今年はハンガリーにある「Academia Fumana財団]の20周年記念の年、滞在3日目は今回のメインイベントの記念フォーラム、オープニングはバイオリン・打保(うつぼ)早紀さん&ピアノ・阿久澤政行さんのコラボ演奏でした。
* 2011年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%AF%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%BC%
* 2017年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=W.N+%E6%B2%A1%E5%BE%8C20%E5%B9%B4
お二人のライブは前半はハンガリーの曲、後半は日本の曲のメドレー、浜辺の歌、ふるさと、心に染み入る素晴らしい演奏でした。打保早紀さんの和風ドレスも大好評!
私は栃木県益子町にある「(公財)ワグナー・ナンドール記念財団」の理事長として、ピアノ・バイオリン演奏に続いて、冒頭にご挨拶をしました。
* ワグナー・ナンドール記念財団(WN財団)(栃木県益子町) http://wagnernandor.jp/
* Academia Fumana(AF財団)(ハンガリー・ブダペスト) http://www.wagnernandor.com/
< 私のご挨拶 >
*「Academia Fumana財団]の20周年、おめでとうございます!
* ナンドールの妻・和久奈ちよ(私の叔母)の近況 股関節の手術、その後のリハビリにより順調に回復
① ハンガリー友好150周年の記念の年
駐日ハンガリー大使館の後援:春季展では、ハンガリアン・コープスをテーマに終了、秋季展では、ハンガリーの詩人ヨーゼフ・アティラをテーマに準備中
② 7月7日 宇都宮市立南図書館とコラボ:「~~ハンガリーってどんな国?」
・駐ハンガリー大使館 観光局 勝田氏によるハンガリー紹介
・ブダペスト第1区 区長 ナジュ・ガボール・タマシュ 氏の講演を紹介 (2017 中野区開催のシンポジウムでの講演)
・リスト音楽院 留学経験者 ピアニストの阿久澤政行氏によるピアノ演奏
(10/2 ペテフィの記念会では、奥様の打保早紀さん・バイオリンと共に演奏予定)
③ 東京オリ・パラ2020に向け ハンガリーのホストタウン 栃木県との連携
・水泳、水球、サーフィン、陸上の選手団の事前合宿を受け入れ、新聞・テレビの報道にもハンガリーの名前が度々登場しており、ハンガリーの知名度も向上。
~~~~~~~~~私の挨拶 おわり
続いてティボールさんは、ワグナー・ナンドールの残した作品について、一つ一つ丁寧なご説明でした。未だにハンガリー国内の博物館に目に触れることなく保管されているものもいくつかあるが、この10年間に随分復元されて表にでるようになっているとも。
次は、ブダペスト市第一区のタマーシュ区長からは、ゲレルトの丘の「哲学の庭」を中心に、その設置から現在までの歴史を、音楽を背景に詩を詠むような素晴らしい雰囲気のプレゼンを展開されました。2017年12月の中野区での伝説のプレゼンを思い出しました。
* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32274
最後にキッシュ理事長からは、AF財団の設立趣旨とこの20年の経過・実績が大変分かりやすくまとめられていました。これらのプレゼン・資料は、近いうちにワグナー・ナンドール記念財団のHPにも翻訳されて掲載される予定です、乞うご期待!
フォーラム終了後には今後の固い絆を誓ってがっちり握手もしました。
タマーシュ区長と終了後にお話をしましたが、2年前に日本にいらっしゃった時同行されたお嬢様は、その後も日本に興味を持ち続けているとのこと、また、10日後には区長選挙があり、街なかには選挙ポスターも。現在5期目、今度で6期目を目指しているそうです。任期が5年ですからもう25年になるのですね、30歳代で区長にご就任されていることになります!
フォーラムの後は、参加者での交流会でした。
全て終了して外に出てみると、雨でしっとり濡れていました。
そして、本当の最後、直来の食事会でこの日は全て終了しました。
今回のフォーラムでは、ハンガリーのAF財団のこの間の歴史を初めて詳細に渡り知る良い機会となり、今後の日本のWN財団との連携も一層深めて、新たな展開をしていくきっかけとなる一日でした。ワグナー・ナンドールという一人の彫刻家の作品を通して、ブダペスト・栃木県益子町、さらにはハンガリーと日本の交流の促進につながれば、これ以上の喜びはありません!