北海道科学大学 創立100周年!

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 北海道科学大学 (hus.ac.jp)の『創立100周年記念式典ライブ&祝賀会』が開催されました。秋山財団理事でこの大学の渡辺泰裕前理事長ほか選考委員、研究助成でも関係があり、私と当財団の大原常務理事とで参加しました。

* 学校法人北海道科学大学|創立100周年特設サイト (hus.ac.jp)

 T型フォードをシンボルに、今も動き続けるモデル、自動車関連専門学校をルーツとするこの大学の原点を見つめ直して向こう100年の展望です。

 ライブプログラムは卒業生で北海道で多彩に活躍する方々の登場。

 書道部によるパフォーマンスで書き上げました。

 会場を札幌グランドホテルに移しての記念祝賀会、終盤には北海道新聞号外も配られました!!

 帰りには記念品の詰め合わせ、全て科学大学に因んだ貴重なものばかり。

 翌朝の北海道新聞見開き全面広告です!とにかく全体を通じて若い方々のセンスが盛りだくさん、それを100周年記念で場を与えた現学校経営陣に拍手喝采ですね!これまでの100年を今後の100年につなげるビジョン形成、素晴らしいです!

k* 教育理念・ビジョン|学校法人 北海道科学大学 (hus.ac.jp)

* 

外岡秀俊 追悼公演

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 先日はメーリングで、「外岡秀俊追悼公演」の実行委員会の方からご連絡があり、3年前の暮れに亡くなった彼を偲のび『外岡秀俊の世界』と銘打って、合唱他のライブコンサートが開催されました。

* これまでの外岡秀俊さんに関する記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

 合唱あり、朗読劇あり、管弦楽演奏の盛だくさん。何れも彼の朝日新聞時代のジャーナリストとしての人となり、業績を再確認する時間でした。朗読劇の中で、彼の高校時代の姿を語る部分、私の高校の3年後輩の彼の評価は、その後数十年経って私は耳にしているのですが、当時の同期からはかなり彼のパフォーマンスに関しては厳しい意見も散見しています。ある意味でバリケードの内と外との立場による評価の違いなのかもしれません。

第一滝本館 南社長のご講演

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 北海道経済同友会の例会で、登別温泉の操業160年の老舗「第一滝本館【公式】 (takimotokan.co.jp)」の南智子社長がご講演されました。彼女は私の高校の後輩で創業者から八代目、亡くなられたお父様は私の姉と同級生、演題:は『「選ばれる」だけでなく「ずっといたくなる」登別』でした。

* 南智子社長ーー> なまらあちこち北海道|第一滝本館女性社長がアドベンチャートラベルの新会社・登別温泉 (kita-hachi.com)

南智子 第一滝本館社長 新スタイルの旅を提供し、魅力あふれる街づくりへ | ニュース | Zaisatsu.jp【財さつJP】

 HPにも書かれていますが、この旅館の理念:

この宿の歴史は、このまちの歴史に他ならない。

 新しい旅のスタイルを提供し続けて、特に『アドベンチャーツアー』プログラムの試みが面白かったですね。

* adex - Noboribetsu | アデックス 登別アドベンチャー

 ご自身の会社の繁栄だけでなく、登別の発展を視野に入れた経営、老舗の矜持を感じました!!!

厚生福祉 巻頭言10回目

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 時事通信社週二回発行の『厚生福祉』に表紙の巻頭言を書いて2年で10回目、私の文章です(第6912号)。「寄り添う姿を求めて」と題して、財団運営で肝に銘じている点も含めて自戒を込めての文面です。

*  時事通信社 厚生福祉 (jiji.co.jp)

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寄り添う姿を求めて

今年51日に熊本県水俣市で開催された水俣病被害者・支援団体と環境相の懇談で、被害者側の発言中に環境省職員がマイクの音を切った事件、私は時を経た今も被害者の方々の表情を忘れることができません。戦後、高度経済成長の時代を経て、わが国は水俣病・イタイイタイ病などの公害問題に直面し、1971(昭和46)年に環境庁が設立した経緯があります。そしてこの日は、68年前に水俣病が公式確認された日です。大臣はこの記念すべき日、犠牲者慰霊式に出席した後、8団体との懇談に臨み、職員は予め設定したシナリオ「13分」を超過したとしてマイクの音を切って発言を遮りました。更に驚くべきことに、懇談の後、大臣は「音が切られたことは認識していなかった」と釈明したのです。そこに居た発言者のお一人は、その後、記者に対して「かつてのチッソの社長と同様、傲慢で儀礼的で切り捨ての姿勢は当時から何も変わっていない、これが行政の本質!」とおっしゃっていました。2011年の東日本大震災での原発事故を「放射能公害」と表現した方がいましたが、その後の企業・行政の対応をみても、以前の公害と同様の体を成している気がします。

以上のように憤りは収まらないのですが、今一度足元の自分の活動を振り返ると、自らにもその矢は向けられることに気が付きます。日々「生命科学」を名乗る財団活動上、中間支援、助成財団として常に「託す」思いで寄り添っていくことを肝に銘じています。資金的に応援するだけでなく、研究者・市民の活動にエールを送り続ける、大変難しい立ち位置ですが、そんな姿勢と言えましょうか。ほぼ40年この財団活動に携わりながら、「心に寄り添う」姿勢って、実に微妙で難しいと感じています。

子供たちの世代に、多大な国の負債、放射線汚染物質を付け回さない努力、それは戦後日本を生きた我々の世代の責任なのだと思います。「個人の尊厳」、「自由」と言っていたものはただの安っぽい「私生活主義」に過ぎなかったのではないか、そば打ちと旅行三昧の定年後の生活で本当にいいのか、1960年後半・70年代に主張したメッセージを今どう考えるのか、与えられ恵まれた環境をただ消費してきた世代等、若い世代からの厳しい問いかけに応えなければなりません。

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頑張れ、岩本勝太郎くん!!

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 第一回から秋山財団が応援している『SDGsQUEST みらい甲子園』、昨年度の北海道大会で秋山財団賞を受賞したプロジェクトメンバーの岩本勝太郎くんが函館から財団事務所を訪問して意見交換しました。

* これまでの関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

~~~~~~~~~~~~『SDGsQUEST みらい甲子園』2023年度受賞

<秋山記念生命科学振興財団賞>

* 函館ラ・サール高等学校

チーム名:タイのレモンだもん!美味しいもん!

プラン名:レモンが貧困を救う (100本のレモンの木プロジェクト開始)

<参考>

“レモンの木”でタイの子どもたちを貧困から救う 函館市の高校生が考えた持続可能なアイデア レモンジャムを作って日本で販売 函館ラ・サール高校 - YouTube

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 HBCテレビでも紹介されていましたが、植えたレモンの木の三分の一は枯れてしまっているそうですが、それを含めての持続可能な寄り添いの視点をこれから模索していくのでしょうね。

財団関係者と岩本くん

財団関係者と岩本くん

主催者のTREEの方々も

主催者のTREEの方々も

 お弁当を食べながらの意見交換、岩本君は今年はもうすぐフィリピンに行ってのボランティア活動とのこと、その活動力に拍手喝采ですね。

看護研究学会での再発見

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 第32回の(一社)日本看護研究学会の北海道地方学術集会が恵庭市の文教大学で開催されました。

 これまで「看護」と言うと医療機関内での職域に限定されている感がありましたが、今回は「地元創成における看護職の役割」、地域における高齢者、まちづくり等での看護専門職の役割を議論していて、私自身新鮮で勉強になりました。

 昨年度の秋山財団の『秋山喜代賞』、第一回受賞者の竹内美紀さんが基調講演、自らの豊富な経験を語りました。

* 昨年度秋山喜代賞関連の記事ーー>

ーーーー 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

ーーーー 2023年度 贈呈式の動画 - 秋山記念生命科学振興財団 (akiyama-foundation.org)

 基調講演に引き続いてのシンポジウム、小磯修二先生の冒頭講演に続いて、二つの会場での分科会。私は『高齢がん患者の周術期における睡眠変化量の検証』、続いて『在宅緩和ケアにおけるがん患者家族のwell-being関連要因の研究』を聴講しました。

 小磯修二先生がおっしゃる「地域政策のテーマ」は『高齢化』と指摘して、従来の福祉政策の限界と社会との関わりを求めての姿勢がポイントとお話されていました。

 終了後は、竹内美紀さん応援の関係者と玄関前で記念撮影、横浜時代の看護学校の恩師もお越しになりました。

 また、今回の学術集会の高岡哲子会長(北海道文教大学)とも記念撮影です。

 終了後は、恵庭市内での関係者の懇親会、介護を巡っての現場の貴重なお話の数々、竹内さんの活動の素晴らしさ等を引き続いて語り、楽しいひと時でした。これからの看護職の発展性に期待すると同時に、竹内さんのご活躍も楽しみですね。

ルスツでのひと時 2024夏

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 今年9月、秋山財団贈呈式で特別講演を予定している奈良・薬師寺の大谷徹奘執事長からお誘いがあって、先日はルスツにある「ヒノキ新薬株式会社(会社概要 | ヒノキ新薬株式会社 (hinoki.co.jp)」の「ルスツ山寮」に行きました。今年3月に文化庁の『登録有形文化財』に指定された建物で、その祝賀と大谷執事長の還暦お祝いを兼ねて、茶の湯とご講演でした。

* ヒノキ新薬株式会社ルスツ山寮 文化遺産オンライン (nii.ac.jp)

* 有形文化財にヒノキ新薬ルスツ山寮 故白井氏設計洗練のデザイン 高い評価、喜ぶ地元:北海道新聞デジタル (hokkaido-np.co.jp)

 広大な敷地に9ホールのゴルフコースもあるとか、大変ご立派な施設です。館内は二階建て、一階ホールは吹き抜けで、講演はこちらで、茶の湯は隣のお茶室でした。

 お茶室の掛け軸、花卉、お花にはそれぞれの拠って来る物語とお心遣いがあり、解説をお聞きするのも楽しかったです。

 遠州茶道宗家十三世家元の小堀宗実さんのお話と薬師寺執事長の大谷哲奨さんのご講演。

* 13世 小堀宗実 – 遠州流茶道 (enshuryu.com)

* 奈良薬師寺 公式サイト|Yakushiji Temple Official Web Site

* これまでの薬師寺の記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

 人の道、伝統文化の継承等、そもそものお話は心洗われる時間となりました。

 もう何十年振りでしょうか、札幌市内から中山峠を越えてルスツに向かう行程、峠の茶屋も随分立派になって、時の流れを感じました。

「女子サッカー」の種まき!

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 現在はパリ・オリンピック(オリンピック日程 & 結果 | パリ 2024 オリンピック (olympics.com))が始まって、連日一喜一憂の日々ですが、先日のNHK総合『新プロジェクトX:なでしこの花咲く日まで~サッカー女子 不屈のバトンリレー~』は、今日の女子サッカーの草分けからの歴史にスポットライトを当てた感動の番組でした。

* なでしこの花咲く日まで〜サッカー女子 不屈のバトンリレー〜 - 新プロジェクトX〜挑戦者たち〜 - NHK

 練習場さえなかった立ち上げの時期、真っ暗な中でも練習を続けた女性たち、それ以上に「オンナがサッカー?」という社会の差別的雰囲気の中でプレーをし続け、若い世代を指導し続けた人々がいた、その強い意志に感銘を受けました。

 オリンピックというと「金メダル何個」と絶叫するマス・メディアの横並び報道は、今回も相変わらずで心地よくありませんね。アスリート達の日々の精進の結果だけを刹那的に消費して喜び、悲しむ我々、今こそここまで至ったそれぞれの競技関係者の血の滲むような戦いの日々に心を寄せたいと思います。

 『女子サッカーを文化に』、実に名言ですね。今では当たり前ですが、ここまで道筋をつけた方々に心から拍手をおくりたいものです。更に歴史の古い競技としては、体操、柔道とかも、その伝統を永く受け継いできた歴代の関係者に頭が下がります。

 そんな思いを抱きながら、これからの日本選手の活躍を期待したい毎日です。

今年もスタート、新渡戸連続講座 2024

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 「新渡戸連続講座2024」が今年もスタートしました。今年の初回は『公益財団法人 ふきのとう文庫』代表理事で北海学園大学名誉教授の高倉嗣昌先生、「私と遠友夜学校 ~高倉新一郎の背中を見ながら~」と題してのお話でした。

* 『ふきのとう文庫』ーー> (公財)ふきのとう文庫/ふきのとう・こどもクラブ | (fukinotou-bunko.com)

* これまでの関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

 「布絵本(ふきのとう文庫 [ 写真館 ] (fukinotou.org))」! !

 講演の詳細はこちらにも。

* 高倉先生が「私と遠友夜学校」講演 新渡戸連続講座 | 一般社団法人 札幌農学同窓会 (alumni-sapporo.or.jp)

 検索ジャンルでは「図書館」のようですが、その歴史的背景は新渡戸稲造、札幌遠友夜学校の源流に繋がる素晴らしい活動を続けています。

浅野健一さん、ミニ講演

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 浅野健一さんは、元同志社大学教授で現在はジャーナリストとしてご活躍です。日本のメディアに対しての辛口メッセージを発信し続けていますが、先日は「メディア・アンビシャス」も共催でミニ講演を開催して、日本におけるマスメディアの監視機能の欠如について熱く語りました。

* 関連記事ーー> 同志社大学の名物教授が「突然の退職」を通告されるまで(田中 圭太郎) | 現代ビジネス | 講談社(1/4) (gendai.media)

* 「メディア・アンビシャス」関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%B7%E3%83

 現在の日本の政治状況で、マスメディアの横並び、記者クラブの弊害、実名報道の問題点等、日頃私自身が感じているメディアへの疑問に次々と回答を得たようなお話、ストンと腑に落ちる内容でした。

秋山財団 交流会 2024

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 今年は完全リアルで『秋山財団ネットワーク形成事業交流会』を開催しました。この10年間で採択した方々を含めた報告と交流は密度濃くて、それぞれの参加者の方が自らのフィールドに持ち帰って活用できるヒントを得たと信じています。

* 昨年の様子ーー> 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 秋山財団 交流セミナー 2023 (akiyama-foundation.org)

 以前に応援したプロジェクト代表・日置真世さんの基調報告です。秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

 その後の意見交換会では席替えもあり、参加された多くの方々と交流ができたのではないかと自画自賛しています。一応の終了後も個別の話し合いが続いていて、なかなか皆さん退出されませんでした。

つかの間の海外出張 2024

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 2年ぶりに今回前後の窮屈な国内日程を割いて羽田空港から海外へ、わずか三泊の出張、行きも帰りも南回りルートでヨーロッパ、2年前と比べて様変わりの混雑する羽田空港第三ターミナルでした。

* 2年前の出張ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

 フォトアルバムでご紹介します!

有名な戦争に関わる条約の調印式会場

有名な戦争に関わる条約の調印式会場

 海外の空港はとにかく広く長い、歩いて歩いて!

ドイツ・ミュンヘン空港

ドイツ・ミュンヘン空港

 国際金融の動向はじめ、サステナビリティ、長期的視座等、そもそもの意見交換ができて短時間でしたが大変有意義な場となりました。一番の収穫はヨーロッパの視座のアメリカとの距離感でしょうか。秋山財団の基礎となる基本財産の運用に今後も一層工夫をしながら地域の研究者、市民活動の方々に貢献できるように頑張ります!!

イトウワカナさん、再び札幌へ!

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 札幌で「intro(intro-sapporo.com」を主宰していたイトウワカナさんが、久しぶりに札幌で制作・上演する『ハワイの地平線、テキサスの水平線 | 北海道演劇財団 (h-paf.ne.jp)』、先日は札幌座クラブのリアル例会で、(公財)北海道演劇財団理事の清水友陽(ともあき)芸術監督とトークで抱負を語りました。

* イトウワカナ(イトウワカナさんにインタビュー (intvw.jp)

ハワイの地平線、テキサスの水平線

 2018年にシアターZOOでの「こっちにくるとあの景色がみえるわ」という公演後、6年を経ての今回の公演再開。代表のイトウワカナさんはは大阪に移住し、関西圏の優れた脚本賞・OMS戯曲賞の最終選考までいったり活躍をしていました。今回、2年間温めた新作、活動を停止したシアターZOOからの再起動です、楽しみですね。

 対談の後には参加者との質疑応答で更に思いを伺うことができました。

懐かしの茶店@さっぽろ

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 札幌は人口当たりの喫茶店数が静岡市に続いて多いとか、昔はよく人と話をするといえば「サテン!」だったような。

 この1976年創業の「【Cafe倫敦館】ミニ大通のレトロモダンな老舗喫茶店 | さっぽろグルメデータベース (sapporo-gourmet-db.com))」とか道庁北側の1964年創業「【公式】純喫茶オリンピア(CAFE OLYMPIA) | 1964年創業のレトロな空間と美味しいコーヒーを楽しむ喫茶店 (olympia-coffee.jp)」とか、私の世代には実に落ち着く場所です。

 地下に降りて「オリンピア」室内は昭和の雰囲気いっぱい。

 一方、「倫敦館」はよりモダンな雰囲気でしょうか。

 昨今のSNS時代、やはり人とリアルに会っての面談はその空気感というか、文字・映像情報以外の感情移入とでもいうのか、代えがたい語りの場としての価値を保持し続けているような気がします、貴重な札幌の宝ですね。

中村桂子さん今年も!

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 今年もまた中村桂子さんのご講演をお聞きしました、これまでから一歩踏み込んだ『いのち』についての深いお話、心に染み入りました。美唄市小学校農業科の取り組みは更に前に進んでいます。

* 美唄市小学校農業科読本について - 美唄市ホームページ (city.bibai.hokkaido.jp)

* これまでの中村桂子さん関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

美唄市小学校農業科読本

 昨年に続いての「理科」の目標についてのお話、昔、東京の公立中学校で理科教諭として子供たちに接していた私としては、今年は特に心に響くものがありました、「日本人的な」の部分に。

 私から宇宙への思考の深化、深いお話でした。

遠友夏学校 & フォーラム 2024

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 札幌農学同窓会主催の「遠友夏学校」第2回が開催されました、今年はこれまで6月に回を重ねてきた「遠友夜学校フォーラム」も第12回としてこれに合流しての企画となりました。

遠友夜学校フォーラム 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 『遠友夏学校』始まる! (akiyama-foundation.org)

 冒頭に主催者として同窓会の松井博和理事長がご挨拶、そこで「(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」初代理事長として私をご紹介して頂き、席で起立して皆様にご挨拶、拍手で迎えられました。昨年からは三代目の小篠理事長が就任されて記念館建設に更に邁進しています。

 続いて、昨年同様にこの「夏学校」の校長をされている杉江校友会エルム会長のご挨拶。

 その後に講演二題と続きました。 先ずは笠康三郎さんの「美しい公園建設にまつわる秘話、ルイス・ベーマーの深掘りを通じての公園建設の実績紹介。

 続いてのご講演は堀田国元さんの『武士道外論』です。堀田国元氏の『新渡戸稲造の世界』(新渡戸基金)に執筆された論文を紹介しながら、石塚喜明先生、佐々木二先生ほかの遠友夜学校教師から学んだこと、ほか新渡戸と交流のあった方々のお話、東京での「新渡戸講読会」のご紹介等、幅広いお話で興味深かったです。プレゼンの中で、私のこのブログ『秋山孝二の部屋』2017年7月からカナダ・ビクトリアの写真を引用してクレジットまで付けてご説明をして頂き光栄でした。

* 2017年 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 新渡戸の足跡 @ カナダ(5) (akiyama-foundation.org)

 最後に、小篠理事長が新渡戸稲造祈念公園に建設を目指している『(一社)新渡戸遠友リビングラボ』の将来構想と記念館建設に向けた募金のご案内をされました。北海道大学関連団体の中でこれまでの活動の報告と寄付依頼を行ったことは、今後の展開に大きな弾みとなることと期待したいですね。

* (一社)新渡戸遠友リビングラボ(旧 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会) - 武士道から場づくりへ (nitobe-enyu.org)

きたネット 最後の通常総会で

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 環境系NPOの「北海道市民環境ネットワーク(きたネット)」については何回もアップしていますが、先日は今年11月の解散に向けた最後の「通常総会」をリアル・リモートのハイブリッドで開催し、私はその議長を務めました、『最後の議長』です。

道内各地の環境活動支え22年 きたネット理念は消えず 「扇の要」23年解散へ:北海道新聞デジタル (hokkaido-np.co.jp)

* 「きたネット」関連の記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

リアル&リモートで

リアル&リモートで

 用意した議案はすべて承認され、報告事項も終わり滞りなく総会は終了しました。ここまで「きたネット」の価値ある活動を支えてきたのは言うまでもなく事務局の宮本尚さんと黒子奈美江さんです。記念すべき議長の紙にお二人のサインをもらいました。この6月から解散予定の11月までは無給となりますが、最後の最後まで献身的に仕事をし続けて頂き、心から感謝致します。

二人の功労者のサイン!

二人の功労者のサイン!

驚くご縁!!!

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 先月、東京で私の高校の「東京六華同窓会総会・懇親会」、久しぶりにコロナ明けでフル開催でしたが、その様子は先日ここにもアップしました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 東京六華同窓会 2024 (akiyama-foundation.org)

 その総会で札幌からお越しの我孫子達也副校長がご挨拶をされました。今年4月に着任の我孫子達也副校長、札南高が甲子園出場した時の北海道大会決勝戦で二塁塁審をされていたとお話をされ一同その深いご縁に大いに盛り上がりました。先日、私が理事長を務める学校林財団の会議で校舎に行きましたら、宮澤一校長が正面玄関の写真に道大会優勝の瞬間に選手と一緒に写っていると教えて頂きました、これまた何とも言えない縁を越えた「因縁?!」でしょうか!

一番左の審判員姿!!

 数十年を経てこの試合の審判だった高校に副校長として着任されたお話、何とも皆さんにお伝えしなくてはと思わずアップしてしまいました!!!

初夏 札幌 2024

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 先月下旬は私が役員を引き受けている団体の総会、講演会等が大通り・道庁界隈で連続して開催されたので、南1条西5丁目の愛生館ビル(https://aiseikan.net/)に車を置いて、久しぶりに会場まで連日歩いて散策しながら向かいました。

朝の大通公園

朝の大通公園

 北海道庁の旧庁舎は、この数年リニューアル改修工事で前の通りは通行止め、南門からは横の中庭・池の横を通るプロムナードを通ることになっています。都会の中の札幌の原風景的雰囲気もまた新鮮です。

道庁中庭のプロムナード

道庁中庭のプロムナード

 更に札幌グランドホテルの1階通路のギャラリーには、相変わらず『秋山家祝宴』メニューの展示もそのままで。これは私の家族が「野田」から「秋山」に養子縁組披露した時のメニューで1956(昭和31)年でした。札幌グランドホテルの創業80周年企画「想い出の料理プラン(http://www.grand1934.com/rest/fair/anniversary_dish.html)」で、亡くなった叔母・和久奈ちよも丁度札幌に来る機会があり、親族5名で懐かしのメニューを存分に楽しみました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 大満足、「想い出のメニュー」 (akiyama-foundation.org)

一階通路にあるギャラリー

一階通路にあるギャラリー

 この界隈は私にとってはいつも思い出す札幌の原風景の一つ、街は変わりゆくとも思い出はいつもでも心に残っている札幌の初夏です。

経済同友会旭川支部と

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 北海道経済同友会 (hokkaido-doyukai.jp))は毎年、全道の支部との意見交換会を現地で開催しています。今年度はまずは旭川支部訪問でした。

<旭川・道北訪問の履歴>

* 2017年フィールドツアーーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=30051

* 2018年訪問時ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34454

 今回は先ずは旭川家具のリーダー『カンディハウス(About us | CondeHouse (condehouseglobal.com))』訪問です。藤田哲也代表取締役会長、染谷哲義代表取締役社長に直々にご案内して頂きました。

木と皮のコラボ商品

木と皮のコラボ商品

 昨今のオフィス環境もリビング調オフィスでコミュニケーション第一、キッチンも必須とか。

 ミーテイングルームでは北海道産木材各種のこんなオシャレなモニュメントも。

  続いては『ADC - ASAHIKAWA DESIGN CENTER |旭川デザインセンター』に移動して、国際展示会『ASAHIKAWA DESIGN WEEK(あさひかわデザインウィーク) (adwhokkaido.com)』直前の会場見学も。『旭川家具』のブランドは今や世界に発信している様子を理解しました。

 見学・意見交換の後は参加者で懇親会、終了後、夜の旭川を久しぶりに歩いてJR旭川駅まで散策でした。久しぶりに駅周辺を歩きましたが、何だか様変わり、北海道の街もどんどん変わっているのですよね。