姉・せつが永眠

Posted by 秋山孝二
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 私の5つ年上の姉・せつが2月6日午後4時00分、自宅で息を引き取りました。昨年6月にすい臓がんの診断を受けて以来、母を自宅で介護していた状況を維持するのが難しく、母はサービス付き高齢者住宅に移動し、姉は自宅で療養を続けていました。母を介護する想定で10年以上前に自宅をバリアフリー化にリニューアルして、この数年は様々な在宅医療・介護・サービスを活用して献身的に母の面倒を見ていた姿は、自らの体調に負荷を掛けての状態だったのかと思ったりもしています。この間、母より先には絶対に逝ってはならないという強い信念で自らの療養に励み、年明けた先月20日に母の逝去、その後の葬儀はZOOMでライブで病床から観ていて、何か母を看取ったある種の安ど感を抱いたのかもしれません。母の逝去を見届けるように2月6日に逝きました。昨年12月17日に喜寿の誕生日を家族でお祝いしたばかりでした。

 昨年暮れ12月30日に孫の智帆、年明け1月20日に母の寿美、そして先日2月6日に姉のせつ、40日間に3人の肉親を亡くした喪失感はたとえようがありません。このブログを始めて15年になりますが、こんなに書けなかった期間もありません。まだしばらく時間を必要とする今の心境、いずれの葬儀でも自分が予想する以上の弔意・参列者に、あらためて私が理解していなかったそれぞれの人生の幅広さと奥深さを知った思いです、貴重な2023年早々の日々です。

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