『JCJ賞』 贈呈式 2021

Posted by 秋山孝二
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 札幌では、『メディア・アンビシャス』として市民が勝手に優れたメディアを選ぶ活動ですが、こちら『日本ジャーナリスト会議:jcj(http://www.jcj.sakura.ne.jp/』はメディア関係者の方々がノミネート・選考する活動、先日私も大賞ほかの贈賞式にZOOMで参加しました。

* これまでの『メディア・アンビシャス』関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%B

◆21年JCJ賞贈賞式・記念講演

 冒頭の代表理事のご挨拶。


「私と沖縄」
講師:佐古忠彦さん(TBSテレビ報道局、映画監督)


 TBSテレビ報道局で様々な取材の仕事を続けるかたわら、映画監督として沖縄を題材にしたドキュメンタリー映画を制作している佐古忠彦さん。「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」は数々の賞を受賞し、今また「生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事」を上映中です。なぜ沖縄をテーマに取り上げるのか、沖縄とのかかわりや映画の内容に触れていただきます。今のメディア状況、表現の自由の問題などに懸念が広がる中で、ジャーナリズム精神を発揮する佐古さんの取材と表現に注目します。

◆JCJ賞贈賞式
 佐古さんの記念講演後に、JCJ賞の受賞者をご紹介します。受賞者スピーチがあります。
苦労話や工夫した点、読者・視聴者からの反響など、毎年、スピーチの中身が濃く、大いに刺激を受けます。

https://21jcjsyou.peatix.com/

審査委員長の講評

審査委員長の講評

【JCJ大賞】2点
● キャンペーン連載『五色(いつついろ)のメビウス ともにはたらき ともにいきる』(信濃毎日新聞社)
● 平野雄吾『ルポ 入管―絶望の外国人収容施設』 ちくま新書

【JCJ賞】3点(順不同)
● 菅首相 学術会議人事介入スクープとキャンペーン(しんぶん赤旗)
● ETV特集「原発事故“最悪のシナリオ”~そのとき誰が命を懸けるのか~」(NHK)
● 映画「標的」 (監督・西嶋真司 製作・ドキュメントアジア)

【JCJ特別賞】1点
● 俵義文氏   日本の教科書と教育を守り続けた活動

 今年の私たちの活動と比較しても大変興味深い選考結果でした。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=41139

 酷いニュース番組が多い中でも、果敢に日々取材を試みて貴重なメッセージを市民に届けている多くの方々がいらっしゃる姿に、今後も大いに期待したいし、私たち自身も応援し続けたいものですね!