「弥々」 by 毬谷友子

Posted by 秋山孝二
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 毬谷友子(http://www.mariyatomoko.com/さんの一人芝居「弥々」の公演、アフタートークは魅力的でした。この作品の作者、劇作家・矢代静一さんは、お父さまで、お母さまは女優の山本和子さんです。

毬谷友子一人芝居のチラシ

毬谷友子一人芝居のチラシ

いとしい、いとしい、おひと

いとしい、いとしい、おひと

HPから~~~~~~~~~~~~~

まりやともこ○東京生まれ。1985年宝塚歌劇団を退団後、舞台を中心に活動。1987年RSC( ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)エイドリアン・ノーブルに師事。以来、野田秀樹(『贋作・ 桜の森の満開の下』『野田版・真夏の夜の夢』他)蜷川幸雄(『天保12年のシェイクスピア』『雨の夏30人のジュリエットが還ってきた』他)ロベール・ルパージュ(『マクベス』『テンペスト』他)坂東玉三郎、串田和美 等にその感性を認められ、絶大な信頼を得ている。また、オペラアリアからエディット・ピアフまで、幅広いジャンルを歌う音域には定評があり、変幻自在に変わる声はヨーヨー・マから「YOUR VOICE IS MUSIC」と賛辞を得た。父でもある矢代静一・作/毬谷友子・主演・演出の一人芝居『弥々』では、16歳~72歳までの波乱に満ちた女の一生を演じ、数々の賞を受賞。ニューヨーク、リトアニアでも好評を博す。また、矢代の代表作でもある戯曲『宮城野』を映画化、主演。昨年から、映像の仕事も再開。最近の舞台出演作に、寺山修司作『上海異人娼館』など。

~~~~~~~~~~~~~~~ 引用 おわり

 16歳の少女から72歳の老女までを、観衆の注視の中を一人で演じ分ける姿は、実に素晴らしいですね。良寛が弥々のことを詠んだ漢詩が舞台を引き締めていて、可愛くもあり、哀れでもあり、20年前の初演から絶賛された公演は、日々違った感動を与えながら、「生きる」メッセージを発し続ける、毬谷友子さんと一緒に生きてきたファンの気持が理解できます。歌手の加藤登紀子さんのライブでも、同じような雰囲気を感じます(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=6264)。

 毬谷友子さんの歌もいいですね(http://www.youtube.com/watch?v=4_fS1ipyu1o)。