ロコタブル 若者プレゼン 2016

Posted by 秋山孝二
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 アメリカオレゴン州ポートランドの短い訪問を終えて札幌に戻ると、矢継ぎ早のスケジュールに少し疲労が蓄積しました。ただ、それぞれのイベントでは草の根で頑張る人々の営みが凝縮していて、ただ受け流すのも失礼な気持も強いですね。

 まずは、「ロコタブル(http://locotable.net/archives/921」の若者の発表会で、講評を頼まれていたのでその話題です。昨年、北海道で開催された「テッラマードレ日本 2015(http://www.tm-hokkaido.com/」の流れを汲んでのイベントでした。

 こちらにも少し紹介しました――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24947

* locotable20160304

●スケジュール

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<若者のプレゼンテーション>

講評:秋山孝二(秋山記念生命科学振興財団理事長)

* 上道和恵 (厚真町放課後子ども教室担当・NPO法人ねおす) http://houkago-kyousitu.cocolog-nifty.com/blog/

 「自分が育ったまちのことを、自分の体験をもとに、自分の言葉で語れる人を育てる」をテーマに、胆振管内にある厚真町で小学生を対象とした体験活動を実施しています。

* 原 大知(新得町・はら農場) http://www.ganke-fes.com/cafe-soba/

 1985年新得町生まれ。2013年10haの農地を継ぐためにUターン。大地に優しい農業を目指し、島立て乾燥の体験会等の食育活動を通して、畑の「楽しい」を伝えている。

* 堀田悠希(士幌町・農と暮らしの委員会) https://www.facebook.com/%E8%BE%B2%E3%81%A8%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%AE%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A-289739271198243/?hc_location=ufi

 十勝で働く農業女子の団体。農家に嫁いだ女性、農業後継者の女性、農業法人に勤める女性、農業への携わり方も様々ですが、消費者と農業者の架け橋でありたいと願っています。

* 中澤和晴(むかわ町・中澤農園) http://www.tororoimo.com/farminfo/

 1989年むかわ町(旧穂別町)生まれ。高校生の時に将来農家になることを決意。短大卒業後、1年間単身ニュージーランドへ。13箇所の農家を巡り、多様な農業や異文化に触れる。

* 星野愛花里・堀川さゆみ(札幌市・ほくだい畑) https://www.facebook.com/ELF.hokudai/

 2015年4月に26人で創立。対象は北大生で、畑作業を主軸とし、勉強会やイベントの企画・参加を通して、自分の食や農の価値判断の幅を広げ、食べる事や消費活動の見直しを目指す。

* 長谷川勘太郎(占冠村・VOCK) http://climbing.vock.shop-pro.jp/?eid=1579

 1980年東京生まれ。宮城県の山里で木製クライミングホールドメーカーVOCKを設立。東日本大震災で放射能汚染を目の当たりにし北海道随一の岩場を有する占冠村に移住。

「テッラ・マードレ・ジャパン in 北海道」 記録映像上映会

 8月のプレせたな大会、11月の十勝、占冠、札幌3つの大会の記録映像(約40分)を上映します。市民のネットワークで開催した、さまざまなプログラムやイベントを振り返ります。

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 最後に講評の役があったこともあり、一層集中して聴いていましたが、とにかく皆さんの明るい笑顔に私自身がエネルギーを貰いました。それぞれ課題を抱えながらも、その場に生きて暮らしている姿は実に美しい、こんなプレゼンを聴かせて頂き感謝でしたね!