芸術文化都市・札幌に向けて

Posted by 秋山孝二
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 「『演劇文化は街の活力』~徹底討論:演劇人が活躍する街をめざして~」と題してフォーラムが開催され、私もパネラーの一人として参加しました。

当日チラシ

当日チラシ

  第一部は「リーディングドラマ:札幌賛歌Ⅴ・ジャームがささやいたー札幌の板状土偶譚ー」でした。詩人の原子修さん(http://www.city.sapporo.jp/shimin/geijutsu/award_73.html)の原作を、斉藤雅彰さん(http://www.concarino.or.jp/npo/supporter/)、吉田直子さん(http://www.happy-tealife.com/blog/)が演じ読み、音楽はムックリ他で石井ポンぺ(http://www.sapporoyu.org/modules/sy_myevent/index.php?id_ev_topic=5&indicate=en&event=f)さんでした。

第一部:アイヌ伝統楽器演奏と詩劇

第一部:アイヌ伝統楽器演奏と詩劇

 第二部がパネルディスカッションです。「演劇文化は街の活力~演劇人が活躍する街をめざして~」と題して、横浜でご活躍だった蔵隆司さん(演劇による創造都市札幌プロジェクト代表幹事:http://www.jafra.or.jp/j/library/letter/118/)の基調講演で始まり、平田修二さん(札幌劇場連絡会会長:http://www.s-artstage.com/)、それに私、コーディネートは竹津宣男さん(ハイメス副理事長:http://www.plaza-sapporo.or.jp/citizen/meikan/051.html)でした。

 竹津さんは、札幌交響楽団(http://www.sso.or.jp/)の創設から中心的にご尽力された方で、PMF(http://www.pmf.or.jp/)の立ち上げ・発展にも大変なご功績です。つい先月の北海道新聞夕刊に15回連載でその人生が掲載されていて、大変興味深く読ませて頂きました。私のチェロの恩師・上原与四郎先生(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=4859)とは、竹津さんがホルン奏者として札響でも長い間ご一緒でした。パネルディスカッションの冒頭で、私の過分なるご紹介をして頂きました。

 今、演劇環境にはいくつかの大変前向きな動きが出ています(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=4704http://d.hatena.ne.jp/sapporo_performing_arts_project/20100630/1271735677)。そんな中で、札幌をもっと芸術・文化のあふれるまちにしたい、そんな想いから「芸術・文化フォーラム(ACF)」も3年前に立ちあがりました。

 まちの個性として、演劇による創造都市により担い手育成・鑑賞価値を高め、芸術の香り高いまちづくりをして世界に発信していきたいものです。