「遠友夜学校」フォーラム

Posted by 秋山孝二
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 「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」設立記念フォーラムを開催しました。事前の告知記事、この遠友夜学校に実際通った梅野きん子さんと山﨑健作さんが、札幌市中央区南4条東4丁目の跡地に立ちました。

夜学校跡地で

遠友夜学校跡地で

 当日のプログラムです、私は事前準備、本番での登壇が幾つかあり、今回、自分自身では写真を一枚も撮影できませんでしたので、お許し下さい。当日の様子は録画・録音をしていますので、近いうちにu-streamで配信したいと思っています、乞う、ご期待!

当日のプログラム

当日のプログラム

< 追記 > U-streamにアップされました。 こちら――>http://bit.ly/1cy4MZ5

 基調講演の藤田正一先生は、5000円札から今の時代の新渡戸イズムの重要性、クラーク博士の「Boys,be ambitious北海道大学的解釈まで、幅広くご説明頂きました。クラーク博士が米国・南北戦争の北軍大尉として従軍し、リンカーン大統領の理念に深く共鳴し、その精神を札幌農学校の教育の中で実践したこと他、興味深いお話でした。

 続くパネルディスカッションは、私がコーディネーターでしたが、パネリストの皆さまは話題を豊富にお持ちにもかかわらず、そのごく一部しかご披露して頂けないのが残念でした。ただ、フロアーからの質問・意見もかなり取り上げることができて、当初の目論見通りの意見交換にはなったかなと、自画自賛ではあります。

 札幌遠友夜学校の理念を、今の時代的にしっかり解釈・翻訳して人材育成の実践につなげること、パネリスト、フロアーの発言者の方々のご意見から、これからの「考える会」の方向性・課題が一層明確になりました。アンケートにご記入して頂いた皆さま、ありがとうございます、貴重なご意見の数々は運営委員会でしっかり共有し、今後の活動に必ず活かしていこうと思います、私たちは皆さんのご期待を決して裏切らないことをお約束致します。

 今回のフォーラムは、主催する「考える会」運営委員の平均年齢は70歳を越えるでしょうか、当日会場での若い世代のボランティアの方々には、本当に心から感謝致します。札幌青年会議所の赤地勇己さん、きたネット(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16774)の川口副理事長、黒子事務局長には裏方に徹してのご支援を、宮本常務理事はお見舞い訪問をありがとうございました。そして「考える会」運営委員の皆さん、お疲れ様でした。

<追記> 今晩の満月はまさに素晴らしく美しく、思わず立ち止まって見入る、いや、魅入る感じですね!