先日は、HTB開局55周年記念コンサートに足を運びました、特別ゲスト・森山良子の名前に魅かれて!、後日何気なく検索していたら彼女の誕生日は何と私と同じでした、ただそれだけのことですが・・・。
* https://www.htb.co.jp/event/ichioshiclassic/
第一部は札幌交響楽団の視聴者からのリクエストによる人気ナンバーの曲がずらり、更に正指揮者となった川瀬賢太郎さんのエネルギッシュな指揮も素晴らしかった、特にブラームスの『ハンガリー舞曲第5番』は緩急が見事で表現力最高でした。奥様のテレビ朝日の松尾由美子アナウンサーもスペシャルMCで登壇でした。
* 川瀬賢太郎さんーー> https://www.sso.or.jp/sso/staff/kawase.php
第二部のオープニングは広い舞台に一人で『さとうきび畑』のフルバージョンで平和への祈りが伝わり、50年を越える前のデビュー曲『この広い野原いっぱい』も、私の学生時代に何回もギター抱えて歌っていました、懐かしかったですね。続く『乾杯の歌』『ほろ酔いの歌』は、まさにオペラの領域、高音域の澄んで伸びる歌声はとても76歳とは思えなく深く心に染み入りました。そして、最後の『今』、私の最も好きな彼女の曲です、息子の直太朗さんが誕生日に贈ってくれた局とか、大ホールの広い空間に響く熱唱は大きな拍手が鳴りやまずでした。アンコールの『聖者の行進』もジャズ的な彼女の幅広さにあらためて心に残りました。
とにかく年齢を感じさせない変わらない透明感のある歌声から、日頃の節制とレッスンの日々を垣間見る気がしましたし、50年以上の第一線で活躍し続けてきたプロフェッショナルな姿に感動したひと時でした。
* これまでの彼女関係の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=44147
先日は、早朝の札幌駅発JR特急に乗るために、人のいない地上の駅前通りを歩きました、気持ちよい風も吹き抜けて久しぶりの地上で札幌駅まで。2年前の6月にも早朝の街なかを歩いていました。
* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=41807
大通りもまだ歩く人もまばら、芝生がきれいで、遠くには建築現場のクレーンもそびえています。
今年も『PMF(https://www.pmf.or.jp/)』が始まって、世界から前途有望な音楽家が札幌に集まっているのでしょうね。
コロナ禍のトンネルを抜けて、札幌駅は早朝にもかかわらず観光客でにぎわっていました。
2011年3月11日の東日本大震災で死者も出して大被害を受けた東京九段下の「九段会館」で先日会合があり、新しくなった「九段会館テラス」に初めて足を運びました。
* 九段会館テラスーー> https://kudan-kaikan-terrace.jp/
以前の建物を残しながらの新築、そこからの景色はまさに歴史そのもの、靖国神社大鳥居、武道館、お堀等、東京の中のコアな景色にしばし見とれていました。
* 九段会館の歴史ーー> https://kudan-tokyo.jp/service/history/
玄関入ってすぐのロビー、奥はオフィス棟です。
会議室の窓から、樹木の上には靖国神社の大鳥居も見えます。
同じく会議室の窓から視線を移すと、春のお堀端の桜並木と桜吹雪は絶景とか、その向こうには武道館の屋根も見えます。
テラスに出ると更に武道館が間近に。
会議後の懇談会はこの手前のテラスで。夏の暑い日でしたがひと時吹き抜ける風も気持ちよく、しばしワインを飲みながら歓談しました。先月の渋谷と言い、この九段下界隈も令和の再開発で観る景色も変わってくるのでしょうね。
* 渋谷関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=46825
『愛の不時着(https://toyokeizai.net/articles/-/350667)』、全16話を何回かに分けて観終えました。以前から評判は聞いていましたがやっと実現、評判に違わず毎回魅せる展開、素晴らしい作品でしたね。
『愛の不時着』は英語タイトルは『 Crash Landing on You』、韓国のtvNで、2019年12月14日から2020年2月16日まで放送されたテレビドラマなんですね。私が観たNetflixにおいて世界190ヶ国で配信されたそうで、2020年以来世界的にヒットをしたドラマとして知られています。
パラグライダーに乗っていた韓国の財閥令嬢が、突如竜巻に巻き込まれ、非武装地帯を越境して北朝鮮に不時着したところを、北朝鮮の軍人に救助(捕獲)され、様々な状況を経て真実の愛に不時着するラブストーリーです。言ってしまえばこんなストーリー、しかしながら朝鮮半島の緊張した状況、その中での義理人情、愛憎等、たくさんのサイドストーリーが盛り込まれて、さらにその多彩なキャスティングの妙というか、人物のショウアップの仕方が見事です、それらしい顔・姿をしているから笑ってしまいます。密着した人物描写の合間に見るスイスの景色が気持ちのストレッチのようで心地いいですね。
最終場面はまた緊張が高まる南北朝鮮の境界線、緊張感の中のラブストーリー、魅せる作品でした。
朝鮮半島38度線・非武装地帯(DMZ)というと、2009年に観光ツアーで訪問したことを思い出しました、あの時も緊張感がありましたが、鳥たちのサンクチュアリでもあったり、ですね。
* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=876
* これまでのスイス関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9
河治和香さん著『がいなもん松浦武四郎一代』文庫化出版パーティが先日ごく内輪で開かれました。5年ほど前に出版されたこの作品が小学館より文庫化されて発売になったお祝いの会。
* 河治和香さんーー> https://www.jidai-show.net/bookguide/kawaji_waka/
以下、ご案内状からの引用です。~~~~~
ふつうは文庫化の時は……出版パーティなど開いたりはしないのですが…、実は、今回の会場の〈サッポロビール園〉の社長に、この春から就任している別府修さんは……東京に古くから続く鰻の名店〈竹葉亭〉の次男さんです。
私は、以前、『どぜう屋助七』(実業之日本社刊)という小説を書いたことがありますが、この竹葉亭の女将さん(←別府社長のお母さん!)は、浅草に222年続くドジョウの老舗〈駒形どぜう〉の娘さんで、現在のご当主六代目のすぐ下の妹さんなのでした。私は、そのようなことで、〈駒形どぜう〉とも親しいのですが、同じくらい〈竹葉亭〉の女将さんにもお世話になっておりまして、なんと、そのご子息の〈オサちゃん〉が、サッポロビール園の社長に!
……もう、奮い立たずにはいられません(鼻息!)
そのようなわけで、私の本の出版……というより、「サッポロビール園の新社長を、みなさんにご紹介せねば!」というような気持ちで、計画しました。
~~~~~~~~~
河治和香さんの冒頭ご挨拶。
〈駒形どぜう〉六代目越後屋助七(渡辺孝之)さんのご挨拶。
* http://st.sugoihito.or.jp/2013/10/7208/
懐かしいお顔もたくさん、楽しいひと時でした!
最後に関さんが参加者を代表して満面の笑みで花束贈呈!!
受付で渡された座席表、この裏に名前と河治さんからのメッセージが書かれていて、さすがに何とも粋な計らいですよね!
著書は松浦武四郎のこれまでとは少し違った視点からの人物像、豊富な取材に裏打ちされた実像です!
今年も『札幌演劇シーズン夏(https://s-e-season.com/)』の季節がやってきました、先日は今日からの開幕に先立ってキックオフイベントが札幌のチカホで開催、秋元札幌市長もご挨拶に駆けつけて頂きました。
* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E6%BC%94%E5%8A%87%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3
そもそも「札幌演劇シーズン」は「札幌で生まれた優れた演劇を、札幌の財産として受け継ぎ、札幌ならではの資源として、演劇の持つ力で札幌の街をさらに活力あふれる街に変えていく」、そんなことを目指している取り組みです。
* https://s-e-season.com/about/concept.html
キックオフイベントに先立ってデリバリー・コンサート!チカホ空間にクラシックの名曲が心地よく広がっていました。
今回も秋元克広札幌市長の冒頭ご挨拶、毎回突っ込んだこの演劇シーズンへの見識を語って頂き感謝です。
今回の4劇団の代表の方々のトーク、それぞれの見どころを紹介されていました、一番右はシーズン芸術監督の斎藤歩です。
フィナーレは今回のトリを務める劇団フルーツバスケットによるパフォーマンス。8月中旬から
以下の公演を予定しています。~~~~~~~~~~
『 オリジナルミュージカル特別公演「オズの魔法使い」/「新オズの魔法使い〜ドロシーと新たな仲間たち〜」
原作:L.F.ボーム「オズの魔法使い」「オズの虹の国」/「オズのオズマ姫」「オズのエメラルドの都」
脚本:菊池拓帆 脚色:夢野みるく 演出:きくち美由紀、菊池拓帆
~~~~~~~~~~~~
いよいよ今日から開幕、コロナ禍を越えてたくさんの方々に足を運んで頂きたいですね!!
札幌座第60回公演『ブリテン罰符の錬金術』は、イギリスの社会保障制度を風刺しながら、どうにも行き詰っていく様をひたすら笑う肩の凝らない作品。『あっちこっちの佐藤さん』のレイ・クーニーの息子さんの作品、どこか似たようなテイストでした。
* 『あっちこっちの佐藤さん』記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31437
今年度の札幌座ラインナップ第1弾。今回はマイケル・クーニーのコメディ作品『Cash on Delivery』をもとに、ELEVEN NINESの納谷真大さんが演出を手がけ自らも登場。舞台はイギリス・ロンドン郊外、うそを駆使して社会保障手当を不正受給し生計を立てていて、男はそのことを妻に隠しながら、2階を間借りしている友人を巻き込み、うその上塗りを重ねていく物語。出演者には札幌座公演とうたいながら、イレブンナインのメンバーも多く出演し舞台を盛り上げていました。客演の箕輪直人さんは雰囲気を変える面白みが印象的でしたね。
公演後のアフタートーク、本作品の翻訳を手掛けた小田島恒志さんを囲んでのお話も面白かったですね、ブリテンの雰囲気を巡ってのやり取りほか。『あっちこっち・・』の時のように、もっと大きな劇場での再演を期待したいです、今回も複数回観劇しましたが、つくづく演劇って観客の反応と共にあることを痛感しました、乗りのいい回と少々固い回とかですね、いずれにせよ、皆さん、お疲れさまでした。
新渡戸稲造連続講座、今年度も始まりました。スタートは藤本研一さんによる「アクティブラーニングが生涯学習を変える」でした。参加者全員参加による幾つかのテーマのアクティブラーニング、あっという間の1時間半、面白かったですね。
* これまでの連続講座関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7
冒頭、開講にあたって「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/)」の松井博和理事長のご挨拶でした。
藤本研一さん、自ら今も大学院で学んでいます。
テレビでお馴染みのオクラホマの河野真也さん(https://www.office-cue.com/profile_media/profile.php?t=9)企画、札南高学校林(http://www.rikka-forest.jp/)を舞台に学びの散策会が開催されました。違うジャンルの方々が学校林を歩いて、どんな感想をお持ちになるのか、何か今後の活動についてのヒントを頂けるのではないか、そんなワクワク感を私は抱くのです。今回、彼が所属するクリエイティブ・オフィスキューの伊藤亜由美社長も参加されて、先日北海道経済同友会の幹事会でお会いしたら、足立くんのお話をあの場で聞くことに大変感銘を受けたとおっしゃってました、大変嬉しかったですね。
この学校林財団の理事長を務める私も、集合場所の白旗山第三駐車場で歓迎のご挨拶をしました。今年で112年を迎えるこの場、私で18代目の理事長として先輩たちに感謝しながら歴史を刻んでいること、参加した皆さんのご感想に学校林関係者として大変興味があることなどを語りました。
その後、河野さんが先導して学校林入り口まで誘導し、そこからトラック・自家用車に乗り合って先ずは土場の出発地点まで皆さんは移動しました、私は昼からの用事があり、ここでお見送りして終わりでした。
これ以降の写真は全て河野さんの、SNSからの引用です。
この間学校林の作業道づくり、間伐等でお世話になっているOUTWOODSの足立成亮くんの現場での解説が素晴らしかったようです。台風で倒れかけたニレの木を前に、樹木と林と人間の共生等について熱く語りました。
* 足立成亮くんーー> https://kurashigoto.hokkaido.jp/life/20200327093000.php
*これまでの学校林関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%9E%97
*河野真也さんの財団訪問時の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=46426
コロナ前まで前田一歩園財団さんと共同で活動報告・交流会を10年開催していましたが一応終了し、この数年は単独で新たに活動報告・学びの企画で行っている「ネットワーク形成事業交流セミナー」、今年はフル・リアルに秋山財団にお集まり頂いての開催となりました。
* 合同報告会関係の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%90%88%E5%90%8C%E5%A0%B1%E5%91%8A%E4%BC%9A
* 昨年の交流セミナーの様子ーー> https://www.akiyama-foundation.org/news/4909.html
選考委員の皆さん、事務局を含めると財団2階の部屋は久しぶりの満杯、アクリル板も3年ぶりに取れて、皆さんとの交流も盛んだった気がします。
それぞれの団体からの活動報告は3分間、それへの質問等を含めても5分程度でしたが、皆さん大変コンパクトに報告されていました。
その後は、活動の先輩として、秋山財団評議員の湯浅優子さん、事業アドバイザーの鈴木善人さんが、それぞれのお立場から大変示唆に富むミニ講演でした。
参加の皆さんの今後の活動の学びに少しでもお役に立てれば主催者として嬉しいですね、皆さんのご活躍を祈念しています、素晴らしい笑顔が印象的ですね!
『AOAO SAPPORO(https://aoao-sapporo.blue/)』は、2023年7月20日(木)に開業する都市型水族館。 札幌中心部のアーケード街「狸小路商店街」の入口に位置する複合施設「moyuk SAPPORO」の4階から6階にオープンします。 250種4,000点(植物を含む)もの生物が集まる展示のテーマは「生命のワンダー〜みえないものがみえてくる〜」。
先日はその内覧会があり、足を運んできました、子供たち向けなのかと思ったら、若いカップル向けとも言われ夜10時までオープンしているようです。新しい海の生物のみせ方でした。維持管理はいかにも大変そうですが、オープン後、どんな評判になるか楽しみですね。
ビル内でのこのようは施設、先ずは新鮮な水の循環が生命線、巨大なプラントですね。
最上階にはペンギンの大きな水槽、水中の様子も観ることができます。
クラゲ各種も優雅に。その向こうにはスタッフの皆さんの姿も。
静かにゆっくり泳ぐ姿は実に優雅です。
最後は大海原に身を委ねるような気持ち、しばし椅子に腰かけて!
時々は目を休めて、札幌駅方面の景色も楽しんだり。
(一社)札幌農学同窓会、北海道大学農学部が主催の『第一回遠友夏学校』が開催され、(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会も共催でした。
* (一社)札幌農学同窓会ーー> https://www.alumni-sapporo.or.jp/
* (一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会ーー> http://nitobe-enyu.org/
当日のプログラムは以下の通り。~~~~~
講演1
演題:「W.P.ブルックス、札幌農学校における仕事」
講師: 井上 高聡(北海道大学大学文書館准教授)
講演2
演題:「有島武郎と北海道」
講師: 伊藤 大介(ニセコ町有島記念館主任学芸員)
~~~~~~~
主催者の松井博和理事長の冒頭ご挨拶。
夏学校初代校長の杉江和男さん(北大校友会エルム会長)の講話、札幌農学校の原点に戻ること他、示唆に富むお話でした。
続いて最初の講演は井上高聡(たかあき)(北海道大学大学文書館准教授)先生、演題は「W.P.ブルックス、札幌農学校における仕事」でした。豊富な配布資料を基に、札幌農学校の外国人教師の中で11年8か月の最も長い勤務でたくさんの学生たちに影響を与えた実績他、新渡戸稲造のブルックス人物評から受け止める彼のお人柄等、大変興味深く聴かせて頂きました。
* 北海道大学大学文書館ーー> https://www.hokudai.ac.jp/bunsyo/
後半の講演は、伊藤大介(ニセコ町有島記念館主任学芸員)さん、演題は「有島武郎と北海道」でした。亡くなり方に起因するのか、彼の文学的業績に比べて今一社会的に評価が高くないのが少々残念ともお話されていました。
* 有島記念館ーー> https://www.town.niseko.lg.jp/arishima_museum/
いずれにせよ、私は北海道大学出身ではありませんが、札幌農学校という極めて先進的なユニークな出自を持つ北海道大学と明治初期の北海道、私たちはもっともっと自らの歴史の深掘りをする必要を痛感したしばしの時間でした。
栗山監督のWBC優勝をお祝いする栗山町での凱旋パレード、テレビで観ていましたが彼の人柄がにじみ出る光景に感動しました。地元栗山町の皆さんはもちろん、道内外各地からも祝福する方々が1万4千人も集まったとか、素晴らしいですね。
* これまでの栗山町関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%A0%97%E5%B1%B1%E7%94%BA
途中、軽トラックを降りて、沿道の方々お一人お一人と握手、サインに応じての丁寧な対応、ここでも彼の温かさを感じる映像でした。
下の写真の掲げているメッセージ、「Thank You」のスペルが少し抜けてる!!
地元の小林酒造では特別限定のお酒も販売だったようです。
今年も折り返しを過ぎて7月です。先月末に『北海道市民環境ネットワーク(愛称:きたネット)(http://www.kitanet.org/)』の2023年総会が、リモートで開催されました。理事は札幌の会場に集まって、画面に向かってのやり取り、今年の総会は来年の活動終結・解散に向けてのこれまでの振り返りと、大切な最後の締めくくりのスケジュールについて提案し承認を頂きました。
* これまでの活動の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88
私自身振り返ると、ここの理事長を務めさせて頂き、様々な環境活動の学びをすることができました。セブンイレブン財団に支援してもらって活動していたこの団体、昨今の企業のESG投資への対応等もあり、企業方針として今年度から全国3つの中間支援団体への応援を終了することとしています。私は理事長時代に数年にわたり財団本部での会合にも参加しましたが、その時のセブンイレブンジャパンの市民活動に対する認識、財団に出向している方の考え方に対して、その都度私なりの意見を言わせて頂きましたが、結局納得のいくお話は得ることができず、日本の企業の見識の浅さ、長期的視点の無さに忸怩たる思いでした。今も私はセブンイレブンジャパンの環境市民活動に対しての姿勢には言いたいことが山ほどあり、それを伝える術さえ無いことが残念ですね、でもそれも含めてそれまでの認識と理解している現在です、残念ですね。
とは言え、北海道の現場はしたたかです、先日の総会で理事の方々も皆さん頭を上げて前を向いておっしゃっていましたが、きたネット解散は決して終わりではなく、当初の目的は果たしたゆえの次の活動へのスタートであることは間違いないでしょう。この20数年で学んだそれぞれの会員さんは、それぞれのフィールドでこれからも一層活躍していくことを確信しています。そんな意味でも、これまでにない印象的な総会となりましたね。
札幌の大通公園は、私にとって藻岩山と共に幼い頃の原風景です。先日、『花フェスタ(https://www.hanafes-sapporo.jp/)』が始まる日に、久しぶりに大通公園6丁目を歩いてみると、1982年に札幌ロータリークラブ50周年の時に設置したモニュメントが、今も綺麗に整備されて健在でした、懐かしいですね、私がロータリークラブに入会して間もなくだったと思います。
そんな昨今、つい先日、地元新聞の一面に載っていた記事、大きく変わるようです。
コロナ禍で数年静かなこの公園でしたが、今年は冬の雪まつりに始まり、以前の賑わいを取り戻していました。ただ、喧騒のこの場もいいのですが、しばし静寂な公園は、私の幼い頃のイメージを思い出して懐かしく感じました。
6月は自分が関係している団体の理事会、評議員会等が続いています。先日は、私が理事長を務める「札幌南高学校林財団」の理事会が学校に隣接する同窓会館で開催、少し早く着いたので窓からは懐かしい角度からの藻岩山が、夕日に映えて綺麗でした、やはり札幌生まれの私の原風景ですね。校庭では放課後の部活の生徒たちも。
* 札南高学校林財団ーー> http://www.rikka-forest.jp/
* これまでの藻岩山関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E8%97%BB%E5%B2%A9%E5%B1%B1
一方、秋山財団の今年度の顕彰事業、助成事業が、先日の理事会、評議員会で決定承認されました。
* https://www.akiyama-foundation.org/news/5286.html
今年から従来の顕彰事業として新たに『秋山喜代賞』を設けて、地域活動などに取り組む女性へのエールを贈りたいと思っています。3年間はある意味試行期間、それ以後は更に広く展開していく予定です。設立者の秋山喜代に因んだ今の日本に必要な女性活躍に向けた実装となれば幸いです。
私も永らくお付き合いしている外資系金融機関の『ファミリービジネス』継承のパネルディスカッション、今回私はパネリストとして「現世代」の立ち位置からの登壇となりました。
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新しい時代を切り開く『現世代と次世代のパネル・ディスカッション』
モデレーター:小倉 康嗣 ヤマト運輸・元代表取締役社長、Drucker School日本担当ディレクター
秋山 孝二・秋山記念生命科学振興財団・理事長 https://www.akiyama-foundation.org/
並木 理也子・Orbray株式会社・代表取締役社長 https://orbray.com/
福原 和人・株式会社ASM・取締役副社長 https://asumu.jp/
片山 有紗・片山ホールディングス株式会社・取締役 https://www.katayamaholdings.com/
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このイベントの私の自己紹介は以下の通りです。
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1974年、東京都江戸川区鹿本中学校の理科教諭、男子・女子バレーボール部顧問も兼務。その後、1979年にファミリー・ビジネスである北海道内の老舗医薬品卸業、株式会社秋山愛生舘に入社。常務、専務などを歴任し、1992年、第五代目代表取締役社長に就任しました。この間、札証・東証二部に上場し、1998年に医薬品卸売業界大手の(株)スズケン(本社・名古屋)と合併、同時に代表取締役副社長に就任。2002年にスズケン副社長を退任し現在の職務に就任しました。(公財)秋山記念生命科学振興財団:伯母・秋山喜代の出捐金を基に、設立業務を担い、二代目理事長に就任して25年、現在36年を迎えて研究助成・市民活動ネットワーク形成事業助成等を続けています。これまでの助成実績は1,622件、総額11億8,200万円です。
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私にとって現在引き継いでいる「ファミリービジネス」は、設立にも関わった伯母・秋山喜代の「(公財)秋山記念生命科学振興財団」、叔母・和久奈ちよとワグナー・ナンドールの「(公財)ワグナー・ナンドール記念財団」、それに設立70年「秋山不動産(有)」になりますでしょうか。その成り立ちから自分が引き受けるまでの経緯を語りつつ、次世代への期待を伝えたつもりです。
* 公財)秋山記念生命科学振興財団」 https://www.akiyama-foundation.org/
* (公財)ワグナー・ナンドール記念財団 http://wagnernandor.jp/
* 秋山不動産(有) https://aiseikan.net/
ご登壇された次世代の皆さんの眩しいほどの姿、素晴らしかったですね。小倉さんのコーディネーターも私自身楽しく聞かせて頂きました。時代は刻々と変化し、それに対応する企業活動もやはり時代にあった感性を持った方々が担うのが最も適切なのだろうと思うのです。それとファミリービジネスを担う方には「自己肯定感」が必要かとも。幼い時に親族の経営の苦労を心身で感じている子供たちは自ずと自らの使命感みたいなものも持ち合わせるのかなと、若い世代のお話を伺っていてそう感じました。と同時に、次の機会には是非、他のアジアの次世代の方々とのディスカッションの場もあればと思った次第です、とにかくアグレッシブでしょうから、日本の若者にも大いなる刺激になると思います。
いずれにせよ、50名のご参加の皆さんともども、私自身刺激を受ける貴重な場となりました。その後の交流会でも2時間を越える多くの方々との濃密な会話、充実感いっぱいでした、皆さまに感謝です!!!!
思い出多かった42年前のハワイオアフ島HAWAII KAIの『富士通JAIMS(https://jaims.jp/jaims/history)』!6か月研修『アメリカ経営コース(AMP : American Management Program )』の同期の仲間とそれ以来の集まりでした。場所はそれに因んで東京飯田橋の『ALOHA TABLE』、短い時間でしたが皆さんのその後の42年間の人生を聴きながら、当時の記憶が蘇り、出るは出るは今だから言えるたくさんの思い出話!!!
当日、私は一番先に到着したので、席でしばし水を飲みながら、皆さんとすぐに会って誰か分かるかなと多少不安もありながら待っていたのです。
一人、また一人とやって来ると、すぐに名前が浮かんできて、会う前の思いが杞憂だったことが分かり嬉しかったですね。飲み物メニューでハワイアンビールとあったので皆で注文しましたが、「ところで42年前にこんなの有ったっけ?」と顔を見合わせたり。
一人ずつこの42年間の出来事を語ると、ある共通の話題が、それは1990年代の銀行の「貸しはがし」の酷さでした。務める企業の経理担当責任者として、中小企業の経営者として、当時の金融機関の手のひらを返したような対応には今も憤りが収まらないといった雰囲気。私の場合は丁度その頃、札証・東証に上場して間接金融から直接金融の世界に入っていたので、皆さんのリアルな酷い話は新鮮でした。ただ、日本の銀行等の金融機関の体質は、実は今も変わっていない、そんな気はしますが・・・。
HAWAIIの素晴らしい思い出は、私にとっても他の方々にとっても素晴らしい経験、私自身、人生で一番集中して学んだ時間だったかもしれません。こんな写真も持ち込んだ方もいらっしゃいました、研修最後の弁論大会、私は『Struggle with cockroach』のタイトルで語り優勝しました。
カレンダー先生、ダイアン・モリオカ先生、懐かしいですね。真ん中の子は現在45歳になる私の長男です。次男も一緒で当時4人家族、ハワイの暮らしも良き思い出。
そんなハワイに6年前の「ハワイの島めぐりクルーズ」に参加しました、ホノルルはかなり変わってはいましたが、札幌からの直行便往復だと一段と近い場所で素晴らしかったです。
http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%89%B9%E9%9B%86+HAWAII+2017
先月から今月と昔の関係の方々との再会が続きましたが、今の年齢になると良き思い出から当時の自分の真摯な姿を取り戻す感じがして、何よりの癒しですね、年齢を重ねることの喜びみたいな気がします、有難いことです。
NHK総合「レギュラー番組への道(https://www.nhk.jp/p/ts/RJ5G2XZ4N3/episode/te/MKYMYNMK1J/)」は、「全国のテレビ番組制作者たちが『レギュラー番組化』を目指して腕を競う、チョットとんがった開発番組枠!」と銘打っての意欲的試み、先日の『偉人達の記者会見~明智光秀 謝罪会見』は笑った笑った、本当に面白かったです、俳優の梶原善の熱演が素晴らしい、昨年の『鎌倉殿~』でも異彩を放っていましたが!
* https://news.mynavi.jp/article/20230602-2693400/
* 梶原善ーー> https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=D0009071836_00000
誰が俳優で誰がエキストラなのかがよく分からないのも面白い、NHK職員も動員されたのでしょうかね、このユニークな企画シリーズ、これからも楽しみです!