シンガポールは、マチづくり=国創り、コンテンポラリーアートと緑豊かなマチ、テーマパークのようにマスタープランに基づいてデザインされています。ただ、素朴な「土」の臭いが無いので、どこか喉の渇きも感じます。
植物園では、ランをはじめ多くの植物が濃密にあり、散策路から効率的に見学はできます。
未来都市研究所への特別視察ツアーで訪問したスイスのマチづくりシンクタンク、そこでは多くの国々の研究者・デザイナーがジョイントプロジェクトを展開中です。その一つとして個別「建物の緑化」も、これが地区に拡がり、さらにコミュニティへと発展していきます。
パーティの時に話をしたイギリス人、昨年イギリスからシンガポールに家族で移住したとか。IT系企業を興し、現在社員は10人。移住の一番の理由は、「BRIXIT」に失望したからとか。お祖父さんは、第二次世界大戦時にシンガポールで日本軍の捕虜になり日本本土に送られたそうです。ただ、彼はお父さんと一緒に14歳の時に日本を訪れ、神戸・東京他を訪問してすっかり日本文化に心酔し、学生として再度日本に留学しました。そして、自分の娘さんには「SAKURA」という名前を付けているそうです。今回のパネルディスカッション前半を聴いていて、「あんなにAIの将来を楽観していいのかな?」と懐疑的でしたが。
前回訪問した時は、中国系が目立った印象でしたが、今回はヨーロッパ、インドネシア、オーストラリア、インド系シンガポール人他、世界各国の英知が集まっている、そんな気がしました。