皆さま、新年明けましておめでとうございます。昨年は様々な場面でお世話になりました、心より御礼申し上げます。
気持を新たに、今年も引き受けている課題解決を一つ一つ丁寧に実践していきたいと思っています。
秋山財団では、第8期中期五か年計画が始まります。今月中旬の理事会でその骨子を承認して頂くことになっていますが、以下のように考えています。
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<活動目標及び方針>
財団設立25周年(2011年)に策定した長期方針「未来像・2011から(http://www.akiyama-foundation.org/vision)」、その後の第7期中期5カ年を踏まえて、30周年以降の進化・深化を目指す。更に充実した事業展開としっかりした事業検証を継続し、それを裏付ける財政基盤の拡充を目標として、事業計画及び財務計画の基本方針を次の通りとする。
1) 研究助成、活動助成全般を通じて、「生命科学」の概念を明確にし、「北海道学」に象徴される「地域」について深掘りする一方、生命科学の基礎的研究に取組む若手研究者を重視した助成を継続する。
2) 「新しい公共」の担い手への支援・育成を柱に、「ネットワーク形成事業助成」を検証し、パートナーとして共に進化する道筋を継承する。
3) 自主・自立を堅持する民間財団として、一層の基本財産の保全と充実に努め、さらに積極的な運用を研究し、実行する。
4) 財団経営の充実と発展のために、事務局機能の職務・権限を確立する。
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今年9月の秋山財団の特別講演では、ソニー・コンピューターサイエンスの桜田一洋(https://www.sonycsl.co.jp/event/592/)さんをお招きして、「生命科学」についてのお話をして頂く予定です。その他、私が理事長を務めている幾つかの財団・NPOでも、中期的な活動方針をしっかり確認して、皆さんとともに「アウトカム」に拘った活動をしていきたいものです。
今年も、よろしくお願い致します。