斎藤歩に感謝、そして「送る会」!

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 今年6月に亡くなった(公財)北海道演劇財団の前理事長の斎藤歩を送る展示と作品動画が、札幌のシアターZOOで3日間開催されました。1000人を越える方々のご来場で彼の大きな功績をあらためて心に刻みました。

* 斎藤歩ーー> 秋山孝二の部屋

* 斉藤歩ーー> 秋山孝二の部屋

* 斎藤歩追悼「歩さんお別れの会」 | 北海道演劇財団

斎藤歩追悼「歩さんお別れの会」

 札幌は折からの雪景色、にもかかわらず連日たくさんの方々が訪れていました。

札幌は雪模様

札幌は雪模様

 シアターZOOの稽古場では思い出の公演の品々、ZOOでは3作品の録画が上映されていずれの回も満席だったようです。上映後のトークショウではこれまでの関わりのあった方々が登壇して、それぞれの「歩」像を面白く語っていました。

「西線11条のアリア」セットで!!

「西線11条のアリア」セットで!!

 そして若かりし頃のこんな展示も!!

「苫東」の今、2025秋

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 寺島文庫戦略経営塾の翌日はシリーズ「インタストリアルツアー」で苫東視察でした。

8年前の様子ーー> 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 苫東インダストリアルツアー 2017

 今回はかなり大勢の参加者で盛況でしたね。

 苫東の今の概略プレゼン、8年前からまた一段と企業誘致も進み、千歳市の「ラピダス」誘致・建設ほか物流拠点としての地政学的優位性も相まって活況を呈してきています。

 苫東内南ゾーンに新しく建設された大型冷凍・冷蔵倉庫の見学、零下35度を越える冷凍庫には数十秒も立ち入っていられませんでした。農産物・水産物の一時倉庫として北海道にはなくてはならない機能を発揮しています。

* ラピダスーー> Rapidus株式会社

寺島文庫展 2025 @ 札幌

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 「寺島文庫戦略経営塾」で永年お世話になっている寺島文庫が、初めて展示会を札幌で開催されました。

* 寺島文庫-TerashimaBunko

* 寺島文庫展

 内覧会でのオープニングで、寺島実郎さんがご挨拶。

 所蔵するレアな出版物・品、詳細はHPに掲載されていますが、「シュメール文字が刻まれてる粘土板」も展示されていました。

 引き続いて場所を北海道大学内に移しての講演会、寺島実郎さんの母校・札幌市立旭ヶ丘高校の生徒たちもたくさん参加していました。世界史と日本史の関係性を含めた歴史認識の濃い内容のお話でした。

 更に近くのホテルで「戦略経営塾」、今回は特別講演でお二人の先生のプレゼン、貴重なお話でした。

* これまでの「戦略経営塾」関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

* 川村秀憲 先生(北海道大学大学院情報科学研究院教授)

川村 秀憲 (Hidenori Kawamura) - マイポータル - researchmap

* 西村訓弘 先生(三重大学大学院地域イノベーション学研究科教授)

西村 訓弘 (norihiro nishimura) - マイポータル - researchmap

 盛りだくさんな一日、日進月歩のAIの世界、衝撃的なお話も幾つかあって、時代の変化を痛感した時間となりました。

映画『FOREST TRAIL』& トーク

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 映画『FOREST TRAIL(映画「Forest Trail」公式サイト)』上映とトークイベントが北大で開催されました。学校林でお世話になっているお二人が登場する映画とトーク、会場には若い世代の方々が多く、今後大変期待できる時間となりました。自然環境に優しい森林整備作業、これまでの皆伐を主とした林業とは異にした林業の在り方に学校林の理念と長期的視点がコラボして、これからも楽しみな展開となっています。

* 参考サイトーー> だから彼は、森に道を作る。

」』

* 「札南高学校林」関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 学校林では、「林道」と「作業道」という言葉を明確に区別しています。林道は街なかでの幹線道路みたいで大型トラック等が通る道、それに対して「作業道」というのは間伐材を集めて幾つかの拠点に搬出するための道で、メンテナンスを毎年しながら学校林に入る方々の「散策道」としても気持ちよい場を提供します。その「作業道」は、造設を始めてから8年くらいた経つでしょうか、124haの学校林に対して20kmの計画のうち15kmくらいまで進んできました。あと数年で作業道造設は終了し、メンテナンスへと移行していきます。

足立成亮さんーー> outwoods 足立成亮森と共生するための道づくり - KIDZUKI

シンポ『地域働き方と少子化対策』

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 道庁赤レンガで以下のセミナーが開催されました。コンパクトな集まりでしたが、演者は錚々たるメンバー、少子化への危機感を再確認しました。

 リニューアル明けの道庁赤レンガ、明治の建物は天井も高く以前にも増して風格が漂っていました。

* 国指定重要文化財|北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)国指定重要文化財|北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)

 三村明夫さんの基調講演と山崎史郎さんの講演。

【人口戦略会議・公表資料】人口戦略会議・最終アピール|お知らせ|一般社団法人 北海道総合研究調査会(略称:HIT)


 山崎史郎さんとは久しぶりにお会いして、ずっと少子化対策やっているよとお話もできました。戦略会議の事務局を担ったHITの五十嵐理事長とも久しぶりにお会いできました。

* 山崎史郎さんの関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 道庁赤レンガのリニューアルでは、正門からのプロモナードには市町村の名前入りのレンガも埋め込まれて。

東北・北海道ブロック会議 @ 秋田

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 経済同友会の「東北・北海道ブロック会議」が秋田で開催されて参加しました、テーマは『最近のエネルギーを巡る環境変化と日本の再生可能エネルギー戦略』です。秋田は私の記憶では初めての訪問だったような気がします。

* 一般社団法人 秋田経済同友会

* これまでの「東北・北海道ブロック会議」関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

開始前の会場の様子

開始前の会場の様子

 風力発電、地熱発電の地道な取り組みの実践例が発表されました。濃密な休憩なしで4時間のフォーラムの後は、秋田自慢の踊りとお酒で大盛り上がりでした。秋田経済同友会の皆さまの熱のこもったおもてなしも。

10種類の地元自慢のお酒もずらり並んで

10種類の地元自慢のお酒もずらり並んで

 稲庭うどんは社長のお話も加わって。

* https://www.sato-yoske.co.jp/

 翌日はJR秋田駅からの空港リムジンに乗って午前中の便で札幌に戻りました、秋田駅も地元雰囲気満載でした。

 抜けるような青空を見ながら、秋田を離れました。

NHK エリザベス1世の演説

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 NHK総合『その時 歴史が動いた』、1588年スペインとの戦争中 (アルマダの海戦)、スペイン無敵艦隊との闘いで、英国のエリザベス女王1世がイギリス軍にティルベリーでした歴史的な演説を深掘りした番組。

 女王エリザベス1世は前線の兵士の前でリーダーとしての覚悟を訴え彼らを奮い立たせ、その行動は歴史的にも後の大英帝国の出発点ともされています。

* https://www.youtube.com/watch?v=YIpRcuehMd4

 戦時の演説をことさら持ち上げる気持ちは私にはありませんが、国のリーダーたる者の見識と人格では学ぶところが多いように思います。と言うのも、昨今の日本の新首相の外交の舞台での立ち振る舞いを見ていると、よりそんな思いを強くする私です。日本国の少なくともリーダーたる立場、いかに外交上親密さを強調したいとは言え、媚びた表情と姿には吐き気を催すのは私だけではないのでは。思想的な右・左とかではなく、また政治的立場がどうのこうのではなく、場面から見る気持ち悪さというのは如何ともし難いものです。

 エリザベス一世についての紹介はこちらから

* 【イギリスの歴史】エリザベス一世:黄金時代の到来

六華同窓会 & 同期会 2025

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 今年の高校「六華同窓会」総会、懇親会も、先日盛大に開催されました。当番期は50期、何と私の31歳年下の期です。私は役員選考委員会委員長として、役員(案)の説明と提案でした。幹事長、副会長を経て、来年で同窓会役員も卒業できる見込みです。残るは学校林財団の理事長職だけとなりました。

* これまでの関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 懇親会は盛りだくさんの企画、現役の部活高校生も登壇してのご挨拶も。こちらが元気を貰いましたね。

今年は部活在校生も参加して(野球、ラグビー、サッカー)

今年は部活在校生も参加して(野球、ラグビー、サッカー)

 そして今年も学校林の展示も 、「木製バットプロジェクト」、動画も加わり一層充実でした。

 一方、別の場で集まっている同期会、私は同窓会懇親会囚虜後に参加、こちらも皆さん元気な姿!

 一日一日を大切に、こらからも元気に過ごしたいものです。

カキと共に@畠山重篤さん

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 『森は海の恋人』で高い評価となり、2025年4月3日にお亡くなりになった畠山重篤さんを長年追いかけたNHKドキュメンタリーは、彼の生きざまばかりでなく、その映像、音楽等、素晴らしい番組・作品でした。

* 森は海の恋人 - 特定非営利活動法人”森は海の恋人”

* 森は海の恋人 - 検索

<関連サイト>

* 森は海の恋人 代表の畠山重篤さんに学ぶ 森が育む海の恵み | めぐりジャパン

* NPO法人 森は海の恋人 理事長 故 畠山 重篤 様を偲んで – NPO法人 国際環境経済研究所|International Environment and Economy Institute

秋の札幌 2025

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 10月中旬過ぎの札幌の早朝、町内会の私が属している班の近隣歩道清掃がありました。それぞれのお家が日々お掃除をされているようでゴミは少ないのですが、時々通りすがりの方と思われる空き缶、プラスティック包装ゴミが見受けられます。清掃は短時間で終了、帰り道の我が家の前の仲通りも、秋の風景に移り替わりつつありました。

朝日に照らされての長い影

朝日に照らされての長い影

 今年は札幌も暑い夏でしたが、10月に入ってさすがに朝晩は冷えてきて、今朝も1℃で日中も一桁の気温、昨日は札幌市内手稲山も初冠雪とか。我が家からは手稲山の景色は見られませんが、朝のゴミ出しで感じるピリッとする空気は、すでに冬の匂いもしています。ドウダンツツジの生垣はもう少しで今年も深紅に変わっていくでしょうし、今月末の初雪も珍しくはありません。

剪定も終わって冬への準備も

剪定も終わって冬への準備も

 2025年もあと少し、まだまだ片付いていない幾つかの仕事も年内に完了したいものです。

大林千茱萸(ちぐみ)さんを囲んで

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 食文化・映画製作で幅広くご活躍の大林千茱萸(ちぐみ)さんを囲んでのひと時、日本全国での「ホットサンド」実施、フィンランド滞在のお話と意見交換の後、少数の懇親会にも参加しました。特に「ホットサンド倶楽部(マツコの世界大林千茱萸〔ホットサンド倶楽部〕の経歴やレシピ、プロフィールは? - シングルマザー、マコの情報ブログ)」主宰としても有名です。2014年にも札幌でお会いしています。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 七七日忌(なななのか)法要を終えて

 お母様の大林恭子さんとは今年6月に北海道芦別市でお会いしています。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 芦別での出会い(下:最終)

 スローフード関係の皆さんとの親和性も強く、食にまつわる面白いお話、フィンランドでの貴重な近自然的生活のご報告等、普段と違った脳を刺激するお話で楽しかったですね。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » スローフード第2弾、盛況!

今回は

カヤバ園 & エコヴィレッジ

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 食と農をテーマの東京での時間、「都市型・農」とでも言うのか、新たな活動の価値を見出した気がします。 午後の東京日本橋茅場町のビル屋上、『edibleカヤバ園(Edible Kayabaen 』、平和不動産との共創で「アーバン・コミュニティガーデン」です。大手企業がその気になってこの種のプロジェクトに参画してくれると日本の食・農文化も大きく変わってくるのでしょうね。

 ご説明して頂いたのは(一社)エディブル・スクールヤード・ジャパン(https://www.edibleschoolyard-japan.org/代表の堀口博子さん、山本竜太郎さんです。

* 

 パッションフルーツの花も!

 循環を意識してコンポスト、ビオトープの試みも!

 近隣の小学校の教育活動、循環型農業をコンパクトにビル内テナントを巻き込んでのコンポストによる土づくりとビオトープの試み、キッチンも併設してそれら植物を食するイベントも、都市の中ゆえの試みは新鮮でしたね。

 そして、夜は東京・白金高輪の「NOR | LIFE IS MEATFUL:北海道ビストロ」で、余市で展開する坂本純科さん代表『余市エコヴィレッジ』のプレゼン、こちらは北海道の大地に根差した『農』の活動報告で、東京のまさにド真ん中で集まった皆さまには新たな価値を見出した気がします。

* 北海道エコビレッジ推進プロジェクトWEBサイト

 普段、北海道で見るのは作業着姿の純科さん、今宵は白金高輪スタイルでのご発表でした。

 さすが東京の街なか、札幌ではお会いできない様々な場でご活躍の皆さまに集まって頂きました。今更ながらですが、北海道ではある意味で当たり前の日常でも、東京であるが故に新鮮で価値が倍増することもありますね。私も白金高輪ということでネクタイを絞めて行ったのですが、他には誰もそんなスタイルの方はいませんでした?!

アプリの開発 @ テックサプライ

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 (株)テックサプライ(https://tec-supply.jp/)主催の「DX/HXキックオフセミナー」が開催され、私も冒頭ご挨拶しました。「HX」(HAPPY TRANSFORMATION®)はテックサプライが作った言葉で、「DX」に「道の哲学」を加えた新しいデジタルトランスフォーメーションの概念です。

* https://tec-supply.jp/news/news-324/

 北海道大学大学院 平本健太教授(札幌市DX部会長) の基調講演では、「中小企業DXの進化とHXの可能性」について、事例を含めて分かり易いプレゼンでした。

 続いてはテックサプライ IT顧問 時津宝生さんから、オリジナルアプリ群(Newgate/Abilit/Opera/Enrich)のご紹介等のプレゼンでした。

ノーベル賞 2025

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 今年もこの季節、ノーベル賞受賞者が次々と発表になっています。

* https://news.yahoo.co.jp/pages/20251006

 今回は、日本人研究者が2部門で受賞されて大変嬉しい限りですが、毎回日本人受賞者がおっしゃる基礎研究への研究費の貧弱さ、私どもの財団の設立理念とも相まって、2000年代になっての国の「競争的資金」への傾斜の弊害は、目を覆うばかりです。私どもは北海道の研究者、基礎研究分野、比較的若手研究者への助成という基本軸をこの39年変わらず唱えて選考委員会の委員の皆さまにも毎年理事長の私から強調しています。

* これまでのノーベル賞の関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 毎年ニュースでも取り上げられる日本の研究費の疲弊状況、これからの国際社会における日本の凋落を心から危惧すると同時に、ささやかではありますがこの秋山財団が北海道の基礎研究者の一助になればとの思いで今後も助成活動を続けて参りたいと、決意を新たにしている昨今です。

NELL PARK @ 新渡戸稲造記念公園

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 「(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」は、現在、「新渡戸遠友リビングラボ」と名称が変わり、一層、記念館建設を含めたプロジェクトは進展しています。

* top page - (一社)新渡戸遠友リビングラボ(旧 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会)

 先日は久しぶりに新渡戸稲造記念公園で「NELL PARK~工作と遊びの体験ひろば」として札幌市教育委員会の後援も得てイベントを開催しました。事前に幅広くチラシ等で告知をして、当日は早朝から学生・ボランティアの方々の手も借りて準備しました。

早朝から準備、ご苦労さま!

早朝から準備、ご苦労さま!

 キッチンカーも出動です!

 午前10時オープン予定でしたが、その前にもご家族連れがたくさん足を運び、思い思いに遊んでいました。

 ストリートピアノでも親子連れが演奏を楽しんで、素晴らしい光景でした。

 イベントは午後3時まで開催でしたが、最終的には600人を越える親子で大盛況となりました。この公園には子供たちの歓声が実によく似あいます、これからも楽しみです!!!

嬉しいご訪問者 @ 元 秋山愛生舘

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 2019年に開設した『愛生館文庫』は、その後デジタルコンテンツ等、情報発信を続けていますが、今の社会ではその効果は絶大で、先日も昭和30年代に秋山愛生舘で働いていらっしゃった80歳代の方とそのご家族が、秋山財団をご訪問されました。更にいらっしゃったご家族の娘婿さんは、何と以前から仕事上で知り合いの方でびっくりするやら嬉しいやらで、楽しいひと時でした。

* 2023年の来館者ーー> 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 嬉しい『愛生館文庫』訪問者

 先ずは秋山財団にいらっしゃっての第一声は「ここじゃないわよ!」でした。おっしゃる通り、昭和30年代に会社はまだ現在の中央区南一条西5丁目でしたから。てっきりそちらをイメージされてお越しになったようです。由って来たる経過をご説明してご理解はして頂きました。

 『愛生館文庫』に展示している「昭和30年代の航空写真」をお見せして、当時の大通り公園ほか秋山愛生舘周辺の景観も懐かしそうにご覧になっていました。

 会社には7年間お務めになり、その後ご結婚されて八雲でお店を60年続けられ、今回娘さんご夫婦の住まわれている札幌に久しぶりに移住されたとか。とにかく会話がしっかりしていて当時の思い出も確かにご記憶、さすがにお店でお客さまと永年やり取りしていたお姿を感じました。私の幼い頃の会社のイメージを共有出来て、気持ちよく楽しく昔話に花が咲きました、これからも益々お元気でお過ごしくださいね。

New baby!Oct.2025

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 新たな命の誕生、母子ともに元気、孫が一人増えました!

 気が付くと外の生垣も少し色づき、暑かった夏から札幌はすでに秋の気配です。

札仙広福 円卓会議 @ 福岡(下)

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 札仙広福 円卓会議 @ 福岡(上)から続く~~~~~

 校舎の裏側には広い校庭だった場所に人工芝が敷き詰められ、そこここに若い方たちの団らんの輪ができています。囲むように再開発のオフィスビル群も。

 向かいのオフィスビルから見る旧大名小学校校舎。

 4経済同友会の交流会がテナントビルの一室で開催された後、北海道経済同友会の参加者で場所を移して「もつ鍋・馬刺し」のお店で二次会も。普段、札幌では会合でお会いしてもなかなかゆっくりお話しもできないのですが、かえって遠征をした時にはこうやって、普段はお忙しい経営者の皆さんと意見交換もできて楽しいですね。

 思えば久しぶりの今回の福岡訪問、ずいぶん前に、やはり経済同友会の会合で来た時に、当時の北海道経済同友会の坂本眞一代表幹事が博多駅ビルを見てきて、「札幌の方が大きかった!」と満足そうにお話になっていたのを思い出します、お亡くなりになったのは確かその数年後だったかと。

* これまでの「博多」関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

札仙広福 円卓会議 @ 福岡(上)

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 経済同友会には各都道府県の会の他に、全国セミナー、札仙広福会議、日本海沿岸サミット等の集まりも1年に一回各地持ち回りで開催されています。

 先日は、福岡で札仙広福の会議が開催されて、久しぶりに福岡に足を運びましたが、博多駅前、天神駅前、もう私は浦島太郎状態、再開発による地元企業の活力を目の当たりにしました。

* 「札仙広福円卓会議」関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 各地の経済同友会からのプレゼンの後に、地元の『fgn(Fukuoka Growth Next - 福岡のスタートアップ支援施設』でのプレゼンと施設見学ほか、再開発地区のプレゼン・視察は刺激的でした。

 旧「大名小学校(福岡市立大名小学校 閉校 | ファイナルアクセス」の校舎をリノベーションしてのこのプロジェクトは、随所に民間と地場企業群総力を挙げてのこれまでの取り組みは迫力がありました。

 一階廊下の横にはカフェ・バーもあってオシャレな雰囲気ですね。

 二階にはシェアオフィス、スタートアップ企業のオフィスが入っています。それぞれの部屋に小学校の教室そのままのクラス名、廊下の壁に当時のポスター等がそのまま張ってあり雰囲気を醸し出しています。

 (下)に続きます。

庭を耕せ @ 『厚生福祉』巻頭言

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 時事通信社週二回発行の『厚生福祉』、表紙の巻頭言を書いて12回目、2025(令和7)年9月26日(第7004号)です。 今回のタイトルは『庭を耕せ』、以前、明峯哲夫さんについての記事でも書いています。

* 秋山孝二の部屋

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庭を耕せ

公益財団法人 秋山記念生命科学振興財団

理事長 秋山孝二

「地域密着」とはまちづくり等でよく使われる言葉ですが、あらためて「地域」を洞察すると、この夏に見えてきたことがあります。

トランプ大統領の停戦交渉は一筋縄ではいかない複雑な方程式が絡み合っている様相、私が特に違和感を抱くのは「領土交換」、「ディール」とかを言い出した時で、「領土」はただの不動産としての「土地」の認識かと間違える程に、軽い言葉に驚きを通り越して憤りを感じるのです。どんな国にとっても、「領土」には長いその土地固有の歴史があり、そこに暮らしてきた人々の代々続いているいのちの営みがあるはず、何平米といった不動産価値では図ることのできない重たいものがあります。

このロジックと極めて似た状況が、私の永年住んでいる街なかで起きています。昨今の大手ビル開発業者は、地方都市の中心部エリアで古いビルをその「広さ」のみに価値を見出して買いあさり、場所が紡いできた貴重な歴史など目もくれず邪魔な存在と言わんばかりの力業で展開しています。投資物件として土地を仕入れて無機質な開発(?)をして売り抜ける、それが不動産ビジネスモデルというのは世界共通なのでしょう。

10年以上前に、私が履修した1年間の食・農の連続講座で、「天国はいらない、故郷を与えよ」というロシアの農民詩人の言葉を聞きました。近代化の過程で農村を追われ、仕事を都市に求めた人々は土着性を失い、地方が疲弊したと。一方人々が「天国」と憧れた都市生活は、便利で快適で賑わいに溢れて刺激的ですが、自らが必要とする食料を地方の農村に依存し、大量生産・大量消費の仕組みに支えられてきました。エネルギー問題でも全く同様な構図、医療・福祉・教育等の様々な分野の知恵を集めて、伝統的な地縁社会とは違った自立した意思で地域を創る「故郷」が、21世紀的には本当の「地域」なのではないでしょうか。「限界集落」などと安易に決めつけてはいけません。

この講座で講師の最後の言葉は「庭を耕せ」でした。気候変動を語るのもいいけれど、先ずは自ら生きる場を深く耕すことから命の価値を学べというメッセージでした。「土地」はただの面ではなく、脈々と繋いできた命のアイデンティティ、愛着に留まらずリスペクトすべき生きる源なのだと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~おわり