「上海モダン」の展覧会

Posted by 秋山孝二
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 今月6日から20日まで、上海の現代アーティスト8名による「上海摩登 SHANHAI MODERN」と題しての展覧会が、札幌市内の2か所で開催されています。

http://cai-net.jp/info/shanghai.html

 http://www.g-monma.com/top.html

パンフより

パンフより上海を代表する現代美術作家8名

上海を代表する現代美術作家・8名

上海を代表する現代美術作家・8名

  それに先だって、来札された中国人芸術家の皆さまの歓迎レセプションパーティーも催されました。7名の方とその奥様、その他札幌市長を含めた関係者が、「Gallery 門馬」に集まり、しばし上海芸術の今を語り合いました。上海からのゲストはほぼ1960年代生まれだそうで、大学教授や美術館館長などのお仕事、現在、中国美術界をリードしている皆さまとのことでした。

 昨年11月に札幌で「札幌ビエンナーレ(札幌国際芸術祭)」に繋がる企画のフォーラムがあり、パネラーの一人として私も参加しました。平成23年度開催を目指していることも、中心になっている方々から紹介もありました。ただ、一方で市民的な盛り上がりを基盤にしなければ、関係者だけの「イベント」になって、継続的な「札幌での催し」には進化していきませんよね。幸い札幌には、「雪まつりhttp://www.snowfes.com/」、「’72札幌オリンピックhttp://www.hokkaido-jin.jp/zukan/story/05/08.html」、「PMFhttp://www.pmf.or.jp/」等、国際的なフラッグイベントがありますし、「SAPPORO」の名も札幌市民が思っている以上に海外では有名です。今回のような展覧会一つ一つの企画を積み重ねて、芸術家他、経済界、市民等の応援を幅広く得て、世界に発信するイベントに育てていきたいものです。

 今年5月1日開幕の上海国際博覧会(上海万博)も、以前から中国でのオリンピック開催とともに注目されていました。中核となる施設「中国館」の竣工式典が昨日あったようです。全般的に工事の遅れが深刻になっている、との報道を目にしますが、「東方の冠」がテーマのこのパビリオンは高さ69メートル、建築面積は約4万6000平方メートルの逆台形の巨大な建物で、故宮と天安門を彩る赤色を参考にした「中国紅」で彩られているそうです。とにかく、一ケタ違う感じです。