栗山凱旋パレード 2023

Posted by 秋山孝二
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 栗山監督のWBC優勝をお祝いする栗山町での凱旋パレード、テレビで観ていましたが彼の人柄がにじみ出る光景に感動しました。地元栗山町の皆さんはもちろん、道内外各地からも祝福する方々が1万4千人も集まったとか、素晴らしいですね。

* これまでの栗山町関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%A0%97%E5%B1%B1%E7%94%BA

 途中、軽トラックを降りて、沿道の方々お一人お一人と握手、サインに応じての丁寧な対応、ここでも彼の温かさを感じる映像でした。

 下の写真の掲げているメッセージ、「Thank You」のスペルが少し抜けてる!!

 地元の小林酒造では特別限定のお酒も販売だったようです。

WBC優勝の余韻に浸って!

Posted by 秋山孝二
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 4月に入っても、WBC優勝の大きな盛り上がりは、私自身、たくさんのサイドストーリーに触れてまだまだ余韻に浸っています。一昨日から始まった日本国内のペナントレースがどこか迫力に欠ける練習試合のような印象です。

 余韻の一つは、白井一幸ヘッドコーチ(https://shirai90.ashita-sanuki.jp/の臨場感あふれる解説でした。日ハム時代から注目していましたが、先日のテレビ出演でも相変わらずの爽やかさで素晴らしかったです。札幌で講演を聴いたことがあり、一度、札幌から東京行きの飛行機の中でお会いしてご挨拶をさせて頂いたこともありました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28614

 次は、ヌートバーの母・久美子さん(57)

 侍ジャパン入りについて、久美子さんは当初「あるわけない」と半信半疑だったようですが、栗山監督から内定を伝えられ「跳び上がって喜んだ」とか。先日の番組でのリアル登場では、この間めだちすぎているのでそろそろメディアへの露出は「引退する」とおっしゃっていました。どこまでも前向きで明るく、素晴らしいキャラクターで侍ジャパンに華を添えました。

 そして、栗山英樹監督、早速、地元北海道栗山町への凱旋!!子供たちとの写真撮影とミニトラックと長靴姿が変わらぬ等身大の彼の人柄を表現しています。

 この他にも、今回ブルペン捕手を引き受けた元日ハムの鶴岡慎也さんほか、たくさんの方々の裏方としての活躍も感動を与えてくれました。彼も新千歳空港で遭遇しましたがとてもプロ野球選手とは思えない華奢な体つき、よく頑張ってきました。

 何はともあれ、今回のWBCはメディアの多彩な報道のお陰もあって、本当に感動満載の時間でしたね、皆さんに感謝したいです!!

* 日本ハムファイターズ関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83

祝 WBC 侍ジャパン!!

Posted by 秋山孝二
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 WBC2023年(https://www.wbc2023.jp/の大舞台で『侍ジャパン』は見事決勝でアメリカを破って優勝しました、心からおめでとうですね。

 何と言ったらいいのか、ただの野球の優勝というだけでなく、栗山監督はじめダルビッシュ有、大谷翔平、伊藤大海ほかコーチ陣にも北海道日本ハムファイターズ関係のスタッフも多く、様々なドラマが球場外でも身近にあふれて多くの感動を与えてくれました。通訳の一平さんのインスタからもその感動が伝わってきます。

* これまでのファイターズ関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83

 アメリカ・マイアミでの準決勝、決勝はリアルタイムでは最初からずっと観戦という訳にはいきませんでしたが、後半の部分他はスマホでも断片的に観ていて興奮しましたね。

 終了後の各メディアでのコメント、昨晩の凱旋帰国後のニュース、今朝のニュースで、一層今回の一連のチーム作りの経緯を知り、更に感動は増すばかりです、凄いですね、スポーツの力は!!!!栗山監督、ダルビッシュ、大谷の報道される一つ一つのコメントが実に奥が深く思想を感じるのは私だけはないと思います。従来の体育会系の根性物語とは別の、もっと精神の奥底に確固として持っている信条みたいな崇高なものを受け止めるのに十分なメッセージ性でした。栗山監督はまさに『教育者』ですね。

祝 優勝 仙台育英!

Posted by 秋山孝二
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 今年の全国高校野球、私はそれほど注目していた訳ではありませんが、昨日の決勝戦は東北に初めて優勝旗が渡るかどうか気になっていました。そんな中、仙台育英が優勝したことを知り、私も嬉しかったですね。更に、勝ち負けだけでなく、須江航監督のインタビューの言葉にも、野球の監督以前に教育者としての眼差しを受け止めて感動しました。
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仙台育英・須江航監督の優勝インタビュー:
 高校入学時から新型コロナウイルスの感染拡大という不測の事態に見舞われた3年生にかけたい言葉を聞かれて、こう答えた。 「入学どころか、多分おそらく中学校の卒業式もちゃんとできなくて。高校生活っていうのは何て言うか、あの…僕たち大人が過ごしてきた高校生活とは全く違うんですね。青春ってすごく密なので。でも、そういうことは全部駄目だ、駄目だと言われて、活動をしていてもどこかでストップがかかって…どこかでいつも止まってしまうような苦しいなかで、でも本当に諦めないでやってくれたこと。でも、それをさせてくれたのは僕たちだけじゃなくて、やっぱり全国の高校生のみんなが、本当によくやってくれて……」  須江監督の目には涙があふれ、頬を伝っていた。
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 「育てる眼」、それは高校野球だけでなく、プロの世界でも大谷翔平に多くの批判的雰囲気の中、二刀流をさせ続けた栗山監督にも通じる「人を育てる眼差し」を感じます。
 いずれにせよ、仙台育英の皆さん、東北の皆さん、おめでとうございます!!!

大谷翔平、マッドン監督の弁!

Posted by 秋山孝二
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 今シーズンの大谷翔平の活躍は感動の連続でしたが、先日、『NHKweb特集』でアメリカ総局記者の山本脩太さんが取材した素晴らしい幾つかのコメントが紹介されていたのでそこからマッドン監督のコメントをそのまま引用します。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211008/k10013293641000.html?fbclid=IwAR0GYdXyx00MffU7M1VL6hhvr5DNohzg2eAIDqqhcioiD3g7aY9XSyy_gEE

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<大谷翔平の衝撃  チームメートが語る>

 大リーグで今シーズン、話題の中心であり続けた大谷翔平選手(27)。
ピッチャーとして9勝、156奪三振、バッターとしてホームラン46本、26盗塁のすさまじい記録を残し、現代野球では例のない投打の二刀流を1年間やり遂げた。史上初めてオールスターゲームに投打の両部門で選出され、ホームラン競争にも初出場。先発登板した試合では160キロを投げ、最初の打席で先制ホームランを打つ。ホームラン王争いトップでマウンドに立ち、2位の選手相手に投げる。
 マンガでもお目にかからないようなそんな活躍を、いちばん近くで見ていたエンジェルスのチームメートたちはどのように感じていたのか。大谷選手の歴史に残る1年の衝撃を彼らのことばで描いてみた。

(アメリカ総局記者 山本脩太)

二刀流を疑っていた人たちが間違っていたことを彼は証明した
 2021年、二刀流で歴史を塗り替え続けたシーズンをこの人抜きには語ることはできない。最優秀監督賞を3回受賞し、カブス時代の2016年にはチームをワールドチャンピオンに導いた大リーグきっての知将は、2月のキャンプ初日に大谷選手の「フル稼働戦略」を公表。「登板前後に休養日をあてていた、これまでの翔平ルールをことしは作らない」と宣言した。マッドン監督がこの大きな決断ができたのは、なぜなのか。
マッドン監督
 「私はルールが好きではない。権力を持つ人間が制限を設けて他人の偉業を妨げることが多いが、私はルールではなく誠実さが必要だと常々思っている。その点、彼は誠実で謙虚な人間だ。うそを言わないし、発言には責任を持つ。私は今シーズン、(通訳の)一平と毎晩メールしていたが、『あすはだめです』と言ってきたことは1度もなかった。いつも『準備万端です、いけます』と答えが返ってきた。そして次の日球場に来ると、彼はいつも元気いっぱいだった。彼はことし『ルールがない』というルールを作った。これは私が作ったのではない。彼自身が作ったものだ。そして彼は、二刀流を疑っていた人たちが間違っていたことを証明して見せた」

マッドン監督と大谷

 大谷選手は、大リーグに挑戦した2018年に右ひじのじん帯を修復する「トミー・ジョン手術」、翌年には左ひざの手術を経験し、去年は開幕直後に右腕を痛めてピッチャーを断念。ケガに悩まされてきただけに、疲労が蓄積される懸念が大きいこの起用法は当初、大胆すぎるとも思われたが、マッドン監督は大谷選手のある“表情”に注目していた。
マッドン監督
 「投げた翌日に体は痛いに決まっている。私だって、高校時代に投げた翌日は痛かった。ほかの先発ピッチャーに『投げた翌日に4打席立ってホームランを打って、盗塁して、一塁にいる時にツーベースが出たらホームまで走ってかえれるか』と聞けば、誰1人できるとは言えないだろう。できるとしても1回くらいだろう。それを彼はやってのける。タフさは本当にすごいが、何より彼はいつも笑顔だ。プレーする純粋な楽しさが、彼を疲れなくさせていた。野球は遊びだ。生きるか死ぬかの戦いだと思っている選手が多いが、そうではない。内なる楽しさや喜びがなければ気が重くなり、何かに押しつぶされてしまう。楽しむ力を甘く見てはいけない。彼は純粋にプレーを楽しみ、野球が遊びだということを正しく理解している。彼のようにプレーを楽しむ選手が増えてほしい」
~~~~~~~~~~~~~~~~~ 引用おわり
 それぞれの立場からの言葉に大谷翔平の素晴らしさ・凄さを感じることができます。プロのアスリートとして、その運動能力ばかりでなく、生きる真摯な姿勢に心打たれる気持です。と同時に、プロの世界で最初から育てた北海道日本ハムファイターズの栗山監督の育てる眼を忘れることはありません。この動画でのコメントでもそれを強く感じます。
 * これまでの私の関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E7%BF%94%E5%B9%B3

大谷翔平 ブラボー!!

Posted by 秋山孝二
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 アメリカ大リーグの第91回オールスター戦(https://www.jiji.com/jc/v4?id=202107shotimereview0001)がコロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで開催されました、大谷翔平は、その前日からホームラン競争、レッドカーペット登場、本戦では一番DHで二度打席に立ち、先発ピッチャーで一回を三者凡退に打ち取り、まさに大活躍でした。

 何の気負いもなく、ただだた野球が楽しくてたまらないといった表情にこちらも思わず笑顔になります。また、大リーグの選ばれた他の選手たちからも一目も二目もおかれている様子、サインを求められてる姿も誇らしかったですね。

 ホームラン競争で疲れた珍しい表情も素晴らしい!

 数日経って、YouTubeのサイトに「ムーンショット」と題して写真がアップされていました、すごいですね!!

moon shot !!

moon shot !!

 そしてこの人、専属通訳、いや通訳以上のパートナーの水原一平くん!!彼の素朴な立ち振る舞いもアメリカで大人気だったようで嬉しかったです。

 試合が終わってからも数日間、インターネットの動画サイトにいろいろな場面がアップされていて大活躍の余韻に浸っていた私です。日本では当初、そして今も懲りずに「二刀流」を批判し続けている張本勲ほかプロ野球評論家・OB達がいますが、本場アメリカではこのチャレンジの大絶賛が沸き起こり、「歴史を作るショウヘイ!」となっています、日本ではこのようなチャレンジは育ちませんね、一番障害になっているのは以前にその世界にいた「元○○」連中です。企業でも全く同じ、イノベーションを阻害しているのはその企業のOB経営者たちと言われてきましたから。その点では、北海道日本ハムファイターズ、栗山監督の教育者の眼差しは高く評価されるべきです、優れた真の指導者で、日本ハムファイターズでの実績がなければ今の大谷翔平はあり得ませんでした!

 後半戦に入って少し調子を落としているようですが、またワクワクするような活躍を観ることができると信じています、頑張ってくださいね!!!!

* これまでの私の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E7%BF%94%E5%B9%B3

頑張れ 大谷翔平 2020!

Posted by 秋山孝二
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 年始には再放送番組が幾つかあり、見逃していた私には大変ありがたいですね。NHKBS1では、特集で放送していました。

 メジャーリーグで二刀流の先鞭をつけた大谷翔平くんも、着実にリハビリを重ねて2020年にまた大活躍をしてくれそうで楽しみです。

* これまでの大谷翔平関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E7%BF%94%E5%B9%B3

昨年の活躍の一つ

昨年の活躍の一つ

今年への期待!

今年への期待!

 アメリカでの評価も大変高く、そして実力の世界でも注目を集めているのが分かります!

昨年の監督も

昨年の監督も

 アメリカ大リーグには、チャレンジする者に大きな拍手を送る風土があるのでしょうね。それに比べて、日本で二刀流を試みようとした時のあのネガティブコメントの嵐は、酷いものでした、育てる気風がないですね。そんな中で日本ハムファイターズの栗山監督が信念を持って育てた功績は、大変大きなものがあると私は確信します。栗山監督の教育者としての眼力、揺るがぬ思い、覚悟とでも言うのでしょうね、素晴らしい人物です。

 大谷翔平くん、北海道で育まれた能力に一層磨きをかけて、さらに今年大活躍をして欲しいものです、ガンバレ翔平!!!

「平成」最後の大晦日に思う

Posted by 秋山孝二
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 今年1年、そして平成の30年間、私にとっても激動の時代でした。

 今朝の北海道新聞朝刊の一面トップは、「アイヌ民族差別禁止を明記 新法案の全文判明 国や自治体に理解深める義務
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/263371)」。基本理念として、アイヌ民族に対する差別や権利侵害を禁止することを明記し、国や自治体が、アイヌ関連施策を実施する責務や、「アイヌの伝統等」に関する国民理解を深める努力義務を負うことも定めたそうです。

 このところのアイヌに関する動きと今日の記事を読んで、私は10年前の「G8北海道洞爺湖サミット」開催時に、「G8サミット市民フォーラム北海道」の共同代表の一人として、「世界は、きっと、変えられる」をメインテーマに掲げた時の頃を思い出しました。

*詳細は、http://kamuimintara.net/detail.php?rskey=143200809t01

 この「フォーラム北海道」の規約では、その目的は(1)北海道洞爺湖サミットを市民に開かれたものにすること、(2)北海道(アイヌモシリ)の問題をグローバルな視点で討論すること、(3)道内のNGO・NPOなどが一緒に活動し市民の声をサミットに反映させること、としていました。

 さらに、政策提言も高橋はるみ北海道知事宛に提出していて、提言の日本文は7ページにわたり、英訳が加えられています。気候変動、生物多様性、平和・人権、貧困・開発の4分野で構成されており、「私たちが暮らしているこの島は、先住アイヌ民族が住み続けている島です。アイヌの人たちは、この島をアイヌ・モ・シリ(人間の住む・静かな・大地)と呼んできました…」という前文で始まります。(アイヌ・モ・シリのリは小文字)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~以下、一部引用

 G8サミットはサミット(頂上)という言葉が示すように、地球規模の課題を『上から』解決しようとする場です。しかし8つの『大国』だけでこうした問題が解決できないことは、すでに明らかになっています。地球規模の課題を解決していくために必要なのは、気候変動や経済のグローバル化の影響を受ける世界の人びとと、とくに地域に生きる人たちの知恵や経験、価値観です。私たちは北海道・アイヌモシリという地域に住む住民という立場から提言を行います。

・・・「北海道・アイヌモシリは豊かな自然が今も残り、食料やエネルギーの『地産地消』が可能な島でもあります。この可能性をさらに発展させ、北海道・アイヌモシリを持続可能で平和な島に変えていくことを私たちは提案します」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用 おわり

 当時は、はなはだ残念ですが当局から何の反応もありませんでしたが、10年の時を経て、冒頭の新聞の見出しのような世の中に大きく変わってきています。時間は掛かりましたが、私たち北海道からの提言は決して無駄ではなかったのでしょう。

 もう一つの話題は、昨日のBSでも放映されていましたが、元日本ハムファイターズの大谷翔平選手のメジャーリーグでの大活躍です。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E7%BF%94%E5%B9%B3

 番組でもたくさん紹介されていましたが、アメリカでの活躍に多くの方々がその勇敢な挑戦に拍手を送り、違いを乗り越える真摯な努力と適応力を褒めたたえていました。ファン、アナリスト、メディア、ライバルチームの超一流選手たち、エンジェルス球団の幹部等、プロフェッショナルが支える一つの産業の中で、大谷翔平くんの少年のようにベースボールと向き合う姿が共感と感動を与えたと私は理解しました。「褒める文化」が実に美しい、日本のこの業界で飯を食っている連中のレベルの低いバッシングに比べて、人が育つ、育てる土壌の違いを感じました。と同時に、ここまで日本で育て上げた日本ハムファイターズ球団と栗山監督の功績も実に大きかったことを再確認しました。

 以上、様々な出来事の2018年でしたが、最後に、今年の秋山財団贈呈式での私の挨拶の手元メモからの引用です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<日本の凋落・劣化、そして新しい担い手たちの台頭>

ひどい大人たちの惨劇

政府 モリ・カケ疑惑

経済―アベノミクスの行き詰まり・破たん

記録改ざん・廃棄・隠ぺい~中央官庁

障碍者雇用の水増し~中央官庁

パワハラ・セクハラ問題

~元TBS山口敬之の犯罪と隠ぺい

~スポーツ:女子レスリング、日大アメフト部、日本ボクシング連盟、日本体操協会、etc

* 女子レスリングの伊調馨(かおり)と栄和人監督

* 日大アメフト部の悪質タックル問題で、内田正人監督、井上奨(つとむ)コーチ、記者会見時の広報部司会者・米倉久邦

* 日本ボクシング連盟の山根明会長(当時)

* 日本体操協会

<一筋の光>

+ スーパーボランティア尾畠春夫さん(78歳)

+ 宮川泰介(みやがわ たいすけ)日大アメフト選手

+ 体操女子 宮川紗江(みやかわさえ)選手

+ 伊藤詩織さん

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 私自身、限られた時間を自覚して、少しでも社会の役に立てればなと思っています、皆さま、今年一年お世話になりました、どうかよいお年をお迎え下さい。

限界を越えて、大谷翔平くん!

Posted by 秋山孝二
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 アメリカ大リーグで、日本ハムファイターズからエンジェルスに行った大谷翔平の活躍が素晴らしく、先週のMLB週間MVPにも選ばれました。投打の「二刀流」をこなす選手の受賞は各週の最優秀選手を選び始めた1975年以降、初めてで、日本選手でメジャー1年目の4月の受賞は最速、23歳9カ月は最年少と、初物尽くしでした。日ハムの栗山監督は、普通のことで特に驚かないと言っていますが、アメリカでも大変大きなインパクトを与えていて、私も嬉しく、元気を貰っています。

* https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180411-00000014-dal-spo&pos=4

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 6年前、彼が日本ハムファイターズに入団して二刀流に挑戦する時、多くのこの世界の評論家たちは反対の大合唱で極めて批判的でした。そんな様子に当時私はずいぶん憤っていたことが以下のコメントから分かります、どうして、若いこれからの選手の夢を、「やってみなはれ!」と背中を押してあげられないのか、と。

* 2012年12月 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=15309

* 2013年6月 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16905

* 2014年4月 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=19619

 例えば~~~~~~~~~~~~~私のブログから

* 日ハム球団のきわめてオーソドックスな現行ドラフト制度下での選手指名、交渉姿勢に、さらに大きな拍手をしたいです。丁寧で誠実な交渉を繰り返し、指名した責任をしっかり果たした結果の翻意なのでしょうね。これに対して、星野仙一が批判しているようです(http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20121209-OHT1T00224.htm)、スポーツ報知の記事というのもアンタには言われたくない、ですよ。

* 今、学校教育現場で「いじめ」が大きな課題になっていますが、今回の「翻意」に対して、学校及び本人に対して幾つかの批判メッセージが届いているとか。朝日系の「強行指名」という言葉も不適切です、大手メディアの寄ってたかっての球団、若者バッシングではありませんか。ゆがんだ今の日本社会ですね、「いじめ」は学校現場だけではなく、むしろ日本社会そのものに横たわるどす黒い風潮なのでしょう、これを子どもたちが真似してしまっているのだと思います。

*  栗山監督のあの教育者としての立ち振る舞いと表現は、彼がただ東京学芸大学の卒業であるだけでは説明できないでしょう。以前にも書きましたが、「人を育てる」ことを根本の所で、人生の目的にしているのではと、私は彼に哲学を感じて尊敬しています。言い方は大変失礼ですが、「ただのプロ野球選手ではない」、そんな思いですし、彼を監督に据えた北海道日本ハムファイターズの球団関係者に敬意を表します。http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=14871

* 新人大谷へのレベルの低いコメントに辟易していると、全く対照的な事例として、私は、先月盛岡で、ジョン・V・ルース駐日米国大使が、経済同友会全国フォーラムの基調講演で「日本経済の未来を支える3つの鍵」と題して熱く語られ、日本の若者への期待感がにじみ出ていたのを思い出します(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16803)。

* さらに大藤さんに共感するのは、大谷翔平選手の前代未聞の「二刀流」挑戦を目の当たりにして、まだ始まったばかりではありますが、投打とも素晴らしい成績を挙げている現状から、このコメントが発せられていることです。昨年も、従来型の解説者、プロ野球選手OBは大谷翔平、日本ハムファイターズの挑戦に大変ネガティブな反応でしたね、まるで成功しては困るかのようでした。今年はさすがにそれ程ではありませんが、張本勲氏を筆頭に相変わらずの方も多いです。

* 何回もこの欄でも書いていますが、新しい挑戦を従来型の眼でしかコメントできない、理解しようとしない、その構図が今日本の閉塞状況を象徴しているような気がします。ベテランは、自分で判断できないことは素直に「分かりません」、「果敢に挑む本人を応援しましょうよ」と、どうして言えないものか、社会全体の器の小ささ、解説のプロフェッショナル不在を感じる昨今です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~私のブログからの引用 おわり

 寄ってたかって若者を批判する姿、カッコ悪いですね。新しい時代は新しい担い手が創る、そうです、化石のような方々は静かに去って頂きましょう、邪魔をしないように。実は、昨日のある会合でも、定番のように講演後に質問する80歳を超えた方が、質問を幾つも独り占めして時間を使う場面がありました。年寄りだからダメとは言いませんが、ああいう場で、質問は吟味したもの一人一つというのが「作法」ではないでしょうか、ご本人は現役時代からあの調子、未だに気が付いていな様子に、何か哀れを感じました。最後はお口汚し、失礼しました。

 大谷翔平くん、これからも限りない挑戦を!!!

大晦日 2016

Posted by 秋山孝二
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 毎年のこの「秋山孝二の部屋」の年末メッセージを見ていると、随分差があることに気が付きます。昨年末の振り返りは3本の記事にまとめるほど一生懸命でしたが、今年は何かと思いを巡らすことも多く、多忙な中に逃げ込んでゆっくりの振り返りもままならない状態で年を越しそうです。

 何はともあれ総じて、私にとっては大変充実した1年でした。海外出張は3月のアメリカ・オレゴン州ポートランド訪問、10月の香港と、ともに内容の濃いディスカッションとフォーラム。国内では、熊野古道・中辺路ウォーク、北を語る会での道内樺戸・増毛方面のツアー等、バラエティに富んだひと時も思い出に残ります。ただの見学ではなく、その場その場での学芸員、解説者の皆さまのお話が大変感動的でした。

* ポートランド訪問 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%A7%89%E5%A6%B9%E9%83%BD%E5%B8%82%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%

* 香港 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=RETHINKING+IMPACT+%EF%BC%A0%E9%A6%99%E6%B8%AF

* 熊野古道・中辺路ウォーク http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%86%8A%E9%87%8E%E5%8F%A4%E9%81%93

* 北を語る会ツアー http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8C%97%E3%82%92%E8%AA%9E%E3%82%8B%E4%BC%9A%E3%83%BB%E7%A7%BB%E5%8B%95%E4%BE%

 北海道日本ハムファイターズの日本一までのプロセスは、本当にドラマ、ドラマの連続でしたね。大谷翔平くんが巷の話題ですが、栗山監督ほかコーチ陣、若手選手たちの溌剌とした活躍が数多くの感動を与えてくれました。私はテレビで見ているだけでしたが、優勝パレードには足を運んで感動を共にできました。インターネット上の記事を時間を見つけて片っ端からアクセスして、サイトを手元メモに書き留めましたが、すでに削除されている動画もありました。優勝記念の雑誌、DVD、そして昨日はHBCラジオの実況CDも買って、再度興奮をあらたにしました、本当に何回見ても、聴いても、涙涙の感動でいっぱいです。ファイターズのチームで育っていく若手選手の成長と、感動をともにできることは、ただのプロ野球というよりも良質の学校を見ているようです。

2016 栗山 https://www.youtube.com/watch?v=8AT0a__FdM8

2016 栗山 クロ現 https://www.youtube.com/watch?v=NZNiXT9zPIw

2016 栗山 特派員協会 https://www.youtube.com/watch?v=mhTctX0hdJU

2016 理想の球団経営 https://www.youtube.com/watch?v=q9lM2Z2rA3c

 今年4月、私は大分県臼杵市での会合に出席するために、前日から大分県別府市に宿泊していました。早めに寝ていたら真夜中午前1時半前に、大きな揺れに襲われました。2日前の熊本を中心とした地震に続いての揺れ、後にこれが「本震」と変更されました。大震災を肌で感じて以来、出張先での一人での宿泊では後遺症が続きました。地元の方々にとっては続く余震で、今も不安なお気持ちでお過ごしになっていることでしょう。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=26258

 秋山財団は30周年を迎え、今年は常務理事、事務局の頑張りで新しい段階へと進化しました。来年からは31年以降のさらなる飛躍を目指して着実に前進して参りたいと思っています。テーマとしては「生命科学」、フィールドとしては「北海道」をさらに深掘りして、新たなバージョンで社会に貢献して参りたいですね。

 夢の膨らむ今年でしたが、世界に目を向けると、Brexit、アメリカ大統領選挙でのドナルド・トランプ氏勝利、韓国の朴槿恵大統領の進退、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領の暴言、頻発する各国でのテロ等、何やら不穏な今後を予感させるので少々不安です。日本の政治・経済のリーダー達の劣化も、目を覆うような惨状。先日の安倍晋三首相のアメリカ・ハワイ州真珠湾訪問に対しても、私はかなりネガティブなコメントを発し、翌日(29日)の北海道新聞朝刊に記事の一部となりました。

 振り返り始めると次から次へと記憶が蘇ります。今年、数々の名言にも触れました。

 9月に早稲田大学で行われた「むのたけじの魂を継承する」集会で、亡きむのたけじの言葉、「『すりかえる』権力と『すり抜ける』民衆、騙されないこと」、「歴史は一人から始まる、自分から始める、それは自分に誇りを持つこと」、と。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=27735

 また、今年で6年目になる寺島実郎戦略経営塾(http://www.terashima-bunko.com/terashimabunko-juku/strategic-management.html)での寺島実郎さんのお言葉、「つながりを理解できる力、うねりを理解する力、それが『知性』である」、と。

 今年1年、多くの皆さまにお世話になりました、来年もまたよろしくお願い致します。どうか良いお年をお迎え下さい。

日ハム優勝パレード 2016!

Posted by 秋山孝二
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 今年の北海道日本ハムファイターズの日本一パレード、これまででは最高に近い場所を確保していましたが、紙吹雪の代わりの応援の小旗とスマホ撮影に阻まれ、最悪の写真の出来栄えとなりました、これもよき思い出かもしれませんね。

これまでのパレードの記事:

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2709

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=15134

 最初の二枚はオフィシャルフォトからです。

4丁目交差点付近、今年は14万人のファンが応援!!

4丁目交差点付近、今年は14万人のファンが応援!!

三越前で:私は二階建てパスのすぐ横付近で応援

三越前で:私は二階建てパスのすぐ横付近で応援

 今回は2時間半前からいつもの4丁目三越前に行きました。雨が降っているので出足はそれ程早くないかと読んで行ったのですが、どうしてどうして、最前列の方々は朝6時前にはすでに陣取っていたようです。

沢山の応援小道具を袋いっぱいに詰めての応援、凄いですね!!

沢山の応援小道具を袋いっぱいに詰めての応援、凄いですね!!

 2時間以上前から上空には北海道警察とマスメディアのヘリコプターた行ったり来たり、すごい騒音でした。

上空のヘリ、ものすごい騒音!

上空のヘリ、ものすごい騒音!

 パレードは音楽隊、ファイターズガールズに続いて、オープンカー1台目には栗山監督、大野選手、田中賢介選手でした。

今年の写真は小旗が邪魔でした!

今年の写真は小旗が邪魔でした!

これじゃあ、ね

これじゃあ、ね

 オープンカー2台目には中田翔、宮西、増井選手も。

辛くも中田翔選手を撮影

辛くも中田翔選手を撮影

 今シーズンで引退を決めた武田勝選手は、オカリナを吹きながらファンに手を振っていました、隣のBBも大活躍でした。

武田勝選手はオカリナを吹きながら

武田勝選手はオカリナを吹きながら

 注目の大谷翔平選手は、二階建てパスの逆サイドで全く見えませんでしたが、向いの大きなスクリーンではパレード中にインタビューに応じる大谷選手の姿を見ました。パレードの最中にインタビューはないだろうに!と怒りの言葉が周辺から多く聞かれました、全くですよね。

二階建てバスの中でマスメディアのインタビューに応じる大谷翔平選手

二階建てバスの中でマスメディアのインタビューに応じる大谷翔平選手

 2時間もただ待っているだけかとお思いでしょうが、これがなかなか楽しい時間です、臨場感というのでしょうね。付近の女性たちが「ヨウクン、ヨウクン」と言っているので誰のことかと思ったら、「陽岱鋼」選手のことでした。パレードのコースを飛ぶ鳩を見つけては、「私は鳩になりたい!」と急に叫んだり。いつもと同じように幅広い年代の女性たちが多いですね、その熱狂たるやとてもついていけない程です。

 それにしても、ビルの上を飛ぶヘリコプターの騒音を聞くと、遠い昔、1969年当時の日比谷公園付近を思い出しますね。このような祝賀ムードのパレードではなかったですが、70年安保前夜の騒然とした日本で、集会・デモというと上空には数多くのヘリコプターと色とりどりの大きな旗、そして笛の音が今も心に残る光景です。

 翌日の北海道新聞朝刊、三面記事のトップの大きな写真に、何と左下部分、黒い帽子をかぶってカメラを片手に必死に撮影する私が写っているではありませんか、米粒大ですが。本人以外は誰も気が付きませんよね。

翌日の北海道新聞朝刊三面記事トップの写真、私、米粒大で写っていました!

翌日の北海道新聞朝刊三面記事トップの写真、私、米粒大で写っていました!

 今年の北海道日本ハムファイターズの大活躍は、本当に多くの感動を与えてくれました、ありがとう!以外の言葉が見つかりません。来年も新しい体制でさらに飛躍して欲しいですね。本当にありがとう、ファイターズ!

<今年優勝の喜びの記事>

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28064

祝、日本ハムファイターズ、日本一!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
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 今年10年ぶりに日本一になりました、リーグ優勝、CS優勝、日本シリーズ優勝と、ドラマの連続で興奮しました!

Facebook から

Facebook ファイターズのHPから

 今年の日本一パレードは11月20日、私はこれまで毎回観に行っていて、南1条西4丁目が定位置です。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2709

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=15134

<Facebookへの私の投稿と反応>

秋山  日本ハムファイターズの日本一、本当に心から嬉しいですね!瞬間から今日まで、時間の許す限り映像・活字に触れていますが、栗山監督はじめ球団すべて、何か一つの理想的な学校みたいで、「育み」を感じ、これまでのプロ野球を越える感動と景色を見ているようです。選手、コーチ一人一人がチームの中における自分の役割をしっかり認識していて、目の前の状況を的確に判断して個々に対応する姿、まさに全員で一つのゲームに向き合っている素晴らしい集団に育て上げています。

 それに対して従来型の解説者・マスメディアは何ともお粗末ですね。大谷翔平の二刀流をあれだけ批判していた輩はどこへいっちゃったのでしょうか。見たこともない逸材を過去の限定的な自分の経験で批判する悪しきムードは、もうやめにしないと、若い有能な選手たちをスポイルするだけですね、これは何もプロ野球に限ったことではないでしょう。新しい時代は新しい担い手が創る、未来は予測するものではなく創るもの、私たち世代はポストを明け渡して、違った立ち位置から若者を見つめる、そんな気持の昨今です。

――私も札幌ドーム三連戦を北海道でテレビ観戦でしたが、こちらに戻って優勝戦を自宅で観戦し、栗山監督の、他スタッフの人間を育んでのスポーツに感動し、ファンになりました。

――スポーツの生番組の感動に比べて、シナリオに誘導されたバラエティ番組や筋書見え見えのドラマのつまらいこと。

――秋山さん、ご無沙汰です。時代は流れ過去や事例に固執せず、新たな視点でみて、若い世代を応援していくって事ですね。秋山さんに会いたくなりました。

秋山  応援する側が力を貰う、本当ですね。11月20日、札幌でパレードがあります。私はこれまでの日ハムの優勝パレードは毎回3時間以上前から行っているのですが、私より年上の女性たちがさらに前から陣取っています、皆さん、「ありがとう!」と言いながらです!

――わたくしも二刀流を激しく批判した一人です。自分の粗末な見聞、体験から、大谷の持つ投手としての才能を二方向に分散して「二兎一兎」になるのを惜しんだからです。しかし、大谷の才能はわたくしの想定外、異次元のものでした。大谷の異次元の才能を生かした様々な二刀流のオプションがあることを今年の起用が示しました。結果としては「二刀流批判はわたくしメの不明であった」と認めます。認めたうえで、大谷の異次元の才能を、無理な起用でつぶさぬよう、球団(現在、将来の)責任が問われます。大谷の実績によってこれから野球を続ける少年少女たちが新たな可能性に向かって挑戦する「勇気」(私は『勇気』の大安売りは嫌いですが)を与えてくれたことに最高の賛辞を贈りたい。総合点で今年の両リーグ通じてのMVPは文句なしに大谷翔平君だと、誰もが認めるでしょう。

秋山  実は私の危惧もそこにあります。今度は、今後も二刀流を期待する大合唱で貴重な財産を潰してしまうのでは、と。要するに言いたいことは前途有望な若者の才能と将来を、温かい目で見守る姿勢、それが本当のファンではないか、ということです。

――応援、ありがとうございます。2013年からファイターズのアドバイザーとして関わっていますが、この会社の本質=本業は、「人材育成」だと感じています。選手に限らず、球団としての様々な事業は、人材育成であり、人材育成を通して北海道に貢献していると思います。まだまだやれることはたくさんあります。チームあっての球団ですが、チームと事業の両面から北海道に貢献していきます。今後とも、応援のほど、よろしくお願い致します。

秋山  アドバイスの成果でしょう、おめでとうございます。広島カープの雰囲気もベテラン・若手の一体感で雰囲気がいいですね。今朝の朝刊に、「エキジビションで第7戦、黒田・大谷の先発で試合を!」とありましたが、日ハムが勝ってみるとそんな気分にもなります!

――日ハムの不動の四番、中田選手が大谷を評して「俺たちの練習って何なんだろう」と言っています。一流は一流を知るといいますが、トップクラスの選手から見ても大谷の才能は、想定外ということのようです。今年のドラフトで同世代の選手が、大谷を評して「雲の上の存在」と言ってリスペクトしています。つまり大谷は、過去にない超人ということでしょう。日本も過去と同じことをしていたのではすでに対応できない時代に入っているということを超人が自ら示してくれていて、その世界は、過去の実績などは何の意味もないということを教えてくれているようです。そのような超人であるなら、どこまでできるかぜひ見てみたいものです。

――北海道日本ハムファイターズ、優勝おめでとう。嬉しいですね。大谷、中田、大活躍しました。ヤクルト時代から古田、栗山、池山、内藤、頑張ってました。評論家にいきなり監督が出来るのか否定的な意見もありましたが、実績で覆しました。二刀流ももちろんですが、栗山の生き方そのものが新しい事への挑戦だったのですね。不動の四番、中田翔のように変えないものは変えない。投手交代は先手を打って変える。信頼されて、チームでやる野球、見ていて気持ちが良かったですね。

――育む、重い言葉です。そのための自分の役割は何だろうと考えつつ。一方。老兵は・・・・とも。

――テレビ番組の中のインタビューに答えて「人の子だからダメだと言われた時は良い気持ちはしませんでしたが,一流の選手だった方たちが,無理だ,難しい,やめた方がいいと言ってくれた御陰で,自分のやること(二刀流)の価値がいっそう高まったのでありがたい.」という内容の事を全くいやみを感じさせずに静かに語っていました.結果を残したから言えるのか,こういったものの見方,考え方ができるから結果を残せるのか,感心しながら聞きました.

~~~~~~~~~~~~~~~~~~ FBからの引用 おわり

 とにかく、毎試合、ドラマの連続でした。栗山監督の采配、それに的確に応えたコーチ・選手諸君にアッパレ!ですね。

ファイターズ、大谷翔平くん

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
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 北海道日本ハムファイターズの大谷翔平くんは、「二刀流に挑む」で今、話題沸騰していますが、行けるところまで頑張って欲しいですね。プロ野球界のOB・解説者は概ね、「早くどちらかに専念しろ」的意見が多いようですが、私はどうも違和感があります。専念しても大した実績を残さなかった連中が、「中途半端になる」とか、「チームのほかのメンバーに迷惑を掛ける」とか、ピントハズレのコメントばかり、まるで成功しては困るかのような印象です、果敢にチャレンジする若者を嫉妬するような、情けない先輩たちと感じるのは私だけではないでしょう。小さな器にはたくさんの料理は盛り付けられません、チャレンジって所詮こんなものですよ、多くの人々の不安の中を果敢にやり通す、周りも不安なら不安と言えばいいのに、意味ありげに批判するからみっともないなと思います。

 私はシーズン前のキャンプ時から、球団がこの大谷の二刀流実現に向けて本気で一丸となっている姿勢にも拍手を送りたいですね、そして、それを成績が悪い中実践し続ける栗山監督、受け入れて協力している選手諸君も応援したいです。思い出します、日本ハムファイターズが北海道に来て、新庄剛志が入団し、当初は大丈夫かと思いましたが、新しい企画、派手なパフォーマンスで遠慮がちな北海道民の心をグッと引き寄せました、まさにプロフェッショナル、功労者ですね(http://www.youtube.com/watch?v=fksfP4QiUH0)。ヒルマン監督も、白井コーチも、みんなみんな素晴らしい人物でした、ファイターズが今日あるのは、皆さんのお陰です、若手選手がよく育っていますし、ダルビッシュもメジャーリーグで大変な存在感です。

 新人大谷へのレベルの低いコメントに辟易していると、全く対照的な事例として、私は、先月盛岡で、ジョン・V・ルース駐日米国大使(http://japanese.japan.usembassy.gov/index.html)が、経済同友会全国フォーラムの基調講演で「日本経済の未来を支える3つの鍵」と題して熱く語られ、日本の若者への期待感がにじみ出ていたのを思い出します(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16803)。

  彼は、2011.3.11以降、「TOMODACHI イニシアティブ:http://usjapantomodachi.org/ja/」で、全国各地の高校生・大学生との熱心な対話、及び米国への短期留学した若者たちとの多くの交流で、日本の若い世代への無限の可能性を強く感じたようです。3つの日本の経営者へのメッセージでした。

(1)企業家精神を呼び覚ませ

(2)女性に投資し、より多くの機会を与える

(3)日本の若者の物の見方を変え、国際的視野で考えられるようにする

 これは女性、若者へのメッセージではありません、会場に集まった1000人の、これまで日本を支えてきた経営者たちへの鋭い問題提起と受け止めるべきです。私には、「あなた方が彼らの邪魔になっている!!」と聞こえてきましたが、当日夜の交流会、翌日の各分科会議長総括での雰囲気からは、ほとんどの方々が相変わらずのおめでたい姿、これでは日本の閉塞感に風穴は期待できません。「目を覚ませ!」、或は「もう退けよ!」ですかね。

 先日、現役バリバリの若手経営者たちの勉強会、愛生舘サロン:http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16586」例会で、私がちょっとそんな話をしたところ、ある元気のいい経営者が言いました、「秋山さん、昔は地域にはおっかないオヤジがいて、突っ尖がった若者がいたら本当に潰されたりしたけれど、今はそんな器の年寄さえ居なくなりましたよ」と。なるほど、「かさぶた」ほどの存在でもないか、面白いですね。

 もう賞味期限の過ぎた、立ちはだかる壁にもならない経営者たちを、何の遠慮もなくドカドカと踏み越えて先に進む若い世代、今、こんな構図を夢見ています!

2012年の大みそかに思う

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
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 2012年もいよいよ大みそか、皆さまにとって今年はどんな年でしたか?

 私は前半はいいペースで動いていましたが、夏過ぎからは少しずつの無理なスケジュールが影響し次第に過密になってきて、思索の時間が不足となり、年末はもうヘトヘト感で大いに反省しています。パネラーとか司会とか、ステージに立つ機会も多かったですね。気持はまだまだ旺盛なのですが、仕事の整理がつかない状態、机の上はかつてない程に資料の山、散らかってしまいました。ただ、私の能力減退というよりも、関わってきた一つ一つのテーマ・活動が「つながり」はじめて、これまでのカテゴリー分けでは収拾がつかなくなってきたような、そんな意味では「嬉しい悲鳴」とふり返っています。

 私にとって印象的な出来事は、北海道日本ハムファイターズの活躍です。この「部屋」でもこれまでたくさんコメントをしました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA)。今年は特に栗山監督の初年度の挑戦でしたが、実に立派だったし、ことに臨む姿勢から多くの事柄を学びました。ダルビッシュの札幌ドームでの記者会見に始まり、メジャーでの活躍も含めて、私の元気の素でした、ありがとうございました。

 活動としては、「エネルギーチェンジ100プロジェクト」ですね、これについてもここで何回も書きました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B8100)。来年は是非、北海道での「再生可能エネルギー円卓会議」を構築したいと思っています。

 もう一つの来年に向けての挑戦は、人材育成の原点、「新渡戸稲造・遠友夜学校」を札幌の教育の柱にしていく活動です。新渡戸稲造についてもここで何回も書きました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E7%A8%B2%E9%80%A0)。今年は「生誕150年」でしたが、私自身は動きが取れませんでしたので、来年の「没後80年」には札幌のまちづくりとコラボレーションし、幅広い方々の参画を得て、「事業」を構築していくのが夢であり、正夢としたいですね。

 

 今年は「大正100年+1」でした。別の言い方をすると「明治天皇没後100年(http://www.asahi.com/national/update/1203/TKY201212030227.html)」、「昭和87年」で、そして「明治144年」とも。あと13年で「昭和100年」、2025年です。そんな時間軸で今を捉えて見ると、新しい歴史の気づきも生まれてきます。

 こんなテレビも気になりました、NHK教育テレビ(http://www.nhk.or.jp/nihonjin/schedule/index.html)。歴史を多面的にしっかり振りかえる、いつの時も忘れない姿勢でありたいですね。

 秋山財団も26周年を終えて、来年はさらに飛躍して参ります。これまでの資産を「つなぐ」をキーワードに、研究助成での「アウトリーチ活動」、活動助成での「ネットワーク形成」を主要テーマに、これからもイノベーションを継続して参ります。今年一年、多くの皆さまにご支援・ご指導頂き、心から感謝申し上げます、皆さま、どうかよいお年をお迎え下さい!

大谷翔平くんに拍手!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
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 プロ野球北海道日本ハムファイターズ(http://www.fighters.co.jp/)がドラフト1位指名した岩手・花巻東高の大谷翔平投手(18)が9日、岩手県奧州市内のホテルで記者会見し、日本ハム入りを正式に表明しました。当初は米大リーグ挑戦を明言していましたが、再三の交渉を経て翻意。国内でプロ生活のスタートを切ることになりました、メディアの大騒ぎ等で、18歳の一高校生にとっては大変な時間だったとは思いますが、落ち着いて真摯に日ハムの話に耳を傾けた姿勢に、心から拍手を送ります。

 記者会見では、「ファイターズの一員として、お世話になった地元の方にプレーする姿を見ていただき、恩返ししたい。子供たちが目指す選手になりたい」と新聞は報道しています(http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fighters/425681.html)。テレビでも少し見ましたが、彼自身の言葉で表現している映像が爽やかでした。

 彼が大リーグを希望すると言っていた時に、私はFBでも「日本で実績をつけてからの挑戦で遅くないし、その方が本人にとってもベストの選択だ」とコメントしていたので、今回の彼の決断には、一日ハムファンとしてでなく、周囲の良識も感じて親世代の立場からも嬉しかったですね。

 それと、日ハム球団のきわめてオーソドックスな現行ドラフト制度下での選手指名、交渉姿勢に、さらに大きな拍手をしたいです。丁寧で誠実な交渉を繰り返し、指名した責任をしっかり果たした結果の翻意なのでしょうね。これに対して、星野仙一が批判しているようです(http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20121209-OHT1T00224.htm)、スポーツ報知の記事というのもアンタには言われたくない、ですよ。

 今、学校教育現場で「いじめ」が大きな課題になっていますが、今回の「翻意」に対して、学校及び本人に対して幾つかの批判メッセージが届いているとか。朝日系の「強行指名」という言葉も不適切です、大手メディアの寄ってたかっての球団、若者バッシングではありませんか。ゆがんだ今の日本社会ですね、「いじめ」は学校現場だけではなく、むしろ日本社会そのものに横たわるどす黒い風潮なのでしょう、これを子どもたちが真似してしまっているのだと思います。

 星野の言も理解できません、ドラフト制度の問題指摘はそれなりに分かりますが、日ハムも大谷翔平も、そのルールに従って誠実に、几帳面にことを進めたに過ぎません。昨年の菅野の「G以外はいかない」と言い張って、今年Gのみが指名することが問題であって、今年の大谷は何も批判される理由がありません。楽天で取れなかったことのただの腹いせとしか映りませんし、その姿は、オリンピックの試合で審判に文句を言っている星野監督の姿とダブってきます、そんな姿では選手は育ちません。

 栗山監督のあの教育者としての立ち振る舞いと表現は、彼がただ東京学芸大学の卒業であるだけでは説明できないでしょう。以前にも書きましたが、「人を育てる」ことを根本の所で、人生の目的にしているのではと、私は彼に哲学を感じて尊敬しています。言い方は大変失礼ですが、「ただのプロ野球選手ではない」、そんな思いですし、彼を監督に据えた北海道日本ハムファイターズの球団関係者に敬意を表します。http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=14871

 大谷翔平くんには、しっかり体を造って、日本で日ハムの一員として活躍し、いずれは世界に大きく羽ばたいて貰いたいですね、まさに「飛翔:北海道から世界一!」して欲しい、頑張って!

ファイターズ、優勝パレード10万人超!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
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 先月も書きましたが(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=14871)、北海道日本ハムファイターズのリーグ優勝パレードを見に行ってきました、3年前(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2709)と同じ場所に2時間程前から待ちましたよ、これまでの中で一番近くで声援を送ることができました。栗山監督、田中賢介、武田勝、稲葉、金子誠、中田、糸井、二岡ほか、どの選手も素晴らしい笑顔で通り過ぎて行きました。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fighters/422118.html

栗山監督の素晴らしい笑顔

栗山監督の素晴らしい笑顔

田中賢介の雄姿

田中賢介の雄姿

田中誠、稲葉、武田勝

金子誠、稲葉、武田勝

斉藤祐樹も

斉藤祐樹も

中田も貫禄

中田も貫禄

大野、二岡

大野、二岡

糸井はやっぱり野性的

糸井はやっぱり野性的

 この方々は、恐らく午前7時くらいからこの場所の来ていたのではないでしょうか、熱狂的ファンなのでしょう。日本ハムファイターズを支える北海道民ファンは、本当の本物です!

おばさん軍団です

おばさん軍団です

田中賢介を送る温かいメッセージ!

田中賢介を送る温かいメッセージ!

 それにしても、紙吹雪のまき方が回を重ねるごとに上手になっています、今年は見事にパレードとドンピシャのタイミングで降り注ぎました、熟練というのは何よりの力です。翌日、北海道銀行のお世話になっている支店長が言っていました、今年は風に恵まれたと。駅前通り方向に駅からススキノ方面に風が吹いていて、後片付けが殊の外早く終了したそうです。 

栗山監督、選手の皆さん、今年は本当に素晴らしい活躍でした、元気を貰って心から感謝です、ありがとう!!!

立派でした、日本ハム・ファイターズ!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
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 今年の日本ハムファイターズ、ダルビッシュの抜けた穴を埋めて、皆さんよく頑張りました!栗山監督もお疲れさまでした、シーズンスタートのテレビ朝日・古館さんの夜の番組で、キャンプの自室に「孫子の兵法」を持ち込んで勉強されているお姿を見て、これはただものにあらずと陰ながら期待をしていました。

 

 読売ジャイアンツとの日本シリーズ、後味の悪さはかつて無い程です。マスメディアは、いつものメディアスクラムでその後殆ど記事にしていませんが、ブログはその点いいですね、率直な声を掲載できますから。

 まずは第二戦のG・澤村投手のいきなり1回に2つのデッドボール、これで中田翔はこの試合途中で交代、以後も手負いでした。今日の報道によると実は骨折で、全治3週間とか、澤村は目的達成ですかっ!次は先日の第5戦、危険球退場(http://matome.naver.jp/odai/2135177002253960001)ですが、ひどい場面でしたね、「読売ジャイアンツ」というチームの今の姿を浮き彫りにしたシーンです。捕手加藤健のあの演技にもならない転び方と痛がり方、バントをし損ねた自分のバットが頭に当たっただけの場面です。サッカーなら、加藤こそが「シミュレーション」行為でレッドカード、一発退場でしょう。ベンチから飛び出してきた原監督他数名、とても「紳士集団」などと言えるものではありません。それらに屈している審判団の軟弱さ、スポーツマンシップの欠如、悪意に満ちた・・・・、子どもたちには見せられない場面でありチームですよ。

 以前から、長野、澤村のプレー態度、脇谷・加藤健をかばうG選手たち、そのかもし出す雰囲気、漂う空気が、いかにもスポーツマンシップからは遠く、「勝負はオレ達には何とでもなる」みたいな傲慢さを感じるのです、マスメディアも含めた体制の中で。

 誤審に関してのインターネット上のつぶやきは面白いですね、今年の「G」を皮肉るシャープなセンスに、思わず「天晴れ!」です : 

「ジャンパイヤめ!」

「これが巨人野球さ」

「疑惑は監督だけで十分、紳士の集団さま!」

「確かに、当たっていないというのは、『当たってる!』」

「審判、お前も一億円もらったのか!」

「疑惑なのは柳田浩一主審の審判であって多田野の球ではないはず、正しく報道しろ!」

 実は、私は当日は会合があり、その場面を見ていなかったのです。帰りのタクシーの運転手が、えらく怒っているので、「どうしたの?」と聞いたらこの話でした。「今のGは、長島・王のいた時代とは似て非なるチーム」と、降りる時には私の思いと一致し、「お疲れさま」で別れました。昨年のGの脇谷の落球をアウトとした判定(http://www.youtube.com/watch?v=-8eQHy7Y9AA)、明らかな間違いを隠すGチームメイト、「金」で選手をかき集める球団体質、マイケル、小笠原等、Gユニフォームの彼らを見るたびに、心が痛みました。

 反面、日ハムのうなるプレーは、その中で幾つもありました。私が印象的だったのは、一つは、チャンスに「代打二岡」が告げられ、敬遠のフォアボールで歩かされた時です。彼は一度もバットを振ることなく、まさに彼の存在がバッターボックスにあるだけで一塁を獲得したのです。第5戦の飯山のサヨナラヒットも凄かったし、第6戦の最終回、鶴岡が代打で登場して見事ヒットを打ったシーンも執念を感じ、選手会長として最後まで諦めずに真摯に勝負に挑みチャンスを作ろうとするそのプロフェッショナルの姿に感動しました。

 一方メジャーリーグにチャレンジしたダルビッシュの今年は、本当に闘いの連続だったようですね。4日夜のNHK総合テレビで、彼は率直に語っていました、「野球」と「ベースボール」はまるで別物、と。ボール、ピッチャーズマウンド、ゲームメイクほか、素人がただ観戦しているのでは分からない、大変な苦労があったことを知り、私は彼のブログ(http://ameblo.jp/darvish-yu-blog/)を追いかけて知っていたつもりでしたが、違いと格闘していたダルビッシュに、あらためて応援の拍手です。

 2009年の日本ハムファイターズのパレード(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2709)以来の札幌でのパレードが、11月24日に札幌駅前通りで盛大に行われます。また2時間半以上前に行って、街頭スクリーンを見ながら多くの人と喜びを分かち合いたいですね、特に栗山監督には「ありがとう!」と。今でも、私の机の上には、過去の紙吹雪の色紙が置いてあります。

 今年の日本ハム・ファイターズのパ・リーグ優勝、 そして、ダルビッシュの苦闘を乗り越えての16勝の活躍と、私は勇気を貰いました。コーチも大幅に代わりそうだし、選手も入れ替えがあるようです、来シーズンこそ栗山監督の本当の意味での真価が問われるのでしょう、ダルビッシュも含めて、来年のさらなる活躍を期待します!

中田翔、大きく育って!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
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 北海道日本ハムファイターズ(http://www.fighters.co.jp/index2.php)の四番・中田翔は、大きく育って貰いたいですね(http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fighters/376021.html)。栗山監督はきっちり育ててくれるでしょう(http://www.nikkei.com/article/DGXZZO41916820Y2A520C1000000/?n_cid=DSTPCS005)。