2009年は、私にとって、秋山財団にとって、日本にとって、「チェンジ」の第一歩でした。変わることの難しさを実感しつつも、確かな手応えと結果を見て取れます。ただ、あくまで今年は新しい方向への「第一歩」に過ぎません。2010年以降も関わり続ける責任もあります。
敢えて今年のキーワード「新」に絡めて自分なりに総括すると、私にとっての「新」は「出会い」と言えるでしょうか。新しい「人」との出会い、新しい「場所」との出会い、そして新しい「テーマ」との出会いです。このブログ(コラム)のお陰で、数多くのメール・電話等による返信を頂きました。検索機能が発達しているので、本当に無限のネットワークを感じる時もあります。ご連絡頂いた方々に心から感謝致します。
今年はアウシュヴィッツ・プラハ他、外国の印象深い土地にも行く機会を得ました。それぞれの地が発信し続けるメッセージを、五感を通じて体で受け止めました。見てしまったものの責任みたいなものを強く感じています。
そして「テーマ」では、これまで「シングル・イシュー」だったものがクロスする感じでした。やたらカタカナばかりで申し訳ありませんが、あるテーマで動いていたものがある瞬間に別の活動と出会い、スパークして「何か」新しい価値が誕生した、そんな雰囲気なのです。ジグソーパズルの一つのピースで絵が繋がったといっても良いのかもしれませんね。真剣にそのテーマを追いかけていると、突然こんな状況に出くわす、プレゼントみたいなものでしょう。それを実感する2009年でした。
私は、今年「納得のいく」活動を通して得た成果を踏まえて、この地でしっかり歩み続けたいと思っています。お世話になった皆さま、ありがとうございました!!