札南定時制 卒業式 2017

Posted by 秋山孝二
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 3月1日には北海道の公立高校卒業式が一斉におこなわれます。学校評議員を引き受けている私にも毎年ご案内がくるので、全日制・定時制、ともに参加しています。毎年、何か心に響くものがあるのでしょう、私は続けて書き留めています。

これまでの卒業式――>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8D%92%E6%A5%AD%E5%BC%8F

 定時制卒業式は、毎年、特に胸が熱くなるものを感じますね。4年生ばかりでなく3年生でも卒業するシステム、評議員として入学式、授業参観等でこの間の時間の経過を実感しているからかも知れません、先生たちの教育への情熱と生徒たちの努力の結果として、あの卒業式での姿があるのかと思うと、あらためて「教える」「教えられる」、「学び」の価値を確認できます。

 卒業証書授与に続いて、各種表彰もあります。栗林育英学術財団の研練褒賞ほか、各種団体の修学優秀者賞、会長賞等、卒業生の中の該当者は、緊張の面持ちで受け取っていました。保護者席も全日制よりも多彩な雰囲気、父母、職場の先輩・同僚、知人・友人と思われる方々の姿もあり、ともにこの日を喜ぶ様子に感動します。

 全日制の卒業アルバムに代わるのが生徒会誌「ふりこ」です。振り返りの中に、「少しだけ成長できました」、「よく頑張った」、「参加してよかった」といったポジティブな表題の文章が多く、読む私自身が力を得る気がします。

 毎年楽しみは紅白の御餅です。大きさ、色は昔とはかなり違っていますが、白い箱に包まれた紅白の姿は、たまらないノスタルジアですね。材料も今風というか、米粉と砂糖+サッカリンでした。

札南高定時制卒業式で

札南高定時制卒業式で

 言い古された表現ですが、これから苦しいことも多いけれど、いつも前を向いて夢を持って生きいって欲しいと、心の底から思います。別れと言うよりも、まさに旅立ちですね。

 札南定時の卒業生たち、ご卒業おめでとうございます!!!