「きたネット」2013年次総会が終了

Posted By 秋山孝二
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 「認定NPO法人北海道市民環境ネットワーク(通称:きたネット):http://www.kitanet.org/についてはこれまでたくさん書いてきました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88)。

 今月は2013年総会が開催されました。毎年「同日プログラム」として、その年の旬の活動をご紹介しています、今年の二つも大変興味深かったですね。

 まずは「尻別川の未来を考えるオビラメの会:http://obirame.fan.coocan.jp/」の平田剛士さんで、尻別川にイトウを復活させる30年計画の活動です。ただ戻るだけでなく、生態系の回復を検証し、当初の会の設立目的が達成したのを見極めて会を「解散する」ことを、設立時に決めての活動です、「出口戦略」をしっかり位置付けています。

「オビラメの会」、平田剛士さん

「オビラメの会」、平田剛士さん

尻別川イトウ復活物語

尻別川イトウ復活物語

 二つ目は「北海道エコビレッジ推進プロジェクト:http://ecovillage.greenwebs.net/代表の坂本純科さんです、秋山財団の選考委員でもあります。ヨーロッパに多様なモデルがあり、坂本さんの実体験も取りこんでの北海道らしい活動に期待したいですね。

エコビレッジ推進プロジェクト:坂本純科さん

北海道エコビレッジ推進プロジェクト:坂本純科さん

余市エコビレッジ構想

余市エコビレッジ構想

 

 続いて、「きたネット」のフラッグ事業「ラブアースプロジェクト:http://www.love-earth-hokkaido.jp/love-earth/」を長年けん引してきた川口弘高副理事長の活動報告、会員からのヒアリングを通して、現在の課題を明らかにした宮本尚常務理事の報告と続きました。

「きたネット」副理事長の川口弘高さん

「きたネット」副理事長の川口弘高さん

きたネット常務理事、宮本尚さん

「きたネット」常務理事、宮本尚さん

 環境活動の「中間支援団体」として今年で11年目を迎えましたが、今回の役員改選で、私自身は理事長3期目の最終任期です。「第三期5ヶ年計画」の折り返しの年、当日も簡単にこれまでの進捗を総括しました、理事メンバーのほとんどが非常勤で、どうしても宮本常務理事ほか事務局の2人に仕事が集中し、それに見合った報酬等の向上もままなりません。セブンイレブン記念財団さんには絶大なご支援を設立初から頂いていて、さらにこの11年間にも企業、団体、個人からもたくさんの応援に感謝していますが、やはり一番の課題は事業遂行に対しての慢性的資金不足でしょうか。

 「思いをお金に変える」、更なる活動の発展を遂げるには、その辺のシステム・ノウハウ・仕組みが必須です。

One Response to “「きたネット」2013年次総会が終了”

  1. 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 「遠友夜学校」フォーラム Says:

    [...] 今回のフォーラムは、主催する「考える会」運営委員の平均年齢は70歳を越えるでしょうか、当日会場での若い世代のボランティアの方々には、本当に心から感謝致します。青年会議所の赤地勇己さん、きたネット(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16774)の川口副理事長、黒子事務局長には裏方に徹してのご支援を、宮本常務理事はお見舞い訪問をありがとうございました。そして「考える会」運営委員の皆さん、お疲れ様でした。 [...]