札幌演劇シーズン 2021冬(3)

Posted by 秋山孝二
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 今回の演劇シーズン作品、当初は5演目でしたが、コロナ禍での稽古・公演という状況で二劇団が事態という残念な結果となりました。このような中でこそ演劇の力でお客さまに勇気を与えて頂きたかったと心から思った次第です。以下、3劇団の公演は予定通り開催されてよかったです。

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< 劇団コヨーテ「優しい乱暴」 >

https://s-e-season.com/program/yasashii/

会場:コンカリーニョ

 主宰者の亀井健くんはユニークな札幌の演劇人、今回は物語の発祥となった楽曲、『八十五歳の女の子』を歌う高知を拠点の矢野絢子が公演後(公演内?!)、ミニライブでした、これがまた素晴らしかったですね。

* 矢野絢子(https://yanojunko.net/

 観劇を終えた後、久しぶりに亀井くんの友人でもある遠藤大輔くんと劇評と印象についてしばし懇談、矢野絢子さんの音楽、亀井くんの脚本に魅了された二人でした、このひと時も楽しいです。

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< RED KING CRAB「ありあけ」:TGR札幌劇場祭2019最優秀作品 >

https://s-e-season.com/program/ariake/

会場:シアターZOO

 RED KING CRAB「ありあけ」は、2019年度のTGRで大賞を受賞したことで優先的に選考されました、昭和の雰囲気がいっぱい。「豊かさと引き換えに失ったもの、変わらないものって何だろうと、そんな思いの中で創った作品」と作・演出の竹原圭一くんは語っているけど、同時代を生きてきた私には少々甘ったるかった印象でした。

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< 座・れら「空の村号」 >

https://s-e-season.com/program/sora/

会場:やまびこ座

 2011年の東日本大震災から10年という節目での上演、演劇シーズンには2014-冬『不知火の燃ゆ』以来の登場で注目でした。私は『座・れら』の戸塚直人さんの演出作品は興味深く感じていましたが、今回の作品は脚本に比べて演劇的な見せ方がやや単調かなと少し残念に思いました。

 やまびこ座の外では、同時開催イベントも大盛況、子供たちもたくさん参加、久しぶりの光景でしたね。

札幌演劇シーズン 2021冬(2)

Posted by 秋山孝二
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 今回は、関連プログラムも幾つか開催されましたが、そのうち私は二つに足を運びました。

 一つはチカホ(札幌市地下歩行空間)での読み聞かせ劇、歩行者の通路横の簡易舞台で山木将平くんのギター、特別に開始前にブルース演奏も。イレブンナインの公演は大人も楽しめる内容、山木くんとのコラボも大盛り上がりでした。

* 『未来のためのプロジェクト』 札幌市地下歩行空間
ELEVEN NINES 読み聞かせしばい「ものがたりとあそぼう」

https://s-e-season.com/SBLAC/program/elevennines/

公演開始前の山木くんの演奏

 チカホでのミニ公演の次はサテライトプログラム公演、若手の5人の脚本、軽いタッチのコメディで大いに笑いました。

* サテライトプログラム
paingsoe null #00 「何もないけど、蒼ざめる」 BLOCH

https://s-e-season.com/SBLAC/program/paingsoe/

脚本 山田マサル
井上悠介(きっとろんどん)
渋木のぼる
川尻恵太(SUGARBOY)
伊藤栄之進(Spacenoid Company)

演出

山田マサル

出演

泉香奈子、ツルオカ、小島達子(ELEVEN NINES)、山田マサル

 パインソーの山田マサルさんは先日の新聞にも大きく掲載されていました。

 このコロナ禍で関連プログラムに参加された皆さんの頑張り、素晴らしかったですね!!!

札幌演劇シーズン 2021冬(1)

Posted by 秋山孝二
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 『札幌演劇シーズン 2021冬(https://s-e-season.com/program/index.html』、今年はコロナ禍の中、当初予定の5つの公演の内2劇団が辞退しましたが、並行してサテライトプログラムほか多彩なプログラムも展開されました。昨年『シーズン夏』が終了した時点では、冬の開催は一層厳しい環境と気を引き締めていましたが、それぞれの劇団は稽古前、稽古中、公演中も公演後も、PCR検査等の感染予防策を順守して、皆さん本当によく頑張りました。劇場に足を運んで頂いたお客さまにも心から感謝申し上げます。

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● 劇団コヨーテ「優しい乱暴」

https://s-e-season.com/program/yasashii/

会場:コンカリーニョ

● RED KING CRAB「ありあけ」<TGR札幌劇場祭2019最優秀作品>

https://s-e-season.com/program/ariake/index.html

会場:シアターZOO

● 座・れら「空の村号」

https://s-e-season.com/program/ariake/index.html

会場:やまびこ座

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<関連プログラム>

* 『未来のためのプロジェクト』 札幌市地下歩行空間
ELEVEN NINES 読み聞かせしばい「ものがたりとあそぼう」

https://s-e-season.com/SBLAC/program/elevennines/

* サテライトプログラム

https://s-e-season.com/program/satelite/index.html

paingsoe null #00 「何もないけど、蒼ざめる」 BLOCH

https://s-e-season.com/SBLAC/program/paingsoe/) ほか

SB2021 YOKOHAMA(序)

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 今年も開催される『SB2021 YOKOHAMA(https://www.sustainablebrands.jp/event/sb2021/)(サステナブル・ブランド国際会議)』、今年はハイブリッド方式なので、私はリモートでの参加登録、昨年はコロナ禍突入のギリギリでライブで横浜で開催となり、大変刺激を受けましたね。

 一昨年から参加していますが、昨年はここで初めて「Z世代」という言葉を目にしました。

 「ジェネレーションZ、Z世代」は、アメリカ合衆国などにおいて概ね1990年代中盤以降に生まれた世代のことだそうです。カナダ統計局の場合には1993年生まれ以降を、アメリカ心理学会の場合には1997年生まれ以降を指すなど、定義は厳密に決められているわけではないようですが。

* Z世代ーー> https://www.spinno.com/blog/archives/4488

<一昨年の様子>

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=35454

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=35480

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=35403

<昨年の様子>

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38028

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38056

 先日は、本セッションに先立って、予告編がリモートで開催されました。今年は「人新(ひとしんせい)」、「リジェネレーション(再生)」がキーワードのようです。来週の二日間が楽しみですね。

NHK『パンデミック~激動の世界』

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 NHKスペシャル『パンデミック~激動の世界』シリーズ、第7回『問われるリーダーたちの決断』、大越健介キャスターの取材は見応えがありました。

* https://www.nhk.or.jp/covid19-shogen/theme/theme6/442407.html

 巷では国の無策を批判する方々が多いですが、実は、今の法律で地方ができる施策はかなりあると私は以前から感じていました。この番組ではその根拠としてベースとなる法律二つに言及しています、素晴らしい視座だと思いますね。

* https://www.cao.go.jp/bunken-suishin/ikkatsu/ikkatsuhou.html

* https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210214/k10012864791000.html

 日本は、明治維新までは、かなり地方の藩の力、教育・経済等、それぞれの地域に根差した実力がありましたが、明治期に列強諸外国の風圧に対して、富国強兵・殖産興業のスローガンの下に、これまでの歴史にない中央集権国家体制を創り上げ、大正・昭和を経て強力な軍国主義国家へと突き進んで敗戦を迎えました。戦後は民主主義国家として生まれ変わろうとしましたが、75年以上経ても未だその名残が意識の中にあり、本来の地方自治は道半ばといえるのでしょうね。

細川護熙元首相(知事経験者として唯一)

細川護熙元首相(知事経験者として唯一)

 そんな中できらりと光るリーダーたち、アメリカのメディアでも紹介され高い評価を得ています。リーダーと優れた信念の現場責任者の存在、今の法律の中でもやれることはたくさんあることの証明です。

 まずは和歌山県の取り組み。

* https://mainichi.jp/articles/20210210/k00/00m/040/077000c

 そして、更に小規模の栃木県茂木町では、安倍前首相の学校休校宣言の中でも、授業をし続けました。児童・生徒にとっては人生で一回しかない卒業式・入学式を奪ってはならないとの行政・教育者としての矜持ですね。

 このシリーズ、まだまだ続くので今後も楽しみです。

第11期 寺島リレー塾 最終講

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 第11期寺島文庫リレー塾は、最終講を終えました、今回もタイムリーな寺島実郎さんの話題満載で大変興味深い内容でした。

* これまでのリレー塾記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%83%BC%E5%A1%BE

 まずは、毎年年初に寺島実郎さんが紹介されているイギリスの経済誌の話題。2017年に奇妙なことが起こりました。画面左が原本の表紙、右の寺島さんが手に持っているのが翻訳されてきた日本版の表紙(日経BP社発行)、原本右上の黄色いロゴ「Planet Trump」の文字が消えています、実は表紙だけでなく本文の中の「アベノミクス」への痛烈な批判記事数十ページが日本版には全て削除されていたのですね。恐らく原本とは異なっているゆえの小細工かと推察されます。この年以降、日本語に翻訳されたものは出版されていません。こういった情報操作が安倍政権下では日常的に行われていたのです、テレビ番組のコメンテイターに対しても特定人物をウオッチ(監視)し続けて、番組途中でもメールで発言への批判を送信していたというのです。

 そんな話はさておき、今の世界を覆う資本主義の行き詰まり、それを資本主義の本来の「産業資本主義」に戻す必要性を語っていました。もちろん、ただ戻るというのではなく、イノベーションの次に新しい産業を興すという意味ですが。格差の時代、中間層の喪失は、主体だと思っていた人々が実は「デジタル・プロレタリアート」(主役と錯覚した奴隷)に成り下がっている現実を指摘されていました。

 日本の貧困化、昨今の女性蔑視発言にも見られるような多様性容認の遅れ、まさに目を覆いたくなる日本の現実を直視するところからしか新しい時代は見えてこないのでしょうね。

今、マルクス 『資本論』

Posted by 秋山孝二
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 NHKテレビ『100分de名著(https://www.nhk.or.jp/meicho/sp/archives/index.html』、昨今の資本主義の行き詰まりを感じる中、今、『資本論』の新たな読み解きが面白いですね。新しい時代の新しい評価、私自身との歳の差を痛感しました。新たな世代が新しい時代を創っていくのだなと納得した時間でもありました。

「資本論」

 最近、複数の方々がこれまでの資本主義では問題は解決しない、もっと抜本的改革が必要だとして、新たな社会像を考えるためのヒントをマルクスの思想に求め始めています。また、ヨーロッパの都市では、住宅や水、エネルギーといった「コモンズ(共有財)」を、利潤のみを追求し続ける大企業から市民の手に取り戻し、自分たちの力で水平的に共同管理していこうという試みも始まっています。それは、マルクスが『資本論』で「アソシエーション」と呼んだ仕組みに極めて近いあり方といえます。

 斎藤幸平さんの解説による膨大な『資本論』の読み解き、エンゲルスが『資本論』に盛り込まなかった原稿を分析して、マルクスの「持続可能な社会」への言及が大変興味深いです。特に『第3回 イノベーションが「クソどうでもいい仕事」を産む!?』は鋭い指摘で素晴らしい!「デジタル・プロレタリアート」の意味合いも興味津々です!

* https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/105_sihonron/index.html

 さらに『人新世(ひとしんせい)』の危機においてのマルクスの再評価への言及も。

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人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。

気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。
それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。
いや、危機の解決策はある。
ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。
世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす!

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 このコラムも興味深いです!

* https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/105_sihonron/guestcolumn.html

最近のアメリカ事情を読み解く!

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 少し時間が経ってしまいましたが、私が登録しているサイトではアメリカの新しいバイデン政権に関する興味深い報道が幾つかありました。

朝日新聞GLOBE+(https://globe.asahi.com/』から、現地ワシントンのカメラマン・ランハム裕子(https://www.instagram.com/yukolanham/?hl=ja)さんの就任式当日の様子、ホワイトハウスに向かうトランプ支持者たちの様子等、臨場感あふれる素晴らしい報告、詳細は下のサイトから。

* https://globe.asahi.com/article/14105942

 もう一つの私も会員登録しているサイト『新外交イニシアティブ:ND(https://www.nd-initiative.org/』、毎回、猿田佐世代表の見識高い解説ほかで、バイデン新政権との向き合い方等、大いに賛同する内容、『第五次アーミテージ・ナイ報告書(https://www.nd-initiative.org/research/9146/』の解説は、先月の寺島実郎戦略経営塾でのお話と符合し、大変腑に落ちる話でした。

* 猿田さん関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=40279

 このような優れたファクトに基づく報道が、私自身、日常的にアクセスできる今のインターネット環境は、たとえマスメディアのニュースがどんなに物足りなく劣悪でも、一筋の光、羅針盤として大変有難いですね、昔では想像もできなかった情報環境です。

『恵方巻』作りました!

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 今年の節分は札幌は春の日差し、雪も少なめでした。

家の玄関前も雪が融けて!

家の玄関前も雪が融けて!

 メディアでは盛んに『恵方巻』を宣伝しているので、今年は私もトライしてみました。思えば、海苔巻き自体は幼い時に随分すだれを巻いて作っていた思い出があります。

シイタケと薄めの厚焼き玉子?!

シイタケと薄めの厚焼き玉子?!

 ご飯は酢めし用に少し固め、昆布と日本酒少々で炊き上げ、後に酢を入れて切るように混ぜて。

ほうれん草とショウガも

ほうれん草とショウガも

 自信満々で臨んではみたものの、久しぶりのすだれで少々勘が狂っていて必ずしも納得はできませんでしたが・・・。

久しぶりの海苔巻きで、少々?

久しぶりの海苔巻き!

コンパクトな太巻き4本

コンパクト(?)な太巻き4本

ほうれん草がズレた!!

ほうれん草がズレた!!

 実際はもっともっと美味しそうな出来栄えだったのですが、と弁解しながらも楽しいひと時でした、出来上がってすぐに食べきれず、昼・夜の二食分となりました。

2021年を展望 枝廣勉強会

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 枝廣淳子さん主宰の異業種勉強会、「第65回 2021年・年初に考える~これからの時代をどう生き抜くのか」、恒例の年頭講座は昨年の総括と今年の展望を枝廣さんの基調講演と参加者全員の問題意識で、大変有意義な時間となりました。2020年は企業経営・環境経営を考えるうえで、大きく変わる転換点となりました。(https://www.es-inc.jp/network/forum/2020/nwk_id010830.html

* これまでの勉強会の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9E%9D%E5%BB%A3%E6%B7%B3%E5%AD%90

 今年もキーワードをたくさんご紹介して頂きました。

* 環境正義(Environmental Justice)

* Rejenerative Agriculture

*  One Health

ほか

 もうずいぶん前にこの勉強会で、「レジリエンス」という言葉を学びましたが、今ではもう日常的に眼にする言葉となっていますね。

 また、数年前に話題になった「アニマル・ヘルス」も、日本では政策に関して元農林水産大臣の贈収賄容疑で話題になっていますが、世界ではもう常識となっている環境整備、全く日本国内の企業・政治の意識の遅れは目に余るものがあり、ここでも日本社会の劣化を痛感します。

公益の追求者・渋沢栄一

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 私は(公財)公益法人協会の評議員をお引き受けしていますが、毎年恒例の新年特別講演会、今年はリモートで開催、「民が担う公共・公益」の先駆者・渋沢栄一の功績等について、大変内容の濃いお話で、念頭に相応しい心に響く内容でした。

 『論語と算盤(算盤)』は、私自身が経営者としての軸にしていた理念でした。昔、医薬品卸業の経営者時代、当時の厚生省の江利川毅薬務局経済課長から、この本を頂いて以来、大切に何回も読み返しています。

* これまでの渋沢栄一関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E8%AB%96%E8%AA%9E%E3%81%A8%E7%AE%97%E7%9B%A4

(公財)公益法人協会 雨宮孝子理事長

(公財)公益法人協会 雨宮孝子理事長

講演者の井上潤館長

講演者の井上潤館長

 私は特に、渋沢栄一の教育、社会福祉への造詣の深さを学びます。

 さらに日本を支える地域・地方の力への期待も全く同感です。

 「民が担う公共」、これを実践した渋沢栄一、今年は少し落ち着いたら新装なった渋沢史料館にまた足を運ぼうと思っています、素晴らしいご講演を井上潤館長、ありがとうございました。

コロナ禍、続く移動自粛

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 今年も年初から東京への出張がありました。首都圏に緊急事態宣言が出されている最中、新千歳空港、羽田空港ほか、モノレール、JRも、昨年3月と同じような状況となっていました。

* 昨年3月の様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38187

新千歳空港ロビーも閑散と

新千歳空港ロビーも閑散

JR車内も閑散

新千歳空港から札幌駅へのJR車内も閑散

 インバウンドの観光客はこの1年間、全く戻ってきていませんし、今年は札幌雪まつりも中止、とにかく世界の暮らしぶりは一変しています。そんな中、リモートでのフォーラム、ワークショップ等、イベント系は新たな形態で企画されて、忙しさからは解放されてこないものですね、目の疲労だけが蓄積してきそうな2021年です。

新渡戸連続講座 2021初回

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 今年度の『新渡戸連続講座』も順調に継続していますが、今回は海外から北海道大学新渡戸カレッジ特任助教・MAZUR Michal Maciej先生のお話、ポーランドの教育事情ほか大規模災害での情報弱者からのコメント等も今後の活動に大変役に立つ内容でした。

* これまでの連続講座の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

 今回は双方向での意見交換、活発なやり取りで濃い情報が満載でした。

ポーランドからの先生

ポーランドからの先生

教育ほか

MAZUR Michal Maciej 先生(右)

 次回は2月、私のプレゼン、昨年10月青森県十和田市で開催された『新渡戸十次郎生誕200年祭』報告です。

❝脱炭素❞への挑戦は続く!

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 NHKスペシャル、[地球のミライ] 2100年に“待っている未来” | NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦 | SDGs(https://www.nhk.or.jp/d-garage-mov/movie/280-4.htmlは、NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」をビジュアルな情報満載で伝える動画シリーズの第2回、映像をふんだんに使って説得力ある番組でした。

 2100年に4℃上昇した日本の未来とは?この10年歩むべき道を考えました。

 また、国際的視点からは、ヨハン・ロックストローム(環境学者)が語る未来予測、気温上昇が産業革命前から1.5℃を超えてさらに上昇すると、どんな未来が待ち受けているのか?アインシュタイン博士の言葉が響きます。

研究所

研究所

至言!

至言!

 このシリーズ、これからも地球温暖化において目が離せません!!

『大統領就任演説』に想う!

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 アメリカのバイデン新大統領の就任演説のニュースを見ながら、私も登録しているアメリカ・ボストンの『John F. Kennedy Presidential Library and Museum』メーリングからのメールを読み、あらためて政治家の言葉の力を感じています。

https://www.youtube.com/watch?v=0N10s6mJjHQ&feature=youtu.be

 いや、政治家ばかりでなくこういった若い世代をこの場に登用する凄さもーー> https://www.bbc.com/japanese/video-55731072

 昨年のこちらの演説も凄い!!ーー> https://www.bbc.com/japanese/video-54861200

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John F. Kennedy Presidential Library and Museumhttps://www.jfklibrary.org/

Columbia PJoint, Boston, MA 02125(617) 514-1600Open 7 Days 9am - 5pm

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 ケネディ大統領の就任演説の光景!

JFK gives inaugural address at Capitol

Image: Video screenshot animated gif

 「政治」の位置づけが違うのか、責任ある立場の政治家から発せられる言葉の品格というか、日本の政治に関わる方々の貧弱な姿が一層浮き彫りになるから情けないですね。一国の代表者が「コメントを差し控える」などというフレーズの連発は、自滅行為だと以前から私は思っています。

 昔、私が大学を休学してアメリカを旅した後、復学して、夜に月曜日から金曜日毎日3時間四谷の英会話学校に通っていた時、あるベテランの教師が私たちに言いました、「国際社会では黙ってはいけない、今〇〇だから言葉が出てこないんだ、と言葉を発するべき!」と。思いを言葉にする、それ以来私は肝に銘じているのですが、なかなか普段の暮らしの中では思い通りにはいきません。

 でも、政治家はそうも言ってはいられません、それが使命だからです。今回のバイデン新大統領の就任演説も決して難しい言葉ではありませんが、彼の苦難の人生の裏付けなのか、穏やかな表情の中にアメリカ、国際社会を背負う覚悟を感じるし、ハリス副大統領とともに醸し出す雰囲気に「人間の品格」を感じるのは私だけではないと思います。

 政治的評価はさておき、JFKは今でも私の心の中にあります。

* ケネディ大統領の就任演説ーー> https://www.youtube.com/watch?v=Xk2_XW5g704

ブログ記事 2,000本目 !!

Posted by 秋山孝二
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 今回のこのブログ記事、2008年10月にスタートして以来『2,000本目』となりました!!!

* 第一回目記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24

 スタートした時は、まだブログというもの自体がそれほど多くはなかったような気がしますが、この十数年で爆発的にSNSでの多くの方々のブログが増えて、とりわけ動画系が大幅に増えたのを痛感します。

変わらぬ我が家、日の出前!

変わらぬ我が家、日の出前!

 2014年10月22日に『ブログ1,000本目(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=20947』を掲載してから6年3か月、かなりコンスタントに、結果的に続けてこれたのは本当に不思議な感じです。追い立てられるような負担感は全くなく、日常感じたまま、イベント・セミナー・シンポジウム・ワークショップ等に参加した時はフォローアップとして、頭の整理と記憶の再確認の意味でも大変楽しく書き続けてきました。

 この1年は、コロナ禍の中、ZOOM等のリモート・オンラインを使っての集まりも多く、それ以前よりも同じパソコン画面を通じてのやり取りに、一層終了後の自分なりのフォローアップをしっかりしないと、記憶がダブったり混乱する悩みも感じてきましたね。

 それと以前は閲覧追跡等でアクセス回数にもかなり注目していましたが、最近はそんなことには興味もなく、ただただ日記風・備忘録的な位置づけで自然体で書き綴っている雰囲気です。Facebookではスピード感のある投稿があり、私自身も「お友達登録」が2,300くらい、まとまった投稿はできませんが、告知等には大変重宝しています。

 いずれにせよ、情報系の世界は、日々進化して瞬時に拡散する時代となり、便利一辺倒ではとても捉えきれない危うさも危惧する昨今です。私自身の人生の軌跡として記録に留めたい、人に役に立ちたいとか社会に役に立ちたいというよりも、結局は自分自身の為にというのが今の偽らざる心境です。

 お読みいただいている方々にはこれからもよろしくお願いします、と日頃の感謝を込めて御礼申し上げます。

『古希』を迎えて!

Posted by 秋山孝二
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 古来稀なり『古希』、私も本日満年齢でお仲間入りしました!10年前の還暦以上に、何か大きな節目を実感します。これから10年後に80歳、またここでブログ記事を掲載できれば嬉しいですね、それに向けて心身共に頑張ります!

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古希【古稀】(こき)…70歳
 中国の唐時代の詩人、杜甫の詩の一節である「人生七十古来稀なり」に由来しています。現代では還暦よりも本格的な長寿の祝いと考えられているようです。紫が長寿祝いの色とされています。

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* 10年前の『還暦』記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=7150

6年前の写真でご勘弁を!

6年前の写真でご勘弁を!

~~~~~~~~~私の記事内より抜粋

 もう一つ、余計なことですが、今日で私は「還暦」を迎えました。昔は「お年寄りの仲間」みたいに感じていましたが、とうとう(?)私もその時を迎えました。これからは、一層、社会のため、若い世代のために出来るだけ尽力したいと思っています、余計なことするな!と言われない程度にですけれど・・・・。少し遅れた「年頭所感」でした!!!

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 年賀状はパソコンソフト内の名簿を誤って削除して以来、もうずっと止めていて、今年も含めて頂いた賀状にも返信していなくて不義理をしています、Facebookでの誕生日も表示しない設定にしています、何か煩わしく感じたもので。でも、私は元気ですよ!!!

 人のために生きたい、それは今も変わらぬ気持ちです。昨年からのコロナ禍、私自身の行動パターンは粛々と日常を続けることと決めて、出張他、中止となった集まり以外はスタイルを変えることなく飛行機・電車等で動いていました、自粛要請などで自分のリズムを変えると窒息するような気がしたもので。お蔭さまで今日まで何とか元気で、新千歳空港、羽田空港、東京駅はじめ、この間の各地の拠点の移り変わりを具にこの眼で確認してきました、それがどうしたという批判も受けながら?!

 この数年でこれまでお引き受けしていたNPO,財団理事長等、幾つかは退任して次の方に移行しましたが、引き続きそれらの団体では微力ながら理事として残って応援をし続けています。

 秋山財団、ワグナー・ナンドール財団、札南高学校林財団の理事長は続けています、いずれ次の世代の方々に引き継ぐステージにそれぞれ入っているものと感じています。役回り、所属を全てそぎ落として等身大の自分は何をしたいのか、自問自答しながらこれからも生きていくような気がしています、これからもよろしくお願い致します!!

ガンバレ 『BLOSSOM』 !

Posted by 秋山孝二
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 昨年4月に秋山財団で開催した高校生チーム『BLOSSOM〜北海道高校生ネットワーク〜https://chiiki-bosai.jp/index.php?gid=15188』との勉強会、コロナ禍の中9か月を経て代が代わりましたがしっかり受け継がれて、今、新たな活動計画で進んでいます。

* 2020年4月の様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38277

 先日は新しい体制を秋山財団がどう応援していくか、リモート会議を行い、新たな活動の方向性が見えてきた気がします。それぞれの自宅と地下鉄駅のコンコースからのメンバー参加、コロナ禍の中ゆえの企画にポスト・コロナの活動形態を垣間見た思いです。

秋山財団事務所でリモート!

秋山財団事務所でリモート!

 活動するには厳しい環境ですが、こんな状況の中で貴重な経験としてたくましく前に進んでくれることを祈っています、ガンバレ、BLOSSOM!!!

アクリル板でコロナ対策!

Posted by 秋山孝二
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 新型コロナウイルス感染防止策として、「アクリル板」が随所に使用される昨今です。秋山財団でも本日の会議に向けて「リモート」と「リアル」の「ハイブリッド環境」を整えて開催予定です。

座席ごとのアクリル遮蔽板とリモート用の画面+マイク+カメラ!

座席ごとのアクリル遮蔽板とリモート用のモニター画面+マイク+カメラ(机奥)!

* 秋山財団の新しい会議の環境関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=40383

 他の事例としては、ホテルのフロントデスクでもアクリル板が活躍しています。

ホテルのフロントで

ホテルのフロントで

 羽田空港のANAラウンジでは仕切りとしても曇りアクリル板が随所に使われています。

空港のラウンジで

空港のラウンジで

『妄想ふたり旅』長崎編!

Posted by 秋山孝二
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 昨年末のJcomでのスペシャル番組、『妄想ふたり旅・長崎編』は楽しかったですね!!

https://www2.myjcom.jp/special/jtele/mousoufutaritabi/nagasaki/index.shtml

~~~~~~~~~HP より

 旅先での出会い、発見からオリジナル妄想ストーリーを創作。 倉本聰、小山薫堂が「妄想ふたり旅」に出る! 12月25日ほか、テレビ&スマホで放送! ◆番組特設Webページ https://www2.myjcom.jp/special/jtele/… ふたりが訪れた旅マップ、薫堂さんが撮影した旅の写真を公開中です! ◆番組内容 毎回ひとつの街のそれぞれが訪れてみたい場所を訪問し、その土地の文化や風土、人々にふれながら行く先々で妄想を膨らませ、旅の最後にその土地を舞台にしたストーリーを創作。 記念すべき最初の旅先は、倉本さんが訪れてみたかった地、長崎。 いったいどんな妄想ストーリーが生まれたのでしょうか…? 出演 倉本 聰 小山 薫堂 特別ゲスト さだ まさし ナレーション 中嶋 朋子

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 さだまさしさんの「詩島(うたじま)(http://nihonshima.net/sima4/nagasaki/utajima.html)」他を訪問して、番組の最後にはこれらの土地を舞台にしたストーリーを創作するユニークな番組。間のお二人のトークが実に味があり興味深いものでした。