遠友みらい塾 第11回例会

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 「遠友みらい塾(http://enyumirai.main.jp/)」、先月は第11回目で、私も報告者の一人でした。

第11回目、今回は外国留学生も

第11回目、今回は外国留学生も

 7月のカナダ・バンクーバー、ヴィクトリア訪問の報告。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E3%81%AE%E8%B6%B3%E8%B7%A1+%EF%BC%A0+%E3%82%AB%E3%83

私から「新渡戸稲造の足跡」をバンクーバ、ヴィクトリアから

私から「新渡戸稲造の足跡」をバンクーバ、ヴィクトリアから

 ブログにも書いたのですが、1933(昭和8)年2月、日本が国際連盟脱退を通告したその年の秋、カナダのバンフで開かれた太平洋問題調査会の第5回会議に、登壇はしませんでしたが日本代表団団長として、カナダを訪問しました。この会議は8月14日から26日まで開催され、米・日・中・英・豪・ニュージーランド・加・比に加え仏・蘭・蘭領東インド(現インドネシア)が新たに正式参加し11地域となりました。テーマは「太平洋地域に於ける経済上の軋轢とその統制」、日本に対する諸外国の風当たりは強く、厳しい雰囲気の中での参加だったようです。会議終了後、当時、国際港のあった西海岸ヴィクトリアで倒れ、市内のロイヤル・ジュビリー病院に入院し、10月15日、治療の甲斐なく息を引き取りました。後に、友人たちにより石灯籠を中心としたささやかな庭園が造られました。当時の日本を代表する外交官だったと同時に、「国際人」としての高い評価と尊敬を集めていたことを示すものですね。

 今回のみらい塾、もう一人は、同塾の事務局員でもある磯真査彦氏(ネオス)が「ドローン」についての報告。部屋の中で飛行の実演も交えての興味深いお話でした。道内初となるJUIDA(一般社団法人 日本UAS産業振興協議会)認定のドローン操縦者養成スクール「日本ドローンアカデミー札幌校」のスクール開設とドローンを使用した様々な可能性についてお話されました。

まずは、最近見られるユニークな活用方法を紹介。2017年には米国スーパーボールのハーフタイムショーで、ドローン約300機にLEDを搭載してレディ・ガガのライブを演出したことや、ドローンそのものを使用したレース、さらには、人命救助、人工知能と融合してソーラパネルの故障部などを発見するスカイロボットとしての活用など、撮影だけではなく、幅広い分野で多様な活用がなされていることを紹介して頂きました。

* レディ・ガガ https://www.youtube.com/watch?v=POtyYqDt_fA

* Sky Magic Live at Mt.Fuji  https://www.youtube.com/watch?v=NngqCk1zxkI

ドローンの昨今の話題

ドローンの昨今の話題&室内での飛行実演

 今後は農業分野での活用ほか、学校教育カリキュラムにもきっちり位置付けての展開も視野に入れているようです。ただ、このドローンは、そもそも軍事用に開発が始まったものであり、将来の戦争がドローンの空中戦とロボットの地上戦も容易に想像されて、少し心に引っ掛かったのは私だけだったのかな?