『世界の旅フェスタ 2026(https://hap-tabifes.com/)』が先週末に札幌のチカホで開催されていました。北海道内7空港を運営する北海道エアポート株式会社は、8月22日(土)・23日(日)の2日間、北海道海外旅行促進事業実行委員会と共催で、「行けちゃう海外旅行を見つけよう!」をテーマに航空会社・旅行会社・観光関連団体など集結し、最新の旅行情報やおすすめの旅先などをご紹介しています。
AIR CANADA、UNITED のブースも!
イベントステージは開場準備中でした!
『世界の旅フェスタ 2026(https://hap-tabifes.com/)』が先週末に札幌のチカホで開催されていました。北海道内7空港を運営する北海道エアポート株式会社は、8月22日(土)・23日(日)の2日間、北海道海外旅行促進事業実行委員会と共催で、「行けちゃう海外旅行を見つけよう!」をテーマに航空会社・旅行会社・観光関連団体など集結し、最新の旅行情報やおすすめの旅先などをご紹介しています。
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昨今、墓仕舞い、寺仕舞いとか様々な「仕舞い」としての「終活」が話題になっていますが、一方でその過程で新たな様式も出現している気がします。
先日はテレビでも紹介されていた『樹木葬・樹林葬』の話題、少し前に森林整備活動に従事している方から、『森林葬』の話を聞いていたので、この番組についても興味を持ちましたね、ただここではそれぞれの意味合いの違いは語られていなかったので、少し調べてみました。
* 神戸市の『樹林葬』ーー> 神戸市:新しいお墓のかたち
<「樹林葬墓地」のコンセプト>~~神戸市HPより
少子・超高齢化や家族形態の変化などに伴い、子や孫への墓地の承継や管理に不安を持つ方が増加しています。 神戸市では、2022年度(令和4年度)から2023年度(令和5年度)に開催した「神戸市立墓園のあり方を検討 する有識者会議」でのご意見やインターネットアンケートの結果を踏まえ、自然回帰志向に応える形態の墓地を整備することとしました。 個々の木々を墓標とするのではなく、山中の樹林全体を墓標とし、自然山林そのものの土に還ることをコンセプ トとした「樹林葬墓地」を整備します。
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『森林葬』と『樹木葬』の概念は大きく違うみたいですね、前者は「森林への『散骨』」の意味合いのようです。
* 森林葬と樹木葬の違い・費用・自然へのこだわり - ヒューマンエンディング・コンパス
何れにせよ、人生の仕舞い方、リビングウイルとしてのお墓の在り方は、その後の親族の意思も含めて深く考える必要がありそうです。
お盆に孫たちが我が家にやってきて、玄関前で花火で歓声を挙げていました。昔と比べると何連発といって打ち上ったり、大きな音の子供向け花火は見当たらず、代わりに多彩な色と線香花火は以前より長持ちして楽しめたりしていましたね。
ふと思ったのですが、昨今、こういった子供たちはどこで花火遊びをしているのかなと。公園はことごとく「花火禁止」の張り紙、家の庭とかでやっていると立ち上る煙と匂いで近所から通報されるとか。昨今、保育園の園児の声が騒音といって誘致反対運動が上がるご時世、近所の公園で友達たちと歓声をあげながら遊んだ光景はもう戻っては来ないのでしょうか、なんだか窮屈な社会になってしまいました、昭和のノスタルジーと言われるだけかもですね。
今回の40周年記念イベント報告は5回で終了のはずでしたが、少し積み残したこともあり、これをもって最終と致します。
事前にこれまでの受領者の方々をはじめ財団関係者の皆さんにはこのイベントのお知らせをお届けしていましたので、サプライズでお越しの方々も多くいらっしゃいました。ネットワーク形成助成でご活躍の宮本奏さんはご家族で、柴田智明さんはその中のお一人です。柴田智明さんは札幌を拠点に一人芝居『インディペンデント』で全国でも大活躍する俳優です。彼の舞台上での熱量の多さと真摯に向かう姿勢はいつも感動します。先日も札幌公演を控えて足を運んで頂きました。
* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 祝 TGR大賞、『納谷版~藪の中』!!
札幌市会議員の篠田江里子さんとインターンの北海学園大学法学部の伊東深雪さんも各会場を熱心にご覧になり、セミナーにもご参加頂き感謝でした。
最終日の最後のメッセージを貼って、いのちの樹も大きく成長しました!
この40周年記念イベントについては、春からの打ち合わせほか、直前の準備等かなり綿密に進めていたつもりですが、実際ふたを開けてみると幾つかの課題も見つかりました。A会場の写真展では、それぞれの写真を出展して頂いた研究者の方々が現場にいらっしゃったにもかかわらず、説明を伺う機会を十分に設定し得なく、大変申し訳ない結果となりました。また、ポスターセッションに参加の学生・院生の方々に、直後のセミナーに合流を促す案内が不足していたことは、貴重な他のジャンルの研究を聞く機会を逃す結果になったと反省しています。
総体的には、今回、これまでの40年にわたり関わりを持った方々との交流を目的とした企画は、ほぼ達成されたと総括しています。来月予定の贈呈式でもこの流れを受け継いで、財団活動の更なる飛躍を目指して頑張っていこうと思っています、これをもってイベント報告最終とします、これからも皆さんよろしくお願い致します。
初日からC会場横に貼られていた小学生の「絵とことばのコンテスト」作品、3日目にはその中で3人のお子さんが絵の説明をしてくれました。それぞれに込められた思いを聞いてて何とも言えない感動を覚えました。
4日目の最終日、B会場では研究助成受領者のポスターセッションは撤収して、再び市民活動プロジェクトギャラリーへと変身しました。
そしてC会場ではワークショップ第三弾「生命の設計図を取り出せ!DNAを見てみよう」、旭川医科大学医学部生化学講座の矢澤隆志先生です。人間の唾液とバナナを使って、DNAを見える化する実験、溶液・器具ほかを事前に段ボールに詰めて宅配便で送って頂き、実験を通じてDNAを見ることに成功でした。私自身のむかしむかしの中学校での理科の実験授業を思い出しました。準備も大変ですがそれ以上の後片付けが45分間の授業の中では間に合わず、結局教師の自分がすべて洗ったり片付けたり、調理場の風景でしたね、私の記憶では。
今回ご参加頂いた研究者の方からのリクエストで、子供たちに脊椎のプレゼンもサプライズで行われました。こういった前向きの参加者のご提案は本当に嬉しいですね。
このイベントの最終プレゼンは、最後の小学生の表彰式にも参加するお子さんたちも参加して、「学びの時間」で「夜更かしすると虫歯が増える?!」と題して北海道医療大学の西出真也先生のお話でした。
4日間のオオトリは小学生コンテスト作品の表彰式、出品してくれた子供たちが全員参加してくれました。
今回の40周年記念イベントの報告はこの5回で終了の予定でしたが、もう一回だけ追加の報告をさせて下さい。
イベント後半の3日目は、前日に引き続いてのポスターセッション、大変多くの方々が濃密な意見交換でした。
セミナー第四弾「マイルストーン~助成が支えた研究の軌跡2」、北海道大学遺伝子病制御研究所准教授の太田信哉先生。
続いてはワークショップ「植物に麻酔は効きますぃ?」です。
北見工大応用化学系准教授の陽川憲先生の麻酔のお話、以前、秋山財団贈呈式でも受領者からのメッセージコーナーで植物の根のお話を伺いましたが、今回は更に進化した「麻酔」のお話をオジギソウを使ってのプレゼン&実演は、参加者の注目を集めていました。
* 陽川先生の関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 久しぶりの北見(上)2024
その後の「研究フォーラム2」では、陽川先生に引き続き、札幌医科大学薬理学助教の岩原直敏先生のプレゼン&対談でした。これまで登壇された先生たちは皆さんすでにドイツ、イギリス、アメリカへの海外でも研究活動をされた経験をお持ちで、それが今日の研究にも大いに役立っていると。私はふと思ったのですが、現在の円安と国内インフレの中、経済的にも今後の若手研究者がどれ程海外での研究の経験を積むことができるのか、大変不安になるのですよね。
今年5月にアメリカ・ボストンを訪問した時、留学中の方のお話によると、ハーバード大学では年収2000万円以下の家庭は貧困層、とても留学生を送り出すことは難しいとのことでした。いろいろな奨学金制度はあるようですが、授業料だけでも1000万円程度は掛かるとも、これからの日本の研究者の環境が気掛かりです。
二日目はB会場では25名による大学生・大学院生のポスターセッション、題して「話して深まる!未来の研究者が挑む大学生・大学院生のポスター発表」も始まりました。今回手を挙げて頂いた皆さんは学会等でこの種のセッションに慣れているのでしょうね、当日朝早くから来場して手際よく準備をしていました。実はこの部屋、一日目は市民活動プロジェクトのポスター展示だったのですが、終了後にスタッフがそれをいったん外してこの日からの研究活動ポスターセッション用にスペースを空けておいたのです。
午前・午後、先輩の研究者の方々もいらっしゃっていて私もお話をしましたが、学会等でのセッションより、生命科学の異なる分野の研究についての質疑応答が実に活発に行われているとの複数の感想を頂きました、今回の企画のまさに肝中の肝で嬉しかったですね。私も素人ながら、はるか昔の大学で物性物理で卒論を仕上げた身で、東京の公立中学校で5年間理科教諭だった経験からも素朴に質問してみましたが、データとの向き合い方等理解は難しくはなかったです。
一方C会場では、セミナー第二弾「女性研究者のリアル研究ライフ2」、北海道大学本間あやさんのプレゼン、イギリス留学から学んだこと他、複数の場での学びの重要性を語っていらっしゃいました。
その後はセミナー第三弾「マイルストーン~助成が支えた研究の軌跡1」、北海道大学薬学研究院・山田勇磨先生、「研究フォーラム1」、旭川医科大学大栗敬幸先生と札幌医科大学池上一平先生と続きました。秋山財団の研究助成で、研究活動のどの時期に採択になったのか、これまで私たち財団関係者は選考・採択・振込・贈呈式の一連の流れで助成事業を理解していましたが、今回、受け取る側にとっての研究活動における助成金の位置づけを知った思いで今後の事業展開で学ぶことが多かったですね。
それぞれのプレゼンの後、財団関係者も参加しての質疑応答も活発でした。この日は地元の三角山小学校、私立静修高校の教頭先生もお越しになったり、大勢の方々にもご参加頂きました。全体を通じて、財団関係者にとって、日頃なかなか率直に意見交換する機会も少ない第一線の研究者の方々の等身大の姿・考え方を知り、今後の研究助成事業の改善に向けて貴重な時間となりました、登壇者の皆さま、足を運んで頂いた皆さまに心から感謝申し上げます。
初日プログラムは、冒頭私からのご挨拶、40周年記念はこのようなアウトリーチ活動イベント、今後50周年、60周年はここにお集まりの皆さんで企画してほしい旨をお伝えしました。
続いては事務局の岩崎さんから秋山財団の概略説明。
次はワークショップ第一弾「VRゴーグルで地震後の森を探索しよう」、道総研森林研究本部の橋本朝陽さんと速水将人さんのプレゼンほかです。
2018年の「北海道胆振東部地震」の被害をジオラマで精緻に再現して分かりやすく解説されていました。地滑りは急な斜面ばかりではなく、この地震での被害は傾斜の緩やかな森林でも起こり、火山灰主体の地盤では広範囲な 被害となっていることが分かりました。昨今の熊本地震報道では、最近の日本の地震被害として阪神淡路大震災、東日本大震災、2016年熊本地震と紹介されていますが、実は2018年のこの地震こそ森林被害としては過去最大規模の範囲なのですね、私はメディアの不備を感じます。
続く「探求成果発表」、高校生プレゼン。
そしてこの日最終は、セミナーの第一弾「女性研究者のリアル研究ライフ1」で北見工業大学工学部准教授・近藤寛子先生です。子育てをしながらの研究活動、一日の過ごし方ほか、等身大の研究者の日々を語って頂き、発表後にすぐに北見のご自宅にお戻りになりました。
C会場とは別に、A会場では「写真展:写真で知ろう!20人の博士が見せてくれる“研究のリアル”」、B会場では「写真展:市民活動プロジェクトギャラリー」も始まって大勢のお客さまが足を運んでいました。
今年は秋山財団設立40周年の記念の年、設立以来続けている「研究助成」、15年前からの「ネットワーク形成事業助成」は、年度早々の選考委員会を経て6月の理事会、評議員会で今年度の採択案が決定しています。先日は4日間の「40周年記念アウトリーチイベント」を、秋山財団「愛生舘ラボ」で開催しました。
* 財団設立40周年記念イベント開催のお知らせ(8/6~9) - 秋山記念生命科学振興財団
そのプログラムは以下の通りで盛だくさんです。
* 写真展開催のお知らせ~写真を見ながら博士と話そう~ - 秋山記念生命科学振興財団
* みんなで未来を語ろう「 研究フォーラム 」参加者募集! - 秋山記念生命科学振興財団
* 夏休み特別企画 セミナー〈学びの時間〉参加者募集! - 秋山記念生命科学振興財団
* 夏休み特別企画!体験型科学教室 参加者募集! - 秋山記念生命科学振興財団
設立10周年記念では関係者数名の座談会と振り返りの記念冊子の創刊、30周年では理事をはじめとする財団関係者の昼食懇談会でしたが、今回はこれまでの受領者の方々のアウトリーチの場として「愛生舘ラボ」での開催となりました。
* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 宮の森マルシェ @ 愛生舘ラボ
今回の40周年記念では、財団自身のアウトリーチ活動を企画して、何回もの打ち合わせ、事前準備を経て4日間の長丁場の発表と交流の「場づくり」を主軸に、これまで財団の助成を受けた方々を主役に50周年、60周年に向けた新たなネットワークの構築を目的としました。従来の周年行事は振り返りが多かったのですが、今回はこれからの秋山財団の方向性を明確に打ち出したつもりです。
前日の会場準備も関係者総出で着々と進めました、たくさんの参加者の化学反応を予感しながら。
翌日からのアウトリーチイベントに向けて準備万端、ワクワク感満載でした!!
日頃からお世話になっている先輩からチケットを頂いて『オペラ歌合戦』に足を運びました。
* hitaruのひととき オペラ歌合戦 hitaruの乱 | 札幌市民交流プラザ
オペラ作品の中から有名な曲をピックアップして、NHK紅白歌合戦仕様でのオペラライブ、若手からベテランの方々の競演は楽しいひと時でした。
あらかじめお客さんに配られたチラシと赤・青の扇子、ライブ最後にどちらかの面を高く掲げて投票して、それを北海道大学野鳥の会の方々が正確に数えての念の入り様、まさに紅白歌合戦の景色で大いに盛り上がりました!!
北海道経済同友会の今年度第一回例会、ご講演は(株)ユーラスエナジーホールディングス札幌支店長の小杉晃さんのお話でした。
北海道の風力発電のポテンシャルは想像以上、これからの時代に向けて楽しみです。
その後の懇親会では、代表取締役の諏訪部哲也社長からもお話を聞くことができました。
* トップメッセージ | 株式会社ユーラスエナジーホールディングス
北海道内の経営者の中の誰よりも稚内に滞在しているとおっしゃっていました。「クリーンエネルギーの普及・拡大を通じ、地球環境保全の一翼を担う」という企業理念を掲げ、1987年より風力発電事業を開始し、いち早く再生可能エネルギーの導入に取り組んできています。
2025年4月、同じ豊田通商グループ企業であるテラスエナジーと経営統合を契機に、発電事業にとどまらず、蓄電池やエネルギーマネジメントサービスによる需給調整、電力供給、そして電力需要創出まで事業領域を拡大し、新たな事業への挑戦も進めているとのことでした。地道なこれまでの活動、風車の建設だけでなく、その後のメンテ、廃物処理にまで神経を使っての企業姿勢には敬服しました。
今年も始まりました『札幌演劇シーズン 2026』、先日はシアターZOOでの「朗読劇 すすきのを爪弾く『今は逢えない~七夕の哀憂歌(ブルース)』」、公演後半に千秋楽を含めて二回観劇しましたが、コロナ禍の時代とススキノ・中島公園・幌平橋界隈を思い出し、同時に昨年6月に亡くなった斎藤歩とも再びこの小劇場で出会えた気がしました。
* 札幌演劇シーズン2026
2020年に無観客配信で上演されたこの作品が、今年シアターZOOで本格的に芝居として復活しました。コロナ禍時期の斎藤歩の脚本、昨年の演劇シーズンで再演された「劇後鼎談アフタートーク」もコロナ時代のものでした。
* これまでの関連記事ーー> 秋山孝二の部屋
今回、千秋楽を含めて全ての公演後にアフタートークが用意されていて、2020年頃、当時の斎藤歩の様子を語りながら、出演者はもちろんお客さん達の記憶も蘇ってきたのではないでしょうか。思えば、コロナ禍においても全国に先駆けて「コロナ禍における劇場運営指針」を策定し、万全のコロナ対策を講じて公演を行い続けた斎藤歩の演劇に対する執念、「演劇は不要不急などではなく、社会のインフラだ!」という信念を私は強く感じていました。
こちらの「ゲキカン」コーナーも実に面白い、自分の感想との比較もできるし、また違った視野からの指摘も興味深いです。
* 札幌演劇シーズン
今年の「札幌演劇シーズン」は、9月までまだまだ名作が続くので楽しみです。
北海道大学で開催された映画『新渡戸の夢(https://nitobenoyume.com/)』の上映とティーチインには200名の聴衆が集まり盛況でした。
* これまでのこの映画関連記事ーー> 秋山孝二の部屋
今回の北海道大学での主催は、「北海道大学 教育イノベーション機構 リカレント教育ユニット」です。ユニット長の川本思心先生が開会ご挨拶、続いて映画上映、その後ティーチインは工藤慶一さん、藤田正一さん、川本思心さんで、テーマは「すべての人に学ぶ権利がある社会と大学の役割」でした。司会はこのユニットの特任教授の種村剛さん、最後のフロアーからの質問の扱いは大変公正な姿勢で好感が持てました。
* リカレント教育ユニット | 北海道大学リカレント教育プログラム
当日は開始前に工藤慶一さん、藤田正一さんにもご挨拶ができました。ティーチインでは特に工藤さんのご発言は、遠友夜間中学の長年の実績を踏まえて「教育を受ける権利」について、高等教育機関の役割ほか大変深く示唆に富む内容で感銘を受けました。映画のエンドロールには私の名前も記載されていました。実は、この映画製作にあたり、最初にエーザイの並木さんからお問い合わせがあり、野澤和之監督とご一緒に秋山財団にお越し頂き、永らく北海道で最も遠友精神を実践されてきている工藤慶一さんを先ずは取材すべきと私は強く推薦しました。数年前に東京での試写会で、札幌の工藤さんの実践が今回の映画の主軸になっていて、驚くと同時に嬉しかったですね。
このシリーズの最終回として、真庭市内の各施設・事業所とは別に、食文化でも印象に残る幾つかを書き留めておきたいですね。
先ずは一日目のジャージー牛に絡んでいますが、場所は離れています『ジェラート醍醐桜』、数々の受賞歴も素晴らしいです。
* ジェラート醍醐桜 公式サイト | 岡山県真庭市|ジャージー牛酪農家によるジャージーミルクをした手作りジェラート『恋するジャージー』販売中|お中元・お歳暮・ギフト承ります
欲張ってストレートミルクと黒文字のソフトクリーム!!
昼は空港レストランで。「ままかり」と「蒜山やきそば」で岡山県真庭市巡りを締めました!
* 「ままかり」ーー> https://japanese-food-culture.com/3269.html
* 「ひるぜん焼そば」
最後に一つご紹介を忘れてた再生可能エネルギー循環の試みです。
* 真庭市の循環型社会に関する取り組み|真庭市|市町村の情報|岡山県移住ポータルサイト おかやま晴れの国ぐらし|移住・定住支援(岡山県)
人の集まる場所には電力量を示すパネルも設置されています。真庭市の取り組みは先日のTBS「サンデーモーニング」で、『里山資本主義』でも著名なコメンテーターの藻谷浩介さんからも紹介されていました。以前、日本IBMの泊まり込み「第29回北海道会議(2014年)」で分科会でもご一緒しましたが、少子高齢化社会の一番の課題は「少子化」であることを、数十年後の日本社会の人口ピラミッドを示して熱く語っていた姿が印象的でした。
* 2014年:秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 第29回 IBM 北海道会議
今回の真庭市巡り、長綱茂雄さんには二日間、貴重なお時間をご一緒させて頂き、心から御礼申し上げます。繰り返しになりますが、昨年の秋山財団贈呈式で講演者の箕輪睦夫さん(故人)からご紹介されての出会い、今回、現場を拝見してこれまでの地域に根差した地道な実践から私は多くの示唆と確信を得た気がします。地域で暮らす、地域に生きる人間たちのしたたかなエネルギーをです、私自身、これからの活動の糧に致します、本当にありがとうございました!!!
二日間の真庭市巡りの最後は「高岡神社」です。「龍王と蛇がご神木に宿る」と辰年に大ブレイク、観光客で大人気だったとか、今はひっそりしていましたが。以前は駐車場もなかったようですが、人気沸騰後は広いスペースも整備されました。
左上のご神木に宿る龍!!
真庭市の北から南まで、観光スポットは固有の歴史をしっかり保全しながら、現代的解釈を加えて未来に繋ごうとしているエネルギーをそれぞれの担い手たちから感じた二日間でした。役場の方々と地元の市民との程よい距離感、多くのまちづくり企画に双方の意見が反映されているのでしょうね。簡単に外からのアイディアとか持ち込み提案に乗るのでは地元に人は育たない、多くの地方都市がそんな安易な手法で失敗しているのを見てきています。
今回、長綱茂雄さんのプロジェクトをつぶさに見ても、実に一歩一歩堅実に前に進んでいる気がします。空き家活用もしっかり諸条件を吟味しての展開は、まさに地域に根差す理念が本物であることを象徴しています。時間を費やしてフルでアテンドして頂きありがとうございました、心から感謝致します。
前日は通り過ぎた久世地区、ここは真庭市の中心部でしょうか、JR久世駅は趣のある無人駅舎です。
久世駅から徒歩でアクセスできる「旧遷喬(せんきょう)尋常小学校」は 歴史的な建築物、1907年に建てられた木造校舎で、国の指定重要文化財になっています。幾つかのドラマ・映画でのロケ地にも使われていますね。
建物二階中央の大講堂も板張り・舞台で厳かな雰囲気を感じます、建設当時の初等教育に掛ける意気込みを感じます。
昭和の戦後に教育を受けた私としても何とも懐かしい風景でした。アルミの給食用具、デコボコしてるのが歴史を感じます。
直ぐ近くには「真庭あぐりガーデン」、幼児の楽しめる場所、カフェもあったりで、子連れの方々に楽しめる場所ですね。
ここでも古きよきものと現代的コンセプトの絶妙な調和を感じるスポットでした。
湯原(ゆばら)で宿泊の翌日朝、長綱茂雄さんが早速迎えに来て頂き、特別天然記念物のオオサンショウウオ関連資料館を案内して頂きました。
湯原を流れる清流がオオサンショウウオを育み、長綱さんも幼い頃にはサワガニ他を採った思い出もたくさんあるそうです。
* 真庭市オオサンショウウオ保護センター(はんざきセンター) - 真庭市公式ホームページ
地元キャラクター『パックンはんざき』に食べられた!!
地元のお祭りで登場する山車もこの通りのこだわり、「はんざき」大活躍!今年は「令和8年8月8日」の「888!」でまた大盛り上がりしそうです!地域に住む人間たちがしっかり伝統を受け継いで、年に一回のお祭りには離れて住んでいる出身者の方々も集まって、湯原地域をはんざきを通じて活きた土地としています。お祭りの準備だけでなく、日頃からも商工会の軸になる担い手として若い世代も頑張っているとのことでした、素晴らしいですね。
ここから真庭市の中南部、久世、勝山方面に再び向かっていきました。
宿泊は湯原(ゆばら)温泉の「湯の蔵つるや」さんです。この旅館は「湯原酒造」として大正4年に創業し、昭和36年まで50年間造り酒屋を営んでいたそうです。当時の代表銘柄は『濱乃鶴』、中庭の井戸は酒造りの時代から変わらず湧き出る清らかな水です。その銘柄を残して「つるや」として旅館業に転身し、更に酒蔵のぬくもりを感じるように「湯の蔵」となっているとのこと。また湯原の源泉も大切に使っている、素晴らしいですね、歴史と伝統をしっかり受け継ぎながら時代に合った展開をされていることに心から敬意を表します。
* つるやヒストリー|湯原温泉 湯の蔵つるや / 本物温泉宣言・源泉100%
この貴重な井戸の中にはこの地域の特別天然記念物で旅館の主、1メートルは越えるオオサンショウウオも存在感抜群です!
こちらは部屋にあった「はんざきサブレ」!、「はんざき」はオオサンショウウオの別名(愛称)とのことです。
夕食は長綱茂雄さんと地域資源を活用した地域に根差した雇用創出・貢献についてゆっくり意見交換をすることができました。地域の歴史を深掘りしながら現代を生きる世代が斬新な解釈を加えて価値を創造していく実践を目の当たりにした一日目でした。
真庭市は合併して新たな名称の市になっているので、地元の方は今もそれぞれ元の地域名を日常は使っているようです。
市の南から北に向かったのが蒜山(ひるぜん)地区、こちらは標高が少し高く幾分涼しい風が吹いていました。
* 蒜山地区 https://hiruzen.org/
景色も高原風でどこか北海道を思い出すような景観が続きます。一つは「ひるぜんジャージーランド」、ミルク、牛肉等のお土産コーナーは賑わっていました。敷地内にはひまわりの群生地、隣にはホースパークもありました。
続いては「Hiruzen Winery」、ヤマブドウからワイン、リキュールを作っています、無料の8種試飲、それぞれの味が印象的でした。
そして、「下湯原(しもゆばら)ひまわり館」、地元で捕獲される鹿肉をさばくジビエ作業場と販売コーナー、更に温泉も!
* 湯原温泉郷 下湯原温泉 ひまわり館|日帰り温泉に露天風呂|蒜山観光帰りに
見学はここまで、これから湯原温泉の宿泊先に向かいました。
昨年9月の秋山財団贈呈式で講演をされた箕輪睦夫さんから紹介して頂いた長綱茂雄さんのお誘いで、先日は一泊二日の短い滞在でしたが、岡山県真庭(まにわ)市(真庭市の概要 - 真庭市公式ホームページ)を訪れました。箕輪睦夫さんは今年初めに急逝されて、彼の意思も含めて、長綱さんのこれまでの地元における地域密着の実践を具にみることができました。
* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 箕輪睦夫さん、逝く
真庭市は、2005(平成17)年、上房郡北房町、真庭郡勝山町、落合町、湯原町、久世町、美甘村、川上村、八束村、中和村が新設合併し新しい名称「真庭市」で発足、川上・八束・中村は蒜山(ひるぜん)地区として現在も存続しています。
* 長綱茂雄 https://www.okasci.or.jp/~keieishien/senmonka/search/index.cgi?c=zoom&pk=1057
岡山空港に迎えに来て頂き、先ず最初は本拠地の「合同会社池田商店ーー> https://maniwa-business.info/player/local/ikeda-shouten/」を見学、医院跡で活動していて、障がい者の方々の雇用を創り出しています。
直ぐ近くでは民家を改修してカフェ・図書&時計修理コーナーも、ここで昼の定食をご馳走に!地域の方々の憩いの居場所になっています。
次は商店街の中のリサイクルショップ!
この勝山、久世地域は古い町並みも保存・維持されて。
長綱さんのこれまでの事業自体は全国的にも従来から存在するものですが、その展開の場が旧医院、旧商店とかのリノベーションしての再生、使えるものはそのまま使い、手を加える部分は価値を上げて創り出す、大変着実に前に進んでることと、古いものと新しいもののコラボレーションが絶妙な印象を受けました。活動の基盤には地元密着の情報ネットワークがあることも感じました、地元で育ち地元で事業展開しているまさに強みですね。
いきなりそんな感想を持ちながら、ここから北へ進んで蒜山地域に向かいました。