5月、6月はいろいろな団体の総会シーズンですが、「懐かしさ」では断トツ一番の集まり、「ケンユー会愛生舘支部」総会・懇親会が開催されました。今年は、司会の山本敬三さんからの振りで登壇を促され、壇上で近況報告を行い、ケンユー会で初めて皆さんにお話をする「デビュー」場面もありました、嬉しかったですね。ただ、会ではたくさんの方々と話に夢中になり、すっかり写真を撮ることを忘れてしまいました。冒頭と締めだけしか手元にありません、お許し下さい。
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参加された皆さん、私が1979(昭和54)年、東京の教員生活を辞めて(株)秋山愛生舘に入社して以来、23年間、お世話になった方々ばかり。入社当時のこと、道内すべての営業所でいろいろ教えて頂いたこと、つい昨日のように思い出しました。冒頭、物故者のお名前を聞きながら、あの人も亡くなったのかと、黙とう中もたくさんの顔が浮かんできました。当時の社員の皆さん、仕事上の悩みほか家族のこと等、率直に私に語ってくれた姿は今も忘れることはありません。そして、退職後も「ケンユー会」として引き続き足を運んで楽しんでいる様子は、本当にこの会社は素晴らしかったんだなと、帰り道でも一人ニンマリしていました、私にとっては宝物です。
商売の家に生まれ、いつも人の出入りが多く、身内の食事の時も会社の話題が日常でした。経営者はどんな時も社員・お得意先・仕入れ先のことを考え、「社会への奉仕」の心を忘れない、と教えられた気がしています。経営者は皆そうだと思っていましたが、その後、多くの場面で出会った経営の立場にいる人々は、必ずしもそうではないことも学びました。昨今の日本の企業経営者の立ち振る舞いは、何とも「劣化」というか、「格好の悪い」人物が多すぎますね、会社のビジョンを示すことなく、個人としての信念もなく、ただ「与えられた任期を過ごす」みたいな感じです。
近いうちに、「戦後教育を一から受けた私の責任」みたいなテーマで、今の日本の政治・経済・メディアの惨状に対して、コメントしたいと思っています、それでも果敢に頑張っている方々へのエールとして。
「共謀罪」の参議院での審議(?)が、昨日から始まりました。