祝 自由が丘学園 25周年 !

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 フリースクール札幌自由が丘学園(http://www.sapporo-jg.com/free-school/の25周年記念の会でお話をさせて頂きました。

 まずは、スライドでこの25年間の活動の振り返り、続いて私からのお話。

私のお話

私のお話

 「一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/」の代表理事として、「遠友学校の理念を今に」のテーマで、自由が丘学園の教育と札幌遠友夜学校との共通の理念について語ったつもりです。その後、亀貝理事長とのトークセッションで共通項をさらに深く掘り下げました。

IMG_2277.JPG

 続いて第二部は、生徒たちによる演奏とパネルディスカッション。

在校生の祝賀演奏

在校生の祝賀演奏

引き続いてのパネルディスカッション

引き続いてのパネルディスカッション

杉野建史学園長からも感謝のお言葉。

学園長のご挨拶学園長のご挨拶

 最後は、設立当初から今日までご尽力された亀貝一義さんの閉会のお言葉。

亀貝一義理事長のご挨拶

亀貝一義理事長のご挨拶

* 詳細の報告はこちらで――> http://www.sapporo-jg.com/free-school/staff-blog/2018/11/16-224007.php

 今回は、亀貝一義理事長からのお誘いで私にお話の機会を与えて頂きました、心から感謝申し上げます。向こう25年も頑張って頂きたいですね。

樫山純三賞 表彰式 2018

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 第13回樫山純三賞(http://www.kashiyama-sf.com/menu05_0.php)の表彰式が東京で開催され、私は初めて出席しました。亀岡エリ子理事長は、今年9月の秋山財団贈呈式(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34107)に台風の中、初めてご参加頂きました。翌日未明の北海道胆振東部地震で宿泊ホテルで被災し、翌日同じく東京からご参加の方々とご一緒に、夜の苫小牧発フェリーで八戸に着き、新幹線で東京に無事お戻りになりました。

亀岡理事長

亀岡エリ子理事長

 樫山奨学財団についてHPより~~~~~~~~

 樫山奨学財団は、日本の体表的ファッション総合メーカー株式会社オンワード樫山ををはじめとしたオンワードグループの創業者樫山純三(当時樫山株式会社代表取締役)が、私財を寄付して設立しました。昭和52年より昭和56年まで計4回所有の同社株式を寄付、そして昭和61年に所有財産(土地1,652,89㎡、同社株式1,491,658株)を遺贈しました。本財団は、学業優秀、品行方正、身体強健でありながら経済的理由により修学が困難な大学生ならびに大学院生(外国人留学生のみ)に対し、奨学援助を行っております。また、社会有用の人材を育成するとともに、外国人留学生との密接な交流を通じて、我が国と諸外国との国際理解と親善に寄与することを主な目的としております。加えて、昭和61年奨学会館を建設、また平成11年に新館を増設し奨学生間の親睦、研修、交流施設及び外国人留学生の宿舎として提供しています。

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 この財団の特徴は、受賞者に高級スーツが副賞として贈られることです。オンワードホールディングスの廣内武会長からもご挨拶がありました。

樫山ホールディングス社長のご挨拶

オンワードホールディングス廣内武会長のご挨拶

 今年の受賞者のお二人。

* 学術書賞 受賞者 家永真幸(いえながまさき)さん http://www.geocities.jp/ienagama/

さん

家永真幸さん

* 一般書賞 柯隆(かりゅう)さん http://www.spc.jst.go.jp/experiences/karyu/karyu_profile.html

かりゅうさん

柯隆さん

 柯隆さんは、寺島実郎リレー塾にもご登壇されていますが、懇親会でもゆっくりお話しすることが出来ましたが、素晴らしい気配りとお人柄を至近距離で感じました。

 懇親会冒頭では、歴代受賞者の方々が送られたスーツを身にまといご登壇です。ただ、スーツ贈呈の企画は、どうやら当初は無かったようで、ご登壇された方で数名、「私は頂いていない」とおっしゃって、会場内の笑いを誘っていました。

スーツの贈呈は開始数回後からだったようで

贈呈されたスーツを身にまとって

 主催者側のリラックスした姿勢が醸し出すのか、大変和やかな贈呈式・祝賀会の雰囲気で、私も学ぶところが多かったですね。また一つ、秋山財団のモデルとする民間財団を見た思いです、ありがとうございます。

祝 バイオマスソリューションズ 10周年

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 「(株)バイオマスソリューションズ(http://biosol.jp/)の創業10周年感謝の集い」が札幌で開催され、私も出席しました。社長の藤本達也さんとは8年前にアフリカ旅行に一緒に行きました。

* アフリカ旅行――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=3570

 また、6年前には別海町で工場見学もしました。(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=11953

 この日の集い、まずはお父様の渡邊清掃(株)の藤本隆司会長の開会のご挨拶で始まりました。長男を新しいビジネスで鍛えている感じを受けました。

藤本隆司会長ご挨拶

 続いて(株)バイオマスソリューションズの藤本達也代表取締役社長の主催者ご挨拶。

藤本達也社長ご挨拶

 来賓のご挨拶ほかの後、社員全員が登壇してご紹介されました、藤本社長の一緒にここまでやってきたという思いを社員とともにというメッセージだったのでしょう。

社員紹介も

 栗山町さらさらレッド生産組合(http://kurache.com/blog/11929)の方々の玉ねぎ、取れたてのジャガイモ等、生産者のお話も交えての豊かな食材による料理も素晴らしかったですね。

ジャガイモと玉ねぎで

 舞台を盛り上げた「Humor and Liberty:HAL(https://www.halhalhal.jp/profile-1/」のお二人。

余興ではプロの「HAL」ライブ

 藤本達也社長のご長男も舞台に上がってノリノリでした、将来の社長だものね!

次期社長?

 当日配布された冊子の最後のページに、「お礼の言葉」として以下のようなメッセージが書かれていました。

~~~~~~グループ共通の理念である「社会へのお役立ち」を実現させるべく平成20年に創業し、地域特有の課題である有機性廃棄物の再資源化施設を建設し、この10年努力して参りました。この間、社会環境の変化や技術の発達などにより創業時には予想していなかった事が数多くあり、施設の改修や新規事業に着手して対応するなど、どうにか時代の波に乗り遅れることのないよう努めて今日に至りました。~~~~~

 10年の間だけでも数々のイノベーションで乗り切ってきたご苦労が印象的でした。多くの方々に支えられてという言葉も心に響きました。これからのご活躍を祈念しています!

北海道新聞文化賞 2018

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 「北海道新聞文化賞(http://kk.hokkaido-np.co.jp/koken/doushin_bunka.html」の贈呈式が行われ、私は今年の受賞者の保阪正康さんからご招待を受けて参加しました。式では、広瀬兼三北海道新聞社社長が、賞状と彫刻家・安田侃(かん)さんの「意心帰(いしんき)」(ホワイトブロンズ)、副賞100万円をそれぞれにお渡ししました。

* https://www.hokkaido-np.co.jp/article/246466/

* http://www.akiyama-foundation.org/wp-content/uploads/2018/10/556e49d6109c431fd421408a339f1a39.jpg

【 2018年受賞者 】

社会部門:「町の映画館」の灯を家族4代、100年にわたり守り続ける大黒座(だいこくざ)=日高管内浦河町=

https://www.daikokuza.com/

学術部門:昭和史研究の成果を多くの著書にまとめたノンフィクション作家保阪正康さん(78)=札幌市出身、埼玉県東松山市在住=

http://www.aya.or.jp/~hosaka-m/

経済部門:天然サケをはじめ道産水産物を加工して付加価値を高めた佐藤水産株式会社=札幌市=

https://www.sato-suisan.co.jp/

北海道新聞文化賞 2018

北海道新聞文化賞 2018

保阪正康さんが受賞

保阪正康さんが受賞

 その後の祝賀パーティでは、それぞれの推薦の言葉が述べられました。私は推薦の言葉の後、乾杯の発声を頼まれ、9月の北海道を襲った台風、地震の際、北海道新聞さんが輪転機を回し続けて自社の新聞のみならず、他社の新聞の印刷も引き受けた行動への感謝の念、それとあの全道ブラックアウト時に、各戸配送まで完了したサプライチェーンの方々への敬意をお伝えして乾杯に移りました。

祝賀パーティーで

祝賀パーティーで

 保阪さんはもちろんですが、日ごろお世話になっている北海道新聞の幹部の皆さまとも親しくお話が出来て素晴らしい機会となりました。受賞者の方々はそれぞれ北海道に根差しての日頃の活動なので、私にとっても大変なじみ深く、今後の益々のご活躍を心から願うものです。21世紀の地域は、北海道新聞をはじめ、このような方々が支えていくのでしょうね、終了後も大変清々しい気持ちでした、ありがとうございます!

ロンバー・オディエ セミナー 2018

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 今年のロンバー・オーディエ(https://www.lombardodier.com/home.html)のカンファレンスは、「222周年記念 RETHINK EVERYTHING」をテーマに、日本で開催されました。

< これまでの記事>

* 2015 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24868

* 2016 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28015

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28017

* 2017 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31853

 プログラムは多彩で、フィールドワークとして伝統的日本建築を保存するNPOの活動紹介、東京都内の民家でライブと保存活動のご紹介でした。

 ビオラとピアノのコラボ、テーマは作曲家シューマン。アンコールには「トロイメライ(https://www.youtube.com/watch?v=i2K5-x2BgPQ)」も。

 終了後は、場所を代えて日本食の紹介を兼ねた優雅な昼食タイム。

昼のパーティ会場

昼のパーティ会場入口で

 前日に開催された「次世代フォーラム」では、私の長男もパネリストの一人として、アジアの次世代とともに登壇しました。

次世代パネルに長男もパネリストとして登壇

次世代パネルに長男(右端)もパネリストとして登壇

 このところ毎年このフォーラムに参加していますが、今年は特に、タイからの若い世代の参加が多く、躍動していました。投資サイドからのパネルディスカッション、様々のセクターの世界的潮流を垣間見たひと時、時代の流れを的確につかみ取りたいとあらためて感じた次第です。

第16回遠友みらい塾 開催!

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 新渡戸稲造記念遠友みらい塾(http://enyumirai.main.jp/、今回は第16回となり、寺島実郎塾長に1時間20分、今年を振り返るお話、さらに出席会員からこの間の活動報告がありました。

* これまでのみらい塾――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E9%81%A0%E5%8F%8B%E3%81%BF%E3%82%89%E3%81%84%E5%A1%BE

熱のこもったお話

熱のこもったお話

 寺島実郎さんが東京から早く到着したので、開始を10分繰り上げて今回はスタート。私から開会挨拶、寺島塾長の講演は、時間を20分程延長の熱弁でした。

 いつものように「最新資料集」を基本に、今回は、今秋、頼まれた講演の話題から始まりました。加藤周一、田中角栄にまつわる話は、活字とは違った臨場感。生きた人間同士だからこそ、交わすことのできる心情の温かさ、清々しさ、そしてエネルギーを高める化学反応のような別次元へのステップを彷彿とさせてくれるものでした。

 講演終了後、活動報告ではまず私から「札幌遠友夜学校記念館 建設募金のお願い」、「記念館建設支援“連続講座”」の報告とご案内など。続いて、大沼さんから『「北海道版100才人生:ジェロントロジー宣言」31章』、20年前の寺島さんがインタビューを受けている新聞記事(朝日新聞・98年10月19日付)コピー『アメリカニズムとは何か』、三井物産総合情報室長時代です。続いて、小嶋英生さん(雪氷環境プロジェクト他)の活動、さらに安川誠二さん(日本農業新聞記者他)のお話で終了しました。

寺島実郎さんのお話から~~~~~~~~~~~~~

* 加藤周一の言、「物事の’繋がり’が分かるようになってきた」「不条理への’わななくような’怒りが大切」

* 記憶力のような「流動性知能」から課題解決型の「結晶性知能」へ

* 加藤周一と田中角栄は「戦争のリアリティ」と「中国に対するリスペクト」で共通点あり

* 土木学会での講演演題「22世紀の日本」、100年前を総括できなければ100年後を語ることはできない

* 昨今の日本: 経済の話が株価等のマネーゲームの話へ、本来は、現場力等の技術力、経営の話であるはず、「モノつくり」と言える状況にはない

* 「ジェロントロジー」は、「老年学」ではなく、「高齢化社会工学」(高齢者を活かしきる社会システムの制度設計)と受け止めるべき

* 都会の高齢者に欠けているもの: 「食」、「農」、魂の基軸としての「宗教ー死生観」

* 現代を表現すると、1)スマホ人生、2)モール人生、3)クーポン人生、いずれも「小さな幸せ」に満足!

* ささやく言葉、「皆さん、そうやっていますよ!」

* 現代は「データリズム」の時代、データのクラウド化、世界のデータを中国が握る?

* 世界の動きと日本とのギャップ:日本は「常温社会(ぬるま湯)ー内向き」:不満はないが不安はある、私生活主義

* 成熟した民主主義の国として、戦後の「工業生産モデル」を越える高齢者の「参画プラットフォーム」をどう創るか

* マネーゲームを越えた技術力の国創り、議論をプロジェクト化していく構想力

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 2018年も残すところあと2か月、今年を振り返りながら、いつもにも増して熱の入ったお話は刺激的で、たくさんのヒントを得ることができました。翌日の少人数の朝食ミーティング、2日後の東京でのリレー塾最終講義も含めて、今年も座標軸のような一連のメッセージが心に響きました。

チューリッヒほか 2018 (下)

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 今回のこの3回シリーズ、景色のあまりの美しさに言葉を忘れて、ほぼ「フォト・アルバム」になってしまいます。

 翌日は、早朝から刻々と変わる絶景!四方を山に囲まれた地の利を活かした公国、ヨーロッパの中の生きていく知恵なのでしょうね。

朝霧も美しく

朝霧も美しく

別のアングルからのファドゥーツ城

別のアングルからのファドゥーツ城

 街なかのワインファクトリーへ。

各種のブドウ栽培

各種のブドウ栽培

ラベルもおしゃれ

ラベルもおしゃれ

 メインストリートは200メートル!

 あっという間のスイス滞在、夜の灯りも美しかったですね。

こんな国もあるんだと、仕事の仕方、人生の生き方等、数日間の夢を見ていた感じでした。

チューリッヒほか 2018 (中)

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 二日目は早朝からチューリッヒ湖に向かう川沿いに散歩、午前8時少し前にやっと明るくなる市内。トラムの乗降客で賑わっていました。

懐かしい旧ギルドハウス

懐かしい旧ギルドハウス

自転車での通学・通勤

自転車での通学・通勤

 昼すぎからリヒテンシュタイン公国の首都・ファドゥーツに向かいます。日本でのこの国の情報は実に少なく、以下の程度です。

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 西ヨーロッパの中央に位置する国でスイスとオーストリアに囲まれ、首都はファドゥーツ、世界で6番目に小さな国です。非武装永世中立政策をとっていて、スイスがリヒテンシュタインの外交・防衛を担当しています。

公 用語はドイツ語が使用されていて、住民の大半がドイツ系となっています。通貨はスイスフランですが、ユーロも使うことができます。タックスヘイブンとしても知られ、税金免除を目的とした外国企業のペーパーカンパニーも集中していて、人口より法人企業数のほうが多いと言われています。法人税が税収の40%に及ぶため、一般の国民には直接税(所得税、相続税、贈与税)がありません。世界一豊かな国はスイスと言われていますが、実は国民の平均年収はリヒテンシュタインのほうが上と言われています。

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 そればかりか、金融に絡んではかなりネガティブ情報が多いのですが、実は、最大の産業は製造業です。歯科材料際的メーカー「ボクラール・ビバデント社(Ivoclar Vivadent)」は、1923年の創業以来本社をここに置いています。

ファドゥーツ城

チューリッヒほか 2018 (上)

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 前後の日程が窮屈なので、せっかくのスイスも一つの目的だけの滞在でわずか三泊、今回は久しぶりのチューリッヒにまずは到着でした。

シェア自転車の置き場

シェア自転車の置き場

カップルがカギを掛けて

カップルがカギを掛けて

川にも優雅な姿が

川にも優雅な姿が

 チューリッヒ工科大学下の旧市街を散歩して。

チューリッヒの旧市街の夕暮れ

チューリッヒの旧市街の夕暮れ

最も古いレストラン

市内で最も古いレストラン

夕暮れの居酒屋でワインとシーフード。

旧市街のスペイン料理でシーフード

旧市街のスペイン料理でシーフード

 翌日は午後からリヒテンシュタイン公国の銀行訪問。朝は早く起きて、チューリッヒ湖まで散歩でもしようと思っていました。

祝 亜璃西社 30周年!

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 和田由美(http://wada.alicesha.co.jp/)さんが代表を務める(株)亜璃西社(http://www.alicesha.co.jp/)の設立30周年記念パーティがテレビ塔会議室で開催されました。会場は220人を越える人で満杯、経済界、芸術界、マスメディア界ほか、幅広いセクターの方々がともにこの30年をお祝いしていました。

会場いっぱいの参加者

会場いっぱいの参加者

中田さんの司会で

中田美知子さんの司会で

 「会社を興したときの挨拶状に、“大通公園を見下ろせる自社ビルを建てる”って書いたものだから、大・大・大ベストセラーになる本をつくらなくちゃ。出版界はますます厳しくなっているけれど、でもそれくらい夢を大きく持ってやらなくちゃね」、と。ご招待状にもそう書かれていました。

札幌 亜璃西社 エッセイスト 和田由美さん さっぽろ 喫茶店 酒場 狸小路 グラフィティー

 高校の「六華同窓会(https://rikka.net/)」の副会長としても一緒に活動をしていますし、また、札南高学校林財団(http://www.rikka-forest.jp/)の「100年沿革誌(http://www.rikka-forest.jp/outline/100.html」作成では、中心となってご活躍されて、私も編纂委員の一人として一緒に頑張り、素晴らしい本に仕上がりました。

forest100.jpg

六華同窓会総会 2018

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 高校の「六華同窓会(https://rikka.net/」の総会・懇親会が、今年も開催されました。私は副会長を仰せつかっていますが、10年前の私の記述(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=51)にもあるように、卒業後しばらくは、振り返りたくもない自分自身の高校時代でした。でも不思議なことに、時間が経ってからは先輩・後輩との付き合いほか、現役当時は話もできなかった同期たちとも語りあい、私自身の高校時代を上書できた気がします。

 今年は、私は「札南高学校林財団(http://www.rikka-forest.jp/」の理事長として、9月の台風21号と北海道胆振東部地震の連続被災の復興を目的とした義援金の寄付依頼を、総会の壇上からお願いをしました。

 幹事当番期の南43期(https://www.minami43.com/pages/1469964/page_201712030105)の皆さん、ご苦労さま!!

多彩な同窓生

多彩な同窓生

今年度の実行委員長(南43期)中野さん

今年度の実行委員長(南43期)中野貴英さん

同窓会副会長の大西雅之さん

同窓会副会長の大西雅之さん

一中の皆さまもお元気な姿で

一中の皆さまもお元気な姿で

おみやげは学校林から切り出したミズナラ材から

おみやげは学校林から切り出したミズナラ材から

しおりの裏にコンパクトな説明も

しおりの裏にコンパクトな説明も

 これまでの六華同窓会関連記事ーー> https://www.minami43.com/pages/1469964/page_201712030105

岡林信康ライブ 2018 @ 札幌

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 岡林信康(http://www.fuji-okabayashi.com/)のライブが札幌で開催、今年はデビュー50周年ツアーでやってきました。会場は、私と同じ年代とみられる聴衆で満席。始まって直後の「チューリップのアップリケ(https://www.youtube.com/watch?v=DRpb7Ugf1XU」では、前・横の男性たちが目頭を押さえ、涙をふく姿が印象的でした。この歌についての詳細は、こちらに詳しく(http://www.tapthepop.net/news/74013)。

チューリップのアップリケ
作詞:岡林信康・大谷あや子
作曲:岡林信康

うちがなんぼ早よ 起きても
お父ちゃんはもう 靴トントンたたいてはる
あんまりうちのこと かもてくれはらへん
うちのお母ちゃん 何処に行ってしもたのん
うちの服を 早よう持ってきてか
前は学校へ そっと逢いにきてくれたのに
もうおじいちゃんが 死んださかいに
誰もお母ちゃん 怒らはらへんで
早よう帰って来てか
スカートがほしいさかいに
チューリップのアップリケ
ついたスカート持って来て
お父ちゃんも時々 買うてくれはるけど
うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし
うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし

うちのお父ちゃん 暗いうちから遅うまで
毎日靴を トントンたたいてはる
あんな一生懸命 働いてはるのに
なんでうちの家 いつも金がないんやろ
みんな貧乏が みんな貧乏が悪いんや
そやで お母ちゃん 家を出て行かはった
おじいちゃんに お金の事で
いつも大きな声で 怒られてはったもん
みんな貧乏のせいや
お母ちゃん ちっとも悪うない
チューリップのアップリケ
ついたスカート持って来て
お父ちゃんも時々 買うてくれはるけど
うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし
うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし

ソース画像を表示

 60年代終わりの騒然とした社会の中、心にしみる歌の数々でした、私にとっても。

 今回のツアー、「岡林信康 総合情報 デビュー50周年記念アルバム『森羅十二象』」に象徴されています。

 スタートから彼のこれまでの変遷を自らジョークを交えて軽妙に語り、彼らしさが健在でした。いずれの曲も懐かしいものばかり、今回は特に、「君に捧げるラブソング(https://www.youtube.com/watch?v=d7G0tLszEhE」が良かったですね、彼の優しさが全開でした。

* 9年前のライブ(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1340

 今回のライブについては、こちらのブログに詳細が書かれています、札幌のコンサートもほぼこの通りなので、ご紹介して私の報告に代えさせてもらいます。

* http://www005.upp.so-net.ne.jp/folk/kamisama2018.html

 加藤登紀子さんもそうですが、岡林信康さんも、人生と歌が自然体で、それに自分自身の人生の変遷が並走している感じ、同じように歳を取っていける貴重な存在です、これからも活躍し続けてほしいものです。

* 加藤登紀子――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8A%A0%E8%97%A4%E7%99%BB%E7%B4%80%E5%AD%90

新渡戸命日祭 2018 (下)

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 命日祭翌朝は盛岡から新花巻駅へ、先月の「INAZOサミット」に続いての花巻訪問です。

駅ロビーの天井が幻想的

駅ロビーの天井が幻想的

 数年ぶりに花巻新渡戸稲造記念館、隣の新渡戸家屋敷跡。

花巻新渡戸記念館

花巻新渡戸記念館

新渡戸家住居跡

新渡戸家屋敷跡

隣の新渡戸家住居跡地には佐藤昌介顕彰碑

隣には佐藤昌介顕彰碑
 昼食は、前日教えて頂いた「台温泉(http://www.daionsen-iwate.com/」にあるお蕎麦屋さん「そば房 かみや(http://www.sobabou-kamiya.com/」へ。透き通るそばとそばがきも絶品でした。

台温泉のお蕎麦屋さん

台温泉のお蕎麦屋「かみや」へ

お蕎麦はもちろん、そばがきも素晴らしい!

お蕎麦はもちろん、そばがきも素晴らしい!

 午後からは宮沢賢治記念館、胡四王山には賢治が残した設計図を元に再現された南斜花壇と日時計花壇、記念館は丁度閉鎖中でしたが、高低差のある不思議な空間でした。

イーハトーブ公園

イーハトーブ公園

イーハトーブ公園

山頂にある注文の多い料理店?

 最終日は盛岡市内で新渡戸ゆかりの場所を散策、途中寄り道で美術館の特別展示も。

盛岡県立美術館の特別展示

先人記念館の特別展示

先人記念館の特別展示

盛岡城本丸近くでの遺跡発掘現場

盛岡城本丸近くでの遺跡発掘現場

新渡戸稲造博士の生誕地

新渡戸稲造博士の生誕地

 今回もまた、実り多い盛岡・花巻訪問でした。

新渡戸命日祭 2018 (上)

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 今年も10月15日、「新渡戸稲造博士命日祭」が盛岡で開催されました。これまでの記事は以下の通り。

* 2015年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24837

* 2017年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31793

 昨年10月に内川前理事長がご逝去され、藤井茂常務理事が新しい理事長にご就任されています。また、新渡戸稲造博士のお孫さんの加藤武子さんもお亡くなりになり、訃報が相次いで時の流れも感じざるを得ませんでした。

(一財)新渡戸基金 藤井茂理事長

(一財)新渡戸基金 藤井茂理事長

 今年の記念講演は、(株)明治屋(http://www.meidi-ya.co.jp/index.html)の代表取締役社長、松沢幸一さまのお話、「新渡戸稲造の心を経営に活かす~信頼されるリーダーを目指して~」でした。サッカー選手でもあった松沢社長、新渡戸稲造博士の理念を活かした経営者のスタンスとして全く賛同できるお話に感動致しました。北海道大学農学部ご卒業後、キリンビールで技術畑を歩み社長までお務めになり、今のポジションにいらっしゃいます。

* https://president.jp/search/author/%E6%9D%BE%E6%B2%A2%20%E5%B9%B8%E4%B8%80

特別講演 松沢社長

特別講演 松沢社長

明治屋 松沢社長のご講演

明治屋 松沢社長のご講演

 その後の懇談会では、新渡戸稲造博士にちなんだ詩「永遠の青年」の朗読、IBC岩手放送アナウンサーの浅見智さん、歌の作曲者、太田代政男さんの熱唱ほか、多彩なひと時でした。懇談会の席で私にもお時間を頂き、「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/」代表理事として、活動報告の概略と記念館建設の寄付依頼をしました。

朗読

詩「永遠の青年」朗読

素晴らしい歌声

素晴らしい歌声

太田代さんは花巻東高校歌の作曲者

太田代さんは花巻東高校歌の作曲者

 終了後は場所を変え、松沢社長を囲んでさらに懇親を深めました。

祝賀会後の二次会で

祝賀会後の二次会で

 この日はまだまだ続きます、私を含めて3名でお寿司屋さんに行き、岩手のお米と納豆の納豆巻と日本酒、その後少し離れて、話題になった「盛岡地カクテルINAZO」の創作者、葛(くず)勇樹さんのバーへ。

* http://www.bartender.or.jp/tohoku/iwate/morioka/detail.php?id=2997

INAZOカクテル

INAZOカクテル

創作者のバーテンダーさん&INAZOカクテル

創作者のバーテンダー葛勇樹さん & カクテルINAZO

 宿泊のホテルに着いて気が付けば日付が変わっていました。新渡戸稲造博士満載の一日、たくさんの思い出を持ち帰りました。翌日は、先月に続き花巻にも足を運び、フォローアップの土地を散策です。

IBM北海道会議2018 @ とかち(下)

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 今年の会議のテーマは、「北海道命名150年 これからの50年を考える」。基調講演は二つで、ともに内容の濃い素晴らしい問題提起でした。

 今回の私の皆さんへの事前メッセージは以下の通り、皆さんに参考資料として、秋山財団で昨年・今年と連続で開催された「保阪正康さん連続講座」の要約をお配りしました:

最終章が秋山財団でのご講演内容

第4章「歴史の節目で考える」が秋山財団でのご講演内容

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< テーマ『北海道命名150年 これからの50年を考える』について思うこと、ディスカッションしたい内容 >

【再確認したいこと】 北海道のアイデンティティとは?

北海道から見る「日本の近代史」

北海道が日本の近代に果たした役割

幕末から明治にかけての各藩からの移住の歴史

【自立への道:未来戦略の模索】  キーワードは「多様性」!

再生可能エネルギーの展望(各地の固有の資源を活かして)

第一次産業、特に農業の基盤強化

移動・輸送インフラとしての鉄道の再構築

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【 基調講演 1 】

増田隆夫 氏  北海道大学大学院工学研究研究院長

https://www.eng.hokudai.ac.jp/greeting/

http://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/cse/

<私の手元メモより>

* ロバスト農林水産工学国際連携研究教育拠点構想(https://www.eng.hokudai.ac.jp/others/robust/index.html

* 「日本フードバレー構想 in Hokkaido」:AI、ビッグデータ、ロボット、通信等、「Society 5.0」ベースにおける「『食』のバリューチェーン」 ――>フィールドのRobust(ロバスト)化

* 「見える化」による次世代防災 (エネルギー、水、食、環境、貧困、テロ、病気、教育、民主主義、人口)、最終的には、「エネルギー問題」と「人口問題(就業者分布等)」に絞り込まれるのではないか

* 丹保先生がおっしゃる「開放型発展」から「閉鎖型発展」へ: 自立を目指して、本来の地産地消

【 基調講演 2 】

米沢則寿 氏  帯広市長

http://www.city.obihiro.hokkaido.jp/seisakusuisinbu/kouhoukouchouka/sicyounoheya.html

<私の手元メモより>

* 「フードバレーとかち」~加速化の時代における「フロー」の創造~

* 「フードバレーとかち」は仕事づくり、人の流れ(十勝を必ず通る)、日本の革新者たちを創る

* 例えば、「食・農×ICT」、「食・農×デザイン」、「食・農×高等教育」、「食・農×国際協力」等

* 「フードバレーとかち」を支える「とかちイノベーションプログラム」創設

http://www.tokachi-zaidan.jp/tz_detail.php?id=43

* 絶対数ではなく、「率」で見せる

* 人が人を呼ぶ好循環、子どもを二人育てられる生活基盤づくり

* 失敗への寛容さとリスペクト

【 IBM time 】

鶴田規久 氏  日本アイ・ビー・エム執行役員

https://japan.cnet.com/article/35059747/

<私の手元メモより>

* データは21世紀の新たな天然資源

二日目の朝、十勝平野の日の出!

二日目の朝、十勝平野の日の出!

 基調講演後の分科会討論、二日目の分科会討論、全体討論、いずれも内容のある興味深い議論が続きました。心に残ったキーワードは以下の通りです。

* 「ギグ・エコノミー」 https://www.ifinance.ne.jp/glossary/global/glo240.html

* スペシャリストを育てる環境をどう創るか、これまでのキャリアパスの限界:大企業の悩み、中小企業の可能性

* 地域を好きになる基礎固め――>外に出てみる環境づくり:フロンティア精神

* 人を見つけ出す力、人とのつながりを創り出す

* 「実現力(やりきる)」

* 流通資本:北海道にお金が落ちる仕組みづくり

* 「北海道」として何か議論するよりも、「とかち」、「オホーツク」等、それぞれがそれぞれで議論すべき

* 「知財プラットホーム」、人が集まる環境を創る

* 地域への思い、強みは「つながり」、常に挑戦し続けること、「場」づくりの重要性

IBM北海道会議2018 @ とかち(上)

Posted by 秋山孝二
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 今年も「IBM北海道会議」へのご案内が届き、帯広で一泊二日で議論を続けました。今年は新しいメンバーが15人と、これまで以上に新鮮な雰囲気で新時代の到来も感じましたね。

これまでの記事はこちら――>

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10557

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=21440

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=27905

 今回、私は東京から久しぶりに帯広空港へ直行し、午前中は、緑ヶ丘公園の「帯広百年記念館(http://www.city.obihiro.hokkaido.jp/shougaigakusyuubu/hyakunen/a600114memorial.html」で、十勝の開拓の歴史をじっくり学び直しました。

展示について――> http://www.octv.ne.jp/~hyakunen/jouten2/jouten2-01kaitaku.html

晩成社(https://www.visit-hokkaido.jp/info/detail/85」の歴史も率直な記述でした。決して開拓のフロンティアとして成功したとは説明していません、その意気込みを受け継いでといった意味合いが心に残りました。

晩成社の3人

晩成社の3人(鈴木銃太郎、渡辺勝、依田勉三)

苦闘の歴史

苦闘の歴史

移民は全国から

移民は全国から

二宮尊親と関寛斎

二宮尊親と関寛斎

十勝監獄の歴史も

十勝監獄の歴史も

土の歴史から火山噴火の様子を知る

土の歴史から火山噴火の様子を知る

 土の歴史から人の歴史、実に練り上げられた地域の歴史考察、素晴らしい展示に魅了され、今回、余裕を持って時間を使ったので、実に濃い時間となりました。

名物の400メートルベンチ

名物の400メートルベンチ

 午前中いっぱい、十分にとかちの歴史を再確認して、今年は北海道会議に臨みました。

経済同友会旭川支部との懇談

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 北海道経済同友会(http://hokkaido-doyukai.jp/)で、旭川支部との交流会を7年ぶりに開催しました。私は幹事を20年近く引き受けているので、今回も参加して意見交換をしました。地域の課題ほか、特有の話題も多かったですが、会合の後の懇談会では来年の選挙も含めて、いろいろ興味深いお話で盛り上がりました。

意見交換会後の懇談の場で

意見交換会後の懇談の場で

 人口減少による地域の疲弊、インフラとしてのエネルギー、食、鉄道ほかの交通網等、なかなかすぐに解決する問題とは思えませんが、展望を拓きたいですね。旭川支部の報告では、中国、ベトナムほかのアジア諸国への農産物の輸出、観光客インバウンド等、地域独自の海外展開が大変盛んな印象を受けました。ただ、まだまだその手法は従来型の展開のようで、SNSを活用したさらなる情報提供で伸びしろは大きい印象もあります、いずれにせよ、フィールドで頑張る皆さんのお話、今の日本を支えている力強さも感じて爽やかでした。

ソーシャルインパクト評価

Posted by 秋山孝二
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 枝廣淳子さんのワークショップ、「第51回 SDGsやCSRの取り組みの社会的価値を測定する~ソーシャルインパクト測定の世界の動向と手法・事例」に参加しました。この数年、高い出席率で刺激を受けています。

* これまでの関連記載――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9E%9D%E5%BB%A3%E6%B7%B3%E5%AD%90

 前半はソーシャルインパクトは何か、といった基本的なところから、「社会的経済」「社会的価値」をめぐる世界や国内の動き、また、ソーシャルインパクト評価の理解するうえでポイントとなる、大きな枠組みについてご紹介して頂きました。

 後半は実際の3つの手法例や、その中でも鍵となる「Theroy Of Change(https://www.theoryofchange.org/what-is-theory-of-change/」や「SROI(http://tama.sfc.keio.ac.jp/sest/guideline-sroi.pdf」の事例や比較をなど、かなり盛りだくさんの情報を提供でした。また、リコーの阿部さまから「RE100(https://sustainablejapan.jp/2017/02/01/re100-2/25334」や自社の活動について紹介して頂きました。創業者の市村清さまの「儲ける」と「儲かる」の違いをはじめ、さまざまな背景を理解することで、環境経営でも日本をリードし続けるリコーさまの歩みを知る貴重なことで機会となりました、ありがとうございました。

参加者の皆さん

参加者の皆さん

アイーダ & 登紀子ライブ、ほか

Posted by 秋山孝二
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 芸術の秋!、この連休は、オペラ、映画、ライブコンサートと大忙しでした。

 まずは、札幌市中央区の「市民交流プラザ(https://www.sapporo-community-plaza.jp/about.html」の開館記念式典、その中核施設「hitaru(https://www.sapporo-community-plaza.jp/theater.html)」での「こけら落とし公演・オペラ『アイーダ』(https://www.sapporo-community-plaza.jp/event_181007.html」、その日の午前中は、映画「1987、ある闘いの真実(https://eiga.com/movie/89074/」、そして連休最終日は、「加藤登紀子さんライブコンサート『運命の歌のジグソーパズル』https://ameblo.jp/tokiko-kato/)」でした。

 「札幌市民交流プラザ」は、

: 国内外の優れた舞台芸術やさまざまな公演を鑑賞できる「札幌文化芸術劇場 hitaru」

https://www.sapporo-community-plaza.jp/theater.html

: 市民の文化芸術活動をサポートし、札幌の文化芸術を支え、育てていく「札幌文化芸術交流センター SCARTS」

https://www.sapporo-community-plaza.jp/scarts.php

:都心に集う人々に仕事やくらしに役立つ情報を提供する課題解決型図書館「札幌市図書・情報館」

https://www.sapporo-community-plaza.jp/library.html

の3つからなる、複合施設です。

 札幌における多様な文化芸術活動の中心的な拠点であるとともに、市民の仕事やくらしに関する課題の解決を支援し、それらを通して多くの人が交流する場となることを目標としています。

 3つの機能が連携して相乗効果を生むことにより、多くの交流が生まれ、新たなつながりや発想につなげていきます。施設全体を利用して3者が協働する取組を行い、市民が気軽に文化芸術に触れ、交流する機会を提供するとともに、創世1.1.1区(そうせいさんく)のにぎわいを創出し、「創造都市さっぽろ」の実現に大きく寄与していくことを目指していくそうです。

 先日の「会館記念式典」には、私は「(公財)北海道演劇財団(http://www.h-paf.ne.jp/)」の理事長としてご招待を受けて、斎藤歩常務理事と木村事務局長と出席しました。最初のファンファーレ、最後のオペラ「アイーダ」からの曲の一部等、期待を膨らませる内容でしたが、前段の来賓のご挨拶は、皆さん型通りの台風・地震の被災お見舞いに始まり、記念すべき式典としてはいかにも無味乾燥で印象の薄いものでした。折角の一回限りのチャンスに、もっと芸術文化発信を印象付ける「何か」があってもよかったのではと、残念な気持が私には残りました。

 翌日のオペラ『アイーダ』は、歌曲、バレエ、オーケストラ等、その相まった量感が札幌では初めてですね。1987年ヴェローナ生まれ。アンドレア・バッティストーニは、国際的に頭角を現している若き才能であり、同世代の最も重要な指揮者の一人と評されています

ヴェルディ オペラ アイーダ パンフレットのイメージ

 その日の午前中は、「映画『1987、ある闘いの真実』(https://www.youtube.com/watch?v=7fcTivHMDZI」でした。緊張感のある、映画としての完成度の高い作品、感動しました。

 さらに翌日は、加藤登紀子さんのライブコンサート。今回は、北海道胆振東部地震のチャリティーコンサートとなったようです。

加藤登紀子さんからメッセージが届きました。

この度の地震で被災された皆さんに、心からお見舞い申し上げます。
寒さに向かい大変だと思いますが、頑張ってください。
10月8日の札幌でのコンサートをチャリティーコンサートに切り替えさせて頂き、収益を被災された皆様にお届けします。

学校林修復・復興作業シリーズ(2)

Posted by 秋山孝二
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 〈復旧プラン概要〉にあるように、ボランティアベースで大人数でできる作業はまずは以下の二つです。

1.林道開通=H30年度積雪(12月初旬)までに完了

2.風倒木処理=H30年度間伐時期(10月~12月中旬)までに完了

 先日の作業では、早朝からはチェーンソー2台、後に一台加わって3台で風倒木を切断、枝を切り、人海戦術で作業道脇にそれらを排除、レーキで整理清掃でした。風倒木の処理は、林業の中でも危険を伴い、この日も切断時に跳ね上がる木も多く、なかなか緊張感のある作業です。とにかく、今後の重機・搬送車投入の道筋をつける意味でも、雪が降る前にはこれらの作業をまずは終わらせておきたいとの思いで頑張りました。

 変わり果てた山の光景に気持は沈みがちでしたが、黙々と作業を続けて、当初予定した以上の修復はできた第3回目、バイクチームを含めた皆さんのご尽力に本当に心から感謝です。