RETHINKING IMPACT @香港 (1)

Posted by 秋山孝二
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 秋山財団の基本財産運用でお世話になっているロンバー・オーディエ(http://www.lombardodier.com/home.html)が、毎年、今頃開催するフォーラムに参加しました。昨年はシンガポール(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24868)でしたが、今年は香港で濃密な二日間でした。

 日本ハムファイターズ対広島カープの野球・日本シリーズの行方を気にしながら、関西空港経由で香港に行きました、私にとってはアフリカへの中継の出張を含めて4回目だったような気がします、毎回、滞在が比較的短いので記憶が必ずしも定かではありませんが。

* アフリカ・マラウィ編――>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%A3%E7%B7%A8

 初回訪問は随分前でしたが、1998年7月5日に閉港した「世界一危険な空港」と言われていた啓徳空港の時代でした。着陸直前に香港島向いで急旋回するあの空港です。今は、移転して広大な空港となり、九龍地区・香港島にもエアポート快速で25分程度で到着します。

* 啓徳空港――> http://dailynewsagency.com/2013/07/19/incredible-pictures-airplane-near-misses-xd5/

空港から香港島まで

空港から香港島まで25分

香港島から九龍地区を臨む

香港島から九龍地区を臨む

空は高く

空は高く

 会場は、「Asia Society Hong Kong Centre(http://asiasociety.org/hong-kong)」一階ホールです。特別展も開催中で、学校の生徒・学生たちも訪れている高台にある立派な建物でした。

会場のASIAセンター

会場のAsia Society Hong Kong Centre ロビー

マラウィ編(6)、支援活動に感動!

Posted by 秋山孝二
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 マラウィでの帯広畜産大学チームの技術支援活動(http://www.obihiro.ac.jp/project/intcollabo/index.html)とほんのひと時同行して、大変密度の濃いメッセージの数々を受け取りました。昨日午後プランタイヤ空港から週2回の便で南アフリカ・ヨハネスバーグを経由して、夜ケープタウンに到着しました。それぞれ2時間程度のフライトです。

 現場感覚と言えば、高さと関係する気温・湿度とは別に、赤道に近いことを痛感するのは太陽の角度でしょうか。

ほぼ真上からの昼時の太陽

ほぼ真上からの昼時の太陽

 

 空港では限られた本数の飛行機便を見学に、多くの地元の人たちが時間前から空港バルコニーにやってきています。これも懐かしいですね、幼い時、千歳空港で当時のアメリカ軍千歳基地(クマベース)MPの門番からパスを貰って空港ビルに行ったこと、少し時代が過ぎて羽田空港でDC8機を初めて見た感動等、飛行機・飛行場の思い出も尽きないです。着陸する飛行機から降りて来る人たちへの興味、離陸する飛行機に子供心に託す「夢」に似た高揚感、昨日空港に来ていた子供たちも、私と同じような思いだったのかも知れません。

2階バルコニーで、この後更にたくさんの地元の人であふれました

2階バルコニーで、この後更にたくさんの地元の人であふれました

 

 日本の大学の国際貢献の現場を、今回つぶさに自分の目で見ることが出来ました。気負うことなく、しかしながら本当に感動する先生・学生達の情熱に、地元の人たち、地域に向ける眼差しの重要性を感じました。今の日本から見ると毎日の通勤等、生活を始め何かとご苦労も多い中、しっかり地域に根差した継続的活動をされている今回の帯広畜産大学の皆さんのご活躍を祈念しています。北海道で再会して、もっともっとお話を伺い、何か地に着いたプロジェクトを起こしていきたいですね。

 この度は大変お世話になりました、心から感謝致します。

マラウィ編(5)、現場の説得力

Posted by 秋山孝二
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 とにかく沢山のメッセージが詰まっていて、時間限定のインターネット環境ではなかなか表現しきれません。またまた、同行しているセミプロカメラマン・Oさんのブログhttp://tetsuya4444.com/で詳細報告されていますので、そちらにもアクセスしてみてください。

丈の高さだけではない、幹の太さ等も大切です

丈の高さだけではない、幹の太さ等も大切です:適量な肥料の重要性

村人の新しい試みを支援

村人の新しい試みを支援

プランタイル北東の山から:眺望

プランタイル北東の山から:眺望

プランタイルから北200キロ・世界遺産マラウィ湖畔

プランタイルから北200キロ・世界遺産マラウィ湖畔

 

 子供たちの写真、あの写真の見出しはどうにでもつけられるのだと思いますね。「貧しさに苦しむ(?)裸足の子供たち」、「今日の食物に追われる生活(?)」、「スコールの中でも外で(?)」etc・・・・。でも、現場から確かに発信されるメッセージは、そんなネガティブなものではありません。あの明るい表情、目の力、家族単位と思われる確かな絆、地域に生きる人々の「確かな暮らし」を感じます。何なのでしょうか、この力強さと明るさは。あの目線でじっと見つめられると思わず目をそらす自分に気がつきます。

 マラウィ湖までの約200キロの道中、上り坂・下り坂を大きな荷物を運ぶ人々、自転車で行きかう人々、どの位歩いてこれから先更にどの位歩き続けるのか、車窓から見る私には気の遠くなるような暮らしぶりですが、道路沿いの露天市場も確かに聞こえる息遣いは、私自身を圧倒します。

 しばらく自分自身の内圧を高めてみたいと思います、今日午後マラウィ・プランタイルを発ち、南ア・ヨハネスバーグ経由でケープタウンに向かいます。インターネット環境の改善を願いながら・・・・。

マラウィ編(4)、現場の説得力

Posted by 秋山孝二
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トウモロコシ実験農場で

トウモロコシ(メイズ)実験農場で

村の子供たち

村の子供たち

 

どんどんやってくる子供たち

どんどんやってくる子供たち

強い目線の力

強い目線の力

遠くに望むアフリカ最高峰の山並み

遠くに望むアフリカ最高峰の山並み

マラウィ編(3)、現場の説得力

Posted by 秋山孝二
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 昨日は、帯広畜産大学の技術支援チームと同行しました。政府の農業政策機構の現地出先機関幹部への表敬訪問、農業技術試験場、現地の村、地元市場等、現場中心に大変密度の濃い一日を過ごしました。スコールもやってきて、滝のような雨も目の当たりにしました。写真ばかりとなりますが、最も説得力がありますので掲載します。

農業政策当局幹部・表敬訪問

農業政策当局幹部・表敬訪問

農業技術試験場・正面玄関

農業技術試験場・正面玄関

激しいスコール

激しいスコール

マラウィ編(2)、インターネット環境他

Posted by 秋山孝二
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 ここまでは順調に来ていて、メール環境も何とか確保出来ています。ただ私自身のeーメールは受信は全て読めていますが、発信メールが全てエラーとなっていて、現在フン詰まり状態です。頂いたメールへの返信は数日滞るかもしれませんが、宜しくお願いします。

 Oさんのブログhttp://tetsuya4444.com/で紹介があるように、まずはプランタイルでの初日を市内のごく限られた地域を徘徊(?)して見ました。空港も高地で、車で30分くらいの町中もそれほどの高低差がないので、あらかじめ聞かなければ「高地」の認識もありません。今日・明日は低い土地へも行くようですから、また違った印象かもしれませんね。

 昨日はマラウィの祭日でした。それにしても休日に出ているマチに居る沢山の人々の風景が、何となく懐かしいです。昭和30年代前半みたいな雰囲気をかもしだしているので不思議です。たむろする子供を含めた若い連中、道路の両脇をとにかく歩いている沢山の人の姿がそんな風情を感じさせるのかも知れません。マチだからでしょうか、身につけている服装が小奇麗で清潔そう、色も大胆でオシャレです。郊外に行くとかなり違う様子とも昨晩聞きました。地元スーパーにも、基本的食料は十分ありますし、贅沢な感じではありませんが暮らしには困っている様子ではありません。ただ、まだまだ初日の極めて限られた印象ではあります。

 今日はどんな光景に出会えるのか、ワクワク感は素晴らしいです。

マラウィ編(1)、無事着きました!

Posted by 秋山孝二
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 今日午後に、札幌から21時間以上飛行機に乗って、無事アフリカ・マラウィのプランタイヤに到着しました。南緯15度くらいででょうか、ただ1200メートルの高地なので、思ったより気温は高くありませんね。

 市内中心部は大変整然とした街並みです。

日本のODAで出来た道

日本のODAで出来た道

 今回一緒のメンバーにセミプロの写真家がいますので、映像はそちらのブログにお任せ致します。早速、香港の待合時間の様子もアップしています。http://tetsuya4444.com/

 取り急ぎメール環境は何とか確保出来そうです。