以前から実現したいと思っていた「NPO法人 森の生活(http://morinoseikatsu.org/)」を訪問し、麻生翼代表ほか事務局の皆さんと意見交換もできました。
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NPO法人 森の生活 <ミッション> 森林の利活用を通じて、人々の心豊かな暮らしと持続可能な地域づくりに貢献します。
私たちはみんな「森の生活」を送っています。なにも、森に囲まれた暮らしだけが森の生活ではありません。日々の暮らしの中にある森から生まれたものについて想いを馳せてみると、私たちの暮らしが思いのほか森とつながっていることに気づきます。しかし、直接森にかかわったり、森のことを考えたりする機会は少ないのではないでしょうか。
日本は森林率67%と世界でも有数の森の国です。しかし、木材の多くを海外からの輸入に頼る一方、国内では森の手入れが進んでいない状況にあります。驚くことに、森が身近にある農山村においてさえ、多くの人々にとって、森は近いようで遠い存在です。かつて日本で行われていた暮らしの中に森を活かす文化を、今、新しい形で蘇らせられないでしょうか。
身近な森から生まれた製品を購入したり、休日を森で過ごしたり、森に関わる仕事に携わったり。そんな機会を創造していくことで、人の数だけある「森の生活」が、森を育て、そして一人一人の暮らしや人生をもっと心豊かにするはずです。
NPO法人森の生活は、森のある暮らしを広める活動を通じて、人々と自然が調和した豊かな社会づくりに取り組みます。
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前日の宿泊は、彼・彼女らが指定管理者になっている「森のなかヨックル(https://yokkuru.morinoseikatsu.org/)」でした。この施設は、都市住民と町民との交流を促進することを目的として下川町によって2006年に建てられました。ここでは、従来から行っていた都市向けの森林体験交流事業をより発展させ、宿泊とあわせて多様なプログラムを提供することを目指し、2009年から下川町から指定管理を受けて施設の管理運営を行っています。一泊ではもったいなく、連泊、長期滞在の方も多いようですね。考えてみると、下川町は、道北、オホーツク、富良野・美瑛方面等、それぞれに近く、拠点としては地理的優位性があると麻生さんは話していました、実際そうですね。
HPによると、この愛称の由来は、「森林(もり)に集まる仲間をイメージした「森のなか」という言葉と、「よく来る」という意味にコロポックルの語呂をかけた「ヨックル」という言葉をあわせたもので、町民への公募によって決定したそうです。ここでは、施設の運営が地球規模の環境問題に影響を与えていると考え、環境方針に基づき、環境マネジメントシステムを構築し、環境負荷の低減に努めています。詳細はこちら――> https://yokkuru.morinoseikatsu.org/about
写真はHPより
夜の静けさ、朝の透き通るような空気の美味しさは、どこにも真似ができないでしょうね。
麻生翼代表理事ほか、事務局スタッフ(http://morinoseikatsu.org/staff/)から日々の活動、販売している商品の説明等をお聞きしました。スタッフは地元の方はお一人で、後は本州の方々がほとんどというのも面白いですね。とにかく印象として事務所が明るく、オシャレな空間でした!