今年10年ぶりに日本一になりました、リーグ優勝、CS優勝、日本シリーズ優勝と、ドラマの連続で興奮しました!
Facebook ファイターズのHPから
今年の日本一パレードは11月20日、私はこれまで毎回観に行っていて、南1条西4丁目が定位置です。
* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2709
* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=15134
<Facebookへの私の投稿と反応>
秋山 日本ハムファイターズの日本一、本当に心から嬉しいですね!瞬間から今日まで、時間の許す限り映像・活字に触れていますが、栗山監督はじめ球団すべて、何か一つの理想的な学校みたいで、「育み」を感じ、これまでのプロ野球を越える感動と景色を見ているようです。選手、コーチ一人一人がチームの中における自分の役割をしっかり認識していて、目の前の状況を的確に判断して個々に対応する姿、まさに全員で一つのゲームに向き合っている素晴らしい集団に育て上げています。
それに対して従来型の解説者・マスメディアは何ともお粗末ですね。大谷翔平の二刀流をあれだけ批判していた輩はどこへいっちゃったのでしょうか。見たこともない逸材を過去の限定的な自分の経験で批判する悪しきムードは、もうやめにしないと、若い有能な選手たちをスポイルするだけですね、これは何もプロ野球に限ったことではないでしょう。新しい時代は新しい担い手が創る、未来は予測するものではなく創るもの、私たち世代はポストを明け渡して、違った立ち位置から若者を見つめる、そんな気持の昨今です。
――私も札幌ドーム三連戦を北海道でテレビ観戦でしたが、こちらに戻って優勝戦を自宅で観戦し、栗山監督の、他スタッフの人間を育んでのスポーツに感動し、ファンになりました。
――スポーツの生番組の感動に比べて、シナリオに誘導されたバラエティ番組や筋書見え見えのドラマのつまらいこと。
――秋山さん、ご無沙汰です。時代は流れ過去や事例に固執せず、新たな視点でみて、若い世代を応援していくって事ですね。秋山さんに会いたくなりました。
秋山 応援する側が力を貰う、本当ですね。11月20日、札幌でパレードがあります。私はこれまでの日ハムの優勝パレードは毎回3時間以上前から行っているのですが、私より年上の女性たちがさらに前から陣取っています、皆さん、「ありがとう!」と言いながらです!
――わたくしも二刀流を激しく批判した一人です。自分の粗末な見聞、体験から、大谷の持つ投手としての才能を二方向に分散して「二兎一兎」になるのを惜しんだからです。しかし、大谷の才能はわたくしの想定外、異次元のものでした。大谷の異次元の才能を生かした様々な二刀流のオプションがあることを今年の起用が示しました。結果としては「二刀流批判はわたくしメの不明であった」と認めます。認めたうえで、大谷の異次元の才能を、無理な起用でつぶさぬよう、球団(現在、将来の)責任が問われます。大谷の実績によってこれから野球を続ける少年少女たちが新たな可能性に向かって挑戦する「勇気」(私は『勇気』の大安売りは嫌いですが)を与えてくれたことに最高の賛辞を贈りたい。総合点で今年の両リーグ通じてのMVPは文句なしに大谷翔平君だと、誰もが認めるでしょう。
秋山 実は私の危惧もそこにあります。今度は、今後も二刀流を期待する大合唱で貴重な財産を潰してしまうのでは、と。要するに言いたいことは前途有望な若者の才能と将来を、温かい目で見守る姿勢、それが本当のファンではないか、ということです。
――応援、ありがとうございます。2013年からファイターズのアドバイザーとして関わっていますが、この会社の本質=本業は、「人材育成」だと感じています。選手に限らず、球団としての様々な事業は、人材育成であり、人材育成を通して北海道に貢献していると思います。まだまだやれることはたくさんあります。チームあっての球団ですが、チームと事業の両面から北海道に貢献していきます。今後とも、応援のほど、よろしくお願い致します。
秋山 アドバイスの成果でしょう、おめでとうございます。広島カープの雰囲気もベテラン・若手の一体感で雰囲気がいいですね。今朝の朝刊に、「エキジビションで第7戦、黒田・大谷の先発で試合を!」とありましたが、日ハムが勝ってみるとそんな気分にもなります!
――日ハムの不動の四番、中田選手が大谷を評して「俺たちの練習って何なんだろう」と言っています。一流は一流を知るといいますが、トップクラスの選手から見ても大谷の才能は、想定外ということのようです。今年のドラフトで同世代の選手が、大谷を評して「雲の上の存在」と言ってリスペクトしています。つまり大谷は、過去にない超人ということでしょう。日本も過去と同じことをしていたのではすでに対応できない時代に入っているということを超人が自ら示してくれていて、その世界は、過去の実績などは何の意味もないということを教えてくれているようです。そのような超人であるなら、どこまでできるかぜひ見てみたいものです。
――北海道日本ハムファイターズ、優勝おめでとう。嬉しいですね。大谷、中田、大活躍しました。ヤクルト時代から古田、栗山、池山、内藤、頑張ってました。評論家にいきなり監督が出来るのか否定的な意見もありましたが、実績で覆しました。二刀流ももちろんですが、栗山の生き方そのものが新しい事への挑戦だったのですね。不動の四番、中田翔のように変えないものは変えない。投手交代は先手を打って変える。信頼されて、チームでやる野球、見ていて気持ちが良かったですね。
――育む、重い言葉です。そのための自分の役割は何だろうと考えつつ。一方。老兵は・・・・とも。
――テレビ番組の中のインタビューに答えて「人の子だからダメだと言われた時は良い気持ちはしませんでしたが,一流の選手だった方たちが,無理だ,難しい,やめた方がいいと言ってくれた御陰で,自分のやること(二刀流)の価値がいっそう高まったのでありがたい.」という内容の事を全くいやみを感じさせずに静かに語っていました.結果を残したから言えるのか,こういったものの見方,考え方ができるから結果を残せるのか,感心しながら聞きました.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ FBからの引用 おわり
とにかく、毎試合、ドラマの連続でした。栗山監督の采配、それに的確に応えたコーチ・選手諸君にアッパレ!ですね。