らてるね賞 2016

Posted by 秋山孝二
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 「らてるね賞(北海道演劇宣伝美術賞)」の授賞式が今年も3月Zooサロン(http://www.h-paf.ne.jp/zoo/about/)で行われました。

* らてるね賞――> http://laterne.blog.so-net.ne.jp/

 「らてるね賞」とは、これまで札幌の文化・芸術の発展、特に札幌の演劇文化や札幌座公演の成功などにもご尽力された故伏島信治さんが、華やかなスポットライトに照らし出された演劇の表舞台を縁の下で支えているフライヤー(公演宣伝チラシ)の製作者・デザイナーに、ささやかにでも優しく灯りを掲げようと創設したものです。現在では、「北海道演劇宣伝美術賞」として、北海道内の演劇の宣伝のためにデザインされて配布されているチラシ・フライヤーの中から、毎年優れたものを選び、表彰する賞として定着しています。

<今年の受賞者の皆さん>

【大賞】 八十嶋悠介さん
【優秀賞】 小島達子さん、小島梨紗子さん
【審査員特別賞】 松浦シオリさん

今年の優秀作品

今年の優秀作品

らてるね賞大賞作品

らてるね賞大賞作品

審査員特別賞作品

審査員特別賞作品

 皆さんそれぞれに、賞状、賞金、副賞のラテルネ(ランタン)が実行委員長の北村清彦さんから手渡されました。そして受賞者がデザインのエピソードや苦労話などをお話されました。

最優秀賞

らてるね賞大賞 八十嶋悠介さん

最優秀賞、優秀賞受賞者

大賞、優秀賞、特別賞受賞者

らてるね(ランタン)

「らてるね(ランタン)」故 伏島信治さんの思いを込めて

 授賞式には審査員の方もご出席になり、制作した方の生のお話を興味深そうに聞いていました。今は、パソコンでかなりのデザインが出来ることをあらためて知りましたし、何よりも公演の内容と製作者の狙いの中、1枚1枚のフライヤーにたくさんの物語が込められていて、演劇の奥深さを感じさせてくれます。舞台上だけでなく、まさに演劇の総合芸術たる所以なのでしょうね。