再び、鹿本中の教え子たち

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 先月40年ぶりに会った教師時代の教え子たち、その時会った生徒たちが、都合が付かなかった子たちと地元で会う場をセットしてくれました。大勢では話を聞けなかった一人一人の人生、なかなか多彩で味わいのあるひと時でした。

*先月の様子はこちら――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32009

 ラーメン店を地元でやっているある教え子が、卒業文集と卒業アルバムを持ってきて、本当に懐かしい自分の文章、寄せ書き、写真に触れました。なぜか当時、私は「できるだけ遠くまで行くんだ!」のフレーズに心酔していたようです。さらに「静かに目を閉じよう」、誰の言葉か思い出せません。長渕剛(http://www.nagabuchi.or.jp/)の「しあわせになろうよ(https://www.youtube.com/watch?v=ifdG375NZ_U)」の一節に同じようなニュアンスの言葉があったかな?いや、今、歌詞をチェックしましたが何かの勘違いのようです。

当時好きなフレーズだったなと

当時好きなフレーズだったなと

 他のクラスのページに、何と私の理科の授業風景。黒板をみると「ウェゲナーの大陸移動説」を紹介している所です、懐かしいですね、はっきり覚えています。理科の授業では、実験をたくさんして器材も随分壊したなぁ、教科書になかった「昭和新山の話」、「ギリシア神話と星座」とか、今思うと少々恥ずかしくなるようないろいろなエピソードを子供たちに語ったような気がします。

* 大陸移動説 https://kotobank.jp/word/%E5%A4%A7%E9%99%B8%E7%A7%BB%E5%8B%95%E8%AA%AC-92248

ウェゲナーの大陸移動説!教科書にはなかったけれど・・・

ウェゲナーの大陸移動説!教科書にはなかったけれど・・・

 理科の授業と言えば、当時「第二分野」といわれていた生物系の授業で、「生殖」を懸命に教えていた時、「卵細胞に精子が向い・・・・」と、回りくどい説明で格闘していると、あるクラスの前の方に座っていた女子生徒が、「先生、そんなに気を使わなくってもいいよ、分ってるから」と不規則発言(!)、未だにあの瞬間は忘れられません。

 一方、卒業文集にも、担任教師として書いていたのです。

バレーボールを例に

バレーボールを例に

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「予感を越えるもの」に期待をよせて

三年三組 担任   秋山孝二

 人は何を行う時も、見通しを持つものだ。それを計画性というのかもしれない。しかし、君達の人生はこれから計画通りにはいかない。ミュンヘン五輪男子バレーボール準決勝戦、対ブルガリア戦の全日本の大逆転。いわゆるセオリーでは負けの試合が結果的にひっくりかえった。深夜テレビを観ていて深く感動した。選手12人、コーチ、監督など社会人が八年間自らをかけて努力してきた。彼らは言う。「根性」といった精神力だけでは勝てない。なぜなら、相手だってそれ位持っているだろうから、と。結果というのは多くの場合あまりに非情である。血の出るような努力を一瞬にして切り捨てる。しかし、勝負というのは時として夢を越える。まさに信じられない瞬間をつくり出す。自分をとりまく現実との勝負。心の底から感動できる時を夢みながら、私は静かに目をつぶりたい。

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 この文章はすっかり忘れていましたが、当時のバレーボール指導に没頭していた自分の姿がいじらしく感じます。この日の帰りは、3年の時私のクラスだった竹川君、仕事以外に東京下町でボランティアで祭の応援をしているNPOの理事をやっているとか、昔とちっとも変わらない笑顔で、江戸川区から浜松町まで車で送ってもらいました。40数年経た今、胸に手をあてて振り返れば、自分の人生どうだったのか、余韻の残る出会いでした。

宮原正幸常務理事、逝く

Posted by 秋山孝二
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 突然の訃報とはこのようなことなのか、今月19日午後のことです。(公財)秋山記念生命科学振興財団の常務理事、宮原正幸が急逝しました。

 昨日、お通夜、本日告別式、ともに滞りなく終了しました。ご会葬頂いた皆さま、弔電、ご供物、ご供花を頂いた皆さま、心から感謝申し上げます。

祭壇

ご長男の想いを込めて

葬儀の私の弔辞~~~~~~~~~~~~~

弔辞

 公益財団法人 秋山記念生命科学振興財団常務理事、故宮原正幸さんのご霊前に、謹んでお別れの言葉を申し上げます。

 「宮原さんが倒れて心肺停止で今搬送中です」、と財団職員の救急車内からの報を受け取ったのは、わずか5日前の午後6時過ぎのことです。その日の午前中には、宮原常務理事、事務局の桜井、城越、私とで、年明け開催予定の財団理事会、評議員会の議案を巡って、最終の確認をしたばかりでした。いつもと変わらぬ姿、わずか数時間後のこの連絡に、私はにわかには信ずることができませんでしたが、すぐに気を取り直して西区の病院に駆けつけました。こうして弔辞を読んでいる自分は、未だに現実とは受け入れがたい正直な気持です。

 宮原正幸さん、初めて私が出会ったのは、今からもう30年以上前になるでしょうか。北海道銀行のホープとして、新しい事業づくりに懸命に努力していた時でした。「北の大地に種を蒔く」と、北海道の将来ビジョン、新しいビジネスモデルによる北海道の活性化等、当時、企業経営に携わりはじめたまだ新米の私は、前向きな意見交換を何回もしたような気がします。銀行というのはただお金を預かる、貸し付けるだけでなく、地域の開発・活性化なくして繁栄はないとの信念、地域住民の豊かな暮らしに関しても真摯に向き合うものなのかと、私は、そんな高度経済成長を支え、バブルに向かう当時の間接金融機能の原点に対して、また、組織の中で意志を貫こうとしている一人の人間に対して、素朴な感動を覚えたことを今でも記憶しています。

 その後、私との関係で濃淡はありましたが、思い出すと会ったりし、縁あって秋山財団に迎えて以来57ヶ月、丁度、財団設立25年の直後から30年の重要な時期を、本当に全力で「民が担う公益財団活動」に邁進して頂きました。

 思い出します、毎年9月の贈呈式、理事長挨拶として原稿を書いていた宮原さんの幾つかのこだわりの言葉を。「大平洋戦争末期の沖縄戦からの学び」、「ヒューマニズム」、「民間が担う公共」、「科学者の矜持」、「アンチテーゼ」、「アウトリーチ活動」等々、そして「いのちの尊厳」です。私との意見の相違で何回も議論したことも、今となっては過去の思い出となりました。

 贈呈式では、祝賀会の終わりの挨拶で、ふるさと芦別の幼い頃の記憶と愛着、大学時代に暮らした弘前、東北地方に寄せる想い、銀行・生命保険会社での経験と誇り、ある時は激しい憤り、ある時は貴重な教訓として語り、そして必ず毎年、ご両親の想い出に言及していた姿も忘れられません。

 宮原さんの最期の仕事となった秋山財団来年度事業計画の策定作業では、自ら力を入れて挿入した二点、「生命科学の概念を明確に提起し、『北海道学』という新しい概念の構築を提唱する中で『地域』を深掘りする」、「生命科学の基礎的研究に取り組む若手研究者を重視した助成を継続する」、私は、年明けの会議で、宮原さんの遺志として理事・評議員・監事の皆さまにお伝え致します。

 宮原正幸さん、秋山財団でのご業績が、言い尽くせぬ貴いものとして私どもの心にしっかり残っております。歴史に刻まれたこの財産と宮原正幸さんの生前のご尽力に深く感謝するとともに、これからも永く継承し力強く歩んでいくことをお誓いし、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 どうか安らかにお眠り下さい。

平成291224

公益財団法人 秋山記念生命科学振興財団

理事長  秋山 孝二

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円筒の横山さん、素晴らしい!!

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 私の自宅は、すでに築30年以上経っていますが、当初から暖房はペチカです。江別のペチカ屋さんとのお付き合いでしたが、少し前に毎年お願いしていた煙突掃除の職人さんが高齢となり仕事を閉じたので、その後の掃除をしてくれる方を探していました。

歴史が煉瓦の壁に刻まれて・・・

歴史が煉瓦の壁に刻まれて・・・

灯油とマキの両方でOK

灯油とマキの両方でOK

 そんな中、環境系市民活動で知り合いの旭川を本拠とする「円筒の横山(http://entotuya.com/」さんにお願いして、若手お二人の職人、奥山寛仁工事部長、設楽照久主任が札幌まで出張して下さり、先日、手際よく終了しました。

中央・横山愛慈社長、札幌でお世話になった右端・奥山さん、その左・設楽さん

中央・横山愛慈社長、札幌でお世話になった右端・奥山さん、その左・設楽さん(FBより)

HPより~~~~~~~~~~~~~~

筒師・横山愛慈の信念と誇り

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~コピー おわり

 仕事の合間にお二人といろいろお話ができました、その前向きな姿勢に胸が熱くなりました。黒の制服と胸の素敵なエンブレム、ドイツを発祥とした面白い話の数々、「幸せを呼ぶ煙突掃除屋さん」として、街の人気者だとか。作業服にタッチすると、良いことが起きる!って言い伝えもあるそうです。さらに新年には、多くの家庭で「煙突掃除人形」を飾り、どの人形も立派な髭をたくわえ、煙突ブラシにシルクハット姿、そして、必ず四つ葉のクローバーを持っていると。きっと、汚れをきれいに落して新しい年を迎える習慣なのでしょう。加えてこの仕事に就くには、「マイスター」の称号が必要で、見習い3年、職人2年の後、試験に合格して初めて開業できる仕組とか。

 ドイツの様子を話す二人の目の輝きと笑顔を見ているだけで、私は大いに元気になりました。「この仕事が本当に楽しいんです!」と言って車に乗り込んだ姿は久しぶりにみる若者の光景、本当に素晴らしいひと時でした、奥山さん、設楽さん、そして横山社長、ありがとうございます!!!

『しあわせの経済』 in 北海道

Posted by 秋山孝二
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 先月、東京で開催された「『しあわせの経済』世界フォーラム 2017(http://economics-of-happiness-japan.org/」を受けて、秋山財団でも応援した「『しあわせの経済』 フォーラム in 北海道(http://www.akiyama-foundation.org/news/2745.html」が愛生舘サロンで続いて開催されました。

タイの先住民族からのメッセージ

タイの先住民カレン族からのメッセージ

 道内でローカリゼーションに取り組んでいる市民団体や支援団体を対象に、東京にゲストとして訪れたタイの先住民のカレン族の若きリーダーおふたりを迎えて、道内各地の実践例と共に学ぶフォーラム、参加者同士の情報交換から具体的な課題解決策、実践者の拡大につながるような意見交換でした。

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< 当日プログラム >

14:00 ~ 14:10 開 会

14:10 ~ 15:20 ゲストの講演と質疑応答

15:20 ~ 16:30 道内におけるローカリゼーションレポート

* 長沼メノビレッジ(荒谷明子) https://www.facebook.com/mennovillage/

* 余市エコビレッジ(坂本純科) http://ecovillage.greenwebs.net/

* 飛生アートコミュニティ(國松希根太) http://www.tobiu.com/

* 猿払村に集う若者たち(小泉浩) https://www.change-agent.jp/news/archives/000093.html

16:30 ~ 17:50 ディスカッション

18:00 閉 会

主催:ロコタブル(http://locotable.net/

協力:公益財団法人秋山記念生命科学振興財団(http://www.akiyama-foundation.org/

<海外ゲスト>

スウェ氏

 カレン族の村で伝統的な知恵や地域の文化を学びながら、父であり 部族のカリスマ的リーダー、ジョニ・オドチャオとともに先住民の権 利闘争にも参加。2009 年に栃木県アジア学院に 9 ヶ月間留学しグロー バル化の本質と土に根ざして生きる循環的な農業技術について学んだ。 2011 年、巨大企業の単一栽培プロジェクトが生態系やカレンの文化を 破壊すると危機感を抱き、それに対抗するため「レイジーマンファーム」 でコーヒー栽培を始める。森林農業を村人に教え、「地球のためにゆっ くりと」というスローガンを掲げて有機コーヒーの栽培、販売ビジネ スを展開している。

オシ氏

 アメリカ旅行中、モンタナ族と出会い、自分のアイデンティ ティと役割について考えるようになり、現在は北タイ山岳民族 のリーダー、ジョニ・オドチャオの末娘の婿としてノンタオ村 で農業や森林栽培のコーヒーを育てて暮らしている。また、仲 間とセルフビルドで建てた家と「対話の庭」を運営し、アジア やヨーロッパ、日本からの研修やエコツアーなどの企画に携わ る一方、カレン族の民話や音楽、民話「レイジーマン」の教え

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小泉さんのプレゼンと研修生

小泉浩さんのプレゼンと研修生

分かる方には理解できる絵!

分かる方には理解できる絵!

折り紙ヒコーキ & 牡蠣マイスター = ?

Posted by 秋山孝二
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「折り紙ヒコーキ」 & 「牡蠣マイスター」 = カキフライ!!!

 何やらナゾかけのようですが、今月の「愛生舘サロン(http://aiseikan.net/salon)」例会は、忘年会を兼ねて、「JAL折り紙ヒコーキ教室(https://www.jal.com/ja/csr/society/origami.html)」と牡蠣マイスターの坪井さんの見事なまでのコラボレーションでした。

 「JAL折り紙ヒコーキ全国大会」が来年3月予定され、年明け早々から地区予選(https://www.jal.com/ja/csr/origami_yosen/)も行われるとのこと、因みに北海道各地でも始まります。

* 以前の愛生舘サロン記事――>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%84%9B%E7%94%9F%E8%88%98%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%B3

大勢のJALスタッフの方々

大勢のJALスタッフの方々

様々な飛行機モデル(坪井さん撮影)

様々な飛行機モデル(坪井さん撮影)

参加者みんなで折りはじめ!

参加者みんなで折りはじめ!

大人も熱中して

大人も熱中して

模範演技、羽田空港からお越しのスタッフ!

模範演技、羽田空港からお越しのスタッフ!

さあ、マイ・飛行機を飛ばそう!

さあ、マイ・飛行機を飛ばそう!

 そして、今日のハイライト、牡蠣マイスターの登場です!

「カキフライ」をはじめ牡蠣づくし!

「カキフライ」をはじめ牡蠣づくし!

 以下は坪井さんのメッセージからコピーです~~~~~~~~~~~~~~~~~

【折り紙ヒコーキ】と【カキフライ】

 昨日は”牡蠣”以外で感動した「折り紙ヒコーキ」のイベントを行いました。
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▢開催動機はこちら↓
https://oyster1595.wixsite.com/mysite
▢そもそもどんな活動?↓
https://www.jal.com/ja/csr/soraiku/origami.html
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 もちろん牡蠣も絡めてますが。
 ヒコーキとかけてカキと解く。その心は”カキフライ”!
という事で、牡蠣活動家曰く世界一おいしいカキフライも用意しました。

 子供と大人がカミヒコを通じて「感動」を共有する。
牡蠣を通じて人々が「おいしい」を共有する。

 年齢や属性など何かの柵をとりはずした純粋な繋がり。
繋がらないようで繋がる2つの活動。
コンセプトにぴったりな場所もご提供頂き、これからも続けて参りますので宜しくお願い致します。m(_ _)m

【そして翌日】

 皆様、昨日はご参加本当にありがとうございました。
 自分のヒコーキが指導員の魔法で遠くへ飛んで行く。この感動を共有して頂けていたら嬉しいです。子供たちと大人が同じレベルでヒコーキを飛ばし、それが共通言語となる。それが次なる感動で、更にその先に夢を見ております。今後は1月の北海道ブロック大会の日程が決まったらお知らせ致します。優勝者は羽田の全国大会へ招待されるそうです!全国大会の後に皆様とJAL指導員さんで集まり、再来年に向けて盛り上げる打ち合わせを行いたいと考えてます。是非その時はより沢山の共感下さる大人たちにお声かけくださると幸いです。

 写真はまとまり次第後日お送り致します、本当にありがとうございました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 坪井さんメッセージコピー おわり

 折り紙ヒコーキも牡蠣も深いですね、本当に!

WN記念会 @ 駐日ハンガリー大使館

Posted by 秋山孝二
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 (公財)ワグナー・ナンドール記念財団(http://wagnernandor.jp/)ではそれぞれ諸団体とコラボし、今年は「ワグナー・ナンドール没後20年記念」として、春からシリーズで彫像と縁のある場で記念会を開催しています。

* 宇都宮   http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=30736

* 札幌    http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31220

* ブダペスト http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31593

 先月、東京・三田の駐日ハンガリー大使館(https://tokio.mfa.gov.hu/jpn)では、パラノヴィチ・ノルバート駐日ハンガリー大使閣下の招待による「ワグナー・ナンドール没後20年記念会」が開かれました。

 プログラムは、10月に東京で演奏を行った堅田優衣さん指揮「ノエマ・ノエシス(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31770」のユニットが再び登場して、素晴らしいハーモニーで参加者を魅了し、その後は別室でハンガリー料理を囲む懇談の場となりました、素晴らしいひと時でした。

コダーイの曲を披露して

コダーイの曲を披露して

パラノヴィチ・ノルバート駐日ハンガリー大使閣下のご挨拶

パラノヴィチ・ノルバート駐日ハンガリー大使閣下のご挨拶、通訳は一等書記官のアニタさん

WN財団ゆかりの方々

WN財団ゆかりの方々&グヤーシュ他ハンガリー料理いろいろ

ハンガリー料理いろいろ

ハンガリー料理いろいろ

シェフもご挨拶

シェフもご挨拶

最後は皆さんで

最後は皆さんで(最前列左・田中中野区長、中央・ちよさん、右・ハンガリー大使

 アットホームな雰囲気の中、ワグナー・ナンドールを偲びながらの歌声と懇談のひと時、余韻を楽しみながら一人で三田から浜松町まで、閑静な町並みと東京タワーを見ながら帰りました。

大使館からホテルまでは歩きで余韻を楽しみながら

大使館からホテルまで

初めての「INAZOサミット」!(下)

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 今回のこのサミット、アイディアから実施まで、約2年間掛けてのプロジェクト、実に多くの方々のご尽力を頂きました。地道にご案内をし続けた「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/)」の三上節子さん、当日は記念館建設寄付ブースに張り付いての頑張りに頭が下がります。

 従来型の硬いオープニングではなく、演劇的に始めようとの狙いで、今回のようになりました。まずは、「友あり、遠方より来たる」で、ワイワイガヤガヤの交流の場を創り出そう、そんな思いは参加者には通じたのかなと、自画自賛する昨今です。

 北海道新聞、朝日新聞、岩手日報、岩手めんこいテレビ、北海道のuhbほか、その後、続々とニュース他特番でも放映されています。随時、こちらにアップして参ります。そして、HPにも当日の様子を全て録画でアップします、乞うご期待!

* http://nitobe-enyu.org/summit_movie/

全て終了して、スタッフ集合

全て終了して、スタッフ集合

ある方の1週間後、個人的感想です。~~~~~~~~~~~~~~~~

 「第1回 稲造サミット」が、札幌で開催されたことの意義は、今後、どのように発展、深化していくのか……関係者ばかりでなく、参加された方々、こうした動きがあったことを後世の方々が知った時のことなど、いろいろなことが可能性として芽吹いてくるように思えます。

 当日の記念品として「文庫ブックカバー」を思いついて実現できたのは、この話に即座に協力していただいた方々の存在があったからこそです。そのような方々に共通するのは、「時代と格闘」する心意気が「顔貌」にあらわれていることでした。

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 そして、こんな視座からの評価も。

朝日新聞道内版

朝日新聞道内版

 来年は盛岡で開催予定。さらに進化して多くの方々の集う場となれば嬉しいですね。ご支援・ご協力い頂いた皆さま、ありがとうございます、そして、お疲れ様でした!!!!

初めての「INAZOサミット」!(中)

Posted by 秋山孝二
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 寺島実郎さんの基調講演に続いては、新渡戸稲造に縁(ゆかり)のある各地で活動されている方々の報告です。まさに、「友あり、遠方より来たる」です。

報告概略――> http://enyumirai.main.jp/2017/11/28/%E3%80%8C%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%9B%9Einazo%E3%82%B5%E3%

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【  活動報告 】

1. ブリティッシュコロンビア大学(UBCNITOBE GARDEN http://botanicalgarden.ubc.ca/visit/nitobe-memorial-garden/

キュレーター 杉山 龍 氏Nitobe Memorial Garden 新渡戸記念庭園~太平洋の架け橋~』

2.(公財)国際文化会館 新渡戸国際塾 https://www.i-house.or.jp/programs/activities/nitobejuku/

常勤理事 丸山 勇 氏 『新渡戸国際塾のご紹介』

3. 創価大学創価教育研究所 https://www.soka.ac.jp/edu/

創価大学大学院博士後期課程 岩木 勇作 氏 『新渡戸稲造と牧口常三郎』

4. 花巻新渡戸記念館 https://www.city.hanamaki.iwate.jp/bunkasports/505/507/p004141.html

学芸員 中島 明子 氏 『拓く、繋ぎつづけて、稲造へ』(オリジナルDVD

休 憩 (10分)

5. (一財)新渡戸基金 http://www.nitobe.com/

理事長 藤井 茂 氏 『新渡戸稲造の生誕の地から皆さんへ』

6. ()岩手めんこいテレビ http://www.menkoi-tv.co.jp/top.html

プロデューサー 工藤 哲人 氏 『稲造関係の海外取材、テレビ番組製作を通して』

7. 十和田 新渡戸記念館 http://www.nitobe.jp/

館長 新渡戸 常憲 氏 『新渡戸記念館(十和田)

8.  NPO法人十和田歴史文化研究会 https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/002000507

語り 小笠原 良子 氏 紙芝居『幻のふしぎなトンネル〜木枯らしに吹かれて』

9. 平成遠友夜学校 http://enyuyagakkou.web.fc2.com/top.htm

代表 北海道大学名誉教授 藤田 正一 氏 『札幌遠友夜学校に通底する精神』

10. 学校法人 北星学園 http://houjin.hokusei.ac.jp/

理事長 大山 綱夫 氏 『新渡戸稲造と北星学園—平和教育の源流—』

11. 北海道大学 新渡戸カレッジ https://nitobe-college.academic.hokudai.ac.jp/

学生 山瀬 和葉 氏、遠藤 和可奈 氏『北海道大学新渡戸カレッジについて』

12.(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会 http://nitobe-enyu.org/

副会長 高橋 大作 氏 『遠友学校と私たちの活動』

【 展示のみ 】

Naomi Darling, AIA, LEED, AP BD+C  https://www.fivecolleges.edu/

Five College Assistant Professor of Sustainable Architecture(Hampshire College/Mt.Holyoke College/University of Massachusetts,Amherst)

ハバフォード大学 https://www.haverford.edu/

鈴木貴美子 (東アジア言語文化学部日本語プログラム所属 日本語講師)

「ハバフォード大学の日本語クラス-新渡戸稲造・遠友夜学校を授業に」

【  御礼のご挨拶 】

(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会  代表理事 秋山 孝二

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最後は参加者全員で記念写真。

参加者全員で

参加者全員で

 進行も予定通りで、参加者の皆さんはそれぞれにお話が続きましたが、次の隣の部屋の懇親会へと移りました。カナダ・バンクーバーからお越しの杉山龍(りょう)さんを囲んで、懇親会受付係の皆さんとも記念に。

カナダ・バンクーバーからの杉山龍(りょう)さんを囲んで

 岩手めんこいテレビでは早速報道も。(http://www.fnn-news.com/localtime/iwate/detail.html?id=FNNL00057081

初めての「INAZOサミット」!(上)

Posted by 秋山孝二
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 一昨年、寺島実郎さんからアイディアを頂いてから企画を温めて準備した「INAZOサミット」、その第一回を先日札幌で開催しました。定員200名でしたが急きょ椅子を増やして、カナダ、東京、東北からを含めて250名の方々が20の円卓に集い、開始前から交流が始まりました。

直後の報告はこちら――> http://enyumirai.main.jp/2017/11/28/%E3%80%8C%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%9B%9Einazo%E3%82%B5%E3%

 第一回の趣旨は以下の通りです。

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< 「第一回INAZOサミット」in 札幌 開催趣意書 >

テーマ:       友あり、遠方より来たる

開催趣旨

INAZOサミット」開催は、新渡戸稲造とメリー夫人、及び新渡戸家の業績を再確認して顕彰し、縁(ゆかり)の地のネットワーク形成を促し、個々の活動の相乗効果を発信する試みです。今回、それらを地域の繋がりで「見える化」し、さらに新たな気づきを得る場を、縁のある土地の持ち回りで今後継続開催したいと思っています。

そのキックオフとして、新渡戸稲造が札幌農学校の二期生として学び、その後メリー夫人とともに過ごしたこの札幌、教育ボランティア活動の「札幌遠友夜学校」の実践の地で、日本全国・世界の新渡戸ご夫妻に縁のある方々・団体・学校にお集まりいただき、「友あり、遠方より来たる」、多彩な人々が集うプラットホームを準備いたしました。

INAZOサミット」の企画が、自由な環境の中で、参加される方々が互いに開かれて創発しあう場になることを期待し、未来の地域・世界を切り拓く活動として、多くの方々と共に歩むきっかけとなることを札幌から期待しています。

多くの皆さまのご参加と交流をこの機会に図って頂ければこれ以上の喜びはありません。20171125日、札幌でお会いしましょう!

新渡戸稲造記念 遠友みらい塾 塾長     寺島 実郎

一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会 代表理事   秋山 孝二

「第一回INAZOサミット in 札幌」実行委員会 委員長    宮澤 洋子

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オープニングはジョン・レノンの「イマジン」の演奏&唄

オープニングはジョン・レノンの「イマジン」の演奏&唄

 サプライズのオープニングの後はご来賓の在札幌米国総領事館レイチェル・ブルネット・チェン首席領事の素晴らしいご挨拶。チェン首席領事はその後も、基調講演、各地からの活動報告まで熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

レイチェル・ブルネット・チェン首席領事

レイチェル・ブルネット・チェン首席領事

 続いては基調講演、一般財団法人日本総合研究所 会長、新渡戸稲造記念遠友みらい塾(http://enyumirai.main.jp/)塾長の寺島実郎 さんのお話、『新渡戸稲造とは何か-現代に生きるそのメッセージ』でした。

これまでと少し違った切り口から

これまでと少し違った切り口から

 当日用意された「寺島実郎の時代認識」(資料集;2018年新年号速報版)に挟まれていたA4サイズの一枚のレジメ「新渡戸稲造とは何か-現代に生きるそのメッセージ」は以下の通りです。

「太平洋の橋」になろうとした憂国の国際人、新渡戸稲造

・本質は「偉大な教育者」

・『武士道』と『世渡りの道』

・国際連盟次長としての活躍…板挟みの苦悩

・温かく厳しい魂の持ち主

・地方(ぢかた)学→民俗学の基礎…「グローカリティー」の原型

1898年『農業本論』:郷土教育の重要性

「郷土研究会」の意味…柳田國男との関係

青年にとっての2つの道標:新渡戸稲造の対照としての内村鑑三

(参考)キリストに生きた武士、内村鑑三の高尚なる生涯

・純粋で不器用な人生…「内村が父で、新渡戸は母」

・米国留学と日本再発見…クラーク博士との面談:「宗教者というより軍人」

・「不敬事件」という契機:第一高等中学校

・日本近代史との格闘:「一人の日本人、武士の子、独立のキリスト教徒」

・名著『後世への最大遺物』(1894年)…「あの人はああやって真摯に生きた」という記憶

『二十世紀と格闘した先人たち 一九〇〇年 アジア・アメリカの興隆』(2015年、新潮社)

鹿本中学校生、40年の時を越えて

Posted by 秋山孝二
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 このブログを始めた2008年10月、最初に掲載したものは以下のメッセージでした。

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=27

 そこに登場する子供たち、40年以上経て先月半ばに、当時の生徒たちの同期会が東京で開催されました。Facebookで幹事の一人からご案内が届き、期待と不安が混じりながら久しぶりに降り立ったJR新小岩駅、会場まで何となく歩きたい気分で約25分、そこには懐かしい顔がいっぱいありました。

 会場前の受付付近には、当時一緒に教師だった鳥取の石破孝行先生がすでにいらっしゃり、世話人の平田くん、羽田さん、担任だったクラスの今井さん、バレーボール部員だった坂田さんともご挨拶。

最初な何となくぎこちなく

最初な何となくぎこちなく

 バレーボール部女子の面々、40年を経ても顔を見てすぐに名前もフルネームで思い出すから不思議です。

左からエースの坂田、センターの佐野、エースの稲毛、センターの石久保

左からエースの坂田、センターの佐野、エースの稲毛、センターの石久保

 体育の石破孝行先生、国語の吉田孝子先生もご出席です。石破先生はバスケットボール部の顧問、当時の部員も皆さん元気でした。

石破先生は71歳、若い!

石破先生は71歳、若い!

 集合写真もワイワイガヤガヤで大騒ぎ。

懇親会場内で

懇親会場内で

 これでは納得いかないとロビーでまた一枚。

場所を変えての一枚

場所を変えての一枚

 あっという間の2時間少々、その後は生徒の一人がやっている居酒屋に移動してまた大騒ぎ。

店は閉めていたのを私たちの為に開店し

店は閉めていたのを私たちの為に開店し

 私は終電に間に合うように途中で失礼しましたが、最後まで見送ってくれた方々、ありがとう。

お見送りも

お見送りも

 次回は 五年後の還暦の年です、と宣言した今回の会、私にとってはわずか5年間の教師生活でしたが、本当に濃密な時代だったと帰りの電車でも思いを巡らせていました。ある男子生徒は、卒業後大学生の時に、近所で交通事故で亡くなり、またある男子生徒は病気で若くしてこの世を去ったとか。多くの生徒たちが地元に住んでいる様子も驚きでしたね、地域がまだまだ生きている、さすが東京の下町の力なのでしょうか。もちろん、遠くに住んでいて元気に暮らしている子たちも居ましたが。

 私は挨拶の中で、「今日はここに来るまで期待と不安が入り混じっていました。鹿本中学校は私の教師生活5年間の全て、皆さんは私にとって理科の授業で3年間、そして2回目の卒業生でした。私なりに当時、生徒たちと向き合って一生懸命だった自分を振り返るけれど、君たちにとって本当によい教師だったのかどうか、私自身のその後の人生で学んだ数々の教訓をもってすると、甚だ確信がなくなります。若さと未熟さ故にあの時のあの一言が生徒の心の傷になってはいないか、そんな重たい思いを抱えながら、今日この場にきました。」と。

 挨拶後の懇談である生徒が、「今日あるのは先生のお陰です」と言ってくれた言葉に、思わず涙が滲みました。自己満足と言えばそれまででしょうし、本当に良い思い出がない生徒はそもそもあの場には足を運んでいないのでしょうが、「先生の理科の授業で今の道に進んでいます」と話してくれた複数の生徒もいたりして。何とももったいないお話の数々。感動と興奮を抑えるのが大変でした。

 参加したかなりの生徒たちと話をして、皆笑顔ではありましたが、「先生、私の人生、いろいろありました」とつぶやく生徒もいて、個々の人生ではこの40年間、山あり谷ありだったと容易に推測します。また、何か別の機会に、観た映画(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=29405)ではないけれど、そんな「人生フルーツ」の物語を聞いてみたいなと思います。

 いずれにしても、私にとっては宝物の5年間の教師人生です。

「WN財団 秋の展示 2017」終了

Posted by 秋山孝二
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 今年の(公財)ワグナー・ナンドール記念財団(http://wagnernandor.jp/)の秋の展示会は、WN没後20周年を記念して開催されました。記念イベントも春から今月9日まで、縁のある各地で開催されています。

 先月15日のワグナー・ナンドール20年目の命日、今年も秋の展示会は終了しました、たくさんのお客様にお越し頂き心から感謝申し上げます。

お墓の希望の鶴のステンレス像

お墓の希望の鶴ステンレス像

 企画展示は乾剛さんの写真展です。

* http://inuiphotographoffice.weebly.com/introduce.html

 栃木県益子町のギャラリー敷地は、すっかり秋の気配。今年は何か一層樹々も鮮やかな気がしました。

秋の風景、ドウダンツツジも美しく

秋の風景、ドウダンツツジも美しく

一番の季節!

五角堂からの景色、一番の季節!

五角堂からアトリエを臨む

五角堂からアトリエを臨む

茶室はまた別の秋

茶室はまた別の秋

 ワグナー・ナンドールとちよさんがデザインして制作したこの場所、水平・垂直にも景観が実によく練られていて、それぞれの建物から観る景色が四季折々、本当に美しく楽しめます。

 その中でも、私の一番好きなアングルは、このヨーゼフ・アティラ像の後ろから茶室方面を眺めたもの。彼の後ろ姿が何とも言えない男の憂いと抵抗の精神を表現しています。

私は彼の後ろ姿が好き!

私は彼の後ろ姿が好き!

憂いと抵抗の表情も

憂いと抵抗の表情も

 そして、一番新しく整備した東屋も人気のようでした。囲炉裏を囲んでしばし歓談、そんな時間が持てること自体が最高の贅沢かもしれませんね。

様々な活動の場としても

様々な活動の場としても

 没後20年、ちよさんは元気で訪れるお客さまと歓談されていました。夫亡き後のちよさんの活動は、本当に妻として仕事をしている、そんな気がします、素晴らしい姿と身内ながら誇りに思います。

1968年-無数の問いの噴出の時代-

Posted by 秋山孝二
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 千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館(https://www.rekihaku.ac.jp/)は、日本の歴史を深く掘り下げて興味深い場所です。

 企画展示「1968年』-無数の問いの噴出の時代-(https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/index.html」はもうすぐ終了ですが、国立の施設でこの展示をすることに意義を感じます。記憶の時代から確かな「歴史」の時代になったとでも言うのでしょうか、小学生・中学生を含めてたくさんの方が訪れていました!

 べ平連、大学闘争、三里塚、・・・1960年代を語る資料を約500点展示、約50年後の今にも通じる活動の連鎖が放つメッセージ、「1968年」の多様な社会運動の意味を改めて私たちに問うてきて、自分の人生にも多大な影響を与えていることを実感しました。

画像に含まれている可能性があるもの:3人、テキスト

HPより~~~~~~~~~~~~~~~

大学闘争、三里塚、べ平連・・・1960年代を語る資料を約500点展示
約50年後の今、「1968年」の多様な社会運動の意味を改めて問う

 本展は、1960年代後半に日本で起こった、ベトナム反戦運動や三里塚闘争・水俣病闘争などの市民運動・住民運動、全国的な大学闘争などの多様な社会運動に総合的に光を当てたものです。これらの運動は、戦後の平和と民主主義、そして高度経済成長や公共性を押し立てた開発計画のあり方、広くは戦後日本の政治的・経済的枠組みを「問う」ものでした。この時代に噴出した「問い」はいまなお「現役」としての意味を持ち続けています。また、1960年代後半は、日本の社会運動が、それまでの組織的な問題設定・問題解決の方式から、「個」の主体性を重視する特徴を強く顕し始める転換期でもありました。人々は様々な問題に対し異議を唱え、あるいは改革を要求する声を、各自の居場所で、多様な形態であげていったのです。こうした新しい社会運動のスタイルは後の時代にまで大きな影響を与えました。

 「1968年」は、この時代の象徴的な出来事である東大闘争や日大闘争といった学生運動が活発に行われた年でした。本展は、当時を象徴する資料約500点を展示し、「1968年」を中心としたこの時代の多様な運動をより総合的に紹介することで、この時代の運動の意味を探ります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用 おわり

 1968年は、世界に目を転じると、ベトナム反戦運動が世界的に展開され、アメリカではキング牧師暗殺を契機として公民権運動が勢いを得て、フランスでは五月革命とも呼ばれる学生運動・労働者ゼネストが起こり、西ドイツでは戦後民主主義の形骸化・権威主義化に抗議する学生運動が高揚しました。社会主義圏では、「プラハの春」と言われたチェコスロバキアの民主化運動とそれに対するワルシャワ条約機構軍の軍事介入の年、各国の新左翼学生が中国の文化大革命に、ソ連型社会主義に代わる社会主義のモデルを托そうとしていました。一つ一つの紹介ではなく、「時代」として捉えている視座が素晴らしいです。

地方都市から戦後社会を問う:神戸の街から「べ平連」発足
戦後民主主義と戦後農政への問い:三里塚闘争
経済成長と豊かさへの問い:熊本水俣病闘争
住民運動の噴出とその問い:横浜新貨物線反対運動
大学という場からの問い―全共闘運動の展開

 後で分かったのですが、物理学者・哲学者の山本義隆さんが、当時の資料のかなりをこの国立歴史民俗博物館に寄贈したそうです。彼の著書『私の1960年代』の中で書いていました。著書の最後に取りまとめられた多くの同志の葬儀で述べた弔辞の中に、「連帯」に通じる重い言葉の数々を読み取れました。

*『私の1960年代』https://www.amazon.co.jp/%E7%A7%81%E3%81%AE1960%E5%B9%B4%E4%BB%A3-%E5%B1%B1%E6%9C%AC-%E7%BE%A9%E9%9A%86/dp/4865720049

 今なお、真摯に時代を総括し、今の現実と向き合う彼の姿勢は、当時、松戸の千葉大学園芸学部で開催された今井澄さんが講演で語った、「歴史が必ず私たちのベトナム反戦運動を評価するだろう!」の言葉とともに、強く私の心に残っています。そして、「記録」の大切さも、ですね。

愛生舘の「こころ」 (19)

Posted by 秋山孝二
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 「愛生舘文庫」の創設に向けて、すでにスタートしてから5年が経過していますが、資料収集はほぼ終わりに近づいています。今回は、「秋山家」のルーツ、千葉県佐倉・吉見に辿り着きました。同じ千葉県幕張の芝田家から秋山に養子になった(初代)秋山康之進、私の曽祖父。母方のルーツは札幌の元町・高木家です。

 千葉県花見川の川口家訪問――>

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=26809

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=26812

秋山新八が住んでいた場所

秋山新八が住んでいた場所

かなり前から竹藪に

かなり前から竹藪に

秋山家の先祖のお墓

秋山家の先祖のお墓

本家・分家のお墓群:お寺の境内だった場

本家・分家のお墓群:お寺の境内だった場

四街道教育委員会の方(左)、秋山二郎さま(中央)、私

四街道教育委員会の方(左)、秋山二郎さま(中央)、私

バイパス建設で移設された神社には秋山家の名前が

バイパス建設で移設された神社には秋山家の名前が

 地域をぐるりと散策しながら、秋山二郎さんのお宅でさらに歴代の秋山の皆さんのお話を伺うことができました、貴重な時間でした。

秋山二郎さんのお宅で

秋山二郎さんのお宅で

札南高学校林 今年最後の作業

Posted by 秋山孝二
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 札幌南高学校林(http://www.rikka-forest.jp/、今年の最後の作業は、女性5名と私の計6名の「精鋭?!」が、エゾエノキ植林地区下草刈り、キノコプロジェクト地区下草刈りを完了しました。今年は合計10回作業、そのうち私が参加できたのは最終を含めて2回程、それにしても大変な広さで、ここまでやり遂げた皆さんに感謝です、心からお疲れさまと言いたいですね。この日、私はいつものアルコールを忘れてガス欠状態、午後は朦朧として、夕食後は1時間仮眠でした、疲れました。

* これまでの学校林関係記事――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%AD%E5%8D%97%E9%AB%98%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%9E%97

 中心になって活躍した松本美奈子さん、宮本敏子さん、最終作業のパワフル女子5名の皆さん、脱帽です!!!

中心になって活躍した松本美奈子さん、宮本敏子さん、最終作業のパワフル女子5名の皆さん、脱帽です!!!

 午前中いっぱいでエゾエノキ植林地帯で残っていた部分の下草刈りを終了。あらためて感じます、ここまでやり遂げた松本さん、宮本さんのこれまでの作業量は尋常ではないです!!

 作業道構築、間伐チームもよく頑張りました。後は、森林組合の搬出を待つだけ。

 今年はウエアでも魅せた宮本さん、毎回進化する姿は来年も楽しみです、どんないで立ちで登場でしょうか!

 この日の午後は、キノコプロジェクトの来年の場所も含めての整備をびっしり。手ごわいササを切り拓き、楽しみな場所となりました、今年は本当にお疲れ様でした。

シンガポール 2017 (下)

Posted by 秋山孝二
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 シンガポールは、マチづくり=国創り、コンテンポラリーアートと緑豊かなマチ、テーマパークのようにマスタープランに基づいてデザインされています。ただ、素朴な「土」の臭いが無いので、どこか喉の渇きも感じます。

ホテルエントランスの壁動画?!

ホテルエントランスの壁動画?!

都市計画にも風水が基本!

都市計画にも風水が基本!

 植物園では、ランをはじめ多くの植物が濃密にあり、散策路から効率的に見学はできます。

 未来都市研究所への特別視察ツアーで訪問したスイスのマチづくりシンクタンク、そこでは多くの国々の研究者・デザイナーがジョイントプロジェクトを展開中です。その一つとして個別「建物の緑化」も、これが地区に拡がり、さらにコミュニティへと発展していきます。

緑化ビル

緑化ビル

 パーティの時に話をしたイギリス人、昨年イギリスからシンガポールに家族で移住したとか。IT系企業を興し、現在社員は10人。移住の一番の理由は、「BRIXIT」に失望したからとか。お祖父さんは、第二次世界大戦時にシンガポールで日本軍の捕虜になり日本本土に送られたそうです。ただ、彼はお父さんと一緒に14歳の時に日本を訪れ、神戸・東京他を訪問してすっかり日本文化に心酔し、学生として再度日本に留学しました。そして、自分の娘さんには「SAKURA」という名前を付けているそうです。今回のパネルディスカッション前半を聴いていて、「あんなにAIの将来を楽観していいのかな?」と懐疑的でしたが。

 前回訪問した時は、中国系が目立った印象でしたが、今回はヨーロッパ、インドネシア、オーストラリア、インド系シンガポール人他、世界各国の英知が集まっている、そんな気がしました。

シンガポール 2017 (中)

Posted by 秋山孝二
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 今回も外資系金融機関のフォーラムです。

今年のテーマ、「人工知能と人間」

今年のテーマ、「人工知能と人間」

* 2015年の様子――>

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24868

* 2016年の様子――>

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28015

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28017

パネルディスカッション第一部

パネルディスカッション第一部

パネルディスカッション第二部

パネルディスカッション第二部

 マリーナ・ベイでの交流会でも意見交換は続きました。

夜景もアイディア満載、ドローンも数機飛んでいました!

夜景もアイディア満載、ドローンも数機飛んでいました!

新進気鋭のシェフ!

新進気鋭のシェフ!

創作料理も斬新で!

創作料理も斬新で!

シンガポール 2017 (上)

Posted by 秋山孝二
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 三度目のシンガポール、今回は少々観光の時間も取れてよかったです。それにしてもこの国の長期開発計画は凄いですね。今までの顔とはまた違った国の姿を見た思いです。

 これまでのシンガポール関連記事――>

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24919

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24921

 建国の父、リー・クワン・ユー

建国の父、リー・クワン・ユー

地下38階も戦略的!

地下38階も戦略的!

 そして長期的に、環境都市マスタープランもきっちり。

埋立地を拡張しての長期計画

埋立地を拡張しての長期計画

壮大なテーマパーク?マチづくり=国創り!

壮大なテーマパーク?マチづくり=国創り!

古の姿

古の姿

山崎ハコ、ライブ @ 小樽

Posted by 秋山孝二
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 山崎ハコさんのライブが小樽「GOLD STONE(http://www.goldstone.co.jp/」で、題して「山崎ハコと安田裕美の『ハッチャキ・ライブ!!』」。ゲストは浅沼修さん(http://osamu-asanuma.earth-tec.jp/)、安田さんは小樽、浅沼さんは札幌出身。小さい体からのパワーあふれる歌声、心に染み入りました。

小樽のライブハウス

小樽のライブハウス

 当時、「フォーク」を代表する歌手の変わらぬ歌声、織江の唄(https://www.youtube.com/watch?v=hOGUHjdDPek)、望郷(https://www.youtube.com/watch?v=UFVZrJ13E0I)、縁(えにし)、歌いたいの、ほか、3時間を越える歌の数々。昔の「呪い」という歌もすごかったな。

デビュー当時の姿

デビュー当時の姿

* この動画(https://www.youtube.com/watch?v=6CABEPOXLsw&t=1706s)、39分過ぎからの宇梶剛士の話が泣けてきて素晴らしい!

< 飛びます >

何のために今まで そして今からも
生きているのか
わかったような気がします
いいんです 報われぬとも
願いは叶わぬとも
この思いは 本当の私だからです
今 私は 旅立ちます
一つの空に向かって 飛び始めるのです

この思いのためなら
どんなに苦しいことも
きっと やれるような そんな気がします
そうです 歌いたくなくても
言葉に出したくなくても
きっと 歌えるのです
心の中で誰かが歌ってるから
今 私は 旅立ちます
自分の心に向かって 飛び始めるのです

一番大切な かけがえのないものは
おそらく 今 息づく 自分の命でしょう
けれど はかない人生 この私の命を
賭けるものがあっても
誰も責めないで下さい
今 私は 旅立ちます
信じるために 飛び始めるのです
私は 今 旅立ちます
信じるために 飛び始めるのです

環境都市 札幌、新たな挑戦!

Posted by 秋山孝二
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 「SEG(サッポロエネルギーゲートウェイ)」 札幌型省エネの相談窓口(http://www.city.sapporo.jp/keizai/shouene/shouene-business.html)開設オープニングセレモニーがワークショップとして開催されました。札幌の「エネロスパスターズ(https://www.enelossbusters.com/」が中心となって運営しています。このプロジェクト、もとはと言えば秋山財団のネットワーク形成事業「エネチェン支援塾(http://enechan.exblog.jp/」に端を発しています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

エネチェン支援塾(http://enechan.exblog.jp/

 現在の日本のエネルギーシステムの実態と、目指すべきエネルギー社会の両面を理解し、そのギャップを超えて北海道ならではのエネルギー転換の実現にむけて行動する人を生み出す「塾」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 数日後に岩井さんからメールが届き、このプロジェクトの出口として、このビジネスを自走させるためには、ドイツを参考として行政側の施策をセットで整備していく必要があることを札幌市には提言していること、これをまとめて今年3月に、「札幌型省エネビジネス創出事業実施業報告書(http://www.city.sapporo.jp/keizai/shouene/documents/hokokusho.pdf」を提言したとのご報告がありました。市役所内のこの事業の所管部門は経済観光局ですが、エネルギー政策は経済局マターであり、今後は縦割り組織の市役所内での施策の検討が課題なのでしょう。30年以上昔、マチづくりで板垣武四市長にアメリカオレゴン州ポートランド視察後の提案書提出時を思い出しました。その意味でも、今回のSEGの立ち上げは環境局との関係性も大切にして頂きたいですね。

 メールにはさらに、ドイツとの繋がりは、この事業にとって不可欠なものとなりつつあり、それは秋山財団の支援のおかげとも書かれていました。SEGのアドバイザーとして、ドイツ視察メンバーの平本先生、グリーンファンド小林さん、恒栄工業上原さんの3名が参画し、お三方ともキックオフの夜にはご出席でした。

 以下は当日の岩井尚人さんのご挨拶、この間の経過を簡潔明瞭に説明されていました。秋山財団もその一助となれたようで嬉しいです。

< Sapporo Energy Gateway オープニングセレモニー挨拶>    SEG代表 岩井尚人

 皆様こんばんは。サッポロエネルギーゲートウェイは、今日ようやくスタートラインに立ちました。ここま で来るのに、本当に多くの方々のご協力をいただき、支援していただいております。この方がいなかったら、 SEGはスタートラインに立てなかった、という皆様に、今日はおいでいただきました。

 この後ご来賓としてご挨拶いただきますが、上田前札幌市長は、2012年の12月22日にご自宅で、省エネの 話を聞いてくださいました。エネルギーロス改善による省エネは、一般に知られている以上のポテンシャル があること、それにより地元の中小企業の新しい仕事が生まれること、実は市役所内には優秀な省エネ技術 者がいて、既に実績をあげていることをお話ししました。私は「市長、これを札幌市をあげて官民でやりま せんか?」と申し上げました。上田さんは、最後まで私の話を聞いてくださり、最後に「わかった、やろ う!」とおっしゃいました。札幌型省エネ誕生に向かって、大きな山が動いた瞬間に、鳥肌が立ったことを 今でも鮮明に覚えています。上田さん、ありがとうございます。

 元札幌市教育委員長の丹羽さんにも本日おいで頂いております。丹羽さんは、札幌市環境保全委員会の第3 次委員会の会長で、私は丹羽会長の元、一委員として、当時の桂市長に環境政策の提言書を書くということ をさせていただきました。それ以来丹羽さんには、公私にわたってお付き合いいただいてます。丹羽さんと いえば、~美しい心で美しい地球を~「浜辺と海をきれいにする会」の会長として、39年間毎年、石狩浜 の清掃活動を1000人以上の規模で続けておられる方です。それも、音楽あり、沖合や上空には海上保安庁 の巡視船や飛行機が飛ぶという、一見地道な清掃活動を、夢のある活動に仕立ててやっておられます。始め るのは簡単、続けることは本当に難しいことであるにもかかわらず、活動は来年40周年を迎えられます。私 が本当に尊敬する方です。政界・経済界に幅広い人脈をお持ちで、省エネビジネスのためにこれまでも色々 な方をご紹介いただきましたが、体制が整っていなかったためなかなかご期待にお応えできずにおりました。 ようやくヨチヨチ歩きですがSEGという体制が立ち上がりましので、これからはご期待に応えられるよう に、精進していきたいと思います。丹羽さん、ありがとうございます。

 ドイツという国は、環境先進国として名を馳せていますが、私たちはドイツのエネルギー政策と、エネルギー ビジネスを参考にするために、2013年から2015年の3年間、毎年ドイツに勉強のために訪問をしました。 毎回6名~7名くらいの人数で、エネルギー関係の官公庁や企業を訪問し、勉強を重ねてきました。今日おい での北海道大学経済学研究科の平本先生は、その3年間、毎回ドイツに同行いただき、それ以降もこの事業 に対して専門家の観点からアドバイスをくださっています。ドイツでは2008年のリーマンショック以降、 地元の中小企業が主役となった省エネビジネスが立ち上がり、地域が潤いながらエネルギー消費量を減る仕 組みを作っています。省エネは、お金を追うだけのビジネスではなく、省エネが進む社会的な仕組みづくり が重要であることを学びました。

 そのドイツでの学ができたのは、秋山記念生命科学振興財団さまのご支援 があったおかげです。今日は財団理事長の秋山さんが駆けつけてくださっています。その時に得た知見は、 その時に得た知見はSEG設立に大いに貢献しましたし、ドイツとのネットワークはSEGが自走を目指すこれ から、役立っていくものです。秋山さん、ありがとうございます。

 SEGは今年から3年間、札幌市の経済的支援をいただいて4年目からの自走を目指して動いております。 まだまだお礼を申し上げたいのですが、今日おいでいただいた皆様のおかげさまをもちまして、SEGが発足 できましたこと、深くお礼申し上げます。本当にありがとうございます。

 いよいよこれからが正念場です。始めるのは簡単、続けることは難しいです。SEGの目標は、地域の中小企 業が潤いながら、エネルギーの消費量を、地球が持続可能なレベルに戻していくことです。それに向かって、 皆様と一緒に仕事をさせていただけることに感謝しながら、共に歩んできたいと思いますので、これからの SEGをどうぞよろしくお願いいたします。 本日はお疲れのところ恐縮でありますが、最後までどうぞよろしくお願いいたします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ごあいさつ おわり

  大勢の関係者・支援者でキックオフは大いに盛り上がりました。

参加者全員で!

参加者全員で!

不来方高校 初めての東京公演 !

Posted by 秋山孝二
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 岩手県立不来方(こずかた)高校が、初めての東京公演を「かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホール(1318席)(http://www.k-mil.gr.jp/)」で行い、満席の聴衆を魅了しました。前日の第70回全日本合唱コンクール全国大会(全日本合唱連盟など主催)では、大阪市北区のフェスティバルホールで高校部門、Aグループ(8~32人、出場13団体)で金賞に輝き、上位団体に贈られる特別賞のうち最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。金賞は10年連続18度目、最高賞は3年連続7度目です、大変な実績です、おめでとうございます!

 これまでの掲載記事――>

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=22677

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31236

 最終部分がアップされましたーー>https://www.youtube.com/watch?v=RhMCFQcjlB4&feature=youtu.be

当日の案内チラシ

当日の案内チラシ

会場の葛飾ホール

会場の葛飾シンフォニーヒルズ・モーツアルトホール(HPより)

 開始1時間以上前から300人を越える方々が列を作り、ロビー階段を埋めていました。

ロビー階段、この後ろにコの字型に列、次に向こう側の階段下に向かって

ロビー階段、この後ろにコの字型に列、次に向こう側の階段下に向かって

最後はOB/OGも参加しての大合唱(HPより)

最後はOB/OGも参加しての大合唱(HPより)

 当日の演目では、私はやはり「ふるさとの山に向かいて(https://www.youtube.com/watch?v=yDcKmgrbgjU」が心に染み入りました。

 大勢の観客でしたが、開始前にCDを2枚買い、帰りの出口では村松玲子先生に御礼のご挨拶もできて嬉しかったです。今年で定年を迎えられ、その意味でも記念すべき公演となりました。その後、ご丁寧なメールも届き感激しています。会場には同窓生と思われる多くの姿もあり、脈々と続く伝統を感じました。

 歌の力、毎年入れ替わる高校の合唱指導、これだけの結果を出し続ける村松玲子先生の指導力に心から敬服致します。