農と学びの連携を! 2014

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 「農と学びの連携を考えるフォーラム~食の大切さを伝えるために~」が先日札幌で開催され、100人を越える参加者で大盛況でした。主催は北海道農協青年部協議会(http://jayouth-hokkaido.jp/about/)、共催は農業・農村ふれあいネットワーク(http://www.hokuren.or.jp/agriport/backnumber/41.html)です。

 会の趣旨の中から:

・・・・このフォーラムは、日本の食を担う北海道の若手農業者組織である「北海道農協青年部協議会」(JA道青協)が本年度行ってまいりました事業を報告し、また教育関連機関の取組事例を学び、今後に向けた実現可能な展開に関してパネルディスカッション形式で意見交換を行うものです。・・・・

当日配布パンフレットより

当日配布パンフレットより

北海道農協青年部協議会会長 黒田栄継さん

北海道農協青年部協議会会長 黒田栄継さん

 会に先立って、北海道産・鶏モモ肉と北海道産・野菜のクリームシチュー、さらに道産小麦のパンも提供されました。味はもちろんですが、気持ち的にも実に豊かな気分でした。

道産鶏モモ肉と道産野菜のクリームシチュー

道産鶏モモ肉と道産野菜のクリームシチュー

 「食と学びの連携」を実現する担い手、画期的なプラットホームですね。

画期的なコラボレーション

画期的なコラボレーション

 食の重要性とこれからの食育の担い手として、教員養成大学等の新しいコラボレーションに期待がかかりますね。

リベラル再生の基軸

Posted by 秋山孝二
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 寺島実郎氏の新著、「リベラル再生の基軸」出版記念講演会が先ほど開催されました。

能力レッスンⅣ

能力レッスンⅣ

 「リベラル」とは、「近代」と真摯に向き合うこと、そしてそれを読み解くには「17世紀オランダ」を検証することと看破する寺島さんの論理には説得力がありました。

 「近代」とは何か、1)科学技術の揺籃期、2)デモクラシーの起源、3)資本主義(オランダ東インド会社)の始まり。日本は、国家主義的「近代化」を走り、デモクラシーは置かれ、理解しなかったのです。

 今、本当の意味で「デモクラシー」が問われているのではないでしょうか。「売り抜く資本主義」ではなく、「育てる資本主義」でなければなりません。本来は、勤勉、誠実が原点であったはずなのですが。

 講演会後の懇親会では、久しぶりにお会いした元宮城県知事の浅野史郎さんもご出席でした。サンデー・モーニングの関口宏さん、佐高信さんもご出席でした。

講演会後の懇親会で、挨拶する浅野史郎さん(元宮城県知事)

講演会後の懇親会で、挨拶する浅野史郎さん(元宮城県知事)

TBSサンデーモーニングの関口宏さん

TBSサンデーモーニングの関口宏さん

巣立つ全日・定時の高校生 2014

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 北海道の公立高校は、3月1日に卒業式でした。今年も私は、学校評議員をつとめているので、全日制・定時制の両方の卒業式に参加しましたが、「巣立っていく高校生」を送る場に居合わせるのは、こちらも万感の思いです。これまでにも数回この欄に書きました

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=653

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12046

 最近の卒後式は、イベント広場、コスプレ会場(とは言っても行ったことはありませんが)のようで、衣装も華やかでパフォーマンスも堂々たるもの、来賓席に居ても何が飛び出すやら、ドキドキ、ハラハラ、その様子の写真が撮れないのが残念です。

 今年は第64回目、式終了後は各クラスで最後のホームルーム、ただそれで下校ではありません。部活、生徒会他、それぞれの先輩・後輩たちとの個別のお別れのために、玄関ホールはごった返していつまでも続いています。

式後の玄関ロビーでは、在校生が先輩たちと最後のお別れ?

式後の玄関ロビーでは、在校生が先輩たちと最後のお別れ?

 夜に開催の定時制卒業式では、先生方のアイディアで、手作りの卒業生のお祝いボードも。進学、就職に進路も多彩です。

玄関ロビーの心温まるボード

玄関ロビーの心温まるボード

 さらに、六華同窓会からの顕彰授与式も、昼の卒業式後に行われました。今年の壇上には、今年度から新たに六華同窓会(http://www.rikka.net/)会長に就任された小砂憲一会長が立ち、卒業生3名を表彰状を渡しました。在校生には終業式に授与とのことです。

六華同窓会顕彰授与、小砂憲一会長から

六華同窓会顕彰授与、小砂憲一会長から

 今年のハイライトは、昨年着任された富田敏明校長のお話ですね、素晴らしく心に残るものでした。昨年7月の国連におけるマララさんの演説(http://www.huffingtonpost.jp/2013/07/12/malala_speech_n_3588163.html)を引用して、「言葉の力」について、大変簡潔明瞭なお話でした。

 3月は新たな旅立ちの季節、若い世代の活躍を期待したいですね、そして、私たちの世代もともに、です。

メディア・アンビシャス授賞式 2013

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メディア・アンビシャス(http://media-am.org/)」の授賞式、私も世話人の一人ですが、今年は愛生舘サロン(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16586)で開催しました。

昨年の結果はこちら――>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=15670

パネル討論

パネル討論

今年の授賞式プログラムは以下の通りです~~~~~~~~~~~~~~~~~

<表彰式&パネル討論> 「いま、報道の現場から」

18:00  ドキュメント上映:映像部門大賞作品

「海の放射能に立ち向かった日本人~ビキニ事件と俊鶻丸」(NHK)

19:00 表彰式

19:30 パネル討論

徹底討論「いま、報道の現場から

<活字部門>

北海道新聞記者 井上雄一さん

毎日新聞記者(北海道) 伊藤直孝さん

<映像部門>

テレビ朝日(東京) ディレクター 後藤那穂子さん

NHK文化福祉番組部(東京) プロデューサー 木村和人さん 、ディレクター 猪瀬美樹さん

本会・代表世話人 北大大学院教授 山口二郎

司会:本会・世話人 萩本和之

~~~~~~~~~~~~~~

 

表彰式に先立って上映された今年度映像部門大賞作品、「海の放射能に立ち向かった日本人~ビキニ事件と俊鶻丸」(NHK)のディレクターのNHK静岡放送局の奥秋聡さんからのメッセージです。~~~~~~~~

「海水中に放出された放射性物質は潮流に流され拡散するので、魚や海草などの海洋生物に取り込まれるまでには相当程度薄まる。」20113月末福島第一原発から海洋に汚染水が放出された時の原子力安全・保安院の発言です。私はそれを聞いた時、疑念を持ちながらも、過去に経験したことがないことだから否定することもできないなと思っていました。その後、番組に登場する調査船、俊鶻丸の存在を知り、考えが大きく変わりました。日本の科学者は60年も前に海の放射能汚染の影響が地球規模であること明らかにしていたのです。なぜこれほど大事なことが引き継がれなかったのか。それを知りたくて番組を制作しました。

この度は市民の立場に立った番組として評価していただいたことが何より光栄です。市民が過去の経験から学び未来を考えることができる社会であって欲しいと強く思っております。今後もそのことに少しでも貢献できるような番組を制作していきたいです。

~~~~~~~~~~ メッセージ おわり

 

この3月1日にビキニ事件から60年の節目を迎えるにあたり、NHK静岡放送局では特設サイトhttp://www.nhk.or.jp/shizuoka/bikini60/)を作りました、忘れてはいけない貴重な歴史的事実ですね。

 

普段あまり交流の無い映像系・活字系の記者、プロデューサー、ディレクターの皆さんたちの相互交流は、東京、札幌問わず、大変貴重な場となり、夜遅くまで盛り上がりを見せていました。この会「メディア・アンビシャス」代表の山口二郎先生は、4月から東京の法政大学へ移られますが、会の代表は引き続き就任しています。NHKの経営幹部を巡っては、何かと騒々しいですが、現場を預かる意欲的なメディアの皆さんの意欲的なお話をじっくり伺うことができた貴重な場となりました。

皆さん、難しい環境の中でこれからも大いに頑張って頂きたいですね、ご活躍を祈っています。

宇都宮餃子、日本一奪還 2014!

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 一昨年、この欄に書きました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12224)が、今年、とうとう奪還したとのニュースを見ました。

餃子で首位奪還、宇都宮!

餃子で首位奪還、宇都宮!

天狗になっていたと・・・

天狗になっていたと・・・

遠友夜学校記念館の建設へ!

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 札幌市中央区南4条東4丁目は、新渡戸稲造・メリー夫妻による「札幌遠友夜学校」があった場所です(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16214)。札幌市民が財団法人を設立し、明治・大正・昭和の時代を通じて50年間の教育ボランティアの歴史を刻みました。今年は設立120周年の節目の年、今、その理念を再度顕彰し、ボランティア精神の原点として記念館建設の大きなうねりが出始めています。

昨年5月には市議会総務委員会で陳情説明――>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16776

6月には札幌でフォーラムを開催、その模様は録画でも――>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=17103

こんな素敵なインタビューも受けました――>http://e-kensin.net/reading/962.html

北海道新聞2014.2.18朝刊

北海道新聞2014.2.18朝刊

 今年の年明けから、秋山財団HPを借りて、この記念館設計の公募を行っていて、つい先日2月20日に締め切りました。応募総数は53件となり、週明けから第一次選考に入ります。本当に海外からも含めて、日本全国から、たくさんの応募を頂き、心から感謝致します。

http://www.akiyama-foundation.org/news/704.html

机いっぱいの応募資料群! @秋山財団2階会議室

机いっぱいの応募資料群! @秋山財団2階会議室

 今後は、4月に「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」の会員交流会、6月14日には「遠友夜学校設立120周年記念フォーラム」を開催予定です。そして、何といっても一番の難問は記念館建設費用の寄付金集めですね、総額1億7千万円を目標に、約1年間の募金を始めます。多くの皆さまのご協力・ご支援をこの場を借りてお願い致します。

ソチ五輪 in 2014

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 連日、ソチ五輪関連のニュースがいっぱいですが、私はNHKの工藤三郎アナウンサーのインタビュー(http://www.youtube.com/watch?v=59dkiO8MAg4)、最後の「よく頑張りました!」という彼の言葉に強く優しさを感じました。メディアに関わる皆さんの日頃のスタンスが、ちょっとしたインタビューの言葉ににじみ出てきます。「メディア・バブル」みたいな、何をしに現地まで行っているのか分からないような緊張感のない人々も見受けられ、「虚業」と紙一重のマス・メディアです。

 冬季五輪と言えば、長野五輪(http://www.youtube.com/watch?v=7rtuOyEypDo)のこれが忘れられないですね。

 この欄で、一昨年、2012年のロンドン五輪について書きました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=14041)。

 さらに別の角度からは、為末大さんのご意見が素晴らしい、全く同感です。

http://www.nikkansports.com/sochi2014/column/tamesue/news/p-sochi-tp0-20140212-1256454.html?fb_action_ids=10201785917583680&fb_action_types=og.likes&fb_source=other_multiline&action_object_map=%5B364106443727667%5D&action_type_map=%5B%22og.likes%22%5D&action_ref_map=%5B%5D

 数々のドラマを創って今回も終了するのでしょう。大歓声の中を、本命と言われた選手たちが表彰台の横を通り過ぎていく、その姿に人生の機微を見出す感じですね。選手の皆さん、よく頑張りました、感動をありがとう!

公志園 2014、いよいよ大詰め

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 「社会イノベーター公志園(http://koshien-online.jp/」、これまでにもこの欄に書きました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16444

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=18274

 今回は第3回目、私は北海道から参加している草野竹史くんの「パートナー」ですが、これまで全国各地で開催される志援会は、東京以外は欠席ばかり、申し訳ない気持でいっぱいです。先日から地元北海道で彼を応援する方々が多く集まり、2回程、札幌で自主的に「志援会」を行いました。自分の活動を紹介し、思いを語り、聴衆に伝えることの難しさを感じつつも、こんな機会に恵まれる人々は幸せですね。

地元での公志園、作戦会議

地元での公志園・志援会、作戦会議@EZOROCK

 草野くんの場合は、活動を始めてすでに15年目、これまでの「公志園」のプレゼンを見ていると、殆どの方は立ち上げ時の思いのプレゼンです。企業で言えば「創業時の理念・思い」みたいなもので、比較的分かりやすいのですが、彼の場合はそのステージではなく、やり続けてきたたくさんの実績を積み重ね、なおある種の壁・踊り場に突き当たっていて、そこをどう打開するか、新たな課題解決の方向性、そんなテーマがあるような気がします。

 個人的な生死をさまようような劇的な体験ではなく、ごく「普通の」一人の若者が、多くの「普通の」若い世代とともに活動してきたこの間の歴史と今後の展望をどう多くの方々に伝えるか、これは大変地味ながら大きなチャレンジだと思います。来月8日に、東京池袋の立教大学で最終の「結晶大会」が開催されますが、今回参加の15名の方々のプレゼンを私は楽しみにしています。

 企業経営者と市民活動を担う人々との新しいコラボレーションの場は、まだまだ試行錯誤が続くのでしょうが、こういった企画が、日本における「民がになる公共」への理解と礎になることを期待したいですね。

演劇シーズン 2014 冬

Posted by 秋山孝二
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 札幌演劇シーズン 2014 冬(http://s-e-season.com/」もいよいよ終盤を迎えています。これまでにいろいろこの欄に書き留めてきました。

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%BC%94%E5%8A%87%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3

「西線11条のアリア(http://s-e-season.com/program/nishisen/index.html)」

会場受付で

会場受付で

■キャスト
木村洋次 佐藤健一 弦巻啓太 宮田圭子 林千賀子 山本菜穂 高子未来
川崎勇人(劇団東京乾電池) 彦素由幸(札幌ハムプロジェクト)
上田文雄(札幌市長) ※上田市長のご出演は2月15日(土)14:00開演の回となりました。

■スタッフ
照明プラン:熊倉英記(株式会社ステージアンサンブル)
照明オペレーター:矢口友理(株式会社ステージアンサンブル)
音響プラン:百瀬俊介(shusa) 舞台スタッフ:札幌座員
宣伝写真:高橋克己
制作:笠島麻衣、横山勝俊
ディレクター:斎藤 歩
プロデューサー:平田修二
 

開場前にはすでに長い列ができて、特に子供連れのご家族、中・高校生ほか、若いお客さんがこれまでの演劇公演に比べて多かったような気がします、嬉しいことですね。

教育文化会館小ホール、開場前からのお客さんの列

教育文化会館小ホール、開場前からのお客さんの列

 この公演、札幌ではこれまでシアターZooでしたが、今回は教育文化会館小ホール(http://www.kyobun.org/)です。当日配布のパンフに私も寄稿しています。

~~~~~~~~~~~ 配布パンフより

札幌で生まれ、18歳まで中央区南1西5で育った私にとって、「市電」は札幌の原風景です。4歳から高校卒業までの毎日、通学は定期券で、特に、「西線:ニッセン」の響きは、藻岩山麓の四季の景色とともに、いつでも心地よさを醸し出します。

20113月、札幌座(前TPS)が初めて「レパートリーシアター」と銘打って、1ヶ月のロングラン公演を行いました。「アンダンテ・カンタービレ」、「西線11条のアリア」、「秋のソナチネ」のオリジナル三作品上演。途中、11日に大震災があり、継続を危ぶまれましたが、「今回の三作品は、いずれも生きることの意味、死とどう向き合うかを描いたものであり、今、多くの方に観ていただきたい」との見識と勇気ある判断で、予定通り公演を続け大盛況でした。

日本全国では、演劇公演はじめ、殆どのイベントがキャンセルになり、札幌でも同様の傾向が見られました。そんな中この企画により、こういった状況であるがゆえに、芸術・文化の価値を再発見した気がします。足を運んだ動機として、「毎日、悲惨な光景のテレビ映像で気が滅入ってしまったので・・・」とおっしゃる方も多かったのです。

もう一つ、シアターZOOがこの年に10周年を迎えました。ロングラン千秋楽お祝いとともに、10周年のお祝いの会も同時に開催されました。札幌にこのような場としての「劇場」がうまれ、演劇人が演劇の仕事に専念できるように、まずはロングラン公演を形にしてみましょうと。そして、「演劇シーズン冬・夏」へと発展し、11月の登竜門としての「札幌劇場祭TGR」を含めて、これまで多くの方々のご尽力で、札幌・北海道に演劇の種がまかれ、芽が出て、今、「産業」としての基盤が創られつつある手応えを感じています。

生命、安全、衣食住の確保、さらにもうひとつ私たちが望むものは、芸術文化に触れる時間です、生きる意味を問い、時空を超えて限りある時間を共有する、私たちの大切な営みです。

札幌座として新しい体制でスタートし、次々とチャレンジが続きます。昨年11月の札幌劇場祭(TGR)参加作品「ロッスム万能ロボット会社」は、すがの公が原作をベースに新ジャンルに挑み、多くの客演を迎えて、それぞれの役者がこの舞台で可能性と新たなイメージに体当たり、私はTGRでもトップレベルの公演だったと信じています。

オレゴン・シェークスピア・フェスティバル(OSF)を越える「創造都市・さっぽろ」の中核として、今、演劇の存在感が着実に増している、そんな実感です。

~~~~~~~~~~~~~ コピー おわり

 

今回の公演はこれまでより広い舞台、目線もいつもよりも下からの観劇となりました。猛吹雪の迫力は今回が一番、雪の量も随分増したのでしょうね、ご飯の炊ける香りは広い分だけ拡散したかなと、少々残念ではありました。「死」に向き合う重たいテーマですが、これまでの公演の中で最も突き抜けた明るさというか、後味の良さを感じました、何が違うのでしょうか、後日ゆっくり聞いてみたいなと思います。

演劇シーズンは札幌市内で演劇のすそ野を広げる目的が第一、子供連れ、小・中・高校生の若いお客さまが多いのは本当に嬉しいし、きっと喜んで帰られたと思っています。

 

今回、サイト「ゲキカン(http://s-e-season.com/gekikan/nishisen.html」の劇評は実に新鮮で面白いです、多くの方々にアクセスして頂きたいですね。

品川正治さんが問いかけたもの

Posted by 秋山孝二
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 「グリーン九条の会(http://green9zyo.blogspot.jp/」主催の第7回例会「品川正治さんが問いかけたもの―品川正治さんを語り継ぐが開催されました。私も世話人の一人であり、後半のパネルディスカッションのコーディネーターを務めました。

2009年6月6日、札幌での「グリーン九条の会第2回例会」での講演

2009年6月6日、札幌での「グリーン九条の会第2回例会」での講演(DVD記録より)~当日会場で上映

<基調講演>

品川正治『戦後歴程』(岩波書店)が問いかけるもの~~~~小森陽一さん 九条の会(http://www.9-jo.jp/)事務局長/東京大学大学院教授

<パネルディスカッション>

「我々のこれまでとこれから」 品川正治さんを偲んで

パネリスト  小森陽一さん

植田英隆さん 株式会社りんゆう観光(http://www.rinyu.co.jp/) 代表取締役

高崎裕子さん 弁護士(http://www.law-takasaki.com/profile.html#takasaki_y

コーディネーター  秋山孝二  認定NPO法人北海道市民環境ネットワーク(http://www.kitanet.org/)理事長

基調講演:「九条の会」小森陽一事務局長

基調講演:「九条の会」小森陽一事務局長

パネルディスカッション

パネルディスカッション:パネリストの植田社長、小森さん、高崎さん

<論点の概要>

* 「状況は創り出すもの」~~「激動の時代」ではなく、まさに「激突の時代」である

* 経済を「人間の眼」でみる、人間中心の経済運営

* リーマンショック翌日のAIG救済から読み解く金融資本の姿と立ち位置

* アメリカの価値観と日本の価値観は全く異なること~~外交、経済で基本的認識とすべき

* 日本のマスメディア~「怒りの拡散」の歴史、60年安保闘争時の「7社共同宣言」etc から現在まで

* 1970年代前半の選択の誤りをしっかり総括し、これからに活かす努力が重要

~~~~~~~~~~~~~

 第二部は質疑応答と懇談の場でした。井上一郎さんも益々意気軒昂、乾杯のご挨拶と音頭を取って頂きました。

懇親会で乾杯のご挨拶:井上一郎さん
懇親会で乾杯のご挨拶:井上一郎さん

 
 小森陽一さんは言いました、1970年代前半の日本の選択の誤りをしっかり総括して、私たちは品川正治さんの理念・実践を憲法九条の視点からどう受け継ぎ、担うのか、それがこれからの展望を拓く要であると。私自身が品川正治さんから少しでも引き受けようと思っていることについては、後日、まとめて書き留めるつもりです、濃密なこの日のフォーラムでした。

年初に講演二つ 2014

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 興味深い講演が続けて二つ札幌で開かれました。

 一つは、寺島実郎さんの講演と山口二郎さんとの対談。「リベラル再生」に向けたやり取りは的を射たものでした。2年前に設立された「『市民が主役』の政治をつくろう!北海道フォーラム(http://www.jichiro-hokkaido.gr.jp/2012/10/post_1487.html)」が主催。

 寺島実郎さんは、現在の状況を 1)プチナショナリズム症候群、2)株が上がってめでたい症候群、と評し、マネーゲーム批判を含めて、近代に正面から向き合った本来の「リベラル」の意味、根源的問いといった姿勢に言及しました。民主主義の価値を戦い取っていない日本、デモクラシーをパスしてしまったこれまでの日本を総括して、社会的ストレスが掛かった時にすぐに国権主義、国家主義に取り込まれてしまう民の脆弱性を鋭く指摘しました。

「リベラル再生の道筋」、700人の満席の聴衆

「リベラル再生の道筋」、700人の満席の聴衆

 もう一つは、北海道経済同友会・新年例会として、(公社)経済同友会の副代表幹事のお一人、御立尚氏さんの「変化の時代」です。20世紀、21世紀、今後のマクロに睨んだ世界の変化について、例えば、一つの災害・事件・事故がグローバルに影響を与える時代のリスクマネジメント等への視座を示しました。日ごろ、目の前の課題解決に追われている企業経営者にとって、時間軸を長期に見据えて目線を遠くに運んでくれる内容でした。

 この日、羽田空港悪天候で飛行機の出発が遅れ、さらに着陸後、新千歳空港から札幌市内までの高速道路が猛吹雪で閉鎖、講演自体も約1時間少々遅れて始まりましたが、その間、北海道経済同友会の横内龍三代表幹事が時間を繋ぐ熱弁で普段聞けないご自身のお考えを述べられ、逆に貴重なひと時となりました。予定の大幅変更でしたが、殆ど退席される方もなく、悪天候の中集中した空間でした。

「変化の時代」、北海道経済同友会・新年例会で

「変化の時代」、北海道経済同友会・新年例会で

「名誉ある!」認定証

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 順天堂大学の樋野興夫先生は、全国で「がん哲学外来(http://www.tobebook.net/blog/」を提唱して、「偉大なるお節介症候群」認定にも大変熱心です。「友の会(http://www.tobebook.net/blog/archives/728)」も設立されています。

 札幌にも昨年8月、「がん哲学外来」がオープンしました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=17691)。先日、私に名誉ある(?)「認定証」が届きました、額に入れて部屋の目立つ場所に掲示しようと思っています。

立派な「認定証」を頂きました!

立派な「認定証」を頂きました!

 ところで、「偉大なるお節介症候群」って何かご存知でしょうか?

「偉大なるお節介症候群」の診断基準の3ヶ条

(1)暇げな風貌

(2)偉大なるお節介

(3)速効性と英断

モットーは

(1)Sense of proportion

(2)Sense of humor

(3)Sense of tumor

秋山財団のアウトリーチ活動

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 秋山財団の「アウトリーチ活動」について、つい先日これまでの活動をHP上に掲載しました。

* http://www.akiyama-foundation.org/news/765.html

 思い出してみると、2011年3月11日直後に、私はこの欄でマスメディアと「専門家」について下記のように書き留めており、それ以来ずっと持ち続けている問題意識です。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=7922

 特に以下の部分は、その後の展開の中でも変わらず意識を集中していく必要があると思っています。

===========2011.3.20のブログより

 私たち秋山財団では、昨年から「研究助成」の要項に、「アウトリーチ活動」を義務付ける一文を入れ始めました。秋山財団の研究助成を申請する必須要件としての「アウトリーチ活動」です。それ程大げさなものを考えている訳ではありません。ごく普通の子どもたち、市民が、研究者たちが日常使っている専門用語から何を連想するか、どんな心理状態となるか等を、大学教授も若い研究者も、その初期から学びながら研究活動を行うべきだと思います。

 私は数日前の<大地震、今、感じること(1)>で次のように書きました。~~~~~~~~~~

 丁度、今、早朝テレビのワイドショーで、原発の専門家という方が、「すぐに1986年のチェルノブイリ事故と今回の事故を一緒にする人たちがいるが、全く違います!」と、あたかも心配する市民の無知を叱責するような言い方でしゃべっています。

 でも、そうではありませんね。理屈とか理論ではなくて、直接会って知った人々の顔と現実が最も説得力があるのであり、そこから連想する「不安」を払拭できない専門家の理屈こそ、「ニセモノ」と言うものでしょう。歴史的事実、或いは目の前に起きている現実に直面して、社会にしっかりした「安心」を提供できない「専門的知識」とは、一体どんな意味を持つのでしょうか。今こそ、「専門家」としてのこれまでの活動が問われているのです。

~~~~~~~~~~~

 ヨーロッパの方々にとって、「原発事故」は、チェルノブイリ事故なのですよ、研究者がどんなに「それとは違う」と主張しても、そういった認識にある人々への説得力ある説明が前堤だと理解すべきです。タコつぼ的研究、独善的研究に問題提起を与えてくれるのは、子供たち、市民たちの素朴な疑問なのではありませんか。それは自身の研究への余計な労力ではなく、大いに役に立つ価値あるメッセージだと確信します。

============= ブログからのコピー おわり

 従来の自然科学の「専門家」が、切迫した命の課題にどう立ち向かえるのか、先日の「メディア・アンビシャス映像部門大賞」を受賞した「海の放射能に立ち向かった日本人~ビキニ事件と俊鶻丸」(NHK)でも、あの時代の科学者と比較して現代の劣化を感じるのは、私だけではないと思います。当時の水産庁長官が外務省局長宛に顧問団の結成と調査船派遣を通告しているのです。見識、矜持、勇気とか、そんな人間としての資質が問われているのだと思います。この番組は、昨年9月に放映されましたが、大好評でリクエストが多く、今週末7日(金)深夜に再々放送が予定されています(http://www.nhk.or.jp/shizuoka/bikini60/blog/index.html

旧正月、「春節」 in 中国

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 北京在住の日本人、私のもう20年以上の友人から昨日メールが届きました。本人の承諾なしでここに一部をコピーします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~メールの一部コピー

 中国は、今日から旧正月で、北京市内は渋滞もなく、空気も「比較的」綺麗です。昨晩は、知人の中国人に招かれて、知人の家族と一緒に大晦日を過ごしました。中国では、31日の24時前に餃子をつくって、24時になったら餃子を食べる習慣があります。「年越そば」ではなく「年越餃子」ですね。1年でも最も寒い旧暦の12月8日に酢に漬けたニンニクが丁度大晦日に緑色になるように出来ていて、その酢漬けの緑色のニンニクと餃子を一緒に食べて、1年の健康を祈願します。

 旧正月の1週間前から食べる物や食べ方が伝統的に決まっていまして、元旦の今日はご主人の家族と一緒に食事、正月2日目は奥さんの家族と一緒に食事をするようです。そのために、北京に住んでいる人でも旧正月になったら、30時間以上列車の中で立ったままで絶対に帰省します。最近は、若い人達はこの機会に海外旅行へ行く人も増えていますが、それでも大晦日と元旦だけは親類の目もあるので実家にいるようです。

 アジアでは、気候も旧暦に合っているような気がします。旧正月のことを中国では「春節」と言いますが、冬と春を分けるという意味ですので、実際、春節を過ぎると春の陽気になります。やはり、アジア人の生活習慣、精神構造には旧暦が合っているような気がします。日本がアジアで孤立しつつあり、米国に後ろ盾を懇願している姿は、まさに、太陰暦(東アジア)からの逃避「脱亜」と太陽暦への憧れ「入欧」の象徴のような気がしましす。日本が太陰暦に戻ったら、アジア諸国と共有できるものがもっと見えてくるような気がします。

 昨晩、中国の知人から、年末の料理を食べながら、日本のことを色々と聞かれました。そこには靖国参拝も尖閣問題もありません。歴史認識がない日本の政治屋が右翼の支援者の顔色を伺いながら靖国を参し、その後で世界には通用しない「言い訳」を繰り返している姿が虚しく思えた大晦日の夜でした。・・・・・・・

年越餃子

年越餃子

緑色ニンニク

「緑色ニンニク」、ニンニクピクルスでしょうかね

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~メールコピー おわり

 この友人が言う「世界には通用しない『言い訳』」、安倍首相のダボス会議(末尾*参照)、NHK籾井会長の就任談話での発言(http://www.asahi.com/articles/ASG1T5J3XG1TUCVL005.html?ref=reca)等、立場のある者のその後に通用しない「言い訳」が続き、海外で地道に草の根の信頼を築いている多くの日本人の努力を踏みにじる、センスの悪さを越えた犯罪です、まさにみっともない、恥を知れ!ですね。

 
 以下に鋭いコメントが掲載されています。

* http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2014/01/post-621_1.php

・・・・・・「第一次大戦で甚大な被害を受けたヨーロッパのど真ん中」で、特に「その大戦を繰り返さないために国際連盟を設置したスイスという国」で、しかもその「国際連盟の常任理事国でありながら自身が脱退することで連盟を事実上潰して再度の世界大戦を戦うことになった」日本の、その「戦前の歴史の名誉回復」に熱心な首相が、「第一次大戦の100周年」というセンシティブな時期にこうした発言をするというのは、日本を「再度孤立化へ」向かわせる自爆行為だと言ってもおかしくないと思います。・・・・・

 
 昨晩の札幌、まだまだこれから冬本番です。

昨晩の札幌、さらに降り積もる雪、雪・・・

昨晩の札幌、さらに降り積もる雪、雪・・・

北海道日米協会新年例会2014

Posted by 秋山孝二
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 北海道日米協会の新年特別午餐会は、「NEW YEAR CONCERT」です。

 フルート&ギター、ソプラノ&ピアノと盛りだくさん、素晴らしい演奏と歌のひと時でした。

フルート 立花 雅和 さん

ギター  薮田 健吾 さん

ソプラノ 浅原 富希子 さん

ピアノ  森吉 亮江 さん

 途中、「AMERICA THE BEAUTIFUL(http://www.geocities.jp/eden_o1/top.htm)」、「ふるさと(http://www.youtube.com/watch?v=PiUJV3qz5oU)」を参加者皆さんで大合唱でした。

フルートとギターのコラボレーション、尺八とお琴の音色!

フルートとギターのコラボレーション、尺八とお琴の音色!

「Amerika the Beutiful」を皆で

「America the Beautiful」を伊藤会長、ラッツリフ校長、ディール領事も

ソプラノ独唱

ソプラノ独唱

 今年9月には日米協会・米日協会合同の国際会議が札幌で開催予定です。ケネディ駐日アメリカ大使もいらっしゃる計画もあり、ホスト役としての北海道日米協会も忙しくなりそうです。

「北海道倶楽部」、新たな出発!

Posted by 秋山孝二
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 東京に本拠を置く「公益社団法人 北海道倶楽部(http://www.hokkaido-c.or.jp/」は、新渡戸稲造先生も深く関与して永い歴史を誇りますが、先日、新年交礼会が行われました。今年から「公益社団法人」としてリスタートです。

「公益社団法人」としての新たなスタート

「公益社団法人」としての新たなスタート

松田昌士会長のご挨拶

松田昌士会長のご挨拶

 「北海道倶楽部」は、昭和2年に新渡戸稲造ら北海道に縁を持つ首都圏在住者を中心に、北海道の開発と発展を目的として「任意団体」で設立されました。昭和41年に「社団法人」化、今年、「公益社団法人」化して、今日的テーマとして、北方領土返還、ふるさと納税等の推進、及び北海道新幹線早期実現の3大運動を柱として、北海道及び道内市町村の健全な発展を推進することを目的としています。会員数は現在600名、先日の新年交礼会には200名程の方々がご参加でした。

 今月この欄に記載した昨年の北方領土返還フォーラム(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=17954)もこの活動の一環でした。

 東京に居て「北海道」を想う、熱き心を感じます!

秋山財団、さぁ行こう!

Posted by 秋山孝二
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 公益財団法人 秋山記念生命科学振興財団(http://www.akiyama-foundation.org/の評議員会ほかが開催され、以前から出席率は大変高かったのですが、今回、評議員は全員出席でした。今年は新たに「プログラム・デザイナー」として、若き女性が二人事務局に加わり、28年目の事業に向けて「さぁ、行こう!」といった感じの雰囲気でした。

 私は秋山財団の設立以来この間、約30年の関わりがありますが、当初から理事会、評議員会、選考委員会での議論は格調高く、特に設立時の理事会での議論は、財団活動、生命科学の理念・哲学等について、それぞれの専門的立場からの鋭い所見が披露されていました。

 先日の会議でも、出席者の皆さんは穏やかで抑制の効いたお言葉ではありますが、研ぎ澄まされた剣のような切れ味鋭いコメントのやり取りでしたね。例えば、「生命科学」と「自然科学」、どちらの概念がより広義なのか、言い換えると、「自然科学」の一部として生命科学があるのか、或は、「生命科学」の中に自然科学、社会科学、人文科学、すべての従来の科学が包含される、そんなやり取りです。

 また、これまでの「アウトリーチ」という言葉も、研究者が社会にアウトリーチする(?)どこか上から目線の印象であり、そうではなく双方向性のコミュニケーションをベースとした秋山財団が目指す「アウトリーチ」を明確に世の中に発信する必要があるのではないか、と。静寂な深い森の中の熱い議論のやり取り、ひと時、インテリジェンスの深淵を覗いた気がしました。時代とともに言葉の概念も変わってくることは共有しながら、会議での格調高い議論は、終わってもその余韻が素晴らしい、一級の作品を見終えた感動を覚えたのは私だけではないと思います。

 ところで、何故ここでこの写真なのか、それは知る人ぞ知る、です!

秋山財団の会議終了後に、ありがとうございます!

秋山財団の会議終了後に、ありがとうございます!

 今年からは新しい事務局二人を含めて、私自身、若い世代への「継承モード」となりそうです、ワクワク感を大切に、民の担う公共の矜持を胸に、頑張ってみようと思います、頼みますよ!

熱く語る、サープリン総領事

Posted by 秋山孝二
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 異業種交流で永く続く「北を語る会」の第95回が開催されました。これまでにもこの欄でご紹介しています。

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8C%97%E3%82%92%E8%AA%9E%E3%82%8B%E4%BC%9A

 今回は、今年に離任予定のサープリン在札幌ロシア総領事のスピーチがメインプログラムでした、情熱と愛情に満ちた素晴らしいメッセージを受けとめました。私たち北海道民への辛口メッセージとしては、「冬を『凌(しの)ぐ』ではなく、『楽しむ』発想が大切ではないでしょうか」、と。一昨年の札幌市南区定山渓での「環日本海経済同友会フォーラム」を含めて、たくさんの場でアドバイスとエールを伝えて頂きました。

今年、離任予定のサープリン在札幌ロシア総領事

今年、離任予定のサープリン在札幌ロシア総領事

奥さまのタチアナさんも、日本への造詣は深いです!

奥さまのタチアナさんも、日本への造詣は深いです!

 3年前、この会が札幌のロシア総領事館で開催された時(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=8364)に、中川さんが熱唱しましたが、今回はダンディ・フォー(http://mizuciao.blog.so-net.ne.jp/2010-12-21)が歌うロシア民謡「鶴」が素晴らしかったですね。

最後は参加者全員でロシア民謡の大合唱!

最後は参加者全員でロシア民謡の大合唱!

 今月年頭にもこの欄に書きましたが(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=17954)、今年はロシアと日本との友好・経済関係では大きな期待ができそうです、楽しみです。

THANKS JUMBO !

Posted by 秋山孝二
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 私が初めてジャンボジェット機に乗ったのは、今から40年以上前(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=4431)の1971年12月、パンナムかJALのサンフランシスコからの便でしたが、機内の広さに驚きました。ANAは1979年からの就航だったようですね。

 記録によると、日本航空は1970年4月に747-100型機を就航させ、2006年10月までは-100の発展型747-100B/SUD(アッパーデッキ延長型を運用していました。また、原型ともいえる747-100B(全3機)も運航していましたが、これは2006年初頭までに退役。-100Bは短距離機として-200Bと並行生産されたもので、世界でも日本航空とサウジアラビア航空しか発注していないそうです。日本航空の-100Bは後続機のSRの増備機で、このうちの数機が貨物型に改修されたようです。

 この世界、この間の技術革新は目覚ましいものがあり、燃費、安全性、居住性等、次々と新しい機種の登場と老朽化により、いよいよ今年の3月末で退役です。

 先日、羽田空港のANAラウンジロビーにも、「TAHNKS JUMBO!(http://www.ana.co.jp/thanks_jumbo/」キャンペーンの案内が出ていました。

ANAラウンジロビーで

ANAラウンジロビーで

 これまで私にとって、特に札幌ー東京間の移動が多かったので、実によくこの飛行機を利用してきました。いつも前方通路側でしたが、数年前のアフリカ行きの時は、機内満席、最後方座席で12時間、赤道を横切る揺れっ放しの苦行も。全てが懐かしい思い出となりました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=3680)。

 札幌ー東京間の距離でジャンボジェット機のような大型機種を導入している路線も他に例がないですよね。これからは利便性、経済性から言っても、中型機時代の到来のようです。

 あと2か月少々、何回かの出張ですが、味わって乗らなければジャンボジェットに失礼かと思っています。

「経営組織論」、いよいよ終わりに

Posted by 秋山孝二
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 札幌学院大学(http://www.sgu.ac.jp/)で今年度後期に一コマ、「経営組織論」を講義してきましたが、あと一回で15回の最終を迎えます。

 「客員教授」の立場を頂き、これまでも学生を前にお話をして参りました。今年の登録166名の学生たちは、就職戦線の厳しさも相俟ってか、初回から集中力を持続してなかなかの反応でした。これまでの講義についてはこの欄でも記載しています。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1155

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2439

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=4052

私は、5年前の札幌学院大学の記念論文集に、「組織と経営者の責任:093sgue8a898e5bfb5e8ab96e69687efbc88final」を寄稿しました。その終りの部分に、次のように若い世代への期待を込めて書いたのを思い出しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~論文からの引用

若い経営者への期待

企業・組織にとって継続的な人材の新規採用は大変重要である。と同時に、社会にとって、若い世代の経営者は宝物に違いない。新しい価値の導入は新しい担い手によって成し遂げられ、経営におけるイノベーションの原動力を、これらの人材に求めるのである。

新しい人材は、人的資源の補充という数の意味以上に、当該集団の「価値の革新・移転」を早期に促す意味が本来的に大きい。しかしながら、日本の伝統的経営だった「終身雇用」はごく限られた人材にだけの適用となり、昨今の見識のない経営者は、グローバル競争の中で本来の価値をかなぐり捨てて、当面の利益追求に終始し、貴重な財産を放棄して、人的資源を単なる人件費の削減の手法に落としめてしまった。

日本のレベルの高い労働者に依拠して創り上げてきたこれまでの実績を、何と心得ているのだろうか。再度原点に戻って、経営者は、イノベーションの最も有効な手段として、時代のセンス、将来を読み取る新鮮な感性を期待して、定期的新規採用を行い、同時に自らのポストの明け渡しを含めて、若い世代の台頭、世代交代を積極的に促すべきである。激動の今、過去の経験・実績が必ずしも役に立たない時代は、冷静に考えるとまさに絶好の機会に違いない。

7  結びにかえて

第二次世界大戦終了後、日本は直後の混乱を乗り越えて、30年を越える高度成長期を謳歌した。その後バブル経済が崩壊し、暫く調整期が続き、ようやく新しい方向性の兆しが見えてきた時、今度は国際金融恐慌の嵐で、今大きな試練に立っている。

確かに100年に一度の事態なのかもしれないが、私は本来の経済構造への回帰の過程と受け止めたい。この数年間、世界経済の異常な伸長を警告していた識者は何人も居たし、身近で尊敬する経営者も繰り返し指摘していた。

経営者の最も重要でかつ究極の役割は人材の育成である。長期的視点に立った教育プログラムは、理念に裏打ちされていなければならず、職域階層毎、世代毎との縦軸横軸で、同時に次世代の経営者の育成プログラムも構築する事が大切である。高度成長期には次々と育ってきた人材が、競争力に富んだ技術を継承してきた。座学としての教育プログラムばかりではなく、日本の労働力としてのレベルの高さに自信を持って、現場に思い切って権限を委譲し、機会を与えて育成していく事(OJT)が今必要なのではないのか。一般的に言って、これまでの日本企業の競争力は、経営者の優秀性というより、この現場の優れた人材に依るところが大きかったはずである。

更に自らへの戒めとして、私はこのような時代に、持ち続けている問題意識がある。それは日本の組織におけるリーダーの「責任の取り方」、「責任の取らせ方」だ。戦争責任、不祥事の責任、みな明確ではなく、当事者は言い逃れに終始し、責任を論じる「装置」が不明確、或いは不在で、そしてそれを裁く司法も明解ではない。ほとぼりがさめると何食わぬ顔でまた表舞台に登場する一方で、本来は責任を負うべき立場にない者が、その身代わりの如く責任を取らされている事例もあるのではないか。誰に責任があり、誰が一体責任を取るべきか、この曖昧さを容認してしまう日本社会を私は危惧する。次世代の育成の為にも、現役世代が理屈の通る見本を示してこそ、明るい未来を描く事ができるのだと思う。

折りしもアメリカでは現在、公的資金注入を受けた大手保険会社が、その後、多額の役員賞与を支払っている事案が議会で問題視されている。このような現実を目の当たりにすると、「アメリカ型」経営・倫理に対する違和感を強く持つ。私は、社会の価値観、企業経営の価値観等を通して、この数十年に粗末にしてきた「日本型経営モデル」の再評価を、企業のCSR、そして新しい起業の中で見出したいし、実労働人口が減少していく中で、若年層の価値増大への道も切り拓きたいと思っている。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用 おわり

大学内の掲示板に、活躍する卒業生・学生が紹介されていました、ソチオリンピックでの活躍を期待したいですね!

カーリングでの活躍を!

カーリング、アイスホッケー、リュージュでの活躍を!