今回(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16803)、盛岡を訪問したもう一つの目的は、新渡戸稲造関連の施設訪問と関係者との面談でした。まずは、盛岡市内の(財)新渡戸基金(http://www.nitobe.com/main.htm)です。新渡戸稲造の生誕地にほど近い場所に本拠を構え、数多くの出版活動(http://www.nitobe.com/04.htm)で実績を挙げ、昨年の新渡戸生誕150年記念でも多彩なイベントを開催しています。
理事長の内川頴一郎さん、事務局長の藤井茂さんとお会いし、藤井さんには市内の新渡戸稲造ゆかりの場所を解説付きで案内して頂きました。
藤井さんは昨年、2冊の著書を執筆されています。
* 「新渡戸稲造 75話」 http://www.nitobe.com/inazo75.pdf
* 「続 新渡戸稲造 75話」 http://www.nitobe.com/inazo-zoku75.pdf
南部藩主と新渡戸家の関係ほか、新渡戸稲造が生まれ育った地が発信し続けるメッセージは、100年以上の時代を越えて私達の胸に響いてきます。「語り続けることの価値」、藤井さんの豊富なお話に耳を傾けながら、これまでで最も新渡戸稲造に近づいた、そんな気がしました。藤井茂さん、お体を大切にされてご活躍下さい、この度は本当にありがとうございました!