政治不信をどう打開するか

Posted By 秋山孝二
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 北海学園大学の森啓先生からお誘いがあり、「政治不信、議会不信、行政不信の解消方策を考える」と題してのパネルディスカッション(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=18094)にパネラーの一員として、それを受けて後日、森先生と私の3回の連続セッションを「愛生舘サロン(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16586)」で行いました。

北海学園大学・森啓先生と3回シリーズで in 愛生舘サロン

北海学園大学・森啓先生と3回シリーズで in 愛生舘サロン

 
 森啓先生は「自治基本条例」について、一層詳細なご説明があり、本来のこの条例制定の理念等について、参加者の理解が深まりました。私は、前回のパネルディスカッションでお話し切れなかった日本における政党活動の課題について、河野太郎公式ブログ「ごまめの歯ぎしり(http://www.taro.org/gomame/)」から、補足の意見を述べたつもりです。特に、8月31記載の「シリアと汚染水(http://www.taro.org/2013/08/post-1393.php)」で、伝統あるイギリスの政党との際立った違いを引用しました。政党の中の「個の思想・意思」の自立性の違いについてです。

 この連続セッション後の特定秘密保護法案の審議・成立過程を目の当たりにして、日本の議会制民主主義の限界は、民度の未熟さと相俟って、議会、行政を含んでの「政治不信」としてさらに明確になってきています。戦後生まれの私としては、「戦争する国とは比較的遠い国・日本」と思っていましたが、今回の一連の政治の強引な現実を踏まえると、危機感を持って今後生きていかなくてはと、心に決めています。

 しからば今の自分としてはどんな立ち位置でこういった危険な状況に立ち向かうのか、以下の3つのポイントでしょうね。

1) 既存の議会に対してのロビー活動:目の前の社会課題はほとんどが「超党派的課題」ですので、幅広い会派への働きかけを通して課題解決を図ること

2) NGO/NPO活動を通じて幅広い自立した市民・企業の賛同を得て、課題解決を図ること

3) これを支える資金の流れを、「税金」と「寄付金」の二大源流へと発展させること

 そんな気持でいると、先日あるサイトと出会いました、絵本「戦争のつくりかた(http://www.ribbon-project.jp/sentsuku/index.htm)」です。

 そして、このフレーズを忘れません、「未来は予測するものではなく、創り出すもの」。

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