5月のBoston 2015(2)

Posted by 秋山孝二
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 日本での過密スケジュールの中、やり繰りして時間を創り出してのボストン出張は、現地でも引き続き窮屈な日程です。まずはボストン・ローガン空港に着いてその足で、「女性の社会進出について」のシンポジウムに参加しました。

http://programs.wcfia.harvard.edu/us-japan/event/symposium-advancing-status-women-globalizing-japan-70-year-retrospective

Symposium Description

The end of the Pacific War ushered in a period of unprecedented freedom for women in Japan.  In 1945, they did not even enjoy the right to vote.  Seventy years later, “Womenomics,” or the equalization of gender roles in the work force, is an integral part of Prime Minister Abe’s policies to revitalize the Japanese economy.  This symposium will examine how women’s economic, social, and political status has advanced in postwar Japan, and what obstacles remain.

 乗り換え地でボストン行きの飛行機が到着遅れ、結局ボストンには予定より1時間も遅れたので、シンポジウムは終わりの部分しか聴講は出来ませんでしたが、質疑応答のやり取りはキレが良いとうのか、双方とも短い言葉で分かりやすく、スピード感にも溢れて素晴らしい雰囲気でした、キャシー松井さんの切れ味は抜群ですね。昨年、彼女とは会合で隣の席でお話をする機会もありました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=21359)。

当日配布のパンフ表紙

当日配布のパンフ表紙

二つの団体の共催:

* Showa Women’s University; Showa Boston Institute for Language and Culture

http://showaboston.org/ja/index.php

* Program on U.S.-Japan Relations, Weatherhead Center for International Affairs; Edwin O. Reischauer Institute of Japanese Studies

http://wcfia.harvard.edu/programs/us_japan

二つの共催団体

二つの共催団体

 
 続いてはこちら(http://programs.wcfia.harvard.edu/us-japan/akiyama-award)の関係で永い間お世話になっている方々との夕食をご一緒にしての意見交換でした。

 ハーバード大学のSusan Pharr教授とご主人のRobert Mitchell教授、そして窓口としてお世話になっているイグゼクティブ・ディレクターの藤平新樹さんです。

会食を終えて

会食を終えて

 今年で20回目を迎えた「Akiyama Award」、情報発信を私の方でも一層積極的に行って、継続発展を目指すことを確認できました。もともとこの渡航助成事業は、秋山喜代が亡くなった直後、葬儀の香典の一部を寄付する旨を伝えた時に、スーザン・ファー先生からご提案があって始めた経緯があります(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=174)。

 この事業に先立つスーザン・ファー先生との関係は、(株)秋山愛生舘100周年記念事業の一環で開催したフォーラムに遡ります(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2510)。会食時にも、次々と昔話に花が咲き、延々と3時間も自分でも驚くほど喋りまくってしまいました、本当に楽しかった。こんなに自分自身と会社の国際関係についてお話が出来たことは記憶にありません。1980年代から1990年代にかけて、随分自分なりに一生懸命だったなと、ホテルに戻ってからも何か自分が愛おしく感じたひと時でした。何よりも過去を振り返るばかりでなく、今後の展開に道筋が開けたことが一番ですね。今回、大変お忙しい中お時間を創って頂き、心から感謝申し上げます。