姉妹都市・ポートランド 訪問 (7)

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 3年前に久しぶりにポ市をわずか一泊だけ訪問した時(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=18025)、次回はここだけは必ず来てみたいと思っていたのが、「Pearl District」、「Old Town」でした。30年程前に何回も訪れた時に、あの地域には近づくなと、確か地元の方たちに言われたような気がしていますが、今は、世界にも著名な「再開発の成功事例」となっています。オフィス、飲食店、多彩な公園、住居群がコンパクトに調和して落ち着いた街並みが心地よく、その変貌ぶりに驚きました。

綺麗な看板

綺麗な看板

幾つかの空き地は個性的で市民に優しい公園に変身

幾つかの空き地は個性的で市民に優しい公園に変身

住む人々を追い出してはいません

住む人々を追い出してはいません

市電ともコラボレイト

市電ともコラボレイト

太陽光パネルほか

太陽光パネルほか

 この辺りを歩いていて、急に思い出したのが、昔、当時の日系人会の方々と意見交換した場所でした。何となく地図と見比べて探してみると、何となんと、綺麗にリニューアルされた「Oregon Nikkei Legacy Center(http://www.oregonnikkei.org/」がありました。中に入って係の方に、私の知り合いの連絡先を教えて頂きました。

懐かしい日系人会オフィス

懐かしい日系人会オフィス

 人間の記憶というのもなかなか大したものですね、30年以上前とは大きく変貌していても、思い出す情報をもとに散策すると甦ります。「都心再生」、「コンパクトシティ」の素晴らしいモデルを見せて貰っている気がしました。ウィラメット川東のワインセラー等の若者のチャレンジ、古い街なかの再生は、マチづくりとして本当に参考になります、特に30年前と比較できる自分は幸せです。

 先月の「姉妹都市・ポートランド 訪問 (1)(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=25754」にも記載しましたが、30年前の札幌市・板垣市長への提案書を含めて、再度、今の秋元市長に「コンパクトシティ」の実践を提案しようと思っています。札幌の可能性もまだまだ十分にありますから。