構造改革 ! 医療法改訂

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 「(一財)社会福祉・医療事業の経営研究会」主催のセミナーが広島市で開催され、私はこの財団の監事を引き受けているので出席しました。

* これまでの関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 当日は会場にリアルに集まった方々とリモートでの参加者を含めて100人近くが熱心に、登壇された講師の方々、ディスカッションに耳を傾けていました。

第19回社会福祉・医療事業の経営研究セミナー『自治体病院におけるオンライン診療の役割と展望』 | 一般財団法人社会福祉・医療事業の経営研究会

 コロナ禍における医療現場の対応からの学びを経て、昨年12月の医療法改訂により、「オンライン診療」が初めて明確に記載され、同時にガイドラインから法律へと規制も強化されました。今回は単に遠隔医療の進化と言うより以上に、これまでの医療の構造改革の意味合いも強く、セミナー以前に想像していた以上の大変革を現場に与える気がします。医療資源の地域偏在や診療科偏在を解決する道具として有益であり、特に中小の自治体病院が最多の北海道においては今回の改訂を前向きにとらえて改革をすれば、大きな効果が期待できる予感がします。

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 セミナーが終わっての帰路の広島空港搭乗口ロビーでは、下のようなパネルも掲示されていました。これ以外にも製造業の企業の広告も多くみられて、さすがに製造業集積地としての広島県を受け止め、医療機関を含めて県のイニシアティブを感じる地域の印象でした。

今年もまた広島 2026

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 ここ二年で経済同友会関連で広島に数回足を運ぶ機会がありました、その都度新しいマチの発見があり、特にコロナ後の外国人観光客の多さには景色の変貌ぶりにも驚くばかりです。

<これまでの広島関連記事>

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 札仙広福 円卓会議(上) @ 広島

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* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 経同会全国セミナー 2025 @ 広島(上)

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 経同会全国セミナー 2025 @ 広島(下)

 先日は、今年初めて医療関係のセミナーで広島を訪れました。昨年からJR広島駅も大きく変わり、市電の駅近くの路線が移動していて駅の乗り場も一つ階が上がっていました。

 駅前の金色の野外彫刻、栃木県益子町にあるワグナー・ナンドール・アートギャラリーの創設者のワグナー・ナンドールは、「どうして日本の彫刻は女性がみな裸体像なのか」と言っていましたが、ここもそんな感じでしたね。

 翌日午前中は、市電で原爆ドームと平和公園に、ドーム前では語り部の女性が大勢の日本人の方々に原子爆弾他のお話を分かり易くご説明されていました。

 資料館は何と臨時休業とかで閉館、入口前で肩透かしの日本人の若い観光客たちは「信じられない!」と叫んでいました。

 広島ではお好み焼きだろうと駅ビルのグルメ街を覗きましたが、どこも長蛇の列でとても入れる状況ではなく、結局はスカイウォークを渡った隣のビルのラーメン店に入りました。若いお店の職員がテキパキと動いていて、気持ちのいいお店でした、辛みそラーメンは札幌とはまたかなり違ってて美味しかったですね。夜もまたお好み焼きは激込みで、今回はカキフライで広島を味わいました。以前はこんなに混んではいなかったのに、コロナ後は本当に様変わりです。

* ラーメン我馬 広島とんこつ「赤うま」「白うま」

庭を耕せ @ 『厚生福祉』巻頭言

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 時事通信社週二回発行の『厚生福祉』、表紙の巻頭言を書いて12回目、2025(令和7)年9月26日(第7004号)です。 今回のタイトルは『庭を耕せ』、以前、明峯哲夫さんについての記事でも書いています。

* 秋山孝二の部屋

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庭を耕せ

公益財団法人 秋山記念生命科学振興財団

理事長 秋山孝二

「地域密着」とはまちづくり等でよく使われる言葉ですが、あらためて「地域」を洞察すると、この夏に見えてきたことがあります。

トランプ大統領の停戦交渉は一筋縄ではいかない複雑な方程式が絡み合っている様相、私が特に違和感を抱くのは「領土交換」、「ディール」とかを言い出した時で、「領土」はただの不動産としての「土地」の認識かと間違える程に、軽い言葉に驚きを通り越して憤りを感じるのです。どんな国にとっても、「領土」には長いその土地固有の歴史があり、そこに暮らしてきた人々の代々続いているいのちの営みがあるはず、何平米といった不動産価値では図ることのできない重たいものがあります。

このロジックと極めて似た状況が、私の永年住んでいる街なかで起きています。昨今の大手ビル開発業者は、地方都市の中心部エリアで古いビルをその「広さ」のみに価値を見出して買いあさり、場所が紡いできた貴重な歴史など目もくれず邪魔な存在と言わんばかりの力業で展開しています。投資物件として土地を仕入れて無機質な開発(?)をして売り抜ける、それが不動産ビジネスモデルというのは世界共通なのでしょう。

10年以上前に、私が履修した1年間の食・農の連続講座で、「天国はいらない、故郷を与えよ」というロシアの農民詩人の言葉を聞きました。近代化の過程で農村を追われ、仕事を都市に求めた人々は土着性を失い、地方が疲弊したと。一方人々が「天国」と憧れた都市生活は、便利で快適で賑わいに溢れて刺激的ですが、自らが必要とする食料を地方の農村に依存し、大量生産・大量消費の仕組みに支えられてきました。エネルギー問題でも全く同様な構図、医療・福祉・教育等の様々な分野の知恵を集めて、伝統的な地縁社会とは違った自立した意思で地域を創る「故郷」が、21世紀的には本当の「地域」なのではないでしょうか。「限界集落」などと安易に決めつけてはいけません。

この講座で講師の最後の言葉は「庭を耕せ」でした。気候変動を語るのもいいけれど、先ずは自ら生きる場を深く耕すことから命の価値を学べというメッセージでした。「土地」はただの面ではなく、脈々と繋いできた命のアイデンティティ、愛着に留まらずリスペクトすべき生きる源なのだと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~おわり

西田グループ @ 二子玉川

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 私のもう40年来の友人・西田在賢さんが理事長の財団、初めての懇談会で大いに盛り上がりました。中国料理で会食の後にスナックでかなり突っ込んだ日本の健康周りの意見交換、皆さんアルコールが入ってもさすがに極めてまともな議論が続きました。久しぶりの医療・福祉行政の話題、どこか懐かしい気がしました。

* 西田在賢さん関係記事ーー> 秋山孝二の部屋

 先ずは本格的中華料理で腹ごしらえ、クラゲはじめ全てが美味しかったですね。

* 燕來香(えんらいしゃん) - 三軒茶屋ドットコム

 その後は場所を移動しての縁のスナック、コメ焼酎がずらりと並んだマニアックなバーカウンター。初めて頂く焼酎ばかりを飲みながらの医療・福祉政策談義、なかなか濃厚な時間でした。

* 球磨焼酎「極楽」ーー> GOKURAKU SHOCHU 極楽焼酎の公式サイト

 ラベルの横には「適飲保健」と書いてあります!!

札幌医科大学訪問 2025

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 しばらくご無沙汰してた札幌医科大学を訪問し、山下敏彦学長としばし懇談し、札医大創期80周年のお話ほかを伺いました。秋山財団は39年前の創設以来、札医大・和田武雄先生、菊地幸吉先生、秋野豊明先生、佐藤昇志先生にご指導を頂いて、歴代副理事長もお務め頂いています。今年の秋山財団賞は横田伸一先生が受賞されます。

* 2025年度 秋山財団賞、秋山喜代賞、研究助成、ネットワーク形成事業助成が決まりました。 - 秋山記念生命科学振興財団

* 札幌医科大学創基80周年(開学75周年)特設サイト

 この80年の軌跡では、秋山財団がお世話になった多くの先生のお名前を見つけることができました。

* 大学のあゆみ |札幌医科大学創基80周年(開学75周年)特設サイト

 北海道の地域医療を担う使命を全うすべくこれからも進化していくことを心から期待しています。

* これまでの札医大関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

東京、また新たな場で!

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 東京都内ではこの所新しい商業施設が続々と生まれてきているようです。

* 【2024最新】東京で行くべき新しい商業施設14選!話題のニュースポットを紹介 | NAVITIME Travel

 先日は、東京タワーから歩いて7分ほどの場所、少し前の2023年11月にオープンの「麻布台ヒルズ」で夕食を頂きました。この商業施設は、1つの小さな街のように複数の建物からなっており、レストラン、カフェ、ファッション、カルチャーなど約150店舗が営業しています。特に注目されているのは、チームラボの新施設「森ビル デジタルアート ミュージアム」や、京都の人気カフェブランド「%(アラビカ)」、アマンの姉妹ブランドであるラグジュアリーホテル「ジャヌ東京」などです。

* 麻布台ヒルズ - Azabudai Hills

~~~~HPから

 麻布台ヒルズは、区域面積約8.1ha、延床面積約86万㎡。開発前の5倍以上となる約24,000㎡の緑地を整備し、都心にありながら緑あふれる環境を実現しました。そこにオフィス、レジデンス、商業施設、マーケット、ホテル、デジタルアートミュージアム、ギャラリー、インターナショナルスクール、医療施設など、多様な都市機能が集積したコンパクトシティです。豊かな環境の中で、「Green&Wellness」なライフスタイルを叶えます。

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麻布台ヒルズ

 この周辺には、「六本木ヒルズ」、「アークヒルズ」、「虎ノ門ヒルズ」、「愛宕グリーンヒルズ」、「オランダヒルズ」と「ヒルズ」がいっぱいですね。

 麻布台ヒルズのイタリアンレストランのテラスからは東京タワーの変化するイルミネーションが魅力的。

 インバウンドの観光客とか日本で働く外国人の方々も含めて店内は満席状態、東京一極集中の流れはやはり止まらないのかもしれませんね、大規模開発プロジェクトも集中しているようで。

* これまでの東京タワー関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

サリン事件の裏方で!

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 あれから今年で30年、フジテレビが地下鉄サリン事件の裏方をドキュメンタリー風にドラマ化した番組が放映されました。そこに、緊急に機転を利かした医薬品卸(株)スズケンの活躍も大きく紹介されていて嬉しかったですね。

* 医薬品卸の物流機能関連記事(2019年)ーー>秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 医薬品卸も物流機能競争の時代へ

* これまでのスズケン関連記事ーー秋山孝二の部屋

 いち早く臨床経験の瞳孔の反応等からサリンによる症状と診断し、農薬殺虫剤スミチオンの解毒剤としてのパム注の在庫確認に着手した墨東病院・堤晴彦医師の判断にも敬服します。

当時の臨床現場での的確な判断

当時の臨床現場での的確な判断

 緊急搬送された患者の諸症状からサリンと特定し、パム注の緊急確保を試みました。

 それに迅速に応えたのが医薬品卸のスズケンでした。

担当エリアの城東支店

担当エリアの城東支店

名古屋本社

名古屋本社

 即座に全社挙げてのパム注の在庫確認を行い、東京への供給が可能な支店に指示して、何と東海道新幹線で数カ所でピックアップして東京の医療機関に届けたというのです。実に泥臭い方法ですが、一刻を争う事態での的確な判断だったのでしょうね。

 阪本正夫さんは、私が代表取締役副社長時代もよく知っている方でしたので、懐かしく、そして誇り高かったですね。

 番組最後には小さく「SUZUKEN」のクレジットも見つけました。

 医薬品卸の基本機能は、「安全供給」と「安定供給」です。北海道の(株)秋山愛生舘時代も、社内で常々この理念は教育していました。実際、100年を越える企業活動の歴史では、炭鉱落盤事故、地震等の災害、そして函館空港でのハイジャック事件時でも、関係当局からの緊急連絡でいち早く医薬品等を揃えて運んだ事例がたくさんエピソードとして語り継いでいました。まさに企業の原点、今でいう社会貢献活動の神髄ですね。

この気迫はどこからか!

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 3月は何かとスピーチの機会も多く、インターネット検索で英語版を見ていると、心に残る伝説のスピーチが幾つかあります。ケネディ大統領の就任演説は、私はボストンのJFKミュージアムにも行って文面も手元に持っていますが、まるで詩人のよう雰囲気、今のT氏のむき出しの品の無さとは比較にならない人格の違いを感じます。

* [英語スピーチ] ケネディ大統領就任演説 | ジョン・F・ケネディ | John F. Kennedy inaugural speech | 名演説 | 大統領就任演説 | 日本語字幕 | 英語字幕

* JFK関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 また、スティーブ、ジョブズのこちらの卒業式スピーチも心に残ります、「Stay hungry,Stay foolish!!」!

* ステSィーブ ・ジョブズ・スタンフォード大学・卒業式スピーチ・2005年6月12日・スタンフォード・スタジアム

 そして最近ではこちらの若い学生のスピーチ、内容の凄さと同時に目線の強さは気迫と信念を強く感じますね。

* [英語スピーチ] 2024年ハーバード首席の卒業スピーチ|ハーバード大主席卒業生のスピーチ|知らないことの力|Sruthi Kumar|シュルティ・クマール|日本語字幕 | 英語字幕 |

* 2023年ハーバード大学院医学部生の卒業式スピーチ『医療大使』【英語スピーチ】 【世界情勢理解】リスニング 日本語字幕 LEEN AL KASSAB

久しぶりに静岡 2025(下)

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 セミナー終了後は関係者他の皆さんで場所を『【公式】浮月楼 徳川慶喜公屋敷跡』に移しての交流会、久しぶりにリアルに集まった錚々たる皆さま、それぞれの自己紹介の後に、私が乾杯の発声を行い、限られた時間でしたがこちらも内容の濃い懇談の場となりました。

 短い時間ながら私は静岡の地酒を美味しく飲ませて頂きました、比較的新しい酒蔵のようですね。

* 喜平 -静岡蔵謹醸- | 静岡平喜酒造株式会社

 お開きの後に、JR静岡駅のおみやげ屋では伝統の『静岡ひな人形』がたくさん!

* 駿河雛人形|静岡郷土工芸品振興会

 そして懐かしい「田宮」の模型展示も。

* タミヤ - Wikipedia

 おみやげ屋を覗いてから明日の朝の新幹線運行状況を確認してホテルに帰りました、新幹線はほぼ平常通りの運行に戻っているようで少し安心しました。

 今回の静岡出張は久しぶりでしたが、前日は午後8時過ぎから理事長、理事の3人で5・6軒のおでん屋は満員で席はなく、ようやくお寿司屋さんでまぐろほか静岡尽くしのつまみとお酒で短時間懇談で大満足でした。セミナー当日も濃い内容のプレゼン複数、交流会でも医療経営ほかの方々とのお話ができて満足度大でした。

 そして翌日早朝の東京行き新幹線ひかりは定刻で快晴の静岡を出発、途中車窓からは見事な富士山を見て心洗われる思いでした。

久しぶりに静岡 2025(中)

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 午後からのセミナーは降雪による新幹線大幅遅れ等はありましたが、関係の皆さんがお揃いで予定通りで始まりました、さすがに皆さん着地は決める、ですね。

 冒頭は財団理事長の西田在賢先生のご挨拶と財団が主催するこのセミナーの経緯のご説明でした。

* セミナー | 一般財団法人社会福祉・医療事業の経営研究会

西田在賢先生

西田在賢先生

 続いて第一部は厚生行政の新たな展望について、「総合的な改革の方向性」について詳細なご説明です。

 第二部は「経営持続性を見える化する病院KPC分析の紹介」と題して、西田在賢理事長のご講演です。

* 教育コンテンツ紹介 | 一般財団法人社会福祉・医療事業の経営研究会

 予定通りとは言え、プレゼン後の質疑応答も濃密で、それぞれの医療機関の課題ほか、今後の厚生行政への提案等もあり、双方に実りある時間だった気がします。

久しぶりに静岡 2025(上)

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 第18回社会福祉・医療事業の経営研究セミナー『2040年を見据えた新たな地域医療の在り方』 | 一般財団法人社会福祉・医療事業の経営研究会が、先日、静岡で開催されました、私は主催の財団( 一般財団法人社会福祉・医療事業の経営研究会)の監事を務めています。

 折からの日本列島広範囲への降雪で新幹線がかなり混乱する中、西からも東からもリアルに静岡に集まった方々40名超、その他に広島を中心にリモートでも参加頂いた方々で大いに盛り上がりました。講師陣ほか関係者も遅れる電車を上手く乗って何とか予定通りのプログラムを定刻で進めることができました。

 前日夜に静岡入りした私はセミナー当日、大雪で混乱する地方とは違い、快晴の朝を迎えました。

 午前中から会場準備、今回は初めてリアル会場参加とリモート参加のハイブリッド、音声・画像チェックに余念がありませんでした。因みに今回の会場はSBS情報システムの多目的会議場で、ハイブリッド開催はこの場のこけら落としセミナーだったようです。

 開始前の関係者の昼食は、静岡名産品が詰め込まれた素晴らしいお弁当、思わず写真を撮影するのも忘れて気が付くと一マス食べてしまいました。

 そして定刻に地元静岡の名士で財団の理事でもあるSBS情報システム元顧問・久保田徹さんの司会でセミナーは始まりました。

心の傷を癒すということ

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 NHK教育テレビの「100分de名著」、先日は安克昌(あん・かつまさ)さんの『心の傷を癒すということ』の解説、強く心に染み入りましたね。阪神・淡路大震災発生時に、自ら被災しながらも、他の被災者の心のケアに奔走した精神科医です。震災後の心のケアの実践に道筋をつけて、日本におけるPTSD(心的外傷後ストレス障害)研究の先駆者となりました。

 HPには~在日韓国人として生まれて、志半ばでこの世を去りながらも、険しい道を共に歩んだ妻との「夫婦の絆」と、彼が寄り添い続けた人々との「心の絆」を描きます~とあります。

* 阪神・淡路大震災30年「心の傷を癒すということ」を読む【100分de名著】Eテレ - 100分de名著 - NHK

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【精神科医・安 克昌(あん かつまさ)】

 1960年大阪市生まれ。自らも阪神・淡路大震災の被災者であり、痛切な体験をした被災者たちの「心の傷」に真摯に向き合い続けた精神科医。日本におけるPTSD(心的外傷後ストレス障害)研究の先駆者となるも、志半ばでがんが発覚。2000年12月に39歳で死去。

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 今回の指南役には医療人類学者で精神科医の宮地尚子さん、「心の傷を耕すこと」と言う表現が強く心に残っています。「耕す」と言えば亡くなった明峯哲夫さんのお言葉も忘れられません、日本の農業に関する深い洞察、彼は「庭を耕す」とおっしゃっていました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 明峯哲夫さんを偲ぶ会

 心の傷を癒すことは、まさに「社会の品格」にかかわる問題ですね、今の日本社会、アメリカのトランプ発言ほか、連日「品格に欠けるメッセージ」に辟易しながら、この番組の言葉を受け止めていました。

医療現場での奮闘、あらためて

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 NHK総合「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜 - NHK」でコロナ禍の医療最前線「パンデミック 東京の危機〜第1波 医療従事者の闘い〜」は、医療現場で格闘し続けた人々に焦点を当てた感動の番組でした。

* パンデミック 東京の危機〜第1波 医療従事者の闘い〜 - 新プロジェクトX〜挑戦者たち〜 - NHK

 2020年4月、新型コロナウイルスにより緊急事態宣言が発せられ、東京の街中から人が消えましたが、その裏で医療従事者たちは闘っていました。確たる治療法や薬もなく、致死率は5%以上。死と隣合わせの重症患者が次々とやってきましたが、その中に意識不明のまま出産した女性がいたそうです。このままでは子どもをひと目も見ることなく亡くなってしまう、医師たちは最後のとりでと言われたエクモで治療に取り掛かりました。

 その勇気ある行動はもちろん感動したのですが、私はそれ以上に聖路加国際病院の鈴木千晴看護部長のお言葉に感銘を受けました、看護の何たるかをビシッと教えられた気がします。

 コロナ禍の厳しい管理下の病室で、防護服の物々しい姿から少しでも患者さんの恐怖感を取り除くべく、笑顔の看護師本人の写真と名前を付けて任務に当たっていた様子です。

 医療現場でギリギリの状況で命と向き合っていたその姿は、医療技術ばかりでなく人の心の機微に寄り添う潤いみたいなソフトウエアの重要性をメッセージとして発していたような気がします。エッセンシャルワーカーズのまさに神髄を観た思いです。

松本文彦先生 @ 長崎大 良順会館!

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 順天堂大学医学部耳鼻科の松本文彦教授は、『愛生館文庫 - 秋山記念生命科学振興財団』の「デジタルコンテンツⅣ」でもご紹介した松本順の4代後の直系ですが、先日、大変嬉しいご報告を頂きました。長崎大学医学部キャンパスにある良順会館でのご講演が実現したのです。

* 秋山孝二の部屋

* 愛生館文庫デジタルコンテンツⅣ「愛生館のルーツを訪ねて」の公開 - 秋山記念生命科学振興財団

 昨年4月、長崎大学医学部を訪問して相川忠臣先生からいろいろポンぺ他のお話を伺いました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 愛生舘の「こころ」 (25)

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 愛生舘の「こころ」 (26)

 昨年末に順天堂大学医学部の松本文彦先生のお部屋で対談撮影をした際、最後に松本先生が「自分の夢でもあるのですが、いつか長崎大学医学部の良順会館で講演なんかができれば!」、と語っていたのが私も心に残っていたので、その後、相川先生にそのような企画の可能性等をお伝えしたら、医学部長にご相談してご尽力頂いたようで、今年11月に医学部2年生を前にご講演されました。医学部ロビーにあるポンぺの言葉を引用して、医師を目指す志にも言及されたそうです。

 秋山財団における『愛生館文庫』の試みが、日本の医学・医療の黎明期の歴史を少しでも深掘りできた感があり喜びました。現在、『愛生館文庫デジタルコンテンツⅤ』を制作中でこのシリーズは一区切り、私自身、この財団の目指す「生命科学」分野への研究助成、「いのち」に関わる市民活動助成と、「愛生館」の設立理念との密接な関係性を多くの皆さんに理解して頂けると嬉しいです。完成後にHPにアップした後は、ブログ形式で更に情報を加えていくつもりですので、乞うご期待です!

* デジタルコンテンツ一覧 - 秋山記念生命科学振興財団

札仙広福 円卓会議(上) @ 広島

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 北海道経済同友会も参加している「札仙広福・円卓会議」が、今年は広島で開催され、副代表幹事の私も北海道メンバーの一員として、コロナ禍もあり久しぶりの参加でした。

* 以前の円卓会議の関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 今年は、円卓会議開催前に、北海道メンバー独自のプログラムとして自動車メーカーのマツダの工場内にある『マツダミュージアム|体験する・楽しむ|MAZDA 企業サイト』、お好み焼き「おたふく」さんのお好み焼き体験『お好み焼き体験 広島駅 OKOSTA-オコスタ- | オタフクソース』で自ら作って食べる企画もあって楽しかったですね。どの会社もアイディア満載で顧客拡大に努めていて学びが多いです。特に、「おたふく」の佐々木社長は寺島文庫経営戦略塾でも長い間ご一緒でしたので、今回実際に体験できて嬉しかったです。

早朝の原爆ドーム

早朝の原爆ドーム

 「マツダミュージアム」では、車づくりに至る歴史を知り、形・色にこだわる経営理念も十分理解できました。何よりも熱く語る助光浩幸館長のお話に感動しました。

タイムトンネル入り口で助光館長

タイムトンネル入り口で助光館長

 マツダと言えばロータリーエンジンですよね、先駆的アイディアは当時衝撃でした。

 そして、「赤」色へのこだわりでしょう、独特の立体効果を!

 未来へのデザインテーマ『魂動(KODO)』です。

 お昼は広島駅のおたふくさんの「OKOSTA」での体験。

私の作品、素晴らしい出来上がり!!!

私の作品、素晴らしい出来上がり!!!

 参加した北海道メンバー、普段地元では見られない?!真剣な眼差しと手作業で楽しいひと時でした。最初はどうなることか、或いは着地がイマイチとか、和気あいあいで昼食時盛り上がりました!同時に新しい体験型観光のスタイルも実感したり、ですね。

<これまでの広島関連記事>

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 地域医療セミナー @ 広島

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 寺島文庫 駒沢ハウスで

ペリネイタルロス @ クロ現

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 NHK総合テレビのクローズアップ現代プラスは幅広いテーマで話題を深掘りしています。先日も、「ペリネイタルロス」について実際当事者への取材等により、私は多くを学んだ気がします。

* https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4948/

 流産や死産、また新生児の期間を含む赤ちゃんとの死別を経験した喪失感をこう呼んでいるそうです。10月9日から一週間は、そうした赤ちゃんとその家族に想いを寄せる国際的な啓発期間です。

* ペリネイタルロス https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjam/23/2/23_2_164/_pdf

 当事者の方々ばかりでなく、それと向き合う医療機関の方々にとってもまだまだこれからの分野、グリーフケアはかなり浸透していますが、幼い命の喪失には単純な励ましとか慰めではとうてい癒されない深い悲しみと喪失感があることも理解しました。2年前の年末に私の孫が4歳で旅立った時も、両親の悲しみはもちろんですが、祖父として何という言葉を掛けたらよいのか、ただ沈黙するしかない自分の無力を感じました。そしてそれは時間が経っても軽減されることはなく、命の尊厳の重さを今も持ち続けています。

札幌 宮の森・小別沢 界隈!

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 今日で8月も最後、今月は東京・関東からのお客さんが多数、宮の森を訪問されました。最初は、全国ママさんコーラスコンクール全国大会に参加された栃木県代表の皆さん、愛生舘ラボ(HöRM CLINIC | ホルムクリニック 再生医療 (horm.co.jp)の3階で発声練習から直前稽古と素晴らしい歌声がフロアーいっぱいに響いていました。

 続いては同じく愛生舘ラボの見学・体験で東京からのお客様。終了後に秋山財団にもお越しになり、夕食は小別沢トンネルを越えたレストラン「アグリスケープ(INFORMATION | AGRISCAPE」で。

 酷暑の本州を束の間離れての札幌滞在は、大変思い出になると喜ばれていました、嬉しいですね。

看護研究学会での再発見

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 第32回の(一社)日本看護研究学会の北海道地方学術集会が恵庭市の文教大学で開催されました。

 これまで「看護」と言うと医療機関内での職域に限定されている感がありましたが、今回は「地元創成における看護職の役割」、地域における高齢者、まちづくり等での看護専門職の役割を議論していて、私自身新鮮で勉強になりました。

 昨年度の秋山財団の『秋山喜代賞』、第一回受賞者の竹内美紀さんが基調講演、自らの豊富な経験を語りました。

* 昨年度秋山喜代賞関連の記事ーー>

ーーーー 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

ーーーー 2023年度 贈呈式の動画 - 秋山記念生命科学振興財団 (akiyama-foundation.org)

 基調講演に引き続いてのシンポジウム、小磯修二先生の冒頭講演に続いて、二つの会場での分科会。私は『高齢がん患者の周術期における睡眠変化量の検証』、続いて『在宅緩和ケアにおけるがん患者家族のwell-being関連要因の研究』を聴講しました。

 小磯修二先生がおっしゃる「地域政策のテーマ」は『高齢化』と指摘して、従来の福祉政策の限界と社会との関わりを求めての姿勢がポイントとお話されていました。

 終了後は、竹内美紀さん応援の関係者と玄関前で記念撮影、横浜時代の看護学校の恩師もお越しになりました。

 また、今回の学術集会の高岡哲子会長(北海道文教大学)とも記念撮影です。

 終了後は、恵庭市内での関係者の懇親会、介護を巡っての現場の貴重なお話の数々、竹内さんの活動の素晴らしさ等を引き続いて語り、楽しいひと時でした。これからの看護職の発展性に期待すると同時に、竹内さんのご活躍も楽しみですね。

DXセミナー開催 2024

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 「DXセミナー 2024』が開催されました、昨年の『INAZOマルシェ』の流れを受け継いでの企画です。内容等はアプリ『INAZOマルシェ』に登録してご覧下さい。

* INAZOマルシェ (studio.site)

*  秋山孝二の部屋 » Blog Archive » INAZOマルシェ 2023(上) (akiyama-foundation.org)

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » INAZOマルシェ 2023(下) (akiyama-foundation.org)

 共催した札幌商工会議所の経済センタービルからの札幌時計台のレアな景観!

 セミナー冒頭に私のプレゼン20分。

 北海道大学経済学部の平本先生のご講演も刺激的でした。

 午後の最初は(株)テックサプライのDX/HXの事例報告です。

 北海道大学医学部の海老原先生の手術現場でのDX活用事例、これからの医療に希望を与える実践報告でした。

 午前10時から午後4時過ぎまでの長丁場、準備をして頂いた時津さん、幡社長、宮澤さん、福間さんほか、皆さんお疲れさまでした。

メディアアンビシャス表彰式 2024

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 市民が勝手にメディアの世界で頑張っている方々を表彰する活動「メディア・アンビシャス | 市民が育てるメディア (media-am-s.com)の授賞式(第15回)が先日開催されました。今年は私は東京出張中で参加できませんでしたが、受賞者の皆さんが全国からご参加頂き、大変盛り上がったと聞いています。

* これまでの関係記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

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<映像部門>

*大賞  NNNドキュメント「いろめがね~部落と差別~」(山口放送 11月20日STV放送)

*メディア賞  ETV特集「続報 “冤(えん)罪”の深層~新資料は何を語るのか~」(NHK 12月23日放送)

*アンビシャス賞  「閉じ込められた女性たち~孤立出産とグレーゾーン~」(HBC制作 5月29日放送)

*優秀賞  ETV特集「ルポ 死亡退院~精神医療・闇の実態~」(NHK 2月25日放送)

*特別賞 BBC  「J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル」(ユーチューブ「BBCワールドニュース」など)

※国内放送局の制作放送ではないため各賞の選考外としたが、日本社会に与えた影響の大きさを考え評価した。

<活字部門>

*大賞  特報部掲載の一連のアイヌ民族レポート(東京新聞 5月14日以降)

*メディア賞  自民党派閥パーティ券のスクープによる裏金づくりの一連の報道

(しんぶん赤旗日曜版 ※22年11月6日以降)

*アンビシャス賞  連載「鉄路の行方を考える」(北海道新聞 10月3日~)

*優秀賞  連載「警察庁長官狙撃事件 実行犯はオウムに無縁? 連載Nの記録」(毎日新聞 3月20~23日優秀賞

*優秀賞  連載「追い詰められる女性たち」(朝日新聞 第1部4月11日から8回、6月26日から5回)

*優秀賞  連載「ワンピースを着て、街へ出た」(朝日新聞北海道面 5月31日から3回)

*特別賞  連載「海と国境」(北海道新聞 2017年11月~)

※昨年末現在で658回に及ぶ、異例のロングラン企画。日本と周辺諸国との関係を掘り下げ、資料的価値も高い。

【概況】2023年の大賞選考に先立ち、候補にあがった作品のうち映像部門のBBC「J-POPの捕食者」と、活字部門のしんぶん赤旗日曜版による自民党パーティー券による裏金づくり(22年11月6日付け)を選考対象とするべきかどうか論議になった。前者は日本メディアの制作ではなく、放送もBBCの提供するユーチューブ内などにとどまり、通常には視聴できないという指摘である。会員内で論議した結果、番組テーマはジャニーズ喜多川氏(故人)の性癖で済ませられない人権問題であり、被害の広がり、社会への影響の大きさ、さらに日本メディアの「沈黙」をも浮かび上がらせた実績を考慮し、選考対象に残すことになった。結果的には特別賞となった。もう一つの赤旗日曜版は推薦にあがる報道初報が期間対象外の22年11月で今回の選考対象期間を外れるとの指摘だったが、昨秋の東京地検特捜の摘発の契機となり、さらに自民党派閥の裏金問題として政治化する口火を切ったものとして、23年報道に含めて選考評価することになった。

【映像部門】会員らから推薦された候補は総計23本で、例年よりやや少なめ(前年31本)。性や出自による差別をテーマにする作品が目立ち、それも歴史的・社会的構造はもとより人間心理を探る“実験”番組まで候補に残り、差別問題の深まりを感じた。また社会的なニュースも理解を容易にするドラマ仕立ての作品もあった。【活字部門】推薦された候補は25件(同26本)。例年同様に連載が多く並んだ。中でも道新の「海と国境」は昨年12月末現在でも658回と異例のロングランで、その取り組み姿勢自体が審議された。自民党パーティー券に発した「政治と金」問題、またジャニーズ喜多川氏の性加害問題は、報道関係者が知っていても報じない「メディアの沈黙」として通底しているとの指摘があった。入賞こそしなかったが、BBC放送直後からこの「沈黙」を指摘した週刊文春はじめ、報道姿勢を検証するメディアも少なくなかった。(文責・山本)

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受賞者とメディアアンビシャス世話人

受賞者とメディアアンビシャス世話人

 BBCの方からはビデオレターも頂きました。