マラウィでの帯広畜産大学チームの技術支援活動(http://www.obihiro.ac.jp/project/intcollabo/index.html)とほんのひと時同行して、大変密度の濃いメッセージの数々を受け取りました。昨日午後プランタイヤ空港から週2回の便で南アフリカ・ヨハネスバーグを経由して、夜ケープタウンに到着しました。それぞれ2時間程度のフライトです。
現場感覚と言えば、高さと関係する気温・湿度とは別に、赤道に近いことを痛感するのは太陽の角度でしょうか。
空港では限られた本数の飛行機便を見学に、多くの地元の人たちが時間前から空港バルコニーにやってきています。これも懐かしいですね、幼い時、千歳空港で当時のアメリカ軍千歳基地(クマベース)MPの門番からパスを貰って空港ビルに行ったこと、少し時代が過ぎて羽田空港でDC8機を初めて見た感動等、飛行機・飛行場の思い出も尽きないです。着陸する飛行機から降りて来る人たちへの興味、離陸する飛行機に子供心に託す「夢」に似た高揚感、昨日空港に来ていた子供たちも、私と同じような思いだったのかも知れません。
日本の大学の国際貢献の現場を、今回つぶさに自分の目で見ることが出来ました。気負うことなく、しかしながら本当に感動する先生・学生達の情熱に、地元の人たち、地域に向ける眼差しの重要性を感じました。今の日本から見ると毎日の通勤等、生活を始め何かとご苦労も多い中、しっかり地域に根差した継続的活動をされている今回の帯広畜産大学の皆さんのご活躍を祈念しています。北海道で再会して、もっともっとお話を伺い、何か地に着いたプロジェクトを起こしていきたいですね。
この度は大変お世話になりました、心から感謝致します。