今年の参加団体は昨年と同様です(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=15405)。
* 認定NPO法人 北海道市民環境ネットワーク(きたネット)(http://www.kitanet.org/index.html)
* NPO法人 地域の未来・志援センター(http://www.c-mirai.org/)
* NPO法人 エコネット近畿(http://econetkinki.org/)
* 九州環境サポートセンター(http://www.q-support.org/)
九州環境サポートセンターの詠田トキ子理事長は、地元宮崎県で長く環境活動を続けていらっしゃり、行政他県内でも大変厚い信頼が寄せられて、多方面でご活躍されています。今回、ゆっくりお話を伺うことができて、私にとって今後の活動に大変貴重でした、ありがとうございます。
毎年、この会合は「事務局+理事長」の参加なので、日頃意見交換する機会の少ない「中間支援NPO団体の経営」について、示唆に富むお話のやり取りが興味深いのです。例えば、「支援する」というのはどういうことか、「ファンドレイジング」はお金を得ることだけが目的なのか、企業との連携はCSR部門担当者とのネットワークか、中長期戦略・計画はどう検討しているか等、経営的視点からのいろいろな質疑応答が行き交う場です。日本では、財団法人でもNPO法人でも、とにかく「トップマネジメント」が学ぶ場が全く不足しています。特に財団法人では、殆どの法人のトップが非常勤なので、そんな問題認識もないと複数の財団関係者からこれまで伺っています。
現在、少しずつではありますが、民が担う公共の領域が広がっている時代、公的セクターの財政的問題、課題の多様化等も相俟って、ますます民間のダイナミックな活動の場として、社会からの期待は増えてくるでしょうね。
昨今、大学には「公共政策」を専門とするコースも多く設営されていますが、新しい公共としての民間の公益団体のマネジメントに焦点を当てている教育機関は殆ど無いのではないでしょうか。むしろ「経営学部」的な部門での方がより近いのかもしれません。
そんな思いが頭をよぎりながら、2日間のディスカッションに参加していました。一番うれしかったのは、「エコネット近畿」の辻郁子さんの表情が1年前と比べて自信に溢れていたことですね、副理事長の平田通文さんのリーダーシップの下、大きく飛躍していくことは間違いないと思います。
濃密な会議の後は懇親会でした、熊本のイモ焼酎に馬刺し、辛子レンコンほか、美味しい地元名物がいっぱい。老若男女、私は相変わらず二次会には参加しませんでしたが、ひと時至近距離のコミュニケーションで楽しかったです、皆さん、ありがとうございました!!
5 月 4th, 2014 at 7:48 AM
[...] 総合司会は、九州環境サポートセンターの宮原美智子さんです、昨年12月に熊本でお世話になりました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=18678)。 [...]