今年も小樽市民大学講座で保阪正康さんのご講演『平成から新時代へ~日本社会はどうかわるか~』でした。例年にも増して素晴らしいお話、聴衆の方々の引き込まれて聞き入っている姿にも感動しました。
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今年の保阪さんのお話は、「令和」の時代から「平成」を挟んで「昭和」を振り返ること、もう一度「昭和」を見直す重要性を、天皇に絡むお話で豊富な話題を提供して頂きました。特に最近の出来事としては、つい先月、トランプ大統領が来日した時の天皇陛下御招待の祝宴で、トランプ大統領の挨拶冒頭部分、天皇皇后両陛下と安倍首相夫妻の4名を並列に扱ったことは、前代未聞の礼儀をわきまえない政治的言辞で、日米双方の外交関係者は驚愕したとのことでした。令和最初の国賓としたこともあり得ず、平成の時の最初の国賓はジンバブエの大統領だったとか。来年の習近平主席の来日も含めて、何か「令和」の時代の危うさを予感すると危惧されていたのが印象的でした。
この日、私は少し早く小樽に着いたので、7月の小樽市内を駅から小樽運河方面、さらに日本銀行小樽支店前も散策しました、たくさんの外国人観光客も楽しんでいました、この季節も素晴らしいですね。
講演会終了後、興奮も冷めやらないまま、講師の保阪正康さんと秋山財団関係者と10月の秋山財団での連続講座に向けた事前打ち合わせもできました。昔の小樽の雰囲気を醸し出す小路、札幌行きの電車時刻をにらみながら充実の時間でした。
7 月 25th, 2019 at 6:42 AM
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