先日、公益財団法人公益法人協会(http://www.kohokyo.or.jp/)の新年交礼会がありました。この間、「民による公益活動」を一貫して日本社会の中で啓発し、民間財団を指導・助言されています。秋山財団の公益移行認定でも、大変お世話になりました。この場を借りて、太田理事長はじめ関係の皆さまに心から御礼申し上げます。
当日冒頭の太田理事長のご挨拶は、大変含蓄のあるものでした。以下、その中から少し書き留めます。
* 一昨年亡くなられた朝日新聞の辻陽明さん(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1761)の言葉、「公益法人は元祖NPOですね」
* 今の国の財政・来年度予算案は、民間企業では考えられない状況、迅速な改革が急務。今後も中・長期的に「官による公共」は期待できない
* 2011年は、税制改訂(http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_pol_zeisei20101216j-04-w380)の方向性から見ても、「寄付文化元年」となるだろう
* 「新しい公共」ではなく、「懐かしい公共」であるはず:日本社会には昔からあった「民による公共」
HPにある理事長のコラム(ブログ:http://www.kohokyo.or.jp/kohokyo-weblog/column/)は、毎回興味深く読ませて頂いています。いずれにせよ、新たなセクターとして「公益財団法人」らが、地域再生・人材育成の力になっていきたいですね。
ところで、秋山財団(http://www.akiyama-foundation.org/)は、今年「創立25周年」を迎えます。先の15日の財団の会合でも、この記念すべき年について、「広報活動が弱体だ」等、いろいろ貴重な意見が提起されました。「四半世紀」の重みを感じながら一層の展開を企画し、一方で原点を見つめ直す年としたいものです。
もう一つ、余計なことですが、今日で私は「還暦」を迎えました。昔は「お年寄りの仲間」みたいに感じていましたが、とうとう(?)私もその時を迎えました。これからは、一層、社会のため、若い世代のために出来るだけ尽力したいと思っています、余計なことするな!と言われない程度にですけれど・・・・。少し遅れた「年頭所感」でした!!!