栃木県益子町にある「公益財団法人 ワグナー・ナンドール記念財団」と提携関係になるハンガリー・ブダペストの「アカデミア・フマーナ財団」では、毎年、地域プロジェクトと同時に、「書籍プロジェクト」も続けて実施しています。昨年度の報告の中には、以下のような素晴らしい実践もありました。
* これまでの「アカデミア・フマーナ財団」関連記事
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2025年:年次活動報告書より~~~~~~~~~~~~~~~~
< 書籍プロジェクト>
2025 年における最も重要な事業の一つが、セケレシュ・エルジェーベト(エルジ)によるメモアール『Csakúgy, mint bárki más(ほかの人と同様に)』 の制作プロジェクトです。
セケレシュ・エルジェーベト(エルジ)さん(左)とキシュ・シャンドール前理事長
本書は、一人の女性の半生をたどりながら、ハンガリーにおいて重度の障がいを持つ成人のための「住まい・仕事・コミュニティ」をゼロから築き上げていった実践の記録でもあります。「すべての人には尊厳があり、適切なまなざしと機会があれば誰もが成長できる」という信念に基づき、ハンガリー初の、障がいのある人々に長期的な就労機会を提供する公益法人が誕生しました。現在、この組織は国内 13 か所の事業所で 500 名を超える障がいのある方々を雇用しています。本書は、関わったすべての専門家によるチャリティー・プロジェクトとして制作されました。
• 企画・構成・執筆:Kiss Réka Gabriella 氏(無償)
• 校閲:Kiss Sándor 氏(無償)
• 表紙絵:Kiss Sándorné Ilona 氏(無償)
書籍の収益はすべて、障がいのある人々の支援と機会均等の促進を目的とする公益財団 「Egyenlő Esélyekért!」に寄付されます。現在、英語版・ドイツ語版・日本語版の準備も進められており、本書のメッセージを国際的に広めることを目指しています。
* 昨年10月31日 にペテーフィ文学博物館(PIM)における書籍発表会についての動画と当日の様子です。





