「愛生舘サロン」、いよいよオープン !

Posted By 秋山孝二
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 「会員制・愛生舘サロン:https://www.facebook.com/groups/267478016651745/が5月7日からオープンします、場所は札幌市中央区南1条西5丁目8番地、愛生舘ビル(http://aiseikan.net/)6階です。

 この空間について、これまで多くの方々といろいろ検討を重ねてきました。新渡戸稲造先生ではありませんが、「学問より実行!」ですね、この場合の「より」は、英語の「than」ではなくて「from」です。

入口扉の控え目なサイン「愛生舘サロン」
入口扉の控え目なサイン「愛生舘サロン」
交流ロビー
交流ロビー
会議スペース:10人、18人程度は同時に、30人位まではフォーラム形式で
会議スペース:10人、18人程度は同時に、30人位まではフォーラム形式で

 人それぞれ、この「場」についていろいろな表現をされるでしょう、「会員制」としてこの「場」をこれから創造していく、「人のつながり」により価値を創り上げていく「担い手」、活動を引き受ける側に自分の身を置く方、言い換えると「ぶら下がるタイプでは無い方」を歓迎致します。会規約、申し込み等については、インターネットからよろしくお願いします。

 以下には、「愛生舘サロン」の趣意書を掲載します、意のある方、是非ご一緒に旅に出ましょう!~~~~~~~~

愛生舘サロン 設立趣意書

 アイヌの人たちが住んでいた蝦夷(えぞ)地は、明治21869)年に「北海道」と改称され、開拓使が置かれて、「札幌本府」の建設が始まったのが札幌の誕生の第一歩です。このときの判官、島義勇(しまよしたけ)は、円山の丘からはるか東方を見渡し、街づくりの構想を練ったといわれています。

 その後、明治81875)年、最初の屯田兵が入植し、先人たちは遠大な札幌建設計画に基づいて、鉄道を敷き、産業を興して、現在の原形となる市街地が形成されて、道都・札幌を築きました。大正111922)年の市制施行により「札幌区」が「札幌市」となり、近隣町村との度重なる合併・編入によって市域・人口が急速に拡大し、昭和451970)年には人口が100万人を突破、2年後の昭和471972)年に政令指定都市へ移行しています。同年の札幌冬季オリンピックの開催を機に、地下鉄などの新たな都市インフラの整備が進むなど飛躍な成長を遂げ、人口190万人を有する大都市へと発展しました。

 このように急速な発展をしてきた札幌市ですが、人々の価値観やライフスタイルが多様化し、これまで増加の一途をたどってきた人口が平成272015)年をピークに初めて減少に転じることが見込まれる中で、従来の「量的な成長」から「質的な成長」をより重視する時期を迎えています。

 愛生舘ビルは、札幌の歴史のまさに原点・「本府」に位置し、今もこのまちの町内会は、「本府連合町内会」として開拓当時の意志、「本府の心」を受け継いでいます。

 愛生舘ビルは、明治241891)年創業の医薬品卸業・株式会社秋山愛生舘の本社があった場所です。すでに120年を越えた歴史を刻み、この街の変遷をじっと見つめ続けてきました。愛生舘ビル周辺の南1条電車通り界隈は、昔は自転車、原付バイク、トラックが頻繁に出入りする、まさに商業の拠点でした。昭和30年代には、玉木塗料店、片山文房具店、そして、今も続く中山商店ほか、大勢の人が暮らし、小売店が連なる商業の拠点、人が集うにぎやかな街並みでした。

 ここのキーワードは、「大通公園」、「狸小路」、「駅前通り」、「南門通り」、「ススキノ」、「4丁目交差点」、「三吉神社」、「北海道神宮・頓宮」、「雪まつり」、「市電」・・・・、それぞれに歴史・文化の香り高いものばかりです。

 「愛生舘サロン」はここに集う人々の時間的、空間的な「つながり」を世代や立場を超えて共有する空間であり、場所の歴史が育んだ文化と経済を融和し、新しい価値観を創造して世界に向けて発信する拠点として賛同者を募り、ここに設立いたします。

平成24812

愛生舘サロン 設立準備会

発起人代表 秋山 孝二

発起人:秋山 基、岩井 尚人、柏尾 哲哉、 小出 友矢、 鈴木 善人

4 Responses to “「愛生舘サロン」、いよいよオープン !”

  1. 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » ファイターズ、大谷翔平くん Says:

    [...]  先日、現役バリバリの若手経営者たちの勉強会、「愛生舘サロン:http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16586」例会で、私がちょっとそんな話をしたところ、ある元気のいい経営者が言いました、「秋山さん、昔は地域にはおっかないオヤジがいて、突っ尖がった若者がいたら本当に潰されたりしたけれど、今はそんな器の年寄さえ居なくなりましたよ」と。なるほど、「かさぶた」ほどの存在でもないか、面白いですね。 [...]

  2. 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 政治不信をどう打開するか Says:

    [...]  北海学園大学の森啓先生からお誘いがあり、「政治不信、議会不信、行政不信の解消方策を考える」と題してのパネルディスカッション(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=18094)にパネラーの一員として、それを受けて後日、森先生と私の3回の連続セッションを「愛生舘サロン(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16586)」で行いました。 [...]

  3. 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » メディア・アンビシャス授賞式 2013 Says:

    [...] 「メディア・アンビシャス(http://media-am.org/)」の授賞式、私も世話人の一人ですが、今年は愛生舘サロン(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16586)で開催しました。 [...]

  4. 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 愛生舘サロン 4月例会 Says:

    [...] * 愛生舘サロン http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16586 [...]