「4 + α」、環境活動の新しいカタチ

Posted by 秋山孝二
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 北海道の環境活動分野で、新しい「協働」のカタチ、「環境中間支援会議・北海道:http://enavi-hokkaido.net/about/about02.html」が2008年からの議論を経て2年前に誕生し、この度、新しいパンフレットができました(http://enavi-hokkaido.net/topics/index.php?page=article&storyid=14)。

新しいパンフレットの表紙

新しいパンフレットの表紙

北海道での4中間支援団体

北海道での4中間支援団体

 「環境中間支援会議・北海道」とは、道内で活動している

* 環境省北海道環境パートナーシップオフィス:http://www.epohok.jp/

* 公益財団法人 北海道環境財団:http://www.heco-spc.or.jp/

* 札幌市環境プラザ(指定管理者:財団法人札幌市青少年女性活動協会):http://www.kankyo.sl-plaza.jp/

* 認定NPO法人 北海道市民環境ネットワーク(きたねっと):http://www.kitanet.org/

 の4組織が連携して、北海道内におけるさまざまなセクターの環境活動を支援するために、より効率的に役立つ機能を目指し設立された組織です。

 札幌にはさまざまな機能が集中していますが、環境分野の中間支援組織においても例外ではなく、環境省も北海道も札幌に設置しているため、役割が集中する形になっています。これらの組織が、重複している役割などをなくし、できるだけ効率的にし、互いの強みを活かし、 1+1+1+1が4はもちろんのこと、5にも6にもなるように連携をとって、よりユーザーにとって役立つ支援内容を追求して活動しています。

 

 この中で、私は「きたネット」の理事長として書きました:~~~~~

 これまで、現場では、活動・情報の障害として、「たて割り組織」とよく言われてきました。本来は生態系の壮大な空間で、ダイナミックで多彩な「いのち」のはずなのに、市民活動においても、情報共有の不足を痛感していました。全道各地で活動する私たちの会員に役立つ基本的事業を創り出したい、フィールドで検証された科学であって欲しい、それは現場の切なる願いでもあります。「仲良く」を越えた先にある「コラボレーション」ですね。言い換えると、持続可能な「新しい価値の創造」です。~~~~~~~~

 昨年12月には、北海道大学との連携(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=11135)もスタートし、まず手始めに、民間で発行する「北海道環境白書プロジェクト:http://enavi-hokkaido.net/wp/index.html」が動きました。昨年の秋山財団・ネットワーク形成事業の一つとして採択された「Rio+20 北海道ネットワークプロジェクト:http://enavi-hokkaido.net/topics/index.php?page=article&storyid=15」の一連の活動で、今後の成果を期待したいです。

 

 秋山財団のHPより~~~~~~~~~~~~~~~~

 財団設立の志は、「北海道」という地域と、「生命科学:いのち」に対する特段の思い入れと言えます。「固有の土壌や地形、水系や気候、動植物をはじめ、多くの自然の特徴を備えた独自性を持つ生命の場」としてのこの北海道。こうした「生命の場」の中に共に住む共同体の一構成員として、切り離されては生き得ない人材の育成を最高の価値としています。 ~~~~~~~~