ハンガリー・ブダペスト訪問 2019 (7最終)

Posted by 秋山孝二
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 帰国後にすぐ報告をと思っていましたが、何だかんだで国内の用事も多く、報告も7回目でやっと最終を迎えました。ここまででこぼれた写真と話題を幾つかご紹介して、今回のハンガリー出張報告の終わりとします。

 今回私にとっては3回目のドナウ川観光船、ディナークルーズは初めてでしたが、出発直後の薄暮がブダ側の建物がシルエットとなって素晴らしい光景でした。

 船内ではライブ演奏も続き、一緒だった江原さんは船の両サイドにカメラを設置して、刻々と変わる景色を一部始終動画撮影、WN財団評議員で記録係として大いに仕事をされていました。

キッシュさんと

キッシュさんと

 もう何回も散策しているブダ城内、ここがまた奥行きが深く、季節・時間帯で違う顔を見せ、一つ一つの通り、建物に物語があります。ウイーン門近くの城壁の噴水、仕組みは実に簡単ですが、ライトアップは幻想的なセンスでオミゴト!さらに 城壁の下から見るとそれ自体が樹木を下から照らす照明になっているのです。

光と噴水の芸術!

光と噴水の芸術!

 ブダ城南地域からドナウ川を見下ろすポイントでは、鳥もポーズをとってしばしじーっとしています。鳥も一役観光に協力しているのかと、これまたびっくり!

ブダ城城壁から

ブダ城城壁から

 街なかで見かけた光景、以前ハンガリーでは日本と同じように救急車は白だったそうですが、EU加盟後はEU仕様で黄色になったとか。

救急車は黄色!

救急車は黄色、EU仕様!

 さらにフォリント紙幣にまつわるお話も。あるカフェで1,000フォリント紙幣を出したら、これは古い紙幣で使用できないと断られました。郵便局では新しい紙幣と交換できるそうですが、今後も10,000フォリント、500フォリント紙幣も順次新しくなるそうです。後日、キッシュさんからその理由を聞いてびっくり、ここでは秘密としておきます、国の尊厳に関わるお話なので。

上が旧紙幣、下が新紙幣

上が旧紙幣、下が新紙幣

 最後に、この間お世話になったAF財団理事長、WN財団理事のキッシュ・シャンドールさんについて、今回もまた、「気配り」の神髄を垣間見た思いで、心から感謝申し上げます。リクエストしたことをとにかく実現しようとする企画力と柔軟性、気遣っているという素振りを見せずに自然体を貫く姿は、長年の外交の最前線で活躍されご苦労されたキャリアの成せる技と、学ぶところが多かったですね。

 そして、今回の出張は、今後のWN財団の展開にも大きな方向性を見出したものになりました、ひとまずこれで報告は終了します、ここまでお読みいただきありがとうございます。