北海道海洋生物科学研究会(http://www5f.biglobe.ne.jp/~hmbs/)主催のシンポジウムが函館で開かれました。場所は、今年4月にオープンした函館市国際水産・海洋研究総合センター(http://center.marine-hakodate.jp/)です。
<プログラム>
(1) 世話役挨拶 伏谷伸宏(函館市国際水産・海洋都市推進機構長)
(2) 「幼体移植式藻場造成法(モアシス)の開発について」 北山進一氏(共和コンクリート工業(株)海藻技術研究所 アルガテックKyowa)
(3) 「北海道周辺の海洋環境と漁場形成 ―事例紹介―」 渡野邉雅道氏(道総研函館水産試験場)
(4) 「最近のバイオロギング研究 ―特に魚類への新たな試み―」 宮下和士氏(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター)
(5) 「温暖化とマナマコの夏眠」 五嶋聖治氏(北海道大学大学院水産科学研究院)
(6) 代表幹事挨拶 尾島孝男(北海道大学大学院)
秋山財団評議員でこの研究会代表幹事・尾島孝男先生からご案内を頂き初めて出席しました。「藻場造成」、「バイオロギング」、「ナマコの夏眠」等、私にとっては大変新鮮なテーマのご発表で、海洋生物、水産についてはまだまだ未知の部分も多く、興味深い時間となりました。終了後の交流会でも研究者の方々とお話もできてよかったです。