チェーホフ劇場 2013 in Sapporo

Posted by 秋山孝二
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 今年も、「札幌劇場祭:TGR(http://s-artstage.com/2013/tgr2013/about/」の季節となり、海外からの劇団も熱演でした。

今年は韓国・インチョン、ロシア・サハリンからの劇団公演

今年は韓国・ソウル、ロシア・サハリンからの劇団公演

 外国からの劇団が札幌にいらっしゃった時は、公演後の至近距離での交流がいつも楽しいですね、サハリンのチェーホフ劇場の皆さんとも、交流会で盛り上がりました。

公演後の劇団のみなさんとの交流

公演後の劇団のみなさんとの交流

総支配人

総支配人

抜群の存在感

抜群の存在感

素晴らしい歌声、頭にはお土産の手拭いを巻いて
お土産のタオルを頭に巻いて

  言語が放つ雰囲気というのは私たちが受け取る印象として強いインパクトがあります。ロシア語は力があるというか、優美ではないけれど断定的に受けとめられるのは私だけでしょうか。役者の滑舌が良いのか、とにかく「力強さ」を感じます。

 今回の公演「私の人生」、主人公ミサイール・ボロズニェーフという若い男は、本当の自分の人生を探し求めて生きる姿を通して、メッセージを伝えてくれました。交流会でもお話が出ていましたが、舞台上のたくさんの本が、ある時は椅子になり、ある時は墓標になり、ある時は知識の象徴となり、重要なここというポイントで小道具に変化していく様も見事です。また、劇団として多様な世代の役者集団も作品に奥行きを創りますね、特に年配の女性と男性の役者の存在感、札幌には少ない価値かも知れません。

 自分に好きなジャンルと問われれば、私は今回のような芝居だと思いましたね。北海道からわずかの距離に、彼・彼女らが暮らしていることを知っただけでも、昨年6月の日本海航海ツアー(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=13241)同様に、大きな収穫でした。