先日、秋山財団に、中華人民共和国の「中央編制委員会研修団」御一行20名様がいらっしゃいました。残念がら私は東京で用事があり出席出来ませんでしたが、後から報告を聞いて、大変熱心な意見交換だったようです。財団事務所へのお客様では「公益財団法人」として初めての、外国からの方としては、昨年のベラルーシ大使ご夫妻他以来2回目となりました。
当日は、秋山財団設立の趣旨と理念、24年間の活動経過、「公益財団法人」としての今後の展望等を資料も交えてご説明しました。
事前に一行の名簿を拝見しましたが、29歳の方から57歳までの中央政府で公益法人の管理・監督をするお立場の方々とか。「民が担う公共」について、これまでの活動と今後の展望をどこまでメッセージを届けられるか、多少の不安もありましたが、当日の質疑応答の様子ではかなり的を射た質問も多く、対応した秋山財団関係者は彼らの研修への意欲と集中力を強く受け止めたようです。これから全国を約3週間まわって、内閣府公益認定等委員会、文部科学省、国会図書館等を訪問・研修すると伺っています。
中国でのNGO・NPO活動がどういった現状なのか、大変興味のある所ですね。メインランド・チャイナだけでなく、香港・台湾・シンガポール等も含めた「グレイター・チャイナ:大中華圏」を考えると、今もこれからも、貿易相手としては勿論、多くの分野で最も良きパートナーシップを構築していく必要があると思います。
写真からも見て取れるように、若い方々の眩しい程の目の輝きが印象的でした。