公法協トップマネジメントセミナー

Posted by 秋山孝二
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 (公財)公益法人協会(http://www.kohokyo.or.jp/)の「トップマネジメント・セミナー2015」が、今年もIPC生産性国際交流センター(http://www.js-ipc.gr.jp/)で開催されました。残念ながら、今年も富士山を見ることはできませんでした。

公法協HPから~~~~~~~~~~~~~

 今年度のトップマネジメント・セミナーでは、改めて民間非営利組織の意義と役割を概観した上で、民間公益活動の現場でトップランナーとしてご活躍の4氏にご講演いただきます。「善意の資金10兆円時代の実現を目指す鵜尾雅隆氏((特活)日本ファンドレイジング協会代表理事)、東北被災地で古くから行 われている女性の“手仕事”で地域の再生・活性化に取り組む引地恵氏((一 社)WATARIS 代表理事)、貧困に苦しむ子供の支援や政策提言を行っている小河光治氏((一財)あすのば代表理事)に、それぞれご講演いただき、2日 間の総括として、新制度下における法人運営について秋山孝二氏((公財)秋山記念生命科学振興財団理事長)にご講演いただき、非営利セクターの今後を参加される皆様とともに考えたいと存じます。

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夜明け前の三浦半島から見る西方

夜明け前の三浦半島から見る西方

 現場で活躍される方々のお話は、等身大で大変説得力があり、新鮮な気づきも頂きました。

* セッション1「民間非営利組織の意義と役割」 (公財)公益法人協会(http://www.kohokyo.or.jp/) 理事長 太田達男

* セッション2「寄附が社会を変える」 (特活)日本ファンドレイジング協会(http://jfra.jp/) 代表理事 鵜尾雅隆

* セッション3「“FUGURO ふ ぐ ろ ”でコミュニティ再生」 (一社)WATALIS(http://watalis.jimdo.com/fuguro/) 代表理事 引地恵

* セッション4「子どもの貧困をなくそう」子どもの貧困対策センター (一財)あすのば(http://www.usnova.org/) 代表理事 小河光治

* セッション5「新制度下における法人運営を考える」

<キーノートスピーチ>  (公財)秋山記念生命科学振興財団(http://www.akiyama-foundation.org/) 理事長 秋山孝二

<円卓会議> 法人経営という観点から、事業活動費を確保し、いかに公益 事業を充実させるか、法律が要請する役員の心得、リスク分 散、組織強化などをテーマに参加者全員で議論

FUGUROの挽地恵さん

FUGUROの挽地恵さん

子供の貧困問題

子供の貧困問題

 今年は、私が基調講演、その後は参加者全員の「円卓会議」でした。

基調講演する私と円卓会議

基調講演する私と円卓会議

 「公益法人」を巡ってのこの種の「トップマネジメント・セミナー」は極めて稀なので、私にとっては以前から大変貴重な研鑚の場となっています。今年も、現場で活躍するNPO・財団・社団法人のトップの方のお話、参加した全国の財団法人のトップの方々との意見交換は、大変有益でした。主催された公法協の太田理事長他幹部・スタッフの皆さまに、心から御礼申し上げます。

深まりゆく秋、円山公園 2015

Posted by 秋山孝二
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 秋は私の最も好きな季節です。世間的には気温も下がり、木々の葉も落ちて何となく寂しいとおっしゃる方が多いですが、肌にピリッとする朝に、寒さは身も心も締まって私にとっては気持がすっきりします。良く通る北海道神宮、円山公園は、四季の様子を見事に醸し出していますね。もうすぐ、札幌にも積雪の時機が到来!

円山公園内グランドも人影無

円山公園内グランドも人影無

秋の深まり

秋の深まり

きたネットフォーラム 2015

Posted by 秋山孝二
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 何だかすっかり報告が遅れてしまいました。毎年恒例の「きたネットフォーラム」、今年は「テッラ・マードレ・ジャパンin北海道2015(http://www.tm-hokkaido.com/」最終フレーズの札幌会場で同時に開催しました。

 今年のテーマは「トランジションという考え方~今日、学び考えていきたいこと」、新しい切り口からの環境課題への取組みです。

テッラマードレにもブースを出展

テッラマードレにもブースを出展

★★★★★内容★★★★★

10:00~10:15【開会式】

10:15~10:30【INTORODUCTION】トランジションという考え方~今日、学び考えていきたいこと
坂本純科さん(NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト 代表)http://ecovillage.greenwebs.net/

10:30~11:40【Program1】【基調講演持続可能な地域づくりのための「暮らしの場」をつくる
地域の持続可能性は何か特別な仕掛けや技術でできるものではありません。多様な視点と展開により生命力のある活動となってきます。パーマカルチャーという生態系の仕組みを手本にしたデザイン手法などを背景に、住まいづくりから地域づくりの実例を紹介します。

講師 山田貴宏さん(http://transition-japan.net/

(一級建築士事務所ビオフォルム環境デザイン室 代表、 NPO法人トランジション・ジャパン理事)
地産地消をテーマに伝統的な木の家造りを中心とした建築/環境設計を行う。パーマカルチャーのデザイン手法・哲学を背景とした住環境づくりをめざす。建物とそれを取り巻く自然/コミュニティまで含めた幅広い環境と場づくりがテーマ。NPO法人トランジションジャパンの創立メンバー、同理事。1990年早稲田大学理工学部建築学科卒業、1992年同大学都市環境工学専修修了。清水建設株式会社、長谷川敬アトリエを経て、2005年から現職。

11:40~12:40【ランチタイム】
昼食は、テッラ・マードレ札幌大会の「大地のマルシェ」でどうぞ!北海道の生産者とシェフがタイアップした「スロー」なファスト・フードのブー スやカフェコーナがあります。

12:50~13:10【食と環境のつながり~テッラ・マードレとは】
湯浅優子さん(スローフード・フレンズ北海道 代表、テッラマードレ北海道 大会長) http://slowfood-friends.org/

13:10~14:50【Program2】
北海道スタイルのトランジション・タウンを考える
【事例紹介】
・セルフ・エイド~農的自給的なくらし(札幌市)永田勝之さん NPO法人あおいとり 代表 小別沢教育ガーデン 自給の森(http://garden-society.com/

・森づくりという作品づくり-世代を繋ぐ拠点について-(白老町) 国松希根太さん 飛生アートコミュニティー 代表(http://www.tobiu.com/
・エコアップで地域のつながり再生~余市エコカレッジ(余市町)坂本純科さん (NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト 代表) (http://ecovillage.greenwebs.net/
・エネルギー体験をつかった地域づくりの取組み(札幌市)ビアンカ・フュルストさん(NPO法人八剣山エコ・ケータリング)(http://www.hakkenzan.jp/ecocatering/


【パネルディスカッション】北海道スタイルのトランジション・タウンを考える
司会 坂本純科さん
パネリスト
永田勝之さん、国松希根太さん ビアンカ・フュルストさん
大橋三千雄さん(パーマカルチャー北海道 事務局長)
コメンテーター 山田貴宏さん

15:10~17:10【Program3】オープンプログラム、どなたでも気軽に参加できます

■TALKIG TIME!!
15:10~15:40  坂本純科さん  国松希根太さん
15:40~16:10  永田勝之さん 大橋三千雄さん
■ワークショップ「ロールプレーゲームを使ったESD教育を体験しよう」 NPO法人八剣山エコ・ケータリング

17:30までマルシェでの食事やお買い物をお楽しみいただけます。

ーーー

■トランジションとは?
トランジションは「移行」という意味。ピークオイルと気候変動という危機に、市民の創意と工夫で、地域の資源を最大限に活用しながら脱石油型社会、新しい豊かさへ移行していくための草の根運動です。
イギリス人のロブ・ホプキンスさんが、2005年秋、イギリスの小さな町トットネスで立ち上げ、イギリス全土、欧州、北南米、オセアニア、そして日本、世界中に広がっています。

■■■

基調講演

基調講演:山田貴宏さん

山田貴宏さん

山田貴宏さん

パネルディスカッションも

パネルディスカッションも

 午後一番には、テッラマードレ日本大会実行委員長の湯浅優子さんにもご登壇頂き、今回の大会の企画意図を聴くことができました。今年の「きたネットフォーラム」では、「暮らす」、「住む」場等、新しい切り口からの環境の議論となりました。近々、当日の動画もHP上にアップされると思いますので、そちらを是非ご覧ください。

 「環境」への取組み、新しい時代に入っていることを実感した一日でした。

森づくり in 旭川

Posted by 秋山孝二
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 「一般財団法人 北海道札幌南高等学校林(http://www.rikka-forest.jp/」の企画活動委員会が、今後の施業方針の参考のために、旭川の現場を見学、その後意見交換。昨年11月に私はこの財団の理事長に就任し、今回は一員として参加しました。

旭川市北東部の森で

旭川市北東部の森で

大型重機での作業道作成、かなりのぬかるみ

大型重機での作業道作成、かなりのぬかるみ

大きなクマの足跡も生々しく

大きなクマの足跡も生々しく

シカの足跡もたくさん

シカの足跡もたくさん

広葉樹林の明るい林床

広葉樹林の明るい林床

 朝早くの電車に乗ってJR旭川駅へ、そこから車で30分程の森林。昔は農地だった場所とのこと、間伐と称してほぼ皆伐の場所もあったり、ぬかるんで酷い状態の作業道等、これまでの一連の作業の痕跡を見ることが出来ました。「向こう100年をにらむ」、学校林の歴史を踏まえての今後の方針策定に、大きな責任と希望をつなぐ一日となりました。

シンガポール 2015 (下)

Posted by 秋山孝二
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 フォーラムは「セントーサ島」のホテルです、リゾートホテル満載、プロムナードを抜けて海に出ると、「ユーラシア大陸最南端」の表示、なるほどとうなるような位置づけにまたまた脱帽です!

 夕食会でのメニューには、「Rausu Kombu」の名前もブランドとして記載されていました。

メニューの中に

メニューの中に

 十数年前に訪れた時は、ホンの一瞬街なかを見ただけだったのか、オーストラリア行きの通過点だったからか、当時の印象とは随分進化したシンガポールの姿がそこにありました。今回の目的のフォーラムについては敢えてご紹介しませんが、シンガポール、香港、台湾、メインランド中国、オーストラリアに暮らす「中国人」の底力を目の当たりにした二日間でした。これからの国際社会、とりわけ東アジアにおける日本の立ち位置は、近隣諸国、特に中国・韓国とのコラボレーションなのだと、あらためて実感しました。

 近隣の東アジアでは確実に新しい時代の到来であり、翻って日本は、「日本だけにしか通用しないルール・慣習」に縛られている現実、いわゆる「ガラパゴス現象」の危機感を一層強く抱きました。この日本だけのルールによって権益を得ることが出来るのは、すなわち「政治家」、「官僚」、それに密着する「一部企業」でしょうか、21世紀型の日本の展望を切り拓く道は容易ではありませんが、新しい担い手とともに光を手繰り寄せていきたいものです。

 つかの間の赤道直下の時空に元気を貰いました!

シンガポール 2015 (上)

Posted by 秋山孝二
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 シンガポール(http://jp.web-marketing.asia/singapore50/)でフォーラムがあり、国内で連日の窮屈な日程の中、本当に久しぶりに二日間だけ滞在しました。今年は建国50周年の節目の年、一人当たりGDPがアジアでナンバーワンの国、勢いを感じましたね。巷には観光情報は満載ですが、今回はフォーラム中心であまり縁がありませんでした。(http://www.jtb.co.jp/kaigai_guide/report/SG/2015/05/SG50.html

 最初の宿泊はマリーナ・ベイ地区を正面に見る場所、新しい商業施設も近接して地元市民もたくさん集まっていました。とにかく度肝を抜く発想と実行力に脱帽です!

巨大な空中庭園が正面に

巨大な空中庭園が正面に

旧市街とモダンが混在して繁栄

旧市街とモダンが混在して繁栄

 「建国50周年(https://www.singapore50.sg/」の記念ロゴ「SG50」が街中で見られました。

今年は「建国50周年」の記念する年!

今年は「建国50周年」の記念する年!

冒険家 ベルトラン・ピカール

Posted by 秋山孝二
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 先月末、シンガポールでベルトラン・ピカール氏の講演を聴く機会がありました。冒険家というよりも哲学者と言った方がよいですね、素晴らしいお話でした。「再生可能エネルギー」のこんな視点からのメッセージもあるのだと、新鮮に感じました。

再生可能エネルギーの啓発

再生可能エネルギーの啓発

 ベルトラン・ピカールはスイス人の飛行家、精神科医。1958年3月1日スイスのローザンヌ生まれで、パイロットとして「ブライトリング オービター 3」にクルーのブライアン・ジョーンズと搭乗し、1999年3月1日から21日にかけての20日間弱の飛行で気球による初の無着陸世界一周飛行を達成しました。更に、太陽エネルギー飛行機「ソーラーインパルス2」による世界一周のプロジェクトにも挑戦中です。7月には名古屋空港からハワイまで無着陸飛行に成功しています。日中は太陽光、日没後は蓄電器を使っての駆動で飛び続けます。

http://japanese.engadget.com/2015/07/05/2-118/

熱弁を奮うピカール氏

熱弁を奮うピカール氏

講演終了後に

講演終了後に

 彼は、父とのフロリダ州滞在中に子供としてアポロ計画関係者に会い啓発され、1985年にハンググライダーでヨーロッパ曲技チャンピオンとなりました。マイクロライト飛行も活発に実施。1992年にクライスラーチャレンジ大西洋横断レースで優勝。ブライトリング オービター 3の成功の後は世界中で講演するのに加えて「Winds of Hope Foundation」による社会活動に力をいれ、太陽エネルギー飛行機「ソーラー・インパルス2」による世界一周飛行のプロジェクトを展開しています。夢を追いかける男のロマン、太陽光のみを原動力として地球を回る、何とも空間を自由に浮遊する感覚が素晴らしいですね。

北海道演劇財団 文化奨励賞受賞!

Posted by 秋山孝二
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 「公益財団法人 北海道演劇財団(http://www.h-paf.ne.jp/」が「北海道文化奨励賞(http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/bns/bunkasho/H27jushoshaichiran.pdf」を受賞しました。

 受賞理由は、「全国でも数少ない市民参加型の財団法人として設立。演劇創造や鑑賞機会の提供などのほか、市民による活動を取り入れた演劇によるまちづくりに取り組む等、本道の演劇創造をリードしてきた」、です。私も理事長として本当に嬉しいですね。

 演劇財団HPに以下の記載があります。~~~~~~~~~~~~~~

 演劇は、舞台の感動そのものを通して、世界や人間に対する新しい見方を届ける一方、地域社会のコミュニケーションに関する分野で、公共の問題解決に大きな力を発揮します。演劇が、人と人の関係性の表現と言われるゆえんです。
 当財団では、演劇の持つこの力を利用して、演劇を地域社会に役立てる活動を広く展開しています。

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 贈呈式当日、私は海外出張でどうしても出席できませんでしたが、関係者も多数臨席し、この間の活動が報われた感激を味わったようです。普段は「観劇」、この日は「感激」ですね!

贈呈式会場

贈呈式会場

高橋はるみ知事から贈呈を受ける平田常務理事と倉谷事務局長

高橋はるみ知事から賞状を受ける平田修二常務理事と倉谷敦子事務局長

財団関係者で記念撮影

財団関係者で記念撮影

 ここまで頑張ってきた職員、札幌座の皆さん、本当におめでとうございます!!!!!!

 そして、応援、アドバイスを頂いてきた多くの皆さん、ありがとうございます!!!!!

きたネット・助成セミナー 2015

Posted by 秋山孝二
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 毎年恒例の「助成セミナー」、今年も以下の内容で開催しました。

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●活動基盤強化セミナー
『企業や地域、会員との関係づくり~NPO活動者の視点から』
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 認定NPO法人霧多布湿原ナショナルトラスト(浜中町) 副理事長・瓜田勝也さん

 浜中町の地元有志で活動を始めて19年。助成も協賛も寄附も連携も「絆の始まり」と考え、湿原のファン、活動の応援団になってもらえるよう、誠意と工夫を凝らしてきました。支援継続のために、活動者が心がけるべきことは何か。企業や地域、会員との関係づくりについて、エピソードをまじえたお話でした。

<霧多布湿原ナショナルトラスト>
http://www.kiritappu.or.jp/
ラムサール条約登録湿地「霧多布湿原」の保全と、自然と共生する暮らしや町づくりを進めるNPO法人。「守るのは地元、支えるのは都会」を合言葉に、周辺民有地の買い取りと湿原の価値を伝える活動を展開。2015年7月現在、2157個人・115法人の会員と、11の協賛企業が活動を応援している。

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●助成制度説明会(7団体参加)
●個別相談会(9団体参加)

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◇(独行)環境再生保全機構/地球環境基金助成金
http://www.erca.go.jp/jfge/
◇(公財)自然保護助成基金/
プロ・ナトゥーラ・ファンド助成、ナショナル・トラスト活動助成
http://www.pronaturajapan.com/
◇(公財)コメリ緑育成財団/コメリ緑資金助成
http://www.komeri-midori.org/koubo/
◇(一財)セブン-イレブン記念財団/環境市民活動助成
http://www.7midori.org/
◇札幌市市民まちづくり局/さぽーとほっと基金
http://www.city.sapporo.jp/shimin/support/kikin/
◇北海道e-水プロジェクト協働事務局/
北海道e-水プロジェクト助成
http://www.heco-spc.or.jp/temp/e-pro/
◇(公財)北海道新聞野生生物基金/道新野生生物基金助成
http://www.aurora-net.or.jp/nature/yasei/
◇(一財)前田一歩園財団/自然環境保全活動助成(相談)
http://www.ippoen.or.jp/
◇コープ未来の森づくり基金/森づくり助成(相談)
http://www.coop-sapporo.or.jp/contents/view/id/82

共催のセブンイレブン記念財団・萩原さん

共催のセブンイレブン記念財団さまのご挨拶

基調講演・霧多布ナショナルトラスト肥田さん

基調講演・霧多布ナショナルトラスト瓜田勝也さん

会場内に用意された活動チラシ

会場内に用意された活動チラシ

 毎年、ファンドレイジングの初めての団体も多く、助成制度プログラムの理解には貴重な場となっています。

10・5 新渡戸稲造命日祭 in 盛岡

Posted by 秋山孝二
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 毎年10月15日は盛岡で開催される「新渡戸稲造命日祭(http://www.nitobe.com/meiniti.pdf」、(一財)新渡戸基金(http://www.nitobe.com/gaiyo.htm)の藤井茂常務理事からお誘いがあり、参加しました。藤井さんにはこれまで、大変お世話になっています。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E8%97%A4%E4%BA%95%E8%8C%82

 今年のプログラムは、対談に続いて追悼会・懇親会でした。

【対談】

「新渡戸記念中野総合病院への道のり」 新渡戸記念中野総合病院(http://www.nakanosogo.or.jp/)理事長・院長 入江徹也 氏

聞き手 新渡戸基金 常務理事 藤井茂 氏

【追悼会・懇親会】

左・ゲストの、右はコーディネーターの藤井茂さん

左・ゲスト入江徹也理事長・院長、右はコーディネーターの藤井茂さん

東京・中野区の新渡戸記念中野総合病院 院長

東京・中野区の新渡戸記念中野総合病院 入江徹也 理事長・院長

(一財)新渡戸基金・藤井茂専務理事

(一財)新渡戸基金・藤井茂常務理事

全てが終了して、記念撮影

全てが終了して、記念撮影

 今年10月1日から、「新渡戸稲造記念」と病院名を改称してのリ・スタート。病院設立に深く関わった新渡戸稲造の理念を再確認し、入江理事長のお話から、21世紀の医療を現場で提供していく意思を感じました。「Back to the basic !」、企業も医療機関も同じですね。

 盛岡での少しの時間、また、「先人記念館(http://www.mfca.jp/senjin/」に足を伸ばしました。特別展「女性のチカラ~カテイの教え」では、新渡戸稲造と母・セキ、原敬とリツの記述も詳細で、「母の持つ力」に焦点を当てて紹介されていたので、少し先の「原敬記念館(http://www.mfca.jp/harakei/)」にも行ってみました。短い時間でしたが、標高2,038メートルの岩手山を背景に、秋の素晴らしい風景でした。

先人記念館と背景の岩手山

先人記念館と背景の岩手山

原敬の生家

原敬の生家

 そして翌日早朝の盛岡駅構内。

盛岡駅には大きな鉄瓶も

盛岡駅には大きな鉄瓶も

 この数年、続けて訪れている盛岡市、経済・文化・芸術、何回来ても感じる歴史・文化の香りですね。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16803

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16806

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=22677

京都、岡山 & 倉敷の秋 2015

Posted by 秋山孝二
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 10月は全国各地で行事がいっぱい、そんな中で京都、岡山、倉敷と用事があり、駆け足でしたが巡りました。

 まずは、今年で3年目とのこと。スイス式機械時計メーカー「フランクミューラー社(http://www.franckmuller-japan.com/」の京都での展示会です。フランク・ミューラー社長に直接お会いしてのお願い事がありましたので。

* http://www.franckmuller-japan.com/wphhjapon2015inkyoto/

フランクミューラー恒例の展示会

フランクミューラー恒例の展示会

丁度、会場にいらっしゃったフランク・ミューラー社長と

丁度、会場にいらっしゃったフランク・ミューラー社長と

 そこから岡山に移動し、「山田養蜂場・本社(http://www.3838.com/kenko/」を訪問しました。こちらでもお願い事があり、広報室のご担当の方と意見交換を致しました。ミツバチと密接なお仕事なので、1990年代から太陽光発電に先駆的に取り組まれ、工場敷地内施設はパネルでいっぱいでした。また、芸術・文化の推進活動も熱心に続けられて、北海道演劇財団(http://www.h-paf.ne.jp/)とも「富良野塾」の岡山県公演で永くお世話になっておりましたし、向うからも感謝されました。理念を高く掲げられての経営の一端を知り、あらためて企業の社会貢献活動の重要性を学びました。

山田養蜂場の敷地全般に太陽光パネルが!

山田養蜂場の敷地全般に太陽光パネルが!

自家発電で敷地街灯の電気を賄っています

自家発電で敷地街灯の電気を賄っています

 最終は倉敷での毎年恒例の研究会出席です。開始前に少し時間があったので古い街並みを散策し、大原美術館(http://www.ohara.or.jp/201001/jp/index.html)にも足を運びました。大原美術館については、今年8月に大原理事長のお話を今年札幌で伺っていましたので、よい機会でした。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24058

夕暮れの倉敷

夕暮れの倉敷

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第13回 社会福祉・医療事業の経営研究セミナー

『医療介護総合確保を考える』

主 催: 一般財団法人 社会福祉・医療事業の経営研究会

後 援: 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻保健社会行動学分野

静岡県立大学大学院経営情報イノベーション研究科附属医療経営研究センター

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倉敷市中庄駅前の「川崎医科大学」、「川崎医療・福祉大学」でのフォーラム

倉敷市中庄駅前の「川崎医科大学」、「川崎医療・福祉大学」でのフォーラム

<セミナープログラム>

平成 27年 10月 24日(土) 川崎医療福祉大学講義棟にて

13:30~13:45 開会の辞

13:45~15:00 「第6次医療制度改革/医療介護総合確保推進までの経緯と今後」

西田在賢 (静岡県立大学大学院附属医療経営研究センター長)

15:00~15:15 < 休 憩 >

15:15~16:25 パネルディスカッション

「医療介護総合確保/地域のガバナンスを考える」

ファシリテーター 橋本英樹(東京大学大学院医学研究科教授)

パネリスト 西田在賢、遠藤邦夫(矢野経済研究所首席研究員)

岡山の医療関係者の方々ほか

16:25~16:30 閉会の辞 角田愛次郎 (一般財団法人 社会福祉・医療事業の経営研究会理事長)

この企画の意図は以下の通りです。~~~~~~~~~~~~~~~~~

 わが国の医療制度改革が本格的に始まったのは1980年代半ばであるから早や30年が経過した。改革の中身を一言でいえば、増え続ける医療保障財政をいかに持続するかに尽きる。保険料であれ、公費であれ、それらをプールした医療保障の資金と医療提供の費用のバランスをどう採るかの医療制度改革は続く。第3次改革にあたる1997年に介護保険制度の法案が国会を通過し、2000年度から同制度が始まったが、このとき高齢者医療費を部分的に医療保険制度から介護保険制度に肩代わりさせ、医療保険財政を持続させ得た。その介護保険の費用支出もどんどんと増え続けている。そして、2006年に第5次となる医療制度改革に際して、2002年度以来2度目となる診療報酬のマイナス改定を行なうことで国民医療費の伸びを抑えたものの、その後は今日に至るまで高い伸びが続き、大掛かりな医療制度改革の実施は必定であった。そこへ昨2014年に「医療・介護総合確保推進法」が公布・施行された。これが第6次医療制度改革の目印となろう。

 介護保険制度開始のカラクリが教えるように、医療と介護は元々分けて扱われる必然性はない。本セミナーを企画開催してきたメンバーの一人である西田在賢は介護保険制度が始まった当時、川崎医療福祉大学に勤め、2001年に上梓した『医療・福祉の経営学』(薬事日報社)の前編「医療・福祉の経営原理」のプロローグに次のように記していた。「わが国の医療や介護の制度が諸外国のそれと同じにできるとはいえない。最近の経済研究が教えることのひとつに経路依存性(path dependence)という言葉があるが、これは現在の制度や市場などが『歴史的な経路』によって規定されていることを意味する。だから、たとえば医療や介護については日本だけでなく、米国にも、英・仏・独等の欧州にも同様なシステムや制度が存在するが、しかし、国民性を反映して、国によって制度は異なっており、それぞれに特有の運営を行っていることが説明される。(中略)このような限定合理性や経路依存性の考え方を了解すれば、日本が他の国々と較べて医療や介護のシステムに対するアプローチが違うのは、社会認識上の習慣や思考の上での習慣、そして支配的な物事の在り方や法律などの制度に関わる違いのゆえであると説明される。(中略)そのような基本的な理解のもとで、今後、急速に進むであろう医療や介護の保険制度改革の必然性を捕らえておくことも、関係する事業経営者にとって重要となるはずである。」

 じつのところわが国は、介護保険制度以前は介護を福祉として扱っており、介護措置は行政の仕事であり税で賄うものだと説明してきたところを、社会保険で賄うとともに介護保険から給付を受けるのは保険加入者の権利だと解釈を変え、介護サービスの提供者も利用者も頭の切り替えを迫られて混乱した。一方で米国などではヘルスケアというひとつの概念で医療と介護を扱うのを見てきた西田は、わが国の将来において医療保険制度と介護保険制度の合流は不可避だと診ていたが、どのような経路を辿ってそこに到達するかについては皆目検討がつかずにいた。ところが、このたび医療介護総合確保推進法案と総称される各種の法令が出たので、これを機会にこれまでの経緯を整理する。そして、先年からの地域包括ケア体制や今年度から進む地域医療構想と病床機能整理の課題を念頭に今後の医療介護の事業経営の参考となるパネルディスカッションを行いたい。ファシリテーターは、昨年度から大きな話題となっている非営利ホールディングカンパニー医療法人の厚労省検討委員会委員を務めた橋本英樹が担当する。

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 新しい制度の創設は様々な議論をもとに行われますが、できた制度を育て進化させることはそれ以上に困難な作業だとつくづく思いますね、利害関係者が大幅に増え、議論を大所高所からまとめていくリーダーシップが求められる、そんな印象を持ちます、これも少子高齢化の日本社会、パラダイムシフトの試練なのでしょう。

六華同窓会総会・懇親会 2015

Posted by 秋山孝二
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 今年も札幌一中・南高の「六華(りっか)同窓会」総会、懇親会が開催されました。若い世代の参加もこの数年増えてきて、あらたな世代への転換を感じます。私自身、8年間、「幹事長」として微力ながらお手伝いをして参りましたが、この度、10期下(南29期)の西尾長幸さんに交代しました。私が引き継いだの古川善雄さん(南8期)からですので、ほぼ同じ10年の若返りです。西尾さんは私よりもきめ細かな気配りのできる人物です、一層の発展を期待します。今回同時に、永年ご尽力頂いた古川善雄副会長がご退任、新たに林美香子(南22期)さんと私が副会長に就任致しました。

今年度実行委員長の小林伸行さん(南40期)

今年度実行委員長の小林伸行さん(南40期)

副会長・和田由美さん(南18期)による祝杯!

副会長・和田由美さん(南18期)による祝杯!

札幌一中校歌の斉唱

札幌一中校歌の斉唱

 同窓会誌に書いた今年の私の挨拶文です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

歴史の一コマに生きて六華同窓会 幹事長 秋山孝二

 2015年六華同窓会総会・懇親会の開催を迎えて、これまでご準備にあたられた南40期の小林伸行実行委員長はじめ、幹事当番期の皆様に心から感謝申し上げます。今年のテーマ「六華のキセキ」からは、学校創設120周年の「軌跡」、新たな「輝石」の発見、「奇跡」への思いを感じます。

 同窓会は財政改革を終えて、昨年、懸案だった規約改正を行いました。決算期を3月から7月末へと変更し、今年度から運営の仕組を「4役会議」、「運営会議」、「常任幹事会」、「総会」とそれぞれの機能を明確にしてスタートし、今の時代に見合った、末永く安心して楽しめる活動体として再整備を行いました。

 一方、同窓のもう一つの宝である「学校林」活動も、「一般財団法人」として100周年を祝い、今、200年に向けた基本コンセプト「Rikka Forest」の理念に則り、大きな一歩を踏み出しました。恒例の春の散策会に加えて、5月末には初めての試みとして「林業体験プチワークショップ~ドンコロ集め」を実施しました。これまでは、「下草刈り」、「植林」等、将来への備えが主でしたが、今回は森に残された間伐材を回収する活動でした。地面に転がる間伐材は、大先輩たちが育てた「材」、「財」であり、現役高校生を含めた多くの参加者と手渡しリレーで運び出しながら、幾多の時代を越えた100年の歴史に思いを巡らせました。さらに、私も太いカラマツ材を一個だけ持ち帰り、家でじっと見つめながらハッと気が付いたのです、その年輪一つ一つの間から先輩たちのぎっしり詰まった意志とメッセージが聞こえてくることに。静まりかえる緑豊かな学校林の中に立つ自分、まさに歴史の一瞬間に生きている、これ程分かりやすい光景はありませんでした。

 皆さん、私は幹事長として長くお世話になりましたが、この10月総会で退任致します。この間は改革の連続でした、多くの若い世代と出会う機会も多く、そして、「未来プロジェクト」の優れたメンバーたちが、これからの六華同窓会を引き続き支え続けてくれるでしょう。今後の会の益々の発展を祈念し、これまでの皆さまのご支援・ご協力に心から感謝申し上げます。

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 時を越えて世代が繋がる、毎年のことながら改めての感動を覚えます。「六華同窓会」の益々の発展を祈念致します。

変わるグローバルマネーの投資先

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 先月、秋山財団の基本財産運用でお世話になっている外資系金融機関から、「最近のグローバルマネー」についてのセミナーにご招待を頂き、出席しました。かなり少人数のサロン的雰囲気の場で、財団運営にも役立つ最新のトレンド等、有益なひと時となりました。

 昨今は、「SRI(社会的責任投資)(http://www.smtam.jp/sri/about/」からさらに進化して、「インパクト投資(http://impactinvestment.jp/impactinvestment/」に注目が集まっています。

 
 複数の講演の後は中村愛(めぐみ)さん(http://profile.ameba.jp/meg-harp/)のハープ演奏でしばし心静かに。ハープと言うと古代ギリシャのイメージがなぜか私には浮かんできます。

素晴らしいハープの音色

素晴らしいハープの音色

そっくりですね!

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 今年も合同報告会でお世話になったM財団のY課長さん、セミプロの写真家でも有名ですが、随分前に受け取ってずっと手元に置いていましたが、あまりによくできた「ロゴ」なので、許可を得ずここにアップします。特徴を掴み、さらに面白みも増す、森の生き物たちとハーモニー、見事な出来栄えです、モデルの素晴らしさでしょうね。

白老、ウヨロ川の秋

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 ラブアースクリーンアップイベントラブアースの森づくりin白老http://www.love-earth-hokkaido.jp/love-earth/news/index.php?page=article&storyid=72」に参加しました。

 白老町のラブアースの森で、午前中は除間伐(手のこを利用した伐採作業)、枝打ち(下枝や枯れ枝を切り落とし作業)作業、午後はウヨロ川フットパスウォーキングで、サケの遡上や川辺の自然を観察します。

 昼食は森でバーベキュー。白老牛、シカ肉やジンギスカンを堪能しました。「ウヨロ環境トラスト(http://www.shiraoi.org/trust/)」の皆さんに大変お世話になりました、ありがとうございます。

ウヨロ環境トラスト

ウヨロ環境トラスト「トラストの森」入口

浜田さんからのアドバイスほか

濱田満さんからのアドバイスほか

枝打ち、間伐の実技

枝打ち、間伐の実技

昼食は白老牛、シカ肉バーベキュー

昼食は白老牛、シカ肉バーベキュー

ウヨロ川フットパス、サケの遡上がものすごい!

ウヨロ川フットパス、サケの遡上がものすごい!

無数の死骸と臭い

無数の死骸と臭い

フットパス終点はファーム

フットパス終点はオーシャンファーム

 サケの遡上は、私はこれまで札幌・豊平川、道東・薫別川等で橋の上から見たことがありますが、今回は、面としてウヨロ川を下流域に歩いていくと、遡上するサケには変わらず感動しますが、それ以上に、無数の命尽きた死骸が河畔、川底に散乱して、その臭いも辺り一面漂っていました。卵を、そして時々はそのサケを食べるカモメの群れ、サケが死ぬことによって命を繋ぐ凄まじいまでの生存競争を目の当たりにしました。サケの回遊では、平成22年度に秋山財団賞(http://www.akiyama-foundation.org/history/history_01)を受賞された上田宏先生(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター)の「サケの母川記銘・回帰機構に関する生理学的研究」でも研究が進んでいます。

 現場の迫力というのでしょうか、時間・空間が新鮮で、とても貴重なひと時となりました。

* オーシャンファーム(http://ihatov-oceanfarm.jp/access.html

秋の中山道、飛騨高山 2015 (3 最終)

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 飛騨高山、秋の「高山祭」、HPから詳細を知ることができます。

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 高山祭とは、春の「山王祭(さんのうまつり)」と秋の「八幡祭(はちまんまつり)」、二つの祭をさす総称で、16世紀後半から17世紀の発祥とされています。幾多の変遷を経ながらも、江戸時代の面影を残す伝統行事として、今日まで受け継がれてきました。
 このうち、高山を秋の彩りで染める「八幡祭」は、旧高山城下町北半分の氏神様である桜山八幡宮の例祭です。毎年10月9日・10日になると、安川通りの北側・下町に「八幡祭」だけの11台の屋台が登場。屋台が町を巡る曳き廻しや布袋台のからくり奉納などの伝統的な祭行事が楽しめます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~ コピーおわり

 前日、郡上八幡から高山に入り、夕方に屋台会館(http://www.hidahachimangu.jp/yataikaikan/welcome.html)で事前に「飛騨の匠」を予習しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~ HPより

 古くから飛騨の国は、大和朝廷ヘ、税のかわりに匠(たくみ)を毎年送り出しました。選ばれて都ヘ出た匠たち(毎年100人~130人)は、奈良の都の宮殿や、お寺の建築に従事してその腕をふるいました。

 匠が都ヘ送られた期間はおよそ600年、延べにして7、8万人の飛騨人が一年間都で働いたことになります。この人たちを総じて「飛騨の匠」と呼んでいます。

 飛騨の国には、今もこの匠たちの長い伝統と、培われた技術が脈々とうけつがれていますが、中でも江戸時代後期に、大輪の牡丹のように花開いたのが高山祭の屋台(国指定重要有形文化財)です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ コピーおわり

桃山神社 秋の高山祭の主役です

桜山八幡宮は 秋の高山祭の主役です

高山本陣前の朝市

高山本陣と前の朝市

昔の町並みも

昔の町並みも

 祭り当日、参道に勢ぞろいした屋台(http://kankou.city.takayama.lg.jp/2000019/2000020/2000724/2000723.html)。

11台の屋台も勢ぞろい

11台の屋台も勢ぞろい

 からくり屋台のパフォーマンスは大変な人、人、人。3時間以上も前から場所を取っていた方もいらっしゃったり。大観衆の中、20分程に技術の粋を集中する時空は、歴史の凝縮を感じました、素晴らしい興奮でした!

からくり屋台も大群衆の中

からくり屋台も大群衆の中で

 動画でよく見るズームでのカラクリ人形よりも、私はそれを見に集まった群衆の熱気に興奮しました。警備員に喰って掛かる少し酔ったお客さん、何が始まるのか好奇心に満ちた様子の外国人観光客のカップル、スマホで写真を撮ろうと背伸びする人々等、何か妙な連帯感を感じてしまうから不思議ですね。これが「お祭り」の魅力なのでしょう。どっこい、地方は活きている!!!

 みたらし団子、しょうゆせんべいも美味しかったです!

秋の中山道、飛騨高山 2015 (2)

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 二日目は馬籠(まごめ)宿と足を伸ばして郡上八幡、そして高山に泊りでした。

 中山道の宿場町・中津川馬籠宿、坂が急でかなりの難所だったのでしょうね。島崎藤村のふるさとで、「藤村記念館(http://toson.jp/」も充実していました。

外国の観光客もリュックを背負って

外国の観光客もリュックを背負って

ここでも水車が活躍中

ここでも水車が活躍中

 山内一豊と妻千代でも有名な郡上八幡は城下町、郡上踊り、吉田川、宗祇水等、水を中心に街も風情がありました。現地ガイドさんは、郡上踊りの唄い手で、踊りの指導ほか唄も披露してくれました。

山の上の郡上八幡城

山の上の郡上八幡城

特産のニッキのお店

特産のニッキのお店

日本の名水第一号

日本名水百選第一号「宗祇水」

街の中小路の疎水

街の中小路の疎水

 一方、郡上八幡は「食品サンプル」でも圧倒的なシェアだそうですね、HPにも書かれています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ HPより

郡上踊りで有名な郡上八幡。清流と名水の城下町としてその美しい町並みは国の重要伝統的建造物保存地区にも指定されています。

そんな郡上八幡のイメージとは程遠い・・・といっては失礼かもしれませんが、実は食品サンプルの生産量日本一の郡上八幡。食品サンプルのパイオニア、岩崎瀧三氏が郡上八幡の出身であり、そのことがきっかけで今では郡上の重要な地場産業となりました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 引用おわり

* http://guide.travel.co.jp/article/9449/

岩崎龍三の生家前にもサンプルが

岩崎瀧三の生家前にもサンプルが

 橋から吉田川に飛び込む風景も、記憶のどこかに残っていました、とにかく水の流れる音とマチの空気が心地よかったです。

秋の中山道、飛騨高山 2015 (1)

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 今年7月の利尻島・礼文島の旅に続いて、道新観光(http://www.doshinkanko.com/)のツアー「高山市内に泊まる秋の高山祭と馬籠宿・妻籠宿 3日間」に参加しました、しばし別空間にいるようで、北海道にはない「時代」を満喫できました。現地ガイドの皆さんの個性あふれるご説明、ツアー添乗員・大西さんの自然体が心地よかったです、ありがとうございます!

* <利尻島・礼文島ツアー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%88%A9%E5%B0%BB%E5%B3%B6%E3%83%BB%E7%A4%BC%E6%96%87%E5%B3%B6

 今回のキーワードは、「水」でしょうかね!妻籠(つまご)宿に向かう途中にまず目に入ってきたのは南木曽(なぎそ)町の「読書(よみかき)水力発電所」、木曽川の読書ダムから取水し、大正12年に大同電力・福沢桃介社長により竣工。現在、この施設(発電所本館、柿ぞれ水路橋、桃介橋)は関西電力管轄で、稼働中の発電所としては唯一の国の重要文化財になっています。完成当時の出力は4万700キロワット、現在は最大11万7,100キロワットの発電です

読書(よみかき)発電所

読書(よみかき)発電所

 そこから中山道・妻籠宿。夕暮れが迫る古の町並みは一層風情がありましたね。

妻籠宿の町並み

妻籠宿の町並み

夕暮れ時

夕暮れ時

 「脇本陣 奥谷]の囲炉裏は当時の厳格な家父長制の象徴のような場でした。島崎藤村の初恋の人「おゆふ」さんの嫁ぎ先です。

ガイドさんの説明を受けて

「脇本陣 奥谷」、ガイドさんの説明を受けて囲炉裏端

坂の中ほどになる水車小屋

坂の中ほどになる水車小屋

再生エネ国際シンポ・WS(4 最終)

Posted by 秋山孝二
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 今回の報告を、早速、北海道再生可能エネルギー振興機構の田原沙弥香さんがまとめて掲載してくれました。資料等も読めます。

* http://www.reoh.org/news/20151004SympoBroshure_presentation

 また、参加者の一人で「エネルギーチェンジ100ネットワーク(http://enechan100.blogspot.jp/)」代表・宮本尚さんは、FBで下記のように述べています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 宮本尚さんのメッセージより

・・・・・その間、たくさんの専門家の方のお話、インドネシア、タイ、中国、韓国、ベトナム、アジア各国の方から、再エネの取組みを聞きました。それとともに、私も、無いアタマでものすごく考えた。特に、今の私たちに決定的に足りないこと、どうしたらいいのかずっと考えてた。

 カンタンに言うと、この国には、プロフェッショナルが持つ知見、その財産を市民のレベルアップにつなげていくシステムが足りない。市民の日常につながらない。さらに、エネルギーということで言うと、3.11の「失敗」を知見に変えて蓄積し、それをもって国際社会に貢献するということができていないということ。そんなことないよ、と言う人もいると思う。専門家レベル、業界レベルでは共有できているのかも知れないけど、市民には伝わってこない。市民側も、日常の中で受けとるためのベースとなるものが養われていない…。

 例えば、大停電のとき、インフラが全滅したとき、命を守るためのリスクマネージメント、エネルギーのバックアップはどうあるべきか、自治体、個人、いろんなレベルでどう取組むか。エネチェンは最初からそこを目的のひとつにしてきた。そもそも私自身がなーんにも知らなかったので、いっしょにみんなで勉強しようよ、という感じではじめた。

 しかし、あれから4年、具体的な、効果的な方法はまだ見つけられていない。もちろん、3.11以前とは飛躍的に変わってきているのだけど、まだまだ学びたいときにいつでも学べるようなシステムにはなっていない。暮らし自体は、技術の進歩や設備機器の価格がダウンすることで、テレビやスマホのように、飛躍的に変わる、飛躍的に導入が進み、あるのがあたりまえというような変化が起きることはあるけど、今求められてるのは、そういう変化じゃない。市民は、学び考える習慣が伴わなければダメだと気づいてる。どうやってつなげるのか、どんなシステムが「普通」に、常にそこにあるようになればいいのか。がんばっているNPOやがんばってる人はあちこちに居るのだけど、そこにたどりつくのには相当の意志やめぐりあわせがまだまだ必要だよね。

 本来は学校教育の中にそれがあるべきなんだろうけど、学校で学ぶことと暮らしは乖離したまま。カンタンにめざすものに手が届くようにはなっていない…。うーーん…。それは、私はたまたまエネルギーやってて実感しているけど、エネルギーだけじゃなくて、多分あらゆる分野で。・・・・・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ コピー おわり

 私も宮本さんと同じようなことを感じていました。札幌でのシンポジウムでコーディネーターをされた松浦正浩先生(東京大学 准教授)は、「合意形成論」がご専門です。昨今の原子力発電、特定機密法に始まる今年の安保法制議論等の社会・政治問題で、私自身、この「合意形成」プロセスの欠如を痛感しているので、先生のご専門には興味を抱いています。今回はコーディネーターのお立場だったので、松浦先生ご自身の発言は限られていましたが、以下の国会における参考人陳述の発言は素晴らしいです。

* https://www.youtube.com/watch?v=iquX1evXdDk

 今回の運営スタッフは、皆さん大変有能な方々ばかりで、それぞれ持ち場持ち場でご尽力を頂きました。気持よく仕事が出来る、そんな雰囲気がいいですね、皆さん、ありがとうございます!

素晴らしいスタッフの皆さま

素晴らしいスタッフの皆さま

 初めてのケイタリングで少々緊張されていた「鶴雅ビュッフェダイニング札幌(http://www.tsuruga-buffet.com/)」の皆さん、大西希支配人、高橋料理長ほか多くのスタッフのお陰で皆さん大満足でした。希さんのお父様の大西雅之さんは、秋山財団の理事でもあり、私の高校の5年後輩になります。今回、チームによる料理の盛り付け、テーブルへ配膳のプロセスも具に拝見していて、プロフェッショナルの拘りと凄みも見せて貰い感激でした、ありがとうございます!

鶴雅ダイニングの料理と盛り付け

鶴雅ダイニングの料理と盛り付け

 トヨタ財団遠山敦子理事長ともゆっくりお話しができました。トルコ大使、文部科学大臣、文部科学省職員時代のお話、私の教員時代とは少し時期は異なってはいますが、校内暴力等、日本の教育政策と現場のお話にも花が咲きました。オリンピック組織委員会評議員等、超多忙の中、札幌までお越し頂きありがとうございました。

トヨタ財団遠山理事長と

トヨタ財団遠山理事長と

 シンポジウム最後で私のご挨拶、3日間の感想を兼ねて、以下のような趣旨でした。

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 秋山財団では、特にこの5年間、研究助成でのアウトリーチ、ネットワーク形成事業助成でのコラボレーションを受領者の方々に期待し、それへの協力も行ってきました。点が線に、そして面に繋がって、「生命地域(バイオ・リージョン)」としての北海道の発展に寄与したいとの理念からです。

 日本は「技術立国」と言われて今日まできています、確かに自動車産業ではトヨタ自動車さまの先駆的テクノロジー等、世界に誇れるものも多いのでしょうが、今回の再生可能エネルギー分野では、むしろアジアに学ぶ技術ばかり、「技術」というよりも「生きる力・知恵」と言うべきなのでしょう、簡単に技術を輸入するのではなく、それぞれの地域にある資源、見合った方法から編み出す努力を惜しんではなりません、この数日のWSでそんな認識を持ちました。課題を認識することは今後の展望を切り拓くことに繋がります。ワークショップ、シンポジウムを通じて、多くの「確信」と「気づき」、そして「希望」を持ちました。

 今回の企画、トヨタ財団さまが北海道の地で企画して頂いたことに感謝するとともに、「よいお話を聞いた」で済ますことなく、それぞれの立ち位置から、北海道、日本における「再生可能エネルギー」の実践に取り組んでいくことをお約束して、それが「3.11」以降を生きる我々の使命であることを確認して、締めのご挨拶とさせて頂きます。

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この企画に関わられたすべての皆さまに、心から感謝申し上げます、ありがとうございます!!

再生エネ国際シンポ・WS(3)

Posted by 秋山孝二
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 3日目は、札幌に移動してのシンポジウムです。

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[プログラム]

* 開会挨拶    トヨタ財団 遠山敦子理事長
* 来賓挨拶    北海道 山谷吉宏副知事

* 基調講演
「アジアの再生可能エネルギー」  石原 慶一氏(京都大学教授)
「北海道の再生可能エネルギーと地域活性化の展望」  吉田 文和氏(北海道大学 名誉教授)

* 「芦別・夕張再生可能エネルギープロジェクト視察&ワークショップ報告」 李秀澈氏(名城大学経済学部教授)

* 事例報告&パネルディスカッション「北海道及びアジアの地域と再エネの未来」
パネリスト:
① チャチャワン・チャイチャナ氏(タイ:チェンマイ大学)
「再生可能エネルギーによる地域での企業の取り組み」
② ファイサル・ラハディアン氏(インドネシア:小水力発電協会)
「地域ベース小水力発電プロジェクトの取り組み」
③ 高橋祐二氏(下川町 森林総合産業推進課 バイオマス産業戦略室長)
「下川町における森林バイオマスエネルギーの取り組み」
④鈴木 亨氏(NPO法人北海道グリーンファンド 理事長)
「北海道における市民風車の取組み」
コーディネーター:
松浦正浩氏(東京大学 准教授)

* 閉会挨拶:秋山記念生命科学振興財団 秋山孝二理事長
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北海道・山谷副知事のご挨拶

北海道・山谷吉宏副知事のご挨拶

インドネシア、タイ

インドネシア、タイからの報告ほか

下川町、グリーンファンド・スズキさん

木質バイオマス、風力発電の事例報告

私は締めのご挨拶

私は締めのご挨拶

参加の高校生たちと

参加の高校生たちと

 パネルディスカッションの質疑応答で、女子高校生から、「アジアの国では、再生可能エネルギーを自分たちの技術で開発できるのに、日本では装置を輸入に頼っているのは何故ですか?」という発言があり、その核心をついた質問に会場がどよめいて大いに沸いていました。