ご出席御礼 & お見舞い

Posted by 秋山孝二
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 何よりもこのブログで書かなければならなかったことがすっかり遅くなってしまいました。秋山財団HPにも記載していますが、9月5日の「2018年度 贈呈式 受領者からのメッセージ・特別講演会」、「秋山財団贈呈式」にご出席して頂いた方々への御礼と、折悪しくやってきた台風21号、翌日早朝の大地震の被害にあわれた方へのお見舞いを申し上げます。

* http://www.akiyama-foundation.org/news/3213.html

 秋山財団事務所にも関係の皆さまから多くのメールが届いていますので、少しご紹介します。

* 9月5日は、21号台風の大風で、停電になり、道路には、倒木がありましたので、欠席を電話連絡いたしました。道路は、垂れ下がっている電線に気を付ければ、通れるようになりましたが、車を入れている車庫のシャッターが停電のため動かず、手動への切り替えも出来ず、授賞式に出席することが出来ませんでした。停電が復旧しないうちに大地震、停電は3日間となりました。車を使えず、不自由をしましたが、断水にならなかったので、良かったです。全道停電の影響は甚大ですが、今後の観光産業にも大きな影響が出ます。何とかならなかったものかと、北電の危機対策に疑問を感じています。

* 旧理事の先生方も元気にご出席でしたので、話に花が咲きました。あの場でOB会が出来るので来年も出席できると良いですね、など話しておりました。地震では札幌のマンションなので問題ありませんでした。私の田舎の農園は、震源近くでしたので、家の中がぐちゃぐちゃになっていました。少し整理しましたが、家の前の電線が切断されており、復旧にまだ時間がかかるようです。14日過ぎにまた整理にゆきます。

* 大学が札幌市の指定避難場所になっているため、いろいろなことがありました。今回の経験が今後につながればと思っています。

* 贈呈式が台風と地震の間で無事開催されましたこと、振り返ってみると奇跡的なタイミングだったのですね。設営準備等お疲れ様でした。特別講演会も含め刺激的時間でございました。ありがとうございました。職場は停電の影響はあったものの、全職員とその家族にはケガ等無く不幸中の幸いでした。本日より全ての店舗で通常営業となっております。これからもインフラの確保とお客様のご支援に尽力していく所存です。

* 贈呈式を無事に終えられて安心しました。誠にご苦労様でした。秋山理事長とも久しぶりにお元気な様子に接し、当財団の活発な活動ぶりを目の前にして、大変嬉しゅう御座いました。また、青尾謙様をご紹介頂き、有難う御座います。「地域」に根ざした財団のあり方について、処々意見交換させて頂く機会を得まして大変参考になりました。また、大原謙一郎氏をよくご存知のようで、当会役員の立場からも、今後、大原財団と秋山財団と交流を深める橋渡しの存在になればいいと思いました。故宮原氏は、得がたい人材を発見したのですね。また、秋山理事長から雨宮孝子様をご紹介を頂き、地域財団にとって賛助会員の意義について、明快なご所見を聞く事が出来ました。長年、私自身が抱いて来た考え方と共通するところも多く、他者から改めて確認を得た感があり、周囲にこうした優れた顔ぶれとの交流雅が在ることは実に頼もしい限りです。懇親会では久しぶりに秋野教授や金川教授とお話し、金川教授の孫弟子にでも当る、稲葉陸先生とも親しくお話しが出来ましたこと、大変有意義なひとときでした。心から感謝、お礼を申し上げます。本当にご苦労様でした。私事で恐縮ですが、地震の件は、自宅は震源地に近くで経験したこともない大揺れでした。しかも深夜のことゆえ、恥ずかしながら、しばらくは言葉も出ず、気が動転したままでした。しかし、お陰様で家族は皆怪我もなく、翌日の夜には停電も回復、普段の生活に戻りました。如何に優れた政治力や経済力を有し、素晴らしい技術が発達したとしても、自然の猛威の前では、人間の営みは無力でありますこと、思い知らされました。故に、今回の地震は、自然に対して謙虚で節度を守ることが大切・・と私達に警鐘を鳴らしていると受け止めております。

* 贈呈式の午前中に台風による作品の倒木の連絡があり、贈呈式後に現地に行き確認し、倒れてはいるけど何とか見せる形に使用と前向きに検討してきましたが、翌日の地震によるライフライン(電気、水)の休止と、リースで借りる予定だった発電機、仮設トイレなどが災害復旧に優先的に使用するとのことで借りる事が出来ずに開催中止を断念せざるを得ない状況になってしまいました。せっかくお越し下さる予定だったのに申し訳ありません。地震による怪我や事故などはなかったので幸いでした。こちらでの展示は断念致しましたが、今年初のサテライト企画展については出来る限り実現しようと言うことで開催致します。商店街での展開ということで新たな交流が増えることを望んでいます。

* 札幌市にいたことで、北海道庁ならびに日赤北海道支部と速やかに連携を取ることができ、これまでの災害で最速のタイミングで段ボールベッドを提供することができました。現在は厚真町に設置されている現地災害医療対策本部で日本赤十字社の所属として避難所環境の改善にあたっております。いよいよ来てしまったというのが正直な感想です。しかし、7年間準備させていただいたことが間違いなく活きていることも事実です。

 地震後、或いは今週明けから、首都圏から授賞式にご参加された方々の災害時の様子が分かって参りましたので、今後の教訓として書き留めておきたいと思います、皆さまのサバイバルのご努力に心から感謝申し上げるとともに、無事のご帰還に安堵しています。

<宿泊場所では>

* ホテルはすぐに停電。宿泊システムも全てダウンし、震災当日朝はフロント業務も混乱模様でしたが、三食の配色もしっかり用意され、観光客も落ち着いて滞在していました。

* 23階の客室に宿泊していました、非常階段の電気も消えて真っ暗状態。ホテルからの連絡では、階下に降りることは危険なので部屋での待機アナウンスがありました。

* 夜が明けてから観光客他、行き場のない外国人たちの多くがSNS情報で宿にやってきて、不安な様子。旅館は熱供給センターからのエネルギーでお湯を沸かし、大浴場を開放していました。外国語対応、ボランティアの活躍も。

<帰りの足の確保では>

* JR,バス、地下鉄が全て運休の中、日が昇って新千歳空港にタクシーで向かいましたが、途中道路が閉鎖でやむなく引き返しました。タクシー運転手は、帰りの燃料の心配もあり、難しい選択でした。

* 新千歳空港が閉鎖になり、予約していた飛行機の便は欠航。ホテルは予約キャンセルも多く、延泊リクエストをし、ようやく翌日夜の便を予約して何とか帰りました。

* タクシーで旭川空港に向かい、そこから東京に戻りました。(札幌丘珠空港、旭川空港、帯広空港は自家発電で通常運行でした)

* 苫小牧港から八戸行きのフェリー、すぐに予約を入れて4人部屋個室をギリギリで確保し、3人でタクシーで札幌から苫小牧港に向かい、初めてのフェリーの旅となりました。外の景色が展望できる浴場も滅多にない体験でした。

* 宿泊ホテルで東京からの友人に会い、その札幌支店の方のご自宅に一日泊めて頂き、翌日夜の飛行機で新千歳空港から東京に戻りました。

 多くの方のそれぞれの札幌滞在、この度は本当にお疲れさまでした。遠いところ足を運んで秋山財団授賞式にお越し頂き、心から感謝申し上げます、今後ともよろしくお願い致します。

矢部玲子先生 公開講座3回目

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 今年で3回目となる、北海道文教大学の矢部玲子先生の公開講座、「明治の青春 『学友会雑誌』に見る学校行事(ようこそ皇太子殿下)と題して、今年は「大正天皇」に焦点を当てての大変興味深いお話でした。

* http://www.do-bunkyodai.ac.jp/college/ExtensionLecture/2017/1265/

 矢部玲子先生のFacebookより~~~~~~~~~~~~~

     今年も北海道文教大学公開講座の季節がやって参ります.
    「現代と人間」シリーズで以下を担当いたします.
    8月31日(金) 9:00~10:30
    明治の青春―『学友会雑誌』に見る学校行事(ようこそ皇太子殿下)―

     私は、6年前にこの貴重な資料の存在を知り、調査研究の傍ら、保存の必要性を訴えてきました。一昨年、同校の「六華同窓会」の開校120周年記念事業の一貫として助成を賜り、これらのうち、昭和20年までをデジタル化しました。将来は、同会ウェブサイト上での公開を計画しています。
     本講座では、デジタル化された資料の中から、明治時代の皇太子殿下(大正天皇)行啓と生徒たちの取り組みをご紹介します。

     『学友会雑誌』は、旧制札幌第一中学校(現北海道札幌南高等学校)時代の、主に生徒の執筆による文芸誌です。現在、北海道札幌南高等学校の同窓会資料館に、明治30年以降のものがほぼ全巻保存されています。当時の生活様式や思想、そして学校生活などを知る上で、大変貴重な資料です。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「学友会誌」から読み解くシリーズ3回目

「学友会誌」から読み解くシリーズ3回目

矢部玲子先生

矢部玲子先生

 実際は函館に軍艦で到着し、小樽、札幌、江別、旭川、道東、えりも線、室蘭等を訪問する、正式には「行啓」というよりも「巡啓」のようです。

函館から小樽、札幌、江別、旭川、苫小牧、室蘭、門別・・

函館から小樽、札幌、江別、旭川、苫小牧、室蘭、門別・・

 札幌一中での滞在は52分間だったようです。

札幌一中での滞在は53分間

札幌一中での滞在は52分間

 お帰りになった(還啓)後、当時の山田幸太郎先生の訓辞がありました。

還啓後も山田幸太郎校長の訓辞ほか

還啓後も山田幸太郎校長の訓辞ほか

 翌日は提灯行列も。

翌日も提灯行列

翌日も提灯行列

???

???

 この行啓を記念して、「札南高学校林(http://www.rikka-forest.jp/」が誕生しています。

札南高学校林もここがスタート

札南高学校林もここがスタート

 新渡戸稲造先生もここにいらっしゃって、リーダーたるべく勉学に励むよう訓示している記録もあり、2年後の開校125周年に向けて、このデジタル化した『学友会雑誌』を「六華同窓会HP(https://rikka.net/」にアップして、多くの皆さまと共有し、講座開設も企画できればと思っています、乞う、ご期待!

大地震 @ 北海道 2018

Posted by 秋山孝二
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 北海道南西部地方・厚真を震源として、6日午前3時8分頃に発生した「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震」。最大震度7の揺れを観測し、大きな被害を北海道全域に与えました。札幌でも、私自身、これまでに経験したことがない程の深夜の揺れ、2年前の4月、別府で体験した熊本地震に次ぐ大地震でした。

* 別府での地震体験――>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=26258

 今回の地震の一番の特徴は、道内ほぼ全域の約295万戸が停電した点です。大手電力会社でのほぼ全域での停電は国内初であり、復旧にもかなり時間が掛かっています。停電の大きな原因は、道内最大の火力発電所、苫東厚真発電所が停止したこと。泊原子力発電所が運転停止中のなか、苫東厚真発電所は地震発生当時、道内の使用電力の約半分を供給しており、同発電所はボイラー設備などに損傷が見つかっているようです。当初の発表によると、道全域の電力復旧には最長で1週間くらいかかるとか。世耕経済産業大臣は、今日午前6時の記者会見で、「北海道内の停電は4割以上が解消したことになります」と言うけれど、7時間経っても未だに停電中の札幌市中央区宮の森2条地区、「4割以上」に説得力はありません、ガンの生存率と同じような表現で、少なくとも住民、患者側の立場ではないですね。そして、7日午後7時30分にやっと電気が復旧しました。

 地震当日、陽が昇って札幌市中央区宮の森地区は停電中、宮の森3条11丁目北1条宮の沢線と北24条線との交差点では信号機が消えて、警察官が出ていました。

早朝から警察官が

早朝から警察官が

 その夜は停電の中、ロウソクの火と災害用ラジオ&ランタン・懐中電灯で食事です。

ランタンの灯とロウソク

ランタンの灯と災害用ラジオ

 翌日、秋山財団贈呈式で特別講演をされた桜田一洋先生がお泊りの札幌グランドホテルも館内は真っ暗。ロビーでは、最新のニュースボードで情報提供です。贈呈式翌日の予定されていた若手研究者との対話型セミナーは、急きょ中止となりました。

新千歳空港とフライト情報

新千歳空港とフライト情報

東館に抜ける通路も暗く

東館に抜ける通路も暗く

 翌日の新聞を見て地震の規模の大きさと被害の甚大さにあらためて驚きました。

新聞朝刊

新聞朝刊

震災前(下)と震災後(上) Facebookより

震災前(下)と震災後(上) Facebookより

 そして、夜のNHKニュースには、秋山財団のネットワーク形成助成事業でも応援した根本先生も登場されていました。

9月12日に追補:https://mainichi.jp/articles/20180911/k00/00e/040/189000c

根本先生

根本昌宏先生

 根本昌宏先生のプロジェクト

プロジェクト名 積雪・極寒冷地域のいのちを護る防災・減災への取り組み―いきるための力を創出する
概要 道内の積雪・極寒冷地域災害に対処できる能力を人的ネットワークを生かした実践演習を通じて集積し、「いきる力・いきぬく力」を培い、多種多様な災害に備える。
代表者 根本  昌宏
助成期間 平成23年度~25年度
プロジェクト名 厳冬期の災害に向き合い、「地力(ちぢから)」の向上でいのちを護る
概要 冬の万が一への対策は、すべての地域が万全ではない。北海道実証プロジェクトが自助・共助・公助を包含した「地力」を高め、寒冷地域のいきる力を増幅する。
代表者 根本 昌宏(ネモト マサヒロ)
所属役職 日本赤十字北海道看護大学 教授
助成期間 2015年度~2017年度

六華交流会 夏

Posted by 秋山孝二
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 六華同窓会(https://rikka.net/)の夏のイベント、「六華交流会 夏」が開催されました(https://rikka.net/info/2018/08/post-3.html)。今年は3回目、新しい企画で「大人の六華ゼミ」、初回は幹事当番期の実行委員会委員長の南43期・中野貴英さんに「中小企業診断士ってこんなことやってます」と題してお話をいただきました。子供時代のお父様のご苦労を肌で感じて、銀行勤務経験を活かし、今、経営アドバイザーとしてご活躍中です。

中小企業の相談、起業のメンターとして活躍中!

中小企業の相談、起業のメンターとして活躍中!

 交流会の冒頭は、同窓会小砂憲一会長のご挨拶。

六華同窓会・小砂憲一会長

六華同窓会・小砂憲一会長

 続いて、今年の六華同窓会幹事当番期・南43期の皆さん。

今年の「六華同窓会」幹事当番期の皆さん

今年の「六華同窓会」幹事当番期の皆さん

 さらには、来年の東京六華同窓会(https://www.tokyorikka.jp/)の幹事当番期の皆さんの来年6月総会・懇親会のご案内。

来年の「東京六華同窓会」幹事当番期の皆さん

来年の「東京六華同窓会」幹事当番期の皆さん

 交流会が終わってからは、2020年の学校設立125周年記念事業の打ち合わせを関係者で。

みんな優秀な後輩たち!

みんな優秀な後輩たち!

 40歳代の現役バリバリのお話ほか、各世代の現実に向き合う人生をしばし聞いて、多彩な人材の同窓とあらためて再確認したひと時でした。

バックヤードツアー @ 札幌

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 来月オープンする「札幌市民交流プラザ(https://www.sapporo-community-plaza.jp/」にある二つの舞台、「札幌文化芸術劇場(hiitaru)」と「クリエイティブスタジオ」のバックヤードツアー、演劇関係者の皆さんとご一緒に隅から隅まで歩きました。

 クリエイティブスタジオのこけら落とし公演は、斎藤歩・納谷真大も出演する「ゴドーを待ちながら(https://www.sapporo-community-plaza.jp/creativestudio_godot…」です、楽しみですね。

 この日のバックヤードツアーは、まずは「クリエイティブスタジオ(https://www.sapporo-community-plaza.jp/facility_creativestudio.html」から。

クリエイティブセンター

クリエイティブスタジオ

 そこから上の階の「札幌文化芸術劇場(hiitaru)(https://www.sapporo-community-plaza.jp/theater.html」へ。大道具搬入エリアからステージ裏へ。

メインステージ舞台裏

メインステージ舞台裏

ステージ奥のスクリーンと裏舞台

ステージ奥のスクリーンと裏舞台

 下手からステージ、そこから見る観客席とオーケストラボックス。

メイン観客席

メイン観客席

4階席から舞台を望む

4階席から舞台・1階客席を望む

 ロビーは吹き抜けで北海道の広大な雰囲気も。

ロビーから

ロビーから

 外は、藻岩山、創成川、大通り公園、テレビ塔と、札幌のシンボリックな景色が広がります。

外の景色も最高

外の景色も最高

 公共スペース・エントランスロビーからのエレベーターは、9階まで観客席用。

エレベーター内

エレベーター内

 バックヤードの資材、大道具等を運ぶ10トンエレベーターも豪快です。建物が上下する感じ。

10トンエレベーター

10トンエレベーター

 地下のトラックヤードは11トントラックが2台同時に着ける場となっています。

地下のトラックヤード、同時に2台

地下のトラックヤード、同時に2台

 10月の札幌市民芸術劇場(https://www.sapporo-community-plaza.jp/theater.html)のこけら落とし公演は、「ヴェルディ作曲 オペラ アイーダhttps://www.sapporo-community-plaza.jp/event_181007.html」です。私も(公財)北海道演劇財団の理事長として、前日の開館祝賀会とともにご招待を受けています、こちらも楽しみですね。

 札幌に、また一つ、文化の拠点が生まれようとしています!

松浦武四郎展 @ 北海道博物館

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 北海道博物館で開催されていた「北海道博物館第4回特別展『松浦武四郎―見る、集める、伝える―』(http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/post/past-exhibition/detail8750/」、あらためて彼のマルチタレントの凄さを感じました。北海道・樺太を6回も踏査し、各地で地元アイヌの協力を得ながら進めた調査・研究の姿に、今、北海道に住む人間として大変尊敬します。 昨年1月に、松坂市を訪問したことを思い出しました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28666

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28678

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28668

北海道博物館

北海道博物館

展示会入口

展示会入口

 マルチタレントで同じように情報に精通していたといえば、南方熊楠(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32573)ですね、今年3月の特別展も大変興味深いものでした。 一通り観終わって玄関に向かうと、残り二日間となったからでしょうか、北海道博物館の石森館長がお客様にご挨拶のためにお立ちになっていたので、昨年の「北を語る会」でのご講演(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=30902)の御礼を私から申し上げました。

学校林散策会 夏 2018

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 「札南高学校林(http://www.rikka-forest.jp/」で「夏の散策会」を開催しました。当日は子供さんを含めて初参加も多く、40名を越える方々が参加され、新しく造った作業道の検証・散策、担当した陣内さん、足立さんの解説を交えながらの有意義なひと時でした。雨が続いた日々でしたが、ことのほか道はしっかり固まっていて、メインテナンス担当のバイクチームの皆さんのお陰かと、感謝です。

歩く前のミーテイング

歩く前のミーテイング

地形に優しい新しく作った作業道

地形に優しい新しく作った作業道

バイクチームのメインテナンスも見事

バイクチームのメインテナンスも見事

 「メモリアルコーナー」として、モニュメント風の伐採木もさりげなく置かれて、作業に携わった足立さんの思いも聞けました、何とおしゃれな風景か!

時にはコーナーにモニュメントとして!

時にはコーナーにモニュメントとして!

 戦後まもなく、今から数十年前に造った作業道も、今回は一部復活し、今後もさらに整備されていくことでしょう。植林・作業道構築の跡を現在の私たちが目の当たりにする度に、100年を越える先人たちのご努力を感じ取ることができます、「同窓生及び歴史の見える化」まさにそのものです。

旧作業道とのコントラスト

旧作業道とのコントラスト

木漏れ日も心地よく

木漏れ日も心地よく

 学校林は、植林・間伐・作業道構築だけではありません。この10年、故・箱﨑陽一先生の指導により、環境林・教育林としてのフィールドとしても機能していて、その一つがこのエリアです。今はきれいな場ですが、昨年まではササがうっそうと生えていた川辺でした。エゾエノキ・キノコチームの女子力が、何回も通ってここまで整備してきました、地道な努力の結晶です。キノコ栽培は採取が目的ではなく、多様な生態系調査の入口で、これからの継続的調査・観測により、この学校林空間の生物多様性の実態と進化の状況が明らかになってくるでしょう。

* 【参考】箱﨑論文ーー> http://www.shimonaka.or.jp/pdf/hyosho_01.pdf

環境林・教育林としての空間も

環境林・教育林としての空間も

 この日、何人かの方は、夜もテントを張って一夜を過ごしたそうです、検証・散策は24時間ですね!!

大盛況! 札幌演劇シーズン夏 2018

Posted by 秋山孝二
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 「さっぽろ演劇シーズン夏 2018(http://s-e-season.com/」、これまでの最高の観客数、大盛況で終了しました。こちらの「ゲキカン!(http://s-e-season.com/gekikan/index.html」では、感想の多様性を楽しめます。

* これまでの「演劇シーズン」の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E6%BC%94%E5%8A%87%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3

 今年は5演目(http://s-e-season.com/sche/index.html)+α(韓国ソウルの「劇団青羽」、江別、札幌市清田区公演)。私はこの間、8回の観劇、全ての演目を観ました、「12人の怒れる男」は、客席、ダブルキャストを変えて3回も。後で聞いたらなんと6回観た方もいらっしゃるとか、上には上がいるものですね!!

BLOCHでは長蛇の列

BLOCHでは長蛇の列

かでる2・7ロビーでも

かでる2・7ロビーでも

 その中のイレブン・ナイン「12人の怒れる男」では、普段のかでる劇場が様変わりに。

舞台上の客席から

舞台上の客席から

いつもの客席から

いつもの客席から

 そして、昨日、全て終了し、実行委員、劇団、劇場関係者の反省会で様々なお話もあり、今後につなぐ前向きな話も多かったです。

「札幌演劇シーズン」実行委員会の樋泉実委員長のご挨拶

「札幌演劇シーズン」実行委員会の樋泉実委員長のご挨拶

 「札幌演劇シーズン」実行委員会の樋泉実委員長のご挨拶に続いては、参加者皆さんからの感想・提案でした。私はトップバッターとして今回の感想を。

* 多様な演目を選んだ選考委員の皆さまの見識に感謝

* 「アピカのお城(http://s-e-season.com/program/apika/index.html)」では若い観客の中でどうなるかと思いきや、大変楽しい舞台で素晴らしかった。若い世代の脚本・演出により、あらたな気づきも多く、感謝。

* 劇団・劇場により、足を運ぶ観客が違い、それが「札幌演劇シーズン」という装置により交流する相乗効果が一番の魅力なのではないか

* 今後も持続可能な無理のない仕組み創りを工夫したい

 続いて皆さんもコメント、特に風食異人街のこしばきこうさんのお言葉が印象深かったです。寺山作品、ギリシャ悲劇を深堀してきたユニークな取り組み、来年も大きな劇場でシーズンでの公演が決まっています、楽しみですね。

今年はギリシャ悲劇、来年は寺山修二作品!

今年はギリシャ悲劇、来年は寺山修二作品!

 役者の立場からは、「象じゃないのに・・・。」に出演した前田透さん、以前から座・れらでの公演でも注目していました、昨日、やっとじっくりお話ができて嬉しかったです。

劇団「ボイジャー」の主宰者でも

劇団「木製ボイジャー14号」の主宰者でも

 最後は、この「札幌演劇シーズン」のスタートからの功労者、(株)ノヴェロの三上敦さん。

ここまでのご尽力にも謙虚な姿勢!

ここまでのご尽力にも謙虚な姿勢!

 回を重ねるに従って学び、熟成してきているこの「札幌演劇シーズン」、これからも楽しみです。

 全て終わって夜の札幌を駅前から道庁方面に散歩すると、何か幻想的な風景が目の前に現れていました。

夜空にそびえ建つ北海道庁旧本庁舎

夜空にそびえ建つ北海道庁旧本庁舎

元気いっぱい9?歳 2018!

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 毎年同じ表現で恐縮です、「今年で最後、最後」と言いながら、今年も元気に踊っていました、私の母、華麗な95歳、今まで、とこかで年齢を一つ取り忘れていたようです。

* これまでのダンス関連――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B9

舞うように!!

優雅に舞う!!

 先だって行われた恒例の紅白対抗戦、審査員として秋山不動産(有)も総動員!?

真剣な眼差し①

真剣な眼差し①

真剣な眼差し②

真剣な眼差し②

 最初と最後は、恒例によるお二人の先生のデモンストレーション、今年も優雅に美しく。

兎澤先生&平先生

兎澤先生&平先生

 今年は、お客様として私と私の三男・久のチェロの恩師・上原与四郎先生もお越しになり、昔話ほか楽しいひと時でした。上原先生は、「コウジくん、チェロ奏者にならなくてよかったね」と、何とも意味深な一言もありました、経済的に暮らすのが大変だったよという意味のようでしたが・・・?!

* 上原与四郎先生――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E4%B8%8A%E5%8E%9F%E4%B8%8E%E5%9B%9B%E9%83%8E

私のチェロの恩師・上原与四郎先生もお越し頂きました!

私のチェロの恩師・上原与四郎先生もゴキゲン!

多くの方々に感謝

多くの方々に感謝

 ご出席の皆さま、兎澤先生、平先生、ありがとうございました!!!

帯広の夏 2018

Posted by 秋山孝二
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 私の三男夫婦が今仕事をしている帯広に行きました。これまで何回も帯広は訪問していますが、いつも会合ほか決まった場所の行き来だけで、ことのほか行けてない場所が多かったです。

* これまでの帯広関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%B8%AF%E5%BA%83

 以前から一度行きたかった「帯広ばんえい競馬場(http://banei-keiba.or.jp/」、体重1トンを超える馬が重りをのせた鉄ソリを引いて直線コースで力とスピードを競う、世界でたったひとつのばんえい競馬。北海道開拓時代の農耕馬が現代のレースへ受け継がれ、今では北海道遺産として人々に感動を与えています。

 昼食は競馬場内、地元産の食材盛りだくさんのレストランで。

ほぼオール地元産の食事セット+地ビール、地元ワイン!

ほぼオール地元産の食事セット+地ビール、地元ワイン!

 その後は、「バックヤードツアー(http://banei-keiba.or.jp/tour_backyard.php」。装鞍所(そうあんじょ)、きゅうしゃ地区、パドック、レース場等、盛りだくさんの見学でした。

装鞍所からパドックに向かう馬

装鞍所からパドックに向かう馬

装鞍所で次レース出場の馬

装鞍所で次レース出場の馬

きゅうしゃ地区で

きゅうしゃ地区で

きゅう舎で

きゅう舎で

パドック

パドック

お尻の筋肉の張りはいかが?

お尻の筋肉の盛り上がりはいかが?!

途中ちゃんと休憩を入れたり

途中ちゃんと休憩を入れたり

 ばんえい競馬場の後は、郊外の「柳月スイートピア・ガーデン(http://www.ryugetsu.co.jp/sweetpia/」へ。

三方六

柳月さんの工場・レストラン

ガーデン玄関前

 帯広に来るといつも感じます、「食」の自給が独特の落ち着きをもたらすのか、バタバタしていないゆったり感は魅力ですね。

公法協コラムに掲載

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 今月の(公財)公益法人協会(http://www.kohokyo.or.jp/)のWeb版広報に私の文章が掲載されました。

* http://www.kohokyo.or.jp/kohokyo-weblog/column/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 引用

◆◆――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆◆

◎市民活動との本格的出会い

公益財団法人 秋山記念生命科学振興財団

理事長 秋山孝二

◆◆――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆◆

私は32年前に、この財団の設立に携わり、以来、理事を経て10年後、1998年に

初代理事長の秋山喜代(伯母)の逝去後を引き継いで22年間、理事長を務めています。

企業経営者としての人生を送っていた私にとって、市民活動との本格的出会いは、10年前の

「G8北海道洞爺湖サミット」開催時に、「G8サミット市民フォーラム北海道」の共同代表の

一人として、「世界は、きっと、変えられる」をメインテーマに掲げた時でした。

*詳細は、http://kamuimintara.net/detail.php?rskey=143200809t01

当時、私自身は二つの意味合いで、フォーラム代表の使命を感じていました。

1) 世代としての使命:20世紀半ばに生まれた者として、これからの若い世代が夢を持ち

続けられる社会・自然環境への努力を惜しまないこと、

2) 北海道に育った者としての使命:行政・企業とは異なった、本来の「市民セクター」

として、北海道においてプラットホームの構築、そして世界との直接的なネットワーク

づくりの実践です。

市民活動と企業活動は相対立するのではなく、担い手こそ違うとは言え、その課題解決策は、

かなり共通していると信じていました。

永く企業セクターに身を置いた私は、少しでもこの「市民活動とのコラボ」に、メディアを

含めた地元民間企業が興味を持つべく、出来る限りの努力をするつもりでこの任を引き受け

ました。

活動の詳細は、上記のサイトをお読みいただきたいのですが、今も私が忘れることができない

のは、クロージング・セッション、参加した74団体の中から14団体/個人によって、

3日間を締め括る実に多様なレビュースピーチが行われました。

G8を問う連絡会(小倉利丸)、市民外交センター(上村英明)、先住民族サミット(木幡カムイサニヒ)、

ゆうばり再生市民会議(熊谷桂子)、Japan Volunteer Center (熊岡路矢)、日本自然保護協会(道家哲平)、

生物多様性フォーラム(山下洋)、SANSAD/インド(Anil Singh)、日生協保健部会(北嶋信雅)、

Africa Jubilee South(Noel)、毎日新聞(横田愛)、Youth G8 Project(林雄太)、ezorock(草野竹史)、

ACE(岩附由香)のみなさん。

そして総括挨拶として、NGOフォーラム代表の星野昌子さんが、

「気になるのは、行政などを動かすことに成功してきた分、逆に日本の公的セクターも

市民社会とつきあい方に慣れてきて、気を緩めると取り込まれてしまうのではないかと

いうこと。

いたずらに敵対する必要はないが、私たちは立場の違いを常に意識して、緊張感と距離感を

持ち続ける一方、なおかつ喧嘩別れにならずに粘り強い話し合いを今後も続けていきたい

と思います。

大組織主体ではなく、多様なNGOの声に耳を傾け続ける姿勢を大切にしたい」と、

含蓄のあるお言葉で締めくくられました。

あれから10年、国際社会の枠組みは、「京都議定書(1998年)」、「MDGs(2000年)」から、

2015年の「SDGs」、「パリ協定締結」へと一層進展してきています。

これらを共通語として、「民が担う公共」の立ち位置にこだわり、「Society 5.0」を

先取りする取組みを果敢に地域で果たして参りたいと思う昨今です。

*society5.0とは、http://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用 おわり

 当時の私の総括はこちら――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=54

懐かしい首相官邸での写真(日本のNGOの代表の方々と)

懐かしい首相官邸での写真(日本のNGOの代表の方々と)

今年も8・15に考えること

Posted by 秋山孝二
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 本日、日本武道館(東京都千代田区)で政府主催の全国戦没者追悼式が行われ、天皇、皇后両陛下がご臨席しました。

 朝日新聞weeb版記事より~~~~~~~~~~~~~~

「長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ」

 退位を来年4月末に控え、天皇として迎えた最後の終戦の日。「おことば」では「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ」の新しい表現が盛り込まれた。戦没者を悼み、平和を願い続けた陛下の思いの表れと言えるだろう。天皇陛下にとって8月は「お慎み」の季節だ。皇太子時代の会見で言及した「どうしても記憶しなければならない四つの日」のうち、広島原爆(6日)、長崎(9日)、そして終戦(15日)の三つがあり、両陛下はこれらの日に極力外出を控え、欠かさず黙禱(もくとう)をささげてきた。

 1988年の8月15日。昭和天皇は体調が悪化するなか、静養先の那須からヘリで帰京し、追悼式に出席した。「今もなお、胸がいたみます」。戦争の当事者としての心境をおことばで明かし、これが逝去前最後の公式行事となった。

 それから、ちょうど30年になる。父の後を継ぎ、追悼式に出席した天皇陛下は「今もなお、胸がいたみます」の一節を「深い悲しみを新たにいたします」に変え、戦争の記憶を継承する大切さを訴えてきた。「象徴」として重きを置いてきた戦没者慰霊は、次世代の皇室に受け継がれる。(島康彦)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~記事コピー おわり

 敗戦から73年目の今年の8月、NHK総合「NHKスペシャル(http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=15427教育TV「ETV特集(https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259637/index.html)」テレビ朝日「ザ・スクープ(http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/」でも、これまでにない視点からの特集が目を引きます。特に、公文書焼却を決定した「1945年8月14日閣議決定」、「船乗りたちの戦争(https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20180813)」、「アメリカと被爆者(http://www4.nhk.or.jp/etv21c/x/2018-08-15/31/2730/2259637/)」等は、見応えのある番組でした。

 一方、寺島文庫 BS11番組(http://www.terashima-bunko.com/bs11.html)ではこの数か月、沖縄、中国の歴史等々の深堀でした。歴史をしっかり検証し、学ぶことから、日本の近代史の自分なりの歴史認識を深めたいものです。

中国の等身大の評価

中国の等身大の評価

 沖縄と中国、アメリカとの深い歴史的関係もしっかり把握しておく必要があります。

沖縄の歴史

沖縄の歴史

そして米軍基地との関連も

そして米軍基地との関連も

 公文書に関して、昨今の日本の公文書を巡っての改ざん・隠ぺいの背景もあり、今年は特に終戦時の閣議決定に端を発して国を挙げて歴史的公文書を焼却したドキュメンタリー番組が多かった気がしています。誰のための公文書か、それが戦後73年経った今も大きなテーマとなっている日本社会、強く危機感を募らせます。

愛生舘サロン8月例会 2018

Posted by 秋山孝二
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 愛生舘サロン(http://aiseikan.net/salon)では、毎月第一木曜日夜に例会を開催しています。8月はススキノの
「UNWIND HOTEL & BAR 10階バーラウンジ(https://spacemarket.com/spaces/hotel-unwind/rooms/T8ljNbD9JEtng7gH」でした。2年前の愛生舘ビル屋上(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=27586)に続いての納涼企画、焚き火はサプライズでしたね、特に寒かった訳でもなく、デザインの一環なのでしょう。

<これまでの愛生舘サロン例会記事>

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=22942

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=29541

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=30107

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32123

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33420

ビル屋上でマキの火

ビル屋上でマキの火

外国のお客様も多く

外国のお客様も多く

涼しい札幌の夏

涼しい札幌の夏

 夕方から日没を経て夜を迎えての演出ともいえる明るさの変化、屋上から見るススキノエリアの景色もまた楽しです。新しい世代が新しい企画でマチを創って変えていく、そんな感慨にふけるのは私も歳を取った証拠でしょうか。本州の皆さんには申し訳ないですが、ひと時、札幌の過ごし易い夏の夜でした。

ケンユー会愛生舘支部 夏 2018

Posted by 秋山孝二
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 今年も「ケンユー会愛生舘支部」納涼会がサッポロビール園で開催されました。(株)秋山愛生舘、(株)スズケン愛生舘営業部、秋山物流サービス(株)、(株)三和化学研究所札幌支店に籍を置いた方々が集まる同窓会的組織です。毎年5月の総会、夏の納涼会、さらには活発な同好会活動で皆さんお元気です。

* これまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%83%A6%E3%83%BC%E4%BC%9A

司会の山本敬三さん

司会の山本敬三さん

ご挨拶の堀清純さん

ご挨拶の堀清純さん

記内勝美さん、どこかホー・チ・ミンに似ている?!

記内勝美さん、どこかホー・チ・ミンに似ている?!

愛生舘支部長の久保田忠克さん(手前)と挨拶する現役の佐藤信博さん

愛生舘支部長の久保田忠克さん(手前)と挨拶する現役の佐藤信博さん

定年退職しても永遠の青年たち?!!

定年退職しても永遠の青年たち?!!

 そして最後は、乾杯で締めとなりました。

皆さん、実にお元気

皆さん、実にお元気[/capti

 「退職後も多くの元社員さんたちが集まるって、よっぽどいい会社だったんですね」と複数の外部の方から言われます。今年5月、私は松葉杖姿でしたが、今回はノーマルスタイル、皆さんから「おっ、治ってきたの?」と声を掛けて頂いたり、変わらぬお元気な姿、嬉しいですね。

Three Billboards in Sapporo !

Posted by 秋山孝二
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 「グリーン九条の会(http://green9zyo.blogspot.com/)」世話人のお一人、植田英隆さんの試みです。映画『Three  Billboards』にヒントを得て、毎月、一枚ずつ新しいメッセージが掲載されるようです!Three Billboards in Sapporo 、札幌市東区北11条東2丁目です!

* 映画『Three  Billboards(http://www.foxmovies-jp.com/threebillboards/)』

一方通行の道路角

道路の角に

< グリーン九条の会> http://www.kamuimintara.net/detail.php?rskey=145200901z03

 2008年10月21日、私たちは「グリーン九条の会」を札幌に結成し、翌年11月17日に発足記念の集いを30名ほどの参加で開催しました。

 世話人は、植田英隆さん、内山博さんと私の3名、事務局を担当してもらう1名含め、総勢10名に満たない小さな後発の「九条の会」です。ただ、世話人の3名は、いずれも現職の会社経営者であることが特色といえるかもしれません。

 現日本国憲法九条(きゅうじょう)が改悪されたり形骸化することを憂い、大江健三郎さんなど9名の方々が「九条の会」をつくり、2004年6月に「アピール」を発表しました。「アピール」には、その趣旨に賛同する人たちは、全国津々浦々そして各分野に「○○九条の会」をつくってほしい、とのことが訴えられています。呼びかけた当の「九条の会」(元祖とでも言えばいいのでしょうか)は上下という関係ではなく、つなぎ役をつとめるとも。さらに自らのホームページをつくり、全国にそれからの運動の進行がわかるように用意してくれました。「グリーン九条の会」もそれに触発され、呼応しようとできたのです。

 名称の「グリーン九条の会」は、緑の唐草模様の風呂敷をイメージしたことからつけました。「九条の会アピールに賛同する」「経済の視点から平和を考える」が私たちの趣旨です。

 企業は、長い目で利益を出し続けていかなくては存続できない存在ですから、経営者には「時流を読み、時流に乗る」ことが必要とされます。さまざまなつきあいのなか、自らの肩に責任を背負い、自分の判断で行動することが求められる立場です。ひとりよがりですむものではなく、言動に慎重さが求められるのは当然なのです。しかし、先輩経営者たちは、戦時中「統制経済の時代」「星に錨に顔に闇の時代」を体験し、くぐりぬけ、後輩に「それらは二度とごめんだ」の言葉を残してくれました。過去の歴史から感じることがあり、アピールへの共感を共有できるなら、自分たちなりに何かやれることがあるかも、が発足への踏ん切りをつけさせてくれたのです。

 その後は毎年、世話人が一致する内容の催しをやってきています。「決して先頭に立たず、他の九条の会のみなさんの後ろをついていく」が、モットーです。何年続けられるかわかりませんが、このささやかな動きでも、つながりあうのりしろのひとつとなれれば、幸いに思う私たちなのです。

 こんな設立の思いを持ち続けて今日までやってきました。自分たちのできる場から自分たちの思いを発信し続けたい、これからも私たちらしく活動していきます。

 これまでの「グリーン九条の会」の記事ーー>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E4%B9%9D%E6%9D%A1%E3%81%AE%E4%BC%9A

『権力と新聞の大問題』

Posted by 秋山孝二
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 今の時代、メディアを巡っての望月衣朔子さんとマーティン・ファクラーさんの対談は大変鋭い指摘の数々でした。日本における権力とメディアとの闘いは、まだまだ始まったばかり、これからが本番なのかもしれません。

【目次】はじめに(望月衣塑子)/

第一章 権力に翻弄される報道メディア/

第二章 メディアを自縛する「記者クラブ」/

第三章 劇場化する記者会見/

第四章 “闘う本性”を持つアメリカのメディア/

第五章 アメリカのシナリオで強権化する安倍政権/

第六章 政権のメディア・コントロールの実体/

第七章 政権批判がメディアを活性化する/

第八章 ネット時代における報道メディアの可能性/

第九章 権力から監視される記者たち/

おわりに(マーティン・ファクラー)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~本の紹介から

 「広報か報道か、日米の精鋭記者が忖度なしで語るメディアと日本の危機」

 官房長官会見で記者として当然の質問を重ねることで、なぜか日本の既存メディアから異端視される東京新聞の望月記者。そんな「不思議の国・日本」のメディア状況を、彼女とニューヨーク・タイムズ前東京支局長マーティン・ファクラー記者がタブーなしで語りあう。
 政権とメディア上層部の度重なる会食や報道自粛の忖度など、問題は山積している。はたしてメディアや記者クラブが守るのは言論の自由か、それとも取材対象の利益か。権力を監視・チェックするジャーナリズム本来の役割と部族化する言論空間の問題点、新メディアの可能性などの展望を示す警世の一冊。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 <私の印象に残った言葉>

* アクセス・ジャーナリズムから調査報道へ

* 「I」を使って記者の存在感を出す:新聞の署名原稿で「I」を主語に出すことによってネット社会で注目

* ネットメディアとの競争・競合

* 「ミーム」なる新たな手法に対して

* 国際情勢が世界各地で同時発生的に変化している今、これまでの当たり前が当たり前でなくなっている

 マーティン・ファクラーさんと言えば、3年前に札幌でのフォーラムで(http://makerunakai.blogspot.com/2015/09/blog-post_5.html)パネリストで同席しました。

* 私のコメントから――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=27125

 彼の当時の以下のコメントは鋭い問題提起でした。~~~~~~~~~~~~~~~~

 「日本はいま、これまでとは全く異なる国家をつくろうとしている。憲法に基づいた平和主義を守るのではなく、米国や英国の仲間になろうとしている。果たして、それでいいのか。大きな岐路、重要な局面に立っているのに、そうした議論が何もないじゃないですか。これは本当に不思議なことです。恐らく多くの国民は、戦後以来の大きな変化が起こっていることすら知らないんじゃないですか。私は何も新聞に反安倍のキャンペーンをやれと言っているわけではないんです。安倍政権はこういうことをやろうとしているけれども、そこにはこういう問題点や危険性がある。こういう別の意見もある。せめてさまざまな立場の見方を紹介して、幅広い議論を喚起することが必要なんじゃないですか。」

* http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158019

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 望月衣朔子さんについては、4月6月と生でお話を伺いました。果敢な発言、これからも頑張ってもらいたいです。

* 4月札幌で――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33093

* 6月東京で――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33422

水落啓 遺作展 in Sapporo

Posted by 秋山孝二
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 高校時代の同期で、版画家・水落啓さんの遺作展「水落啓 遺作展 in Sapporo」が、札幌市中央区南1西3ラ・ガレリア5階さいとうギャラリーで開催されました、15年ぶりの札幌。啓・真紀子さん、ともに高校同期。今回は札幌での2003年の個展以降の作品から絶筆までを展示。20年前の札幌の展示会で買い求めた版画「荒川土手の風景」は、今も我が家の壁に掛かっています。

入口脇には水落くんの遺影も

入口脇には水落くんの遺影も

同期で送ったお花

同期で送ったお花

奥様の真紀子さんも同期

奥様の真紀子さんも同期(黄緑の洋服の方)

 比較的小さな作品を選び出しての展示は、年齢とともに成熟する彼の心象を如実に表しているような気がしました。写実的な作品から想像力豊かな幻想的世界へと、自由な空間を思いっきり飛翔している、そんな魂の開放を観る思いです。同じ時代を、しかしながら別の人生を歩んできた同期生。少しの語らいではありましたが、余韻の残る素晴らしい時間でした。

 私の家のリビングには、20年前に札幌で開催した彼の展示会で買い求めた版画が飾ってあります。6月の北海道神宮のお祭りか何かで札幌市内4丁目十字路が人でごった返している中を、ガレリア斎藤ギャラリーから南1条西5丁目愛生舘ビルまで抱えて運んできたのを覚えています。

20年前の札幌での展示会で買い求めた彼の作品「荒川土手の風景」

20年前の札幌での展示会で買い求めた彼の作品「荒川土手の風景」

 そんな彼も、今はもういなく、思い出話の中でしか語れないのは寂しいです。60歳代後半、高齢化社会とは言え、この5年間健康に生き抜くのは、なかなかハードルが高い気がしますね、私の周りでもかなりの方々がこの年代でお亡くなりになっていますから。

映画『沖縄スパイ戦史』 ほか

Posted by 秋山孝二
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 今年も8月を迎え、メディアでも戦争特集が目に付く季節です。時間があったので、映画二本を続けて観ました。開場前から外にまで続く人の列、熱い日差しの中、皆さん熱心でした。館内では、年配の女性の「私はこのような映画を観に来て変わり者かと思ったけれど、こんなにたくさんの方々がいらっしゃって皆さんも危機感をお持ちなんですね」との声も聞こえてきました。

  映画『沖縄スパイ戦史』(http://www.spy-senshi.com/、沖縄本島北部を主体とした沖縄戦の裏の歴史を淡々と取材しています。

「映画「沖縄スパイ戦史」」の画像検索結果

 2時間の上映後、「ティーチイン ゲストの三上智恵(監督)さんと大矢英代(監督)さん」、「標的の村(http://www.hyoteki.com/)」からの作成過程もお話して頂きました。

お二人の監督

お二人の監督:三上智恵(左)さんと大矢英代(右)さん

大矢さん

三上智恵さん

監督

大矢英代さん

 もう一つ、映画『国家主義の誘惑』(http://kiroku-bito.com/nationalism/)、フランス・ドイツの聴衆を意識したドキュメンタリー番組、その後の原武史(放送大学教授)さんと渡辺謙一監督の天皇制に焦点を当てた1時間を越えるトークは特に面白かったです。

 映画は、フランス在住で「天皇と軍隊」(2009年製作・15年日本公開)が話題を集めた渡辺謙一監督が、日本社会を誘う政治の正体や日本人のナショナリズムについて問いかけるドキュメンタリー。世界的にナショナリズム(国家主義)が進行する中、明治維新から今日にいたる日本人の天皇・憲法・戦争観はどのようにして醸成されていったのかを、国際関係史、地政学の観点から、国内外の論客のインタビューを交えて検証し、浮き彫りにしていく55分。

「国家主義の誘惑」」の画像検索結果

渡辺監督と  教授

渡辺謙一監督(左)と原武史教授

渡辺監督

渡辺謙一監督

教授

原武史教授

 館内は完全入れ替え制でしたが、いずれも超満員、平均年齢は私より少々上でしょうか。皆さん、現在の日本の状況に強い危機感を持っている様子でした。恐らく、戦前の経験をお持ちの方々が、何か戦争前の15年と似たような今の雰囲気を肌感覚で受け止めているのでしょう。原教授と渡辺監督とのトーク、近代の天皇制を巡っての議論、原先生の皇后陛下の研究は大変興味深かったです。

サッカーW杯ロシア大会

Posted by 秋山孝二
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 FIFAワールドカップロシア大会が終わって1か月少々、今思うと何か随分昔だったような気もします。活躍した選手たちは、それぞれの将来に向けてスタートを切っているようです。

* 結果 https://www.asahi.com/worldcup/schedule/

「FIFAワールドカップロシア大会」の画像検索結果

 私はかなりいい加減な観客なので、テレビで日本の試合も後半少々みる程度、サッカーの90分+を全てみ続ける気力・体力がありません。でも、日本戦の後の全国各地の盛り上がり報道、日本チームの戦い方についての海外メディアの報道は面白く、テレビニュース、インターネットでいろいろ検索しました。

 日本のマスメディアは、微妙な場面に対してのコメントは臆病なくらい控えていて、ただ海外メディア報道を紹介してお茶を濁していた、そんないつものスタイルが印象的でした。日本のマスメディアのこのような姿勢、2011年3月11日以降の原子力発電所爆発事故でも全く同じでしたね。昔でしたら大本営発表の垂れ流しで国民を欺けたのかも知れませんが、今はインターネットで、真実がどんどん公になる時代、新聞の購読数が減っているというのは、ただ若者の活字離れというよりも、マスメディアの贋物ぶりがインターネット時代にあからさまになっているということも一因のような気がします。

 試合の結果云々よりも、私は今回のワールドカップ、日本のマスメディアの勇気のなさをまたまた露呈した気がしています。一つは、予選リーグ突破を目指した最終戦最後の10分間の戦いぶりを巡る報道。突破をまず第一の目標としていた日本チームとしては、なりふり構わない、しかしながらルールに則った戦いぶりで賭けに勝った、私はそう思うし、自国メディアとしては、当然、監督采配に拍手喝采だと思ったら、「サムライらしくない」とか「フェアだったのか」みたいな、訳の分からない評価・批判も多く、私は大いに失望しました。どうせ大本営発表メディアなら、せめて自国チームを徹底的に擁護しろよ、と。フィールドで必死に戦う選手・コーチ・監督を平気で無責任に批判する姿は見苦しい限りです。

 似たような一例として、私は海外メディアのサムライジャパンのゴールキーパー川島永嗣(https://ameblo.jp/eiji-kawashima/)へのバッシングに対して、日本のメディアがほとんど何も弁護していなかったことにも納得がいきません。

 そんな中、7月9日に元U-20ホンジュラス代表GKコーチ・山野陽嗣さんのコメントが目を引きました、まさにその通り。冷静なプロの眼に我が意を得たりです。彼の最後の言葉が心に残ります。

 「川島を叩く前に、川島を超えるGKが日本で出てこないといけません。『(ドイツの)ノイアーや(ベルギーの)クルトワだったら止めていたのに…』などと無い物ねだりをしても意味がありません。日本での人材発掘とレベルアップが必要なのに、それに反するような形で叩いてばかりの風潮には危機感を抱きます」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180708-00000007-jct-ent

 育つ風土、育てる環境、これが無ければ素晴らしい人材は輩出できないですよね、まさに目利きの存在が大切かと。今の日本社会、どのセクターも叩くばかりの輩が徘徊・充満していて、若者・プレーヤー・担い手受難の時代です。ワールドカップが終わってこんなことを振り返っている私です。

おしどりマコ・ケン 講演会

Posted by 秋山孝二
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 私も世話人の一人、「グリーン九条の会(http://green9zyo.blogspot.com/」第11回講演会が、同じく世話人をしている「メディア・アンビシャス(http://media-am.org/」との共催で、「おしどり マコ・ケン(http://oshidori-makoken.com/」をお招きして開催です、やっと実現した、そんな率直な私の気持です。

* グリーン九条の会関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E4%B9%9D%E6%9D%A1%E3%81%AE%E4%BC%9A

 テーマは、「『未来のために半径5mを変えていく』~原発事故取材報告~」です。本業はよしもと所属の漫才のお二人ですが、プライベートな時間に東京電力記者会見にこれまで500回以上出席、その他福島県の現地での取材を通じて、数々の新しい情報を引き出している稀有な存在です。今年3月のメディアアンビシャス授賞式(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32658)で、大賞に輝いた番組の主人公でした。以前から札幌にお招きしてきっちりお話を伺いたいなと思っていたので、この度実現して嬉しかったです。至近距離での「生おしどり!」、迫力満点、ライブの説得力に感動しました。

* メディア・アンビシャス大賞受賞番組ーー> NNNドキュメント「お笑い芸人 vs原発事故 マコ&ケンの原発取材 2000日」(https://www.dailymotion.com/video/x5apu4v

 講演会冒頭から笑顔のお二人、これまでの講演会とは違ったソフトな立ち上がりでした。

冒頭から笑顔のお二人

冒頭から笑顔のお二人

掛け合いは流石!

掛け合いは流石!

とにかくものすごい情報量

とにかくものすごい情報量

 ところで記者会見には多くのマスメディア所属の記者がいるのですよね、その方たちは一体どんなスタンスでその場にいるのでしょうか、何も質問もせずにただ東京電力広報部の言うがままを垂れ流しに記事・番組しているのでしょうか。マコ・ケンさんのお話を聞けば聞くほど、取材を本業とされている方々の奮起を促したい気持になります。講演後は質疑応答もあり、最後まで濃密な情報提供でした。

 講演会後は、少人数の懇親会、ここでも引き続きの情報提供が続きました。プライベートな時間でのこれまでの活動のご苦労等、とにかくお二人の絶妙のバランス、隣で聞いていて感動しました。

懇親会でも情報満載

懇親会でも情報満載

懇親会メンバー

懇親会メンバー

 楽しい懇談を終えて、さらに「グリーン九条の会」代表世話人の植田英隆さんと4人で二次会へ。私は特に、ケンさんの細やかな心使いが印象的でした、本当にお二人で成し遂げ続けているこの間の取材だとあらためて納得した次第です。

バーカウンターで

バーカウンターで

 そして最後のお別れでも。まさに徹頭徹尾「エンターテイナー」だったお二人、素晴らしいカップルでした!

ホテル前

ホテル前