でした。

開放的図書館エリア

開放的図書館エリア

出演者の作品とそれぞれの本について

出演者の作品とそれぞれの本について

 初日の開場前からたくさんのお客さまにお越し頂きました。

開場前のロビーで

開場前のロビーで

一本道に木

一本道に木

 私は今回、初日・中日・千穐楽の3回観劇しましたが、いずれも熱演・満席のお客さまで大盛況でした。これまで「不条理劇」と難しい印象の演目を、今回実に面白く演出し、大いに笑うこととなりました。Zooサロンで役者の皆さんがお話していた通りの仕上がりでした。多くの方が、ベケット作品のこれまでのイメージを変えたとおっしゃっていたのが嬉しかったですね。東京からのお二人はもちろんですが、日ごろ見慣れていた斎藤歩、納谷真大の新しい魅力も発見した作品となり、まさに札幌の新しい芸術文化の発信拠点のこけら落としとして、大成功でした!!

* Zooサロン――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34891

本公演に足を運んで頂いた皆さまに心から御礼申し上げます、今後とも北海道の演劇を宜しくお願い致します。

加藤周一の思考と言葉

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 小森陽一さん、小川和也さんの対談「“加藤周一氏没後10年”:加藤周一さんの思考と言葉をめぐって」、戦争を止められなかった日本の知識人への問題提起、濃密な時間、戦争と日本の近代史を振り返りました。

 これまでのここでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8A%A0%E8%97%A4%E5%91%A8%E4%B8%80

【 アーカイブス「加藤周一が残した言葉」

1) https://www.youtube.com/watch?v=8JOb_8wzORY

2) https://www.youtube.com/watch?v=uaZSsC7THdg

3) https://www.youtube.com/watch?v=lMtfmU0D5Kc

https://www.youtube.com/watch?v=thDtd9U9jNQ

小川和也(中京大学教授)さん――> https://www.chukyo-u.ac.jp/educate/letter/member/rekibun/staff3.html

ゲストの

ゲストの小川和也さん

小森陽一(東京大学教授)さん――> https://dokushojin.com/person.html?i=3228

小森陽一さん

小森陽一さん

 対談では、お二人と加藤周一さんとの出会い・議論の積み重ね等から、加藤周一さんが残した含蓄のある言葉の数々を紡ぎだしていました。言葉から解釈できる思考の深さに、あらためて戦前・戦中・戦後を生きた人間の奥深さを感じました、以下、手元メモから順不同で拾いだします。

* 戦争を止められなかった日本の知識人

* 近代日本における知識人は、外来思想で学んでいるだけーー服を脱ぐごとく思想転換する

* 偶然にも生き残った自分、友人・中西の死、3・10東京大空襲で東大病院に運ばれる人々、終戦直後のアメリカ調査団の広島市内での被爆者調査同行体験が、彼にとって戦争と向き合う全ての始まり

* 「憤(いきどお)る」ことを失ってはいけない

* 「個人の自由な決断・意志」があって初めて「連帯」を生む: フランスにおけるレジスタンス活動

* 「国家」を越える価値を持っていないと「戦争」には反対できない

* 人ひとりを救えなくて何が国際平和か

* 2005年有明コロシアムの1万人集会(http://www.9-jo.jp/ariake/) 「1万人の人口!」

* 2011.9.11は「同時多発テロ」ではなく、「反米テロ」と言うべき

* 2011.9.11は、『ゴッド・ブレス・アメリカ』と『イマジン』が闘っている

* 2003年イラク戦争を経て、本格的憲法論議に:命を掛ける「九条」

きたネットフォーラム 2018

Posted by 秋山孝二
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 「きたネットフォーラム2018(http://www.kitanet.org/event/2018/2018kitanetforum.pdf」、今年は200名を越える参加者で大盛り上がりでした。テーマは、「都市のクマとヒト」〜住民と野生動物は豊かさを分かち合えるのか?環境共生とヒグマ管理の調和的実現への挑戦〜、でした。私も午後の分科会でパネリストとして登場しました、他のパネリストのお話が大変興味深く、有意義なひと時でした。

 後日、記録の動画も――>

たくさんの専門家もご登壇

たくさんの専門家もご登壇

 まずは当日は早朝から打ち合わせ・準備でした。

エルプラザホール前で直前打ち合わせ

エルプラザホール前で直前打ち合わせ

 プログラム趣旨より~~~~~~~~~~~~~~~

 北海道の市街地にヒグマが頻繁に出没しています。生態系の頂点であるヒグマが生存することは、自然の近さ・豊かさの象徴である一方、住民や管理者が被害を受ける危険を伴います。生物多様性保全やSDGsの理念から、ヒグマは共にこの地に暮らす仲間であり、人が平和な暮らしを願うのと同様に、野生生物の将来も保証されるべき。
大都市にヒグマが生息するという、世界に類のない状況がもたらすリスクをどう管理して安全を担保していくのか、命のせめぎ合いの最前線から共生のグランドデザインを考えます。

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■■プログラム■■

基調講演1:佐藤喜和氏(酪農学園大学 農食環境学群環境共生学類教授 野生動物生態学研究室)
「札幌生まれのヒグマたち―その暮らし、日々の営み、そして人や街との距離間」
 札幌市街地近郊の森林で行ってきた野外調査の成果をもとに、札幌に生きるヒグマの生態や繁殖実態について紹介し、本フォーラムの話題提起でした。「柔軟なクマ」に対して「頑な人」、現在のクマの方がはるかに変化してきた環境に適応した姿であることを説得力のある論点から指摘されました。そして、札幌は、「ヒグマと共生する200万人都市!」として世界に誇るべきなのでは、と。

■基調講演2:前田菜穗子氏(ヒグマ学習センター)
「人とヒグマとの付き合い方・ヒグマ観の歴史的変化」
 ヒグマという生き物の生態や魅力、アイヌに学ぶヒグマとの付き合い方、現代の人とヒグマの関係と対比させながら,臨場感あふれる素晴らしいお話でした。

(12:10〜13:10 休憩)

午後
■パネルディスカッション
「生活の場,環境保全活動・環境教育の場にもヒグマが!活動への影響と共生の展望は?」
 様々な立場で北海道の自然環境と関わる方々に、昨今のヒグマ出没の影響と対応、課題などを紹介していただきました。また、どのような気構えでヒグマの存在をとらえ,活動・生活を続けていくか、行政・専門家・NPOに期待することは?などをディスカッションしました。
進行:佐藤喜和氏
パネリスト
前田菜穗子氏
早稲田宏一氏(NPO法人EnVison環境保全事務所)
山本牧氏(NPO法人もりねっと北海道 理事長)
片山綾氏(公益財団法人知床財団 公園事業係)

===情報交換会(3分科会) 北海道の環境課題===
「生物多様性」、「森林保全活用」、「環境教育」、の各分野テーマで、3つの分科会を開催します。

分科会A 生物多様性
…札幌市民はヒグマとどう付き合っていくのか?
 人口200万の大都市にヒグマなど大型の野生動物が出没する例は、世界のどこにもありません。この未知の状況、リスクに、どう対処し、新しい共生のグランドデザインをつくっていくのか。行政、施設管理者、研究者、NPOなど、最前線で問題に向き合う事例を知り、具体的な問題への対応策を探ります。

座長/長谷川理氏
運営協力/酪農学園大学環境共生学類の学生のみなさん
事例(1)札幌市のヒグマ問題、現状と対策
坂田一人氏(札幌市環境局 環境都市推進部熊対策調整担当)
事例(2)施設管理者のヒグマ対策/
今井健太氏(滝野すずらん丘陵公園滝野管理センター)
花田沙智子氏(札幌市定山渓自然の村主任指導員)
事例(3) 札幌市民は、ヒグマや野生生物との共生をどう考えているか
愛甲哲也氏(北海道大学農学研究院 准教授)
・提案とディスカッション
札幌市の現状と対策、共生グランドデザインを考える /佐藤喜和氏
コメンテータ 前田菜穂子さん・山本牧さん・早稲田宏一さん 他

■分科会B 森林保全
「市民による森づくりの成果と課題、森林関連団体の今、これから」
 きたネット会員の森林保全に関わる団体を中心に、北海道の森林保全・森づくりに関わる方にお集まりいただき、活動の現状と課題についてお話いただき、これからの活動のありかた、ネットワークの役割をディスカッションします。

座長/枝澤則行氏(ふるさと美幌の自然と語る会、きたネット副理事長)
ほか

■分科会C 環境教育
「市民活動・環境教育をSDGs的思考で、さらに広いネットワークに」
 市民活動・環境教育はもともとSDGs考え方で成り立っています。つながり思考、誰も取り残さない、一人一人の幸せを優先するといった考え方です。企業や行政などとの共通言語たり得るSDGs的な視点で、市民団体の活動を捉え直すことで、共感と新しい連携を促すネットワークをつくりだせるのでは?

座長/麻生翼氏(NPO法人森の生活理事長、きたネット理事)
登壇者/
秋山孝二氏(北海道経済同友会幹事・公益財団法人秋山記念生命科学振興財団理事長・一般財団法人札幌南高等学校林理事長)
廣瀬岳史氏(No Maps実行委員会 事務局長)
ビアンカ・フュルスト氏(NPO法人八剣山エコケータリング 代表)
佐竹輝洋氏(札幌市環境局環境都市推進部 環境計画課調査担当係長)

 それぞれの方のプレゼンは本当に興味深かったですね。私からはグローバルマネーの昨今の状況について、ESG投資等についてキーワードを紹介しました。

■伝え、拡げるために 全体情報交換会
 フォーラム参加者の交流と情報交換の場となりました。定森さんのこのプロジェクトは、秋山財団のネットワーク形成事業にも採択になっています。

* http://www.akiyama-foundation.org/history/history_09

プロジェクト名 中間支援センター等の連携を通じたNPOによる被災者支援へ
代表者 佐藤 隆(サトウ タカシ) NPO法人北海道NPOサポートセンター 事務局長
概要 道内のNPO支援センターによる、相互的な、被災者支援活動の支援ネットワークを構築することで、道内で災害が起きた際にNPOによる被災者支援活動を支援できる体制を構築する
助成期間 2018年度~2020年度

【話題提供】得意分野を活かす〜市民は自然災害の際にどんな役割を果たせるのか
定森光氏(北海道NPOサポートセンター)
【進行】内山 到(公益財団法人北海道環境財団、きたネット理事)
宮本 尚 (きたネット理事)

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 フォーラムの後は場所を移して交流会も大人数で開催できました。午前・午後・夜と一日濃密な交流は、大変有意義なひと時となりました、北海道に住む方々の見識の高さにあらためて感動しました。

師走の日本酒 二題

Posted by 秋山孝二
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 愛生舘サロン(http://aiseikan.net/salon12月例会は、利酒師の中村先生による「美味しい日本酒に出合うためには」のお話と日本酒の飲み比べでした。少しすると「お話よりも早く飲ませて」の声がかかったり、皆さん待ちきれない様子。そしてやっと日本酒が口に入り、最初はまさに飲み比べですが、だんだんいろいろなお酒を飲んでいると、私は比べる感覚は鈍くなり、いつもと同じに、「ただ飲んでいるだけ」状態になっていきました。
利酒師の中村先生の講義

利酒師の中村先生の講義

 翌日は、高校の大先輩の安井先生からお誘いがあり、札幌第一ホテル(https://sapporo-daiichihotel.co.jp/)で、国稀酒造(https://www.kunimare.co.jp/の新酒お披露目会にお相伴でした。国稀フェアも開催中です。

* https://sapporo-daiichihotel.co.jp/event_news/img/kunimare18.pdf

安井先生もひな壇に

神式で厳かに鏡割り。

安井先生もひな壇に

安井先生もひな壇に

 儀式の後は、新酒の升酒で飲み初め!!お代わりもしてしまいました。

鏡割りの後は升で新酒を

鏡割りの後は升で新酒を

 今年80歳を迎える安井先生の同期の皆さんと第一ホテルで永年務められた料理長とも懇談できました、皆さん実にお元気でした。

安井先生と同期の80歳の大先輩の皆さまと

安井先生と同期の80歳の大先輩の皆さまと

 12月というととかく巷はクリスマスムードで溢れていますが、今年は日本酒三昧の師走となりました、凄く良かったです!

札幌劇場祭 TGR 2018 授賞式

Posted by 秋山孝二
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 今年の「札幌劇場祭TGR(http://www.s-artstage.com/2018/」も大盛況で幕を閉じました。若い劇団の登竜門として、しっかり札幌の地に定着した感じです。先日は、授賞式が開催されました、昨年から「公開審査会」ではなく「授賞式」として再出発しているようです。それぞれの作品に対する審査員からの講評が聞かれず少々物足りなくはありましたが。

【これまでの私のアートステージ・TGR記事】

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%8A%87%E5%A0%B4%E7%A5%AD

 ここまでのイベントにご尽力された札幌劇場連絡会の現会長・斎藤ちずさんが授賞式で冒頭にご挨拶されました。

斎藤ちず会長

斎藤ちず会長

 私は、今年は数本しか観劇できませんでしたが、若い方々の舞台表現、今年もたくさんの観客を魅了したようです。

受賞者と審査員のみなさん

受賞者と審査員のみなさん

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◆今年の受賞作品一覧◆

【大賞】
世界エイズデー札幌実行委員会 世界エイズデーシアター「TEA FOR TWO~二人でお茶を~」

http://www.sartstage.com/2018/tgr/list/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%BA%E

エイズデイ実行委員長

エイズデイ実行委員長


【優秀賞】
劇団こふく劇場 「劇団こふく劇場第15回公演 ただいま」

http://www.s-artstage.com/2018/tgr/list/%E5%8A%87%E5%9B%A3%E3%81%93%E3%81%B5%E3%81%8F%E5%8A%87

【優秀賞】
空宙空地 空宙空地3都市ツアー札幌公演「轟音、つぶやくよう うたう、うたう彼女は」

http://www.s-artstage.com/2018/tgr/list/%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%85%AC%E6%BC%94%EF%BC%9A

【審査員賞】
RED KING CRAB「ガラスの動物園 The Glass Menagerie」

http://www.s-artstage.com/2018/tgr/list/red-king-crab

【審査員賞】
旅木演劇工房 「丘の上の桜の木に」小島瑚乃美さん」※俳優賞は大賞エントリー作品の出演者からの選出になっているため、特別賞での受賞です。

http://www.s-artstage.com/2018/tgr/list/%E6%97%85%E6%9C%A8%E6%BC%94%E5%8A%87%E5%B7%A5%

【新人賞】
演劇家族スイートホーム「裸足でベーラン」

http://www.s-artstage.com/2018/tgr/list/%E6%BC%94%E5%8A%87%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%82%B9%

【俳優賞】
木山正大(RED KING CRAB)「ガラスの動物園 The Glass Menagerie」
村上義典 世界エイズデーシアター「TEA FOR TWO~二人でお茶を~」

◆TGRの首位打者2018◆
☆平均評価数4.88で、人形劇団ぱぺっとグース「人形劇「舌きりすずめ」ほか」

http://www.s-artstage.com/2018/tgr/list/%E4%BA%BA%E5%BD%A2%E5%8A%87%E5%9B%A3%E3%81%B1%E

◆TGRのホームラン王2018◆
☆1700個で、トランク機械シアター「ねじまきロボットα~バクバク山のオバケ~」

http://www.s-artstage.com/2018/tgr/list/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E6%A9%

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 札幌で活動する若手演劇人のスキルアップを目指す人材育成企画「TGRアカデミー」は素晴らしいですね。

「TGRアカデミー生」韓国レポート

 「札幌劇場連絡会奨学制度~TGRアカデミー」は、札幌で活動する演劇人のスキルアップを目指す人材育成企画です。今年度は、2018年10月に韓国ソウルで開催される「2018大学路(テハンノ)小劇場祝祭」にて国際的な演劇フェスティバルの舞台裏を視察し、現地スタッフとの交流会に参加していただきました。
 【TGR2017札幌劇場祭大賞作品】yhs「白浪っ!」の仕込みや上演の様子、そして韓国での演劇・アートの現場を実際に見て、体験したことをレポートとしてまとめてもらいました!

 今年度のアカデミー生の兼平瞳さんは、現在、北海道教育大学 岩見沢校でアートマネジメントを専攻している学生さんです。また、d-sapのメンバーとしての活動も行っており、d-SAPのHPでもレポートをアップしています!

◆TGRページの概要レポート
http://www.s-artstage.com/2018/tgr/news/266

◆d-SAP レポート記事
http://d-sap.com/kanehira-tgracademy/

公法協シンポ 2018

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 (公財)公益法人協会(http://www.kohokyo.or.jp/のシンポジウムが東京で開催されました。私はこの財団の評議員を務めています。

 当日、プログラム ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

新公益法人制度施行10周年記念シンポジウム ~市民社会へのインパクトと今後の展望~

主催団体:(公財)公益法人協会(http://www.kohokyo.or.jp/

共催団体:(公財)助成財団センター(http://www.jfc.or.jp/)、(公財)さわやか福祉財団(https://www.sawayakazaidan.or.jp/

 新公益法人制度が施行されて平成30年12月1日で満10年を迎え、この10年間で公益法人をめぐる社会環境はどう変化したのか。 公益法人制度改革が市民社会にもたらした影響、課題は何か。 制度改革後の民間公益セクターの役割と展望について今後の民間公益セクターの皆様と共に考え、提言活動に繋げたいとの趣旨です。

【 プログラム 】

* 主催者挨拶 雨宮 孝子 氏 (公財) 公益法人協会理事長

雨宮孝子理事長

雨宮孝子理事長

* 来賓挨拶

山下 徹 氏 内閣府公益認定等委員会委員長(元株式会社NTTデータ社長

山下徹委員長

山下徹委員長

二宮 雅也 氏  経団連企業行動・CSR委員長(損害保険ジャパン日本興亜株式会社会長

二宮雅也 委員長

二宮雅也 委員長

* キーノートスピーチ

「10年の回顧と今後の展望」 堀田 力 氏  さわやか福祉財団会長

堀田力理事長

堀田力 会長

* 調査報告・提言

①公益法人制度改正要望の検討  雨宮 孝子 氏  公益法人協会理事長

雨宮たか子 理事長

②制度改革が助成財団に及ぼした影響等の調査結果 蓑 康久 氏  住友財団常務理事

http://www.sumitomo.or.jp/

蓑

蓑康久 常務理事

* パネルディスカッション「公益法人制度改革とこれからの公益法人」

司会  太田 達夫 (公財)公益法人協会会長

パネリスト

岡本 仁宏 氏  関西学院大学教授・日本NPO学会会長(https://researchmap.jp/read0135525/

片山 正夫 氏 (公財) セゾン文化財団理事長(http://www.saison.or.jp/

岸本 幸子 氏 (公財) パブリックリソース財団専務理事(http://www.public.or.jp/

田中 雄一郎 氏  朝日新聞社論説副主幹(https://www.asahi.com/corporate/

山岡 義典 氏 (公財)助成財団センター理事長(http://www.jfc.or.jp/

山岡氏、田中氏、

山岡氏、田中氏、岸本氏

片山氏、岡本氏

片山氏、岡本氏

* まとめ & 大会宣言 鈴木勝治 公益法人協会副理事長

* 閉会挨拶 田中 皓 助成財団センター専務理事

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 10年前のシンポジウムにも私は参加しました。

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=174

 あれからのあっという間の10年でしたね。課題は山ほどありますが、それでも日本における「民が担う公共」は、確実に前進していると私は思っています。これからも一歩一歩前に進んでいきたいものです。

枝廣淳子さんのイーズ異業種交流会

Posted by 秋山孝二
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 枝廣淳子さんが主宰するイーズ「企業・団体パートナー異業種交流会」、第52回『「海洋プラスチック問題」~企業はどう対応すべきか』が開催されました。この数年、私自身はかなり高い出席率になって、今の課題に向き合っています。

これまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%BA

 今回は、環境省の環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室の井関勇一郎係長から『環境省担当者に聞く「海洋プラスチック問題」~企業はどう対応すべきか』をテーマに、プラスチック循環戦略案の背景を始め、国内外の動向、バイオプラスチックの違いなど、細やかな解説でした。また、枝廣淳子さんからも、プラスチックの問題を「Source(供給源)」と「Sink(吸収源)」という環境問題を見るときのフレームを紹介したり、「今日の問題の対処が、明日の問題を作り出す」という視点で、プラスチック問題と根本的に向き合い、問い直す必要性についてのお話を聞くことができました。その他、井関さんがご担当されている、「プラスチック・スマート」キャンペーンは下記サイトに詳しく載っています。

「プラスチック・スマート」キャンペーン――> https://www.env.go.jp/press/106073.html

参加者の皆さんで

参加者の皆さんで

 海洋プラスティックについては、一昨年の香港、昨年のシンガポールで開催されたフォーラムでも、「持続可能な海洋」をテーマに、海外の方々が大きな問題意識を提起していましたが、私自身はその時、しっかりは受け止めてはいませんでした。先日の会でも枝廣さんが、「今年1月の年始のこの会で、向こう1年のテーマを列挙した時に、この『海洋・マイクロプラスティック問題』は挙げられていなかったですよね』とのお話も。私も年初の会に参加していましたが、海外のフォーラムで聞いていながら、自分自身の中でもきっちり消化されていなかった、そんなテーマでした。国際社会と身近な課題のギャップを痛感しましたね。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28017

 今回、新たなメンバー複数とお話ができたこと、来年以降も楽しみな集まりとなっています。

根本昌宏先生 @ 防災セミナー

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 (公社)日本技師会北海道本部(http://www.ipej-hokkaido.jp/)社会活動委員会主催の講演会で、日本赤十字北海道看護大学の根本昌宏先生がご講演をされました、テーマは、『超高齢・少子・人口減を迎える災害大国日本で生きるために』でした。

* 根本昌宏先生の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E6%98%8C%E5%AE%8F

 「Ring of Fire」と呼ばれる地域の日本では、あらゆる自然災害は想定内として日常生活を送らなければならい、冒頭にまずその認識の重要性を語りました。

当日プログラム

当日プログラム

根本教授

根本教授

 そして、さらに北海道では、冬の災害を想定した様々な取り組みを実証実験の結果から提起し、今後の北海道の防災計画等にたくさんのヒントを与えて頂きました。

直下型地震での想定犠牲者数

直下型地震での想定犠牲者数

 途中休憩時には、根本先生自ら防災用具を使ってのご説明。多くの参加者が耳を傾けていました。

休憩時には支援品の説明も

休憩時には支援品の説明も

自ら説明される根本昌宏教授

自ら説明される根本昌宏教授

 最後は、今年9月の台風・地震による長期の停電等のような災害に備えるためにも、自宅に確保しておきたい備品と注意事項についても言及されました。

実践的に

実践的に

 根本昌宏先生は、これまでの様々な場でお話をされていますが、毎回進化した内容になっている一方、今回は、以前秋山財団のご紹介で講演を行った連合町内会・宮の森明和会の関係者も3名お越しになっていました。地域と実証実験と行政等がコラボレーションして、北海道における災害時の対応を準備しておきたいものですね。秋山財団のネットワーク形成助成事業が、少しでもお役に立てばと心から願っています。

ゴドーを語る @ ZOOサロン 

Posted by 秋山孝二
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 今年の師走、サミュエル・ベケット作「ゴドーを待ちながら」を札幌文化芸術劇場hitaruのオープニングシリーズとしてクリエイティブスタジオで公演します。新しい劇場の創造スタジオに、かつての寺山修司作品には欠かせない存在であり、2016年には野村萬斎演出による「マクベス」でも札幌の舞台に立った特異な身体性を誇る二人の怪優、福士惠二と高田恵篤を東京から招きます。

* 札幌文化芸術劇場hitaru(https://www.sapporo-community-plaza.jp/theater.html

* クリエイティブスタジオ(https://www.sapporo-community-plaza.jp/facility_creativestudio.html

* http://www.h-paf.ne.jp/program/godot/
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キャスト

斎藤歩(札幌座)
納谷真大(イレブンナイン)
福士惠二
高田恵篤(演劇実験室◎万有引力)

鶴田茉夕(劇団ひまわり)

スタッフ

演出助手:櫻井幸絵(札幌座)
舞台美術デザイン:島次郎
舞台監督:高橋詳幸(アクトコール)
舞台監督助手:横尾寛(ヨコオ制作所)
大道具製作:アクトコール
照明プラン:大野道乃
照明オペレーター:札幌文化芸術劇場hitaru
衣裳デザイン:磯貝圭子(札幌座)
衣裳製作:山本菜穂(札幌座)
小道具:高子未来(札幌座)・熊木志保(札幌座)
宣伝美術:若林瑞沙(studio COPAIN)
撮影:田邊馨(studio COPAIN)
著作権代理:(株)フランス著作権事務所
制作協力:劇団ひまわり・エヌチケ

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混迷を深め、閉塞感が漂う世界
絶望的で笑えない限界に陥った人間の状況を嗤う名作
現れない救世主を待ち続けるこの作品を
札幌から、世界へ。

 今回、演出・出演している北海道演劇財団専務理事の斎藤歩は語っています。

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 アイルランド出身の劇作家、サミュエル・ベケットが執筆したこの戯曲は、1953年の初演以来、世界中の演劇人に大きな影響を与えてきました。「ゴドー」は世界中で、勿論日本においても現代演劇の世界遺産的作品として知られ、上演が繰り返されています。「ゴドー」をヒントに創作された作品も数限りなく、第二次世界大戦という人類最大の殺戮が行われた直後のヨーロッパで創作されたこの作品がその後、世界各地の紛争や大災害の起こった場所の劇場でも、繰り返し上演されてきました。北海道の網走刑務所では串田和美さん演出で緒形拳さんが出演した「ゴドー」が2000年に上演されています。
 「ゴドー」という救世主をひたすら待ち続けるこの滑稽な作品が、長い景気低迷や未曽有の大災害に繰り返し見舞われ、閉塞感が漂い、救世主をイメージすることすら難しい現代日本を生きる私たちに何を問いかけるのでしょうか。

~~~~

 先日は、札幌のシアターZooで、出演する4名の役者の方々を招いてZooサロンが開かれました。関係者、サロン会員ほか満席の中、1時間のトークと懇談は一つの公演を間近でみたような面白さ、さすがに大人の役者4人は懐深く、言葉にも味がありました。斎藤歩は、「日本ではこの作品を『不条理劇』として、難しく考え過ぎているのではいか。もっとシンプルに『面白い』でいいと思う」と。そして、日常の会話のやり取り、会議での方がよっぽど「不条理」な場面が多い、とも。私も全く同感でした。

斎藤歩さん

斎藤歩

高田恵篤、福士惠二、納谷真大

高田恵篤、福士惠二、納谷真大

 私は今のところ、公演前の4人のトークイベント、公演は初日、中日、千秋楽と3回の観劇予約を入れています。舞台、照明設定も一流の方々で斬新なようで、新しい舞台のオープニングに相応しい伝説の舞台となりそうです、本番が楽しみですね。

シンポ『地域金融機関の課題』

Posted by 秋山孝二
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 北海道大学で開催された「2018年度地域経済経営ネットワーク研究センター(https://rebn.econ.hokudai.ac.jp/」主催のシンポジウム「地域金融機関の課題」は大盛況でした。このような公開シンポジウムは、外部の者にとっては大変ありがたい企画です。

当日案内ポスター

当日案内ポスター

■シンポジウムテーマ:
地域金融機関の課題

■講演
「岐路に立つ金融機関のビジネスモデル-道内金融機関の財務構造から-」
小樽商科大学大学院商学研究科 教授 齋藤 一朗 氏

「信用金庫による地域活性化への取組み」
信金中央金庫 地域・中小企業研究所 所長 松崎 英一 氏

「地域金融の現状と課題-系統中央金融機関の視点から-」
全国信用協同組合連合会 理事長 内藤 純一 氏

■コメントと質疑応答
コメンテーター 公益財団法人 はまなす財団 理事長 濱田 康行 氏

北海道大学でのフォーラム

北海道大学でのフォーラム

 全国で産業振興に取り組んでいる信用金庫の活動,信用組合の地方創生との関わり,など地方金融の現況と今後の展開を地域金融を牽引する実務家が語りました。また,研究者からは経済学・経営学の観点から地域金融機関の果たしてきた役割を,その歴史もふまえながら現在と未来を展望しました。

 以前から、地域創成における地元金融機関の果たす役割について、その存在感の無さを感じていた私としては、腑に落ちるお話の数々でした。地方銀行が一番中途半端なポジショニングなのかもしれないと、帰り道思った次第です。

 それぞれの演者のお話の後の質疑応答も大変興味深かったです。

講演後のパネル

講演後のパネル

 いい意味でも悪い意味でも、お金の重要性は認識すべきですね、今の金融資本主義の時代には。

母、踊る! 2018

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 これまでも何回か書いていますが、今年も、私の母(95歳)が踊りました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=20454

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=25255

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=27114

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28322

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=30725

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33884

ダンス演技終了後に

平先生と兎澤先生

平先生と兎澤先生

 終了後に応援団の皆さんと。

今年も皆さんに感謝

今年も皆さんに感謝

シンガポール 2018(下)

Posted by 秋山孝二
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 濃密な午前・午後のスケジュールを終えて、夕食はマーライオン横のレストラン・テラスで。ワインのセレクトも素晴らしく、昨年に続いてマリーナ・ベイ・サンズを眺めての場となりました。

* 2017の様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31853

夕食はテラスでシーフード

夕食はテラスでシーフード

寺島文庫スタッフの皆さん

寺島文庫スタッフの皆さん

皆さん楽しく

皆さん楽しく

光のショータイム

光のショータイム

 翌日は朝から、マリーナ・ベイ・サンズ近くの「Gardens by the Bay(http://www.gardensbythebay.com.sg/en.html」、空中植物園・フラワーガーデン等、昨年行った植物園とは一味違った現代アート的コンセプトは驚きです。

* 2017年訪問の植物園ーー>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31855

空中植物園

空中植物園の滝

上から見ると

上から見ると

 最終ゾーンは温暖化危機への強烈なメッセージ動画、向こう100年の危機!最後は、「What can you do!」で締めくくり。

最終エリアでは温暖化への警鐘

最終ゾーンでは温暖化への警鐘

マリーナベイサンズ下

マリーナ・ベイ・サンズの下を

 そして今回ツアーの最終は、「Civilian War Memorial(https://www.visitsingapore.com/see-do-singapore/history/memorials/civilian-war-memorial/」です。

 ビーチ・ロードのパダンの東に位置するこの「日本占領時期死難人民記念碑」は、第二次世界大戦の民間人犠牲者を追悼し、シンガポールの4つの民族(マレー系、中国系、インド系、ユーラシアン)の団結を記念するものとのこと。初代首相リークアンユーによる除幕式が行わたのは、1967年2月15日、シンガポールが日本に占領されたのは、この年の25年前のこの日でした。1962年にシンガポール内の数カ所で民間人戦争犠牲者の共同墓地が発見された後に、共同墓地の遺骨を納めた埋葬室の上に建設されました。ここでは毎年2月15日に、犠牲者の追悼記念式典が行われています。ここにも、旧日本軍の戦犯の爪痕が見て取れます。

記念碑

記念碑

60メートルの塔

60メートルの塔

メモリアル章

メモリアル章

 最後の昼食は中国料理で打ち上げです。

女性経営者の皆さん

女性経営者の皆さん

たくさん語りあえました

たくさん語りながら

 4回目のシンガポール、切り口が違うと別の場所の様で、また、新たな姿を見つけて新鮮でした。

シンガポール 2018(上)

Posted by 秋山孝二
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 寺島実郎さん主宰の「戦略経営塾(http://terashima-bunko.com/terashimabunko-juku/strategic-management.html」のインダストリアルツアー・シリーズ、今回はシンガポール訪問でした。

* インダストリアルツアー http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%

 私は今年8年目を迎えるこの経営塾の第一期から参加しています。今回のツアーは2日間でしたが、テーマは「歴史ツーリズム」。経営塾メンバー有志の他、多摩大学の方々、女性経営者グループの方々等、複数の団体から20名の参加で、グループメンバー同士の意見交換も活発で貴重な体験でした。これまでシンガポールには3回ほど行っていますが、訪問先、メンバーが異なると、新しい「シンガポールモデル」を発見したり、有意義な時間となりました。

到着時の夕食後に

到着時の夕食後に

ホテルの部屋から

ホテルの部屋から

参加者記念撮影

参加者記念撮影

【 スケジュール概略 】

一日目

講演 * 寺島実郎 塾長 『シンガポールモデルの認識を深める』

* KYCOMホールディングス 吉村一男 氏 『シンガポールについて』

* 三井物産シンガポール 『医療ツーリズムの現状』

Battle Box 見学 http://www.battlebox.com.sg/

シンガポール国立博物館 見学 https://www.nationalmuseum.sg/

セントーサ島 IR  http://www.resortsworldsentosa.jp/

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 講演後、まずは「Battle Box」、イギリス軍の立てこもる要塞、臨場感いっぱい。ハンガリー・ブダペストの「岩の病院」を見学した時を思い出しました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31598

Battle Box では1時間半の解説ツアー

Battle Box では1時間半の解説ツアー

 続いては「国立博物館」。1965年、マレーシア連邦からの追放直後、伝説となった涙の記者会見が印象的です。「建国の父」とは、まさに彼のような存在なのでしょうね。

* https://www.youtube.com/watch?v=41ND3U_9HgQ

国立博物館 リークワンユーの伝説の記者会見

国立博物館 リークワンユーの伝説の記者会見

涙をふくリークワンユー

涙をふくリークワンユー

 午後は、セントーサ島の建物の中で。「Maritime Expencial Museum(https://www.rwsentosa.com/en/attractions/the-maritime-experiential-museum/highlights」も素晴らしい。

セントーサ島の施設

セントーサ島の施設

 3年前に訪問した時のセントーサ島の様子――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24921

 セントーサ島も、訪問する場所が変わると全く別の地でした。

新渡戸連続講座で

Posted by 秋山孝二
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 新渡戸稲造連続講座で、私が(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/のこれまでの活動について報告をしました。

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札幌遠友夜学校記念館建設支援「連続講座」

< 2018年 >

* 7月10日(火)「志ある若者を育てるには」 講師 松井 博和 北大名誉教授 札幌農学同窓会理事長

札幌農学校精神や新渡戸稲造のこころで未来を担う若者の育成を!

* 8月 7日(火)「札幌・遠友夜学校・有島武郎」 講師 木原 直彦 文芸評論家 (公財)北海道文学館名誉館長

北海道功労賞 『さっぽろ文庫』百巻編纂 札幌創成期の姿、札幌精神の真髄、北海道文学の恩人有島武郎等を語る。

* 9月11日(火)「新渡戸稲造の「日本人精神論」と現代」 講師 三島 徳三 北大名誉教授

遠友夜学校創立百年記念事業 新渡戸・南原賞 武士道だけでなく、新渡戸の「日本の精神・宗教」論を紹介し、 現代日本人のココロの根底に迫る。

* 11月13日(火)「遠友夜学校と私たちのこれまでの活動」 講師 秋山 孝二 (公財)秋山記念生命科学振興財団理事長 (一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会代表理事

新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会代表理事 今の時代、遠友夜学校の理念に基づいて、私たちが生きてゆく糧を どう見出してゆくか。

* 12月11日(火)「DVD:創立 100 周年記念放送『魂の燈台・遠友夜学校』・海外 取材放送『フィンランドで見つけた武士道』から見えるもの」 講師 三上 節子 新渡戸稲造研究家 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会理事

遠友夜学校で育てられた教師・生徒たちの歩みと新渡戸の海外での影響力

< 2019年 >

* 1月15日(火)「アメリカ独立宣言と遠友魂」 講師 藤田 正一 北大名誉教授 元北大副学長 平成遠友夜学校校長

一見、全く関係のないこの二つを結ぶ糸とは?

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 今回私は、「遠友夜学校とこれまでの私たちの活動」と題してお話をしました。先週の講演(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34738)に続いての機会を与えて頂きました。

第5回の講師として

第5回の講師として

~ 私の講演内容サマリー ~~~~~~~~~~~~~~~

初代秋山康之進 と 新渡戸稲造博士

1891(明治24)年 秋山愛生舘設立 と 新渡戸夫妻 札幌着任

札幌一中 山田幸太郎校長 と 新渡戸稲造博士

* 札幌農学校で新渡戸稲造博士の教え子、教育の道へのアドバイスも

* 札幌一中での新渡戸博士の講演(学友会誌に記載)

* 山田校長は「札南高学校林」の生みの親、私は今、十八代学校林財団理事長

秋山財団 と新渡戸稲造博士

2009褒賞事業「新渡戸・南原賞」を引継ぎ、2013年休止
~新渡戸・南原賞は、新渡戸稲造と南原繁の精神に学び、これを継承して次世代の育成を図るために2004年に「新渡戸・南原基金」によって設立
~この活動の意義は秋山財団が取り組んできた人材育成の理念に合致するものと考え、この事業を継承。特に、平和活動と教育実践に取り組む次世代に対する支援を目指した
~選考は新渡戸・南原基金運営委員会

遠友精神

教え・教わる 相互の関係で成り立つ開かれた学校、双方の学び合いの場

男女共学

ボランティア精神

liberal arts の原点 >

夜学校設立後の経緯

札幌遠友夜学校は北海道庁から

1916(大正5)年に「私立学校」の認可

1923(大正12)年に「財団法人」の認可

受けて運営にたり、この法人格は閉校後も継続

* 1962 (昭和37)年に、札幌市が勤労青少年ホームの建設地を探していた折、当時の理事会が次のつを条件として土地を札幌市に無償譲渡し、同時にこの財団法人を解散

三つの条件~札幌市との約束

1) 土地は新渡戸博士の考えの具体的表現だった遠友夜学校の跡であることを表示し、その目的に添った利用をして行くこと。

(2) 敷地内にできるだけ空き地を設け、近所の遊び場にすること。出来るならその一隅に夜学校記念碑を建てること。

(3) 新しく出来る勤労青少年ホームに一室を設け、札幌と新渡戸博士との関係を語る史料を展示しその精神を伝えること。

『さっぽろ文庫18 遠友夜学校』28頁)

今後の課題

1)建設寄付金等、ファンドレイジング

~札幌市・市教委への提案

~ 大口先  団体・企業

~ 幅広い市民

新しい取り組み> INAZO・SDGsプロジェクト !

)「遠友みらい塾」活動プログラムの充実

3)活動団体とのコラボレーション

4)企業CSR(社会貢献)と連携

)札幌市・市教委との意見交換

~~~~~~~~~~~~~~~~~~ サマリーおわり

 今回、あらためてこの5年間の活動を振り返ってみましたが、随分内容の濃い活動を続けてきたものだなと、自分たちを褒めてあげたい気持が沸いてきました。文字での記録、写真等、「活動のみえる化」には極めて大切です。ともすれば、目の前の対応に明け暮れて、時間の幅としての活動を総括することもなく時を過ごしていく、実にもったいない状況です。同時に、今後の展開も含めて、どこまで「本気なのか!」が問われている気もしましたね。これからもさらに活動のすそ野を広げながら、記念館建設の実現とプログラムの充実に向けて、一層努力したいと思います。

第352回 木朝会

Posted by 秋山孝二
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 木朝会の第352回、遠友みらい塾(http://enyumirai.main.jp/)でもお話をされたフリージャーナリストの黒田伸さんにお越し頂きました。

* 木朝会ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A

 テーマは、「二刀流・大谷翔平はなぜ新人王に」。アナハイムでの大谷翔平選手への取材ほか、歴史から読み解く大谷翔平の活躍を大変深く語りました。黒田さんは、9月に盛岡市でも講演されています。

* https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/9/29/24358

黒田伸さん

黒田伸さん

大谷翔平くんを取材して

大谷翔平くんを取材して